ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
※11月23日をもって作者は21歳になりました。
5月某日朝、岡山駅にて。
俺「またか…」
四季「シスコンで地雷な由美先輩に変なことされたくないし」ハイライトオフ
ジュリー「だから由美はあたしよりシスコンじゃないのに!!」
朝一番の新幹線のぞみ75号で鈴乃ちゃん、シオンちゃん、ジュリーと岡山入りし、少々岡山後楽園を散策したあと、その日のうちに北上して松江を目指そうとしたら四季ちゃんともう1人赤髪の女の子に捕まってしまった。
シオン「メイちゃんもうちの鈴乃ちゃんを奪いに来るなよ!!」
メイ「うるせえ!!三脚地雷は黙ってろ!!」ハイライトオフ
鈴乃「シオンは地雷じゃないわよ!!」
この赤髪の子は米女メイちゃん。男勝りな性格で、自分の容姿を好まない。四季ちゃんとは同級生で、そこそこうまくやれている様子。鈴乃ちゃんのことも大好きで、鈴乃ちゃんを奪ったシオンちゃんのことをここ最近「三脚地雷」と呼ぶようになった。俺のことは先輩呼びで慕っているのだが。
メイ「とりあえず由美先輩もこの地雷をなんとかしてくれよ」
俺「いや、俺もさっき四季ちゃんにまたシスコン呼ばわりされていじけているんですけど」
メイ「あー…四季もお前の妹ジュリーのことが大好きだからなぁ…。私も鈴乃さんのこと大大大好きだから人のこと言えないけど」
さあ、本題に入ろう。
俺「さて、今日はこのまま島根に抜けるつもりでいました。この前シオンちゃんが島根を小馬鹿にしたからその魅力を知ってもらうのもあるよ」
メイ「シオンの奴そんなこともしていたのか。私の大事な鈴乃さんを奪った挙げ句」
俺「でもうちの相方の仲喜くんは近鉄にキチガイとかほざいたりとか、阪神電車を冒涜していたりとかやっているからそれより平気だぞ」
メイ「由美先輩の記事荒らしとかAqoursの皆さんのヤンデレが健全に見えてきたよ…」
シオン「あのー…島根の侮辱は出来心で」
俺・メイ「反省しなさい(しろ)」ダブルチョップ
シオン「ごめんなさい…」
鈴乃「さあ、モタモタしていないで行くわよ!!」
全員「待ってよー!!」
こうして俺たちの旅は始まった。
〜※〜
乗るのは9:05岡山発のやくも5号。まずは松江まで出よう。11:42着を予定。車種は当然、381系。
381系は1973年から中央西線の特急しなの向けに投入され、以降78年から紀勢本線(きのくに線)のくろしおに、82年からは伯備線のやくもに投入されている。振り子式であるがゆえよく揺れ、そのせいでくろしお向けを「げろしお」、やくも向けのリニューアル車を「ぐったりはくも」とか言って揶揄する鉄オタたちが後を絶たない。…まあ最後の活躍場であるここ伯備線からも黒塗りの高級車273系(*1)の導入で追放されるんだけどね。
俺「そういえばメイちゃんとシオンちゃんもっと話し合おうよ」
シオン「嫌です。僕の黒歴史を掘り起こして地雷認定してきましたから」
メイ「私も嫌だぞ。私の大事な鈴乃さんを奪った挙げ句島根を馬鹿にした三脚地雷の迷惑野郎のことはもう大嫌いだ」
シオン「そういう由美ちゃんも四季ちゃんとお話してあげてよ」
俺「嫌だよそんなの。だって四季ちゃん俺のことをシスコンとか地雷とか馬鹿にしてくるもん」
四季「Me, neither. 私のジュリーを奪った由美先輩の話なんか聞きたくない」
鈴乃「4人共まだ子どもね」
ジュリー「特に由美はもう20歳なのにね」
いや、あなたたちもヤンデレから逃げたくなる時点で子どもなんですけど。というか6人の中で最年長が俺なのに恥ずかしいなこれ。
〜※〜
予定通り、11:42に松江到着。
??「ようこそ島根へ!!よく来たね!!」
俺「あっきー!?」
出たウイング団。これ大波乱の予感しかしないぞ。
俺「えーっと、あなたが今日ここにいるのは」
あっきー「今日はお前を倒すためじゃないぞ。観光案内するつもりでいたんだ」
俺「え、攻撃しないんだ」
あっきー「うん。今はスルーする代わりに、この前からシオンにズタボロに島根バカにされて悲しいから今度ぼたんでも名古屋に送り込む予定だからな」
シオン「やばいよこれ…ぼたんちゃんが来られたら…」
メイ「自業自得」
これから、島根を馬鹿にするのはタブーにしよう。俺の命まで狙われるぞこれ。
〜※〜
というわけでまずは松江城に行こう。松江城は1611年に堀尾吉晴、忠氏親子により築城され、千鳥が羽を広げたようなたたずまいから千鳥城とも呼ばれる。周囲には宍道湖からの水によるお濠、そして石垣を張り巡らし、敵の侵入を防いでいる。そして壁には狭間があり、その狭間から鉄砲や弓矢を放てるようになっている。敵がよじ登ってきた際に利用する石落としもある他、天守閣内に井戸も設けられている。
次に、城下町に行くとわざと道をずらしたりなど、敵の侵入をいかに防げるように工夫したかが窺える。
シオン「だけど最近の敵は魔法とかいろいろ使ってくるから怖いよね」
四季「もし由美先輩がジュリーを守るためにこういうのを築城するとか言ったら私が科学の力で落城させるだけだから」ハイライトオフ
メイ「さらっと酷いこと言うなよ四季…」
あながち間違いではないのでコメントは控えよう。というか中学生で犯罪とかやめてよ。
~※~
昼飯は出雲そば。そば好きあっきーはこのあたりの情報をしっかり手に入れていたから本当に美味しかった。乗る列車は13:36発出雲大社前行き。1両編成の7000系電車によって運転される。地方私鉄にVVVFの新車はやっぱり似合わないが、大手の電車が次々と解体されていく中ではこれからスタンダードになるのかもしれない。
シオン「1両編成は驚きだよ!!」
あっきー「でしょ?」
鈴乃「確かに飯田線でも119系が消えてから2両ばかりだものね」
ジュリー「謎の2ドア…」
俺「それは俺も思った」
そういいながら列車は進む。設計上はほとんどJR西日本の225系と四国の7000系を足して2で割ったような形態だから驚くことはない。しかしドアがふさがれているのがどうも気になる。まあ、それでもドア増設はされないでしょ、行先表示器がついているから。
~※~
出雲大社前駅到着。ここから北に向かえば出雲大社に着く。
出雲大社は大国主大神が奉られている神社で、正式には「いづもおおやしろ」と読む。すでに古事記にも記述されているくらい歴史は古く、大国主大神が天照大神に国を譲られ、その際に建てられた壮大な宮殿が出雲大社の始まりとされる。
現在の本殿は1744年に建立されたもので、太古のものよりかなり小さいのだそうな。
俺(中部高速鉄道が末永く運営できますように、そして、今度の6月11日に無事にゴールインできますように)
俺は横浜の男の娘系お嬢様御門勇輝くんと婚約しており、彼が誕生日を迎え二十歳になる6月11日に籍のみ入れることにしている。一応俺の姓は青山のままで、婿養子を取るという感じだ。…まあ相手もこの前フタナリ化したんだけどね。
他の人の願いは聞いていない。というか聞いたらプライバシー侵害で訴えられそうだ。もとい四季ちゃんあたりから青山由美消えろとか聞こえてきたような…気のせいか。
~※~
というわけで、特急で出雲市駅まで戻ることにしよう。また1両編成だけど、まあいいか。出雲市まで3駅の旅だ。
出雲市到着後。
シオン「これからどうする?」
俺「ちょっと宍道湖のほう行きたいな」
四季「じゃあ私はジュリーと石見銀山に行きたい。そうすれば私の嫌いな由美先輩と離れられるから。メイも行くでしょ?」
ジュリー「あたしに選ぶ権利はないのね」
四季「だってジュリーは私のものでしょ?」
ジュリー「そうだけど」
メイ「私は嫌いなシオンと離れられて愛しの鈴乃さんといられるならどこでもいいが、本音はAqours後援会代表の由美先輩ともっと親睦を深めたいぜ」
シオン「僕は浜田の方に行きたいかな。元三江線キハ120のお膝元も見たいんだ」
メイ「じゃあ私は宍道湖に行くよ。ごめんな四季」
四季「その代わり絶対に生きて帰ること。約束」
メイ「うん!!」
鈴乃「メイと一緒…?まあ私も宍道湖行きたかったからいいけど」
メイ「私から離れるのはタブーだからな」
その時だった。
しずく「シオンさん見つけた!!」
シオン「しずく!?」
しずくちゃんのハイライトはない。
しずく「ねえシオンさん、さっきまで行動していた人の中で鈴乃さん、ジュリーさん、由美さん、それからあっきーさんはまだわかるけど、この2人の女の子は…誰?」
メイ「私は米女メイ。愛しの鈴乃さんを奪った挙げ句ここ島根を馬鹿にしやがったシオンのことがとにかく憎いんだ!!」
四季「私は若菜四季。ジュリーのことが大好きなだけ。以上」
しずく「シオンさん、島根県を馬鹿にしたんですね。そうでしたか…」
シオン「しずく様子が変だよ?」
しずく「島根を馬鹿にしている暇があるならこれから道中私を愛してください。まずはそこの路地裏に行きましょう♪」ハイライトオフ
シオン「いやああああああ!!」
メイ「真面目に清々したわ。ざまあみやがれ」
本当にシオンちゃんのことがメイちゃんは大嫌いらしい。
俺「…とりあえず俺のところには来ないといいが」
あっきー「だけどきよっぴーあたりがウロチョロしていそうで怖いんだよねぇ…」
俺「あー…」
その時だった。
??「あっきー、迎えに来たわよ?」
??「私も同行して来てみたんだけど…」
あっきー「のぶにゃん!?」
俺「リリー!?」
のぶにゃん「今日の昼間、ぼたんちゃんを名古屋に送り込むとか言ったのはあなたでしょ?」
あっきー「それは俺だけど。だって島根をこてんぱんに馬鹿にされてむちゃくちゃ悔しいし悲しいもん」
のぶにゃん「だけど由美ちゃんの住む名古屋のほうが散々コケにされてばかりなのよ?それに僕たちの活動拠点広島も岡山と比べると不利なところだってあるのよ?」
あっきー「うぐっ…」
のぶにゃん「とりあえず今日は反省のために、一緒に帰ろうね♪」
あっきー「やめろーーーー!!」
ウイング団…何気に俺を倒すという目標は後回しかよ…。
リリー「それはそうと由美ちゃん、この女の子と仲が悪いという話を小耳に挟んだんだけど」
四季「うん。由美先輩は私のジュリーを勝手に奪ってきたもん」
俺「俺もこの四季ちゃんにシスコンとか言われてすごく傷ついています」
リリー「四季ちゃん、よく聞いてね。由美ちゃんは地雷扱いされても機械工学を学んで頑張っているの。それに鉄道の知識もかなり豊富だし、話しているとすごく楽しいのよ?だからそんなことで嫌いなんて吐き捨てないで!!」
四季「由美先輩…本当にごめんなさい!!」
俺「俺も本当にごめん!!」
四季「由美先輩…これから仲良くしてくれる?」
俺「もちろん!!」
四季「ジュリーと連帯で愛が重くなっても許す?」
俺「それも大歓迎です」
四季「言質取ったからね?」
ジュリー「やれやれね…」
リリー「それはそうとシオンちゃんはどこへ行ったのかしら?」
メイ「あんまり言いたくないけどしずくさんに連れられたんだ。さっきの梨子さんの言葉を聞いてすぐにでも謝りに行きたいんだが」
リリー「じゃあそのうち…」
そんな他愛もない会話を繰り広げていると、シオンちゃんとしずくちゃんは戻ってきた。
メイ「シオン…これまで本当にごめん!!」
シオン「こっちもごめんね島根を馬鹿にしちゃって!!」
メイ「これから仲良くしようぜ」
シオン「うん!!」
鈴乃「この辺もやれやれね…」
しずく「そうですね。とりあえずシオンさんがメイさんにベッタリにならなければそれで良いところですが」
そう言いながらもう夜だ。
リリー「じゃあ今日はここで泊まって、明日宍道湖と浜田を回って新山口からのぞみで帰る。そうしましょうよ」
全員「賛成ー!!」
今回、なんとかして四季ちゃんと俺、メイちゃんとシオンちゃんはリリーの仲裁もあって仲直りすることができた。そして翌日宍道湖、浜田、スーパーおきと楽しみ、帰り際に実験レポートが残っていることに気づき絶望してしまったのはまた別の話。
次に進みたいので今回はここまでです。
次回、踊ってみたで炎上…!?