ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
2022年6月某日、若宮大通駅にて。僕は矢場とんの味噌カツを食べたあとに東郷町の再発見に行こうとしていた。修学旅行?もう終わりました。いじめこそ受けませんでしたが、僕自体が運営に回されたからものすごく大変でした。
とりあえず待っていたらぽむちゃんがやってきた。
ぽむちゃん「あれ?シオンちゃんじゃん。今からどこに行こうとしているの?」
僕「今から僕、東郷町に行こうかなって思って。愛知県の再発見をするの」
ぽむちゃん「じゃあついていっていい?」
僕「いいけど、かなりオタクな旅になるよ?」
ぽむちゃん「いいもん、暴走したら絶対に阻止してあげるんだから♪」
まずかなり大波乱の予感を感じた。
僕「それはそうと侑ちゃんは?」
ぽむちゃん「侑ちゃんに今回は内緒でここまで来ちゃった♪」
僕「知らんぞ侑ちゃんが覚醒しても」
ぽむちゃん「フフッ♪そうなったら私、今回は嬉しいかも♪」
…って、この前月光市で覚醒侑ちゃんに捕まったときのぽむちゃん、むちゃくちゃ嫌そうにしていたんですけど。まあそんなツッコミは確実に通用しないでしょ。
僕「じゃあ行くよ!!」
ぽむちゃん「うん!!」
というわけで、中部高速鉄道名豊本線のホームに移ろう。
~※~
乗る列車は普通列車の静岡中央行。G3200系の3両編成だ。というか1M2Tの3両編成増えたな…。一応5~10分に1本の頻度でやってくるから大型車体である以外は地下LRTに近い。というかコイツも足助黒坂駅には停車しないんだよねぇ。
ぽむちゃん「シオンちゃんは東郷町に着いたらまずどこに行くの?」
僕「まずはららぽーと愛知東郷に行こうかなって」
その時だった。同じ車両の前方で侑ちゃんが1人の清楚な少女と話していた、というよりあの少女はしずくと思われる。
ぽむちゃん「あれ?侑ちゃんじゃん。また他の子と話してる。というより侑ちゃんのほうが嫌そうにしているんだけど…」
僕「まずい僕がいることバレたら…ってここ最後尾だし詰んでるじゃん!!」
??「やっぱりシオンさんがいた!!侑先輩、行きますよ!!」
侑「待ってよしずくちゃーん!!」
終わったなこれ。吊り掛けとインバータとディーゼルエンジンの轟音が響いているにも関わらずその声は聞こえた。
僕「どうしてこっちに来るのさ!?」
しずく「大好きなシオンさんがいたらシオンさんのもとに行かないわけにはいきませんから」
僕「参ったなこりゃ」
しずく「それはそうと、そのお隣の方は誰ですか?」
僕「この子は上原歩夢ちゃん。そこにいる高咲侑ちゃんの幼馴染なんだけど、僕のことも大好きみたいで」
ぽむちゃん「よろしくお願いします。とりあえず侑ちゃんを返してください」
しずく「わかりました」
侑ちゃんが戻ってきてからのこと。
しずく「私は鎌倉出身の桜坂しずくと申します。シオンさんのことが大好きで大好きで」
ぽむちゃん「ふーん…しずくちゃんも、シオンちゃんを狙っているんだぁ…」
しずく「歩夢さんも侑先輩と同様にシオンさんのことが好きなんですか?」
ぽむちゃん「もちろん。その好意は、シオンちゃんの幼馴染のトワちゃんや、中学でできた親友の鈴乃ちゃんに負けないんだから!!」
しずく「ですが、私も負けていません。シオンさんの話によれば名古屋以外の最初の友人が私なのですから」
本当は愛さんなんだが、あの時点では幼かったので自分はすっかり忘れていたというのは内緒。
侑「もう自慢話はやめようよ」
しずく「そうですね」
ぽむちゃん「じゃあ、これからは3人で愛していこうね♪」
しずく「それがいいと思います」
僕「えーっと…僕に選択肢は」
侑「ないです」ハイライトオフ
ぽむちゃん「3人分の愛をちゃんと受け取ってくれるよね?」ハイライトオフ
しずく「NOとは言わせません!!」ハイライトオフ
僕「やめてよおおおおお!!」
しかもこの3人、数年後にも一緒に活動するというのだから怖い。
〜※〜
あいち東郷駅着。歩いてららぽーと愛知東郷まで行こう。
僕「さあ、何買おうかなぁ〜?」
しずく「好きにはさせないよ?」
僕「うぐっ…」
必ずこれだからね…。
〜※〜
WEGOにて。すぐに試着室に放り込まれた挙げ句、いわゆる量産型地雷系コーデを投げ込まれ…、
僕「こんな可愛い服僕には似合わないよぉ〜!!」
とりあえず着てみることにしよう。
そして、
侑「地雷コーデのシオンちゃんもかわいいYO!」
そして散々写真をみんなに撮られた挙げ句…、
僕「消して」
しずく「これはただただ眺めて寂しいときに涙を流すために使おうかと」
ぽむちゃん「侑ちゃんもいないときにシオンちゃんの写真で涙を流したいなって」
僕「それは全然大丈夫じゃないよ!!ヤンデレかよ!!」
しずく「私はずっと狂っていたいんです。会えなくなると寂しくて死んじゃうかも…」ハイライトオフ
ぽむちゃん「私はヤンデレでもメンヘラでもないもん!!」
侑「私は消すよ。シオンちゃんは今のシオンちゃんがいいし」
僕「侑ちゃんありがとう…」
〜※〜
さあ、夕食の時間になってしまった。たいめいけんで食べることにしよう。
しかし、悲劇は再発する。
ぽむちゃん「今から正二十面体のサイコロを3つ振るね。このサイコロには全部1面だけ『シオンちゃん以外』、それ以外の19面が『シオンちゃん』が書かれているの。この面が出た人だけオムライスを食べられるんだよ?」
しずく「え、シオンさんの面が出たら食べられないということですか?」
ぽむちゃん「うん。しかも全部『シオンちゃん以外』じゃないと私たちは食べられないの。だから、私たちが食べられるようになんとかして頑張るよ!!」
侑「そういえばお金は…」
ぽむちゃん「『シオンちゃん以外』が出たらシオンちゃんの自腹。『シオンちゃん』が出たら、私のシオンちゃんのためを思って私が自腹を切るよ」
侑「よし、8000分の1の確率にかけよう!!」
ぽむちゃん「その意気だよ、侑ちゃん!!」
なんかその8000分の1に当たりそうで嫌だよ。ラヴィットでの見取り図のあの人(*1)が脳裏に!!
そして出たサイコロの面は…?
『シオンちゃん以外』
『シオンちゃん以外』
『シオンちゃん以外』
僕「うわああああん!!このオムライスの代金全部払うの僕が!?」
しずく「何を言っているのですか?手取り年収450万円の人がとぼけたことを言わないでください!!」ハイライトオフ
僕「オムライスは無理でもカレーやハンバーグステーキなら食べてもいいよね!?」
侑「え、何言ってるの?シオンちゃんは晩ご飯抜きだよ?他のフードコートにも行っちゃだーめ♥帰るまでは水分以外全部禁止ね♪」ハイライトオフ
僕「そんなの理不尽じゃん!!お前ら自腹とか食事NGとかふざけるのも大概にせえよ本当にもう!!」
流石に我慢できず、由美ちゃん以外の前で封印していた暴言を解禁することにしたが…、
ぽむちゃん「だったら殴られても文句言えねーよなぁ!!」ハイライトオフ
ボコッ!!ドガッ!!バキッ!!
…はい、理不尽に殴られた挙げ句、オムライスどころか夕食すら食べさせてもらえなかった鳳来寺シオンでありました。
〜※〜
心がズタボロの中だが、夜も遅いので新居町に向かうことにする。
湖西新居町着。明日も学校はないから一旦英気を養おう。
しずく「それではこのへんで解散に…」
その時だった。
由美「なーんか東郷町のあたりで女子3人組が女子鉄1名をいじめていたという話を小耳に挟んだんだが、気の所為かな?」
ぽむちゃん「私はシオンちゃんのためを思ってやったんですよ?由美さん勘違いしないでください!!」
しずく「そうですよ!!かわいい服を着せたのも、夕食を食べさせず自腹にしたのも、ぜーんぶ私たちの愛するシオンさんのためなんです!!」
侑「シオンちゃんには私たちの苦しみを味わわせるべきなんですよ!!」
由美「ふーん…そうやって言い訳するんだぁ…」ハイライトオフ
しずく「由美さん、なんか怖いですよ…?」
由美「仕方ない…俺の大事な大事なシオンちゃんをいじめたんだから、お仕置きだ」ハイライトオフ
僕「僕はどうすれば」
由美「とりあえずオムライスを作って楽屋の方に置いておいたからそれを食べて今日は寝なさい。とにかく疲れていると思うから無理はしないで英気を養うんだよ?」
僕「由美ちゃん…ありがとう!!」
由美「さあ3人とも、覚悟はできているよね?」ハイライトオフ
3人「いやああああああ!!」
案の定3人は由美ちゃんにフルボッコにされ、更には中部高速鉄道の上層部からも厳重注意を受けた。ヤンデレでもあれはやり過ぎというのは思ったが、ヤンデレAqoursの被害者が言うんだから間違いはない。ざまあみろ本当にもう。
迷っていた中でやっと一歩進んだ…。今後は本編でも侑、歩夢、しずくの3人の絡みが見られるようにします。
次回はあの2人がとうとうゴールイン…!!