ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
【歩夢 side】
7月の某土曜日、名古屋駅にて。不安だから侑ちゃんの後を追っていたんだけど…、
侑「トワちゃん、今日はどこに行く?」
トワ「今日は歩夢ちゃんにもシオンちゃんにも内緒で、ジャズドリーム長島に行ってみようよ!!」
えっ…侑ちゃんがトワちゃんと一緒にすごく楽しそうにしてる…。もう男の娘にまで手を出すの…?
私の知らない侑ちゃんがいる…。それに、今の光景を見たらシオンちゃんも嫉妬しそう…。
そうだ。今日はシオンちゃんと共同で作戦を立てて、侑ちゃんの心を鷲掴みにしてみせるんだから!!
〜※〜
というわけで、今からシオンちゃんを名古屋駅に呼ぶことにしました。
シオン「そんなことで呼んだの?」
私「いけなかった?」
シオン「だって受験勉強が…」
私「侑ちゃんを捕まえるより大事なことなんてないんだよ?受験勉強より大事でしょ?」
シオン「うぐっ…ぽむちゃんに言われると言い返せない…。それで、何か提案とかはあるの?」
私「この前月光市でコスプレしたときすごく楽しかったから、今回は侑ちゃんを騙せるくらいに完璧にそのキャラになりきって、最後は侑ちゃんに私が大好きだって言わせるの」
最後どうなるかは、私も知らない。
シオン「それなら僕も協力するよ。幼馴染のトワちゃんの本当の思いも聞き出すチャンスだからね」
私「よし、2人で頑張ろうね♪」
シオン「作戦開始であります!ヨーソロー!!」
こうして私たちの策略は始まった。
〜※〜
というわけで、やってきたのはジャズドリーム長島。2人が行くって言っていたから、絶対にここにいるはず。
シオン「やっぱりトワちゃん…すごく楽しそうだね…」ハイライトオフ
私「嫉妬心の強い、今がチャンスだよ!!」
さあ、計画を実行しよう!!どのコスプレをするかは、読者の皆さんにもここでは内緒にします。
【歩夢 side out】
【以下、特記事項がない限り侑 side】
ジャズドリーム長島に到着後は、トワちゃんと分散行動。
私「やっぱりこんなに可愛い服は似合わないよ…」
その時だった。
??「あれ?侑ちゃん、こんなとこにいたんだ」
私「曜さん…?って歩夢じゃん!!どうしてそんな恰好をしているの!?」
偽曜(歩夢)「えっ、歩夢?侑ちゃん何言ってるの?私は曜ちゃんだよ?」
曜さん…と思ったらそのコスプレをした歩夢が現れたの!!
私「どこが曜ちゃんなの?どこからどう見ても歩夢なんだけど!!」
しかし、歩夢のコスプレは完璧ではない。水色のカラコンをはめていることと、確実に声を無理して低めにしているのがバレバレである。
偽曜(歩夢)「そんな…侑ちゃん私のこと忘れちゃったんだ…」ハイライトオフ
私「ひっ…」
ギュッ
いきなりハグされたんだけど!!
偽曜(歩夢)「どうして忘れちゃうの?私は侑ちゃんのことが大好きなんだから、忘れちゃダメなんだよ?ねえ聞いてるの侑ちゃん!?うわああああん!!」ハイライトオフ&ナミダボロボロ
私「だから歩夢離してよ!!」
偽曜(歩夢)「だから私は上原歩夢じゃないもん!!渡辺曜だもん!!」ハイライトオフ&ナミダボロボロ
私「とにかく離せえええ!!」
そして落ち着いたところで言及してみよう。
私「じゃあさ、その少々濃いめの肌の色は何かな?約15年も幼馴染をやっていたらお化粧くらい見破れるからね?」
カラコンについて言及したらそれこそヤバいことになるので控えよう。
偽曜(歩夢)「これ?実はこの前、果南ちゃんのダイビングショップで日焼けしちゃって、そうしたら色が濃くなったのであります」
日焼けした…?
私「…なわけあるかぁー!!」
偽曜(歩夢)「それより、今から長島の海に飛び込もうよ!!」
私「だから離してよ歩夢…」
偽曜(歩夢)「歩夢じゃないのであります!!曜ちゃんであります!!さあ行くよ!!ヨーソロー!!」
私「いやああああ!!逃げろおおおおお!!」
こんなこと誰が考えたんだ…?歩夢単独では思いつかなさそうなんですけど…。
ということで、再度買い物を進めよう。
〜※〜
次はSEIKOの腕時計を見ていこう。今度シオンちゃんの誕生日にあげようと思うんだ。
そして見ていた、その時だった。
私「あれ?ルビィさんじゃないですか」
??「ピギッ…!!」
私「…って、また歩夢!!」
偽ルビィ(歩夢)「歩夢?」
私「曜さんの次はルビィさんに変装するんだ!!今度はルビィさんだと言い張るんだ!!」
偽ルビィ(歩夢)「侑ちゃん何言ってるの?ルビィだよ?」
私「ルビィちゃんに変装しても無駄だよ?歩夢の変装なんて侑ちゃんアイがあれば見破れるのだ☆」
偽ルビィ(歩夢)「そう?」
私「それにそこまで埋もれたいくらいの大きな胸は、歩夢の証拠なんだからね!!」
偽ルビィ(歩夢)「これ?実は中に詰め物してるんだ〜。だから触っても感じないんだよ♪」
詰め物…?の割には本物っぽい。
私「それでそんなラインが出るかー!!」
偽ルビィ(歩夢)「今日の侑ちゃん、なんか変じゃない?熱でもあるのかなぁ?」
とりあえず後ずさりしよう。
偽ルビィ(歩夢)「どうしたの侑ちゃん?あっ、分かった、ルビィのお姉ちゃんがいないから寂しいんだ!!」
私「寂しくなんかないよぉ!!」
偽ルビィ(歩夢)「侑ちゃんったら本当に寂しがりやなんだから、今から一緒にお姉ちゃんのところに行こうね〜♪」
私「嫌だ離してよ!!離せええええ!!」
とりあえずまた逃げ切れた。先が思いやられるなぁ…。
〜※〜
とりあえず買い物は一旦中断して、ゴディバのチョコレートシェイクでも飲むか。
あ〜!!美味しい〜!!高級感あふれる味がする〜!!
その時だった。
トワ「侑ちゃん!!いろんなスクールアイドルにコスプレした人を見かけなかった!?」
私「見かけたけど、もしかして歩夢のこと?」
トワ「えっ、全員歩夢ちゃんなの!?」
私「そうでもないと思いたいけど、ああいうの思いつくのは、君の幼馴染兼元三脚常習犯くらいだから、絶対裏でもう1人くらい回していそうな気がするんだ」
トワ「あーね」
とりあえず飲み進めよう。そして次はどこを見ようかな…。そう思っていた、その時だった。
??「あっ、トワちゃん見つけた!!」
トワ「…あれ?千歌さんじゃなくて、シオンちゃんじゃん!!」
??「侑ちゃんも一緒だね」
私「隣にいるのは月さん…じゃなくて歩夢だよ!!」
うわ、歩夢とシオンちゃんがグルになっていたんだ。
トワ「えーっと…侑ちゃんが言いたいのはこういうふうに歩夢ちゃんが変装してるってことかな?」
私「そういうことだよ!!」
偽千歌(シオン)「えー、千歌なのに、どうしてトワちゃんはシオンちゃんの変装だなんて言うの?千歌の顔を忘れちゃったなんて、寂しいよぉ…」
偽月(歩夢)「侑ちゃんも酷いよ!!僕は曜ちゃんのいとこの月なのに!!僕の顔を忘れちゃったの!?」
トワ「侑ちゃんは月さんのこと歩夢ちゃんに見えるんだよね?」
私「うん!!幼馴染の面影なんて、15年間やっていればすぐにわかるよ!!」
トワ「僕も、シオンちゃんの幼馴染をやっていたらすぐにわかるもん!!」
【歩夢 side】
ふふっ♥2人とも混乱してる♥シオンちゃん、作戦大成功だよ♥♥
【歩夢 side out】
偽月(歩夢)「もしかして侑ちゃん、歩夢ちゃんのことは大大大好きなんじゃないのかな?」
私「えっ…私が歩夢のこと大好き…?」
偽千歌(シオン)「トワちゃんだってそうだよ。だから千歌のことを見ても、シオンちゃんに見えるんだと思うよ」
トワ「別にシオンちゃんは大親友以上恋人未満で、それ以上には行きたくないの!!」
私「私も歩夢のことは恋人なんて思っていないよ!!」
偽月(歩夢)「じゃあなんで曜ちゃんもルビィちゃんも僕も歩夢ちゃんに見えるのかな?ん?本当の気持ちって自分だとなかなか気づかないものなんだよ?」
私「だから一線なんて超えたくも思ってないのに!!」
トワ「とりあえず侑ちゃん話がややこしくなる前に逃げるよ!!」
私「あっ!!待って!!」
トワちゃんに引っ張られ、チョコレートシェイクを手にしながら逃げる私でありました。
〜※〜
トワ「どうして歩夢ちゃんに面と向かって恋人なんて思っていないとか言っちゃうのさ!!あんなこと言ったら、下手をすると君の命がなくなるんだよ!?」
侑「ひっ…どうしよう…」
トワ「こりゃ2人揃って死を覚悟するしかないね…」
【歩夢 side】
侑ちゃんが私を恋人未満だって思っていたなんて…許せない!!
シオン「あれ?ぽむちゃんすごく真っ黒なオーラが出ているんですけど…」
私「恋人って思っていないなんて聞きたくなかったよ…」ポロポロ
シオン「だけど、僕はあれで満足。鈴乃ちゃん、すずかちゃんと4人でずっと活動したいって、それは僕も同じ気持ちだからね」
私「もういい」
シオン「えっ?」
私「今から、侑ちゃんのこと、裏でボコボコにしてやる!!」
シオン「怖いよこれ…」
【歩夢 side out】
しばらくしたら、ごく普通の格好をしたシオンちゃんと、それからいつもと雰囲気の違う歩夢が現れた。というのも、私に対する殺気が湧いている一方で、リップにネイルまでしっかりおしゃれしている。南国急行鉄道で逃げた日の歩夢より酷いかも。
まず、トワちゃんの方から先に見ていこう。
トワ「やっぱり…」
シオン「どうしたの?」
トワ「シオンちゃんはシオンちゃんのままがいいよ…」
シオン「どういうこと?」
トワ「他のスクールアイドルとか由美ちゃん、仲喜くんとかに変装するのはシオンちゃんらしくないもん」
シオン「ごめんね、トワちゃん…。流石、幼馴染だね…」
トワ「こっちこそ、ワガママでごめんね…」
シオン「じゃあ今から矢場とんでも食べに行こうか」
トワ「そうだね、行こう行こう!!」
こうして、2人は事なきを得たのであった。
一方、私はというと、
歩夢「ねえ侑ちゃん、さっき私が変装していたときの、『恋人なんて思っていないよ』って、どういう意味かな?」ハイライトオフ
むちゃくちゃほっぺをつねられて痛い。
私「一線を超えるなんて、まだ早いってこと。オトナの世界に進むなんて、時期尚早にも程がある気がするんだけど…」
歩夢「そんな…侑ちゃんはそんな酷いことを言う子じゃない!!私を傷つける言葉なんか言わないのに!!こんなの侑ちゃんじゃないよ!!」ハイライトオフ
私「歩夢怖いよ!!」
歩夢「とりあえず、今からあなたのことは裏に連れ出す。そして、侑ちゃんは私のもの、私は侑ちゃんのものだって、ちゃあんと、わかってもらうからね♥♥」ハイライトオフ
私「なんでこうなるのさーーーー!?うわあああああん!!」ナミダボロボロ
このあと私は歩夢にかつてないほどキレられボコボコにされました、それも作者の力量不足で書けなかったり、そうでなくともR-18指定がかかるレベルになったりするくらいに。お陰で夜飯も抜きになっちゃったよ…。
次回はまたおじゃる丸のパロディを予定。
しかし、そろそろ近鉄祭りの時期が近くなったのと、海外研修書かなきゃ。