ラブライブ!シリーズ Linked by Trains since 2021 作:松浦南北
※番外編なのでシオンはフタナリではありません。
2023年3月某日、新大阪駅にて。今回はサンダーバードで北陸に、そして次の日にはそのまま普通列車と特急ひだで高山まで抜ける予定だ。誰と集まっているかというと…、
ぼたん「寿司テロニュースがあったからあんまり行きたくなかったんだけどなぁ」
しずく「それでもぼたんさんには社会勉強が必要だってウイング団のみなさんが言ってたよ」
ぽむちゃん「そういうシオンちゃんだって楽しそうじゃん」
僕「だって久々に金沢行けるんだもん」
侑「蓮ノ空の人たちにも会いたいなぁ…」
ぽむちゃん「侑ちゃん、程々にしようね?」ハイライトオフ
比奈「私は蓮ノ空の人、特に乙宗さんには会いたくありません。見つかった瞬間にヤンデレ化してしまいますので」
かすみん「確かに、比奈先輩が金沢のアイドルにもみくちゃにされる姿は見たくありません!!」
比奈ちゃんに加え、ぽむちゃん、侑ちゃん、かすみん、しずく、そしてウイング団のぼたんちゃんの合計6人。
ぽむちゃん「さあ、モタモタしていないで、そこのサンダーバードに乗るよ!!」
全員「待ってええええ!!」
こうして僕たちの旅は始まった。
〜※〜
乗り込んだ特急サンダーバード7号は12両編成。前9両が683系4000番台、後ろ3両は681系だ。京都駅を過ぎると湖西線に入り、近江塩津通過後は長大トンネルを抜け、敦賀に到着。その後も長大トンネルを1つ抜け、福井、芦原温泉、加賀温泉、小松、松任、そして終点金沢と停車し、列車旅はここで終わりだ。
11:02金沢着。まずは兼六園に行ってみよう。バスで十数分の距離にある、前田利家ゆかりの庭園だ。隣の金沢城も壮大だなぁ。
かすみ「ぼた子はここに来たのは初めて?」
ぼたん「ああ。何度も由美やシオンから遠征エピソードは聞いていたけど、俺が自ら兼六園自体に足を踏み入れたのは初めてさ」
比奈「それにしても、緑が壮大で綺麗ですね」
僕「でしょ?僕のおすすめスポットです☆」
続いて向かうのは長町武家屋敷跡。香林坊の外れにある、江戸時代からの古い町並みが並ぶ。
そんなこんなでお昼の時間になってしまった。町屋cafe くりの樹に入ろう。
チキンとエビのクリームライスは疲れた体を癒やしてくれる。こういう塩気のあるものが昼はいいよね。侑ちゃんやぽむちゃんはほうじ茶ワッフル、比奈ちゃんとぼたんちゃんはおひつごはん、そしてしずくとかすみんはソース焼きそばを注文。しかし作者や僕よりみんな大食いなんだね…。
さて、食べたあとはあめの俵屋に向かおう。創業200年を超える歴史ある飴屋さん。米と麦から麦芽糖を取り出して飴を作っているのだ。
ぽむちゃん「いっぺん入ってみようよ」
侑「だね」
そして7人で飴作り体験を行う。この飴は持ち帰り、今日の晩にいただくことにしよう。
〜※〜
次に向かったのはひがし茶屋街。着物はレンタルできるがみんなでここはスルー。写真を撮って、また遠征動画でも作ることにするか。
ぽむちゃん「今度の動画はちゃんと、虹ヶ咲の曲を使ってくれるよね?」
僕「えっそれは…北陸だから作者がやっていたリズム天国の曲を」
ぽむちゃん「やっぱりリズム天国のほうが大事なんだ!!」
しずく「そうですよ!!毎回毎回私たち以外の曲が使われてそろそろ限界です!!今度こそニジガクを使ってください!!」
僕「わかりました…」
はい。動画の投稿傾向がバレました。仕方ないから次は夢が僕らの太陽さでも使うか…。
〜※〜
今日は片山津温泉に宿泊することにしてある。そして明日高山に抜けてそのまま下呂温泉に立ち寄り、名古屋に帰る方向でいる。
普通列車で加賀温泉駅に向かうのだが…。
僕「座れてよかった…」
かすみん「そうですね…ここに来るといつも混雑地獄ですけど、今回は良かったです〜…」
作者とか僕らは頻繁に普通列車を使うけど、金を稼いでいる正社員の皆さんは絶対に真似をしないでください。だけど加賀温泉からバスはきつかった…北陸鉄道片山津線さえ残っていれば…。
夜は旅館で懐石料理を頂き、そしてあめの俵屋の飴を寝る前に舐め終え、明日に備えよう。
しずく「おやすみなさい、シオンさん」
比奈「明日も楽しみですね♪」
僕「うん。おやすみ」
〜※〜
次の日、片山津温泉からバスで加賀温泉に向かい、そして…、
ぼたん「普通列車にするか、特急で向かうか、それが問題だ」
しずく「ハムレットみたいなこと言わないでよぼたんさん!!」
比奈「私は普通列車で大丈夫だと思いますが…」
ぽむちゃん「とりあえず一番早い特急ダイナスターで向かおう」
侑「だね」
このまま金沢まで抜けちゃおう。
〜※〜
金沢着。この際に悲劇が起きる。
??「千光寺さん見つけた。どうしてボクから逃げようとするの?」
ぼたん「夕霧さん!?…いや綴理!?」
綴理「昨日千光寺さんたちが金沢に来ていたことは、ボク知っていたの。それなのに千光寺さんが連絡もしてこないで、ボク寂しかった」ハイライトオフ
ぼたん「…で、俺のことをどうするんだよ」
綴理「これでもう、虹ヶ咲のみんなとの時間はおしまい。一緒にボクらの楽園に行こうね♥」ハイライトオフ
ぼたん「やめろおおおおおお!!」
かすみ「あっぼた子待ってええええ!!」
比奈「行ってしまいましたね。とはいえ私も寒気が致します」
僕「えっ、まさか…」
??「澁川さんもいたのね」
比奈「乙宗さん?どうしてここに…」
梢「夕霧さんの情報を頼りに、ここまで来てみたらちょうどいたの。さあ、澁川さんも蓮ノ空にイキマショウ♥」ハイライトオフ
僕「乙宗さんが比奈ちゃんを連れ出すなんて、僕が許しません!!」
梢「死にたくないなら、離してちょうだい」ハイライトオフ
僕「ひっ…」
梢「サア、イクワヨ♥」
比奈「誰かあああああ!!」
比奈ちゃんまで行ってしまうなんて…、
ぽむちゃん「どうして他の子ばっかり…」
僕「は?」
一瞬で僕はキレた。
僕「てめぇいい加減にしろよ!!」
そして僕はぽむちゃんを一発殴った。
歩夢「痛いよぉ…シオンちゃんどうしてそんなに酷いことするの…?」
僕「2人も大事な仲間を蓮ノ空に奪われて、それでニジガクだけのものとか言い出すだなんて…俺の心の苦しみがわかるかこのボケ!!」
侑「シオンちゃんやめて!!」
僕「侑ちゃんも黙ってろ!!」
侑ちゃんについても容赦なくどつき倒す。
かすみん「シオン先輩ふざけないでください!!侑先輩も歩夢先輩も怪我したらどうするんですか!!」
僕「嫌だよ!!とにかくとどめを刺すまで2人をボコさないと気が済まないの!!てかかすかすもしずくも本気でぶん殴りたいんですけど!!」
しずく「それならこうするしかありません!!こんなにハイライトを真っ暗にしてどうするんですか!!疲れている証拠ですよ!!」
そして僕は電撃が走るとともに意識を失った。またスタンガンをしずくに撃たれたのだろう。作者も荒れたときはそうできるといいのに…。
〜※〜
そして目が覚めると、新幹線かがやきで富山駅に向かう途中だった。
僕「やっぱりぼたんちゃんも比奈ちゃんもいないなんて…」
しずく「作者の作品だから必ず生きて帰るはずです。シオンさんいっつもいっつも杞憂ばかり…」
ぽむちゃん「そうだよ。死ぬなんて絶対にないんだから!!ね、安心しよ?」
僕「そうだね…僕、もっといい方向に考えるよ」
かすみん「それでこそとってもキュートなシオン先輩ですよ☆」
侑「だけどあのときの尻もちは痛かったよ」
僕「それはごめん…」
侑「それでも今後シオンちゃんが暴れたら私も止められるように努力するからね!!」
ぽむちゃん「私も今回は油断していたよ…」
いや、色々怖いんですけど…。
〜※〜
富山駅下車後、直ちに特急ひだ8号に乗る。越中八尾、猪谷、飛騨古川と停車したらあっさり旅は終わりだ。
お昼はラーメンにしよう。
しずく「高山ラーメンも美味しいですね♪」
かすみん「シオン先輩の勧めてくれたラーメンはいつでも格別です☆」
僕「えへへっ、ありがと」
ラーメンはいつでも外さない。はっきり分かんだね。
食べたら古い町並みを写真に収め、13時34分発の特急ひだ12号に間に合った。このまま2駅乗り、下呂温泉に向かおう。
〜※〜
下呂駅着。ここでひとっ風呂浴びよう。日帰り入浴スポットは知っている。
侑「朝からズタボロな心と体が癒やされる〜…」
僕「ごめんって…」
その時だった。
かすみん「あれ?由美先輩じゃないですか」
由美「こんにちは。みんなむちゃくちゃ疲れているっぽいんだけど」
侑「シオンちゃんがぼたんちゃんと比奈ちゃんを連れ出されただけでブチギレて、押さえるのにむちゃくちゃ苦労したんだ…。しかも私と歩夢は投げ倒されたし…」
由美「うわぁ…俺みたいだ…」
ぽむちゃん「だけどしずくちゃんがスタンガンを撃って暴走を止めてくれたから大事にならずに済んだよ」
由美「あのねぇ、何度も言ってるだろ俺みたいになるなって」
僕「ごめんなさい…」
由美「うちも母さんやそーちゃんを家で投げ飛ばしたことは多いけど、流石に外で他者に暴力はいかんって。それに一歩間違えれば歩夢や侑ちゃんが病院送りになっていたんだぜ?」
しずく「止めてよかったですね」
かすみん「だね」
由美「もうやらないね?」
僕「…はい」
なんとか一件落着。
ぽむちゃん「それはそうと由美ちゃんはどうしてここに?」
由美「四季ちゃんとメイちゃんが下呂温泉行きたいってことでやってきたんだけど、2人だけ先に出てお土産買っているから俺1人になったの」
侑「ということは」
由美「今日中に名古屋に帰ります」
しずく「私たちと一緒ですね」
由美「だね」
まさかの由美ちゃんが以降一緒になりました。
その後下呂駅に戻り、お土産に朴葉味噌を購入して帰ろう。
メイ「シオンや歩夢さんもいたのか」
四季「とりあえず一緒に名古屋まで戻る?」
僕「もちろん!!」
由美「ほのぼのしてていいなぁ…」
帰りに乗る列車は特急ひだ16号・36号。2時間でなんとなかった…。
みんな帰りは寝てしまっていた。一方比奈ちゃん、ぼたんちゃんの無事は確認できて、無事にそれぞれ名古屋と広島に帰れたという連絡を貰った。
〜※〜
名古屋着、その直後。
しずく「とりあえずかすみさんと私は明日朝早いので早いうちに帰宅します」
僕「そんなに早いならあまり遅くならない方がいいから」
ということでしずく、かすみんとは解散になった。
侑「じゃあ今から、一緒に名古屋の街を歩こう?」
ぽむちゃん「私と、私の侑ちゃんを傷つけた責任は大きいから、拒否権はないからね?」ハイライトオフ
僕「いやあああああああ!!」
自業自得だけど…まあいいか。一方由美ちゃんはというと…、
由美「さ、帰って写真整理でもするか」
四季「そうやって逃げようとしていないかな?」
メイ「とりあえず侑先輩たちが連れ出されるんだから許してやれよ」
カチャリ
四季「嫌だ。メイも由美先輩も、カエサナイヨ?」
メイ「またかよ…」
由美「うわぁ…」
四季「とりあえず、私たちで大須の街を巡ろうね♥」
メイ・由美「なんで(だよ)ーーーーー!?」
由美ちゃんも四季ちゃんが絡むとこうなっちゃうから大変なんだよねぇ…。
私は学生なので、高頻度で普通列車を利用します。というか普通列車の沼にハマると、鉄オタ的にその沼から抜け出せない…。
次回は3度目の近鉄祭りを予定。