ISインフィニット・ストラトス~brave of tempest~   作:鷲見あづさ

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オリジナルキャラ「轟 真科(まにか)」が主人公です。

オリキャラは他にも予定しています。

一応、シリアルな話を予定しています。

初投稿なので創意工夫を心掛けますが至らない所があるかもしれません。ご了承下さい。


プロローグ~朝~

ジリジリジリ!ジリジリジリ!ジリジリジリ!

 

バン!

 

「…んにゃぁ」

 

今時は珍しいであろうアナログな目覚まし時計に呼ばれ、気付く。

 

「…朝か」

 

短い針は7を指している。カーテンからは光が差し込み白い部屋を七色のコントラストで照らしている。

 

「むぅ」

 

布団を剥いで起き上がる。生活感の無い私の部屋に時計の針の音が響く。慣れしんだ部屋から離れて一年以上が経っている。ここにあるのは時計、ベッド、クローゼット、それとワゴンケースが一つだけ。壁は真っ白でカーテンはレースだけ。こんな部屋でもしっかりと熟睡できてしまうのが不思議だ。

 

「パッ」

 

パパと言いかけて途中で辞める。この家にはパパ…お父さんは居ない。お父さんは軍人だった。パイロットだったらしく、お母さんが毎日のように私に自慢話をしていた。お父さんは困った顔しながらも嬉しそうに聞く。私もそれを誇らしげに聞いていた。これが私、轟家の日常だった。

 

「いつから思い出になっちゃったのかな」

 

一年前の事なのだから思い出なのは当然かもしれない。でも…。

 

「まにちゃーん、朝だよ~。起きろ~」

 

「蓮。起きてるよ」

 

あれ?蓮が来てるって事は。

 

「もう8時だよ~。遅れちゃうよ~」

 

蓮こと藤原蓮は俗に云う幼馴染。何故か未だに私の事を気に掛けて、毎朝迎えに来てくれている。正直面倒臭いし煩い。まぁ、お陰でなんとか卒業はできそうなんだけど。

 

「はいはい。今行きますよ」

 

そういって私は、クローゼットに掛かった制服に手をかけた。

 

 

 

 

 

「ねぇねぇねぇ、今日の放課後こそカラオケ行こうよ!」

 

「行かない」

 

「え~、昔はよく一緒に行ったのに~」

 

朝のピークの過ぎた電車は、空席が目立つ。私達はそこに座らず、ドアに寄りかかって話す。私は外の景色を眺めていたので蓮ちゃんは気を使ったのか私に話しかけてくれる。

 

「それより、さ」

 

「ん?他に行きたい所あるの?」

 

いやそんな事よりさ。

 

「遅刻しそうなのにゆっくり、そんな話…」

 

「今更足掻いても仕方ないじゃん。まにちゃんそういう所、やっぱり真面目だよね~。それより未来だよフューチャーだよ!」

 

確かに、最近。行き詰まってたし。気分転換も…

 

「じゃ、カラオケ行こ!奢るからさ」

 

え?聞こえてたの?独り言のつもりだったのに。

 

「面倒臭い。行かない」

 

私が素っ気なく返事をすると蓮は完全に拗ねてしまったのか、ムスっとしてソッポを向いてしまった。毎日のように誘ってくれるのはありがたい。それに私の事を気にかけてくれているのだから申し訳ない。だから、決して面倒臭いから行かないわけじゃない。そんなことする気分にならないのだから仕方が無い。私にはやることがある。…それにしても、昨日は少しやり過ぎたかな。

 

「はぁ~っあぁぁ」

 

「女の子がそんなに大きな欠伸しちゃ駄目でしょ!」

 

…面倒臭い。

 

 

 

 

 

「まぁ~にちゃん!」

 

今日、最後の授業が終わっえ直ぐの事だった。

 

「放課後さ、アイス食べに行こ!駅前に新しく出来たカフェあるじゃん!あそこの日替わりのセットが今日は」

 

「行かない」

 

「なんでよぉ、冷たくない?あ!若しかしてギャグ?アイスだけに?それ、まにちゃんなりのギャグなの?」

 

「ギャグじゃないよ。ごめんね。今日は本当に疲れてるから」

 

そういって、帰ろうとすると…。

 

「今日くらい良いじゃ~ん。付き合ってよ~」

 

正直しつこい。無視して廊下に出る。

 

「なんでよ、ここんところずっとそれじゃん。今日だけ、ね?」

 

蓮は引き下がらない。私の肩を覆うように抱き付いてきた。

 

「離れて。本当に、今日は疲れてるから」

 

「そう言って今日も逃げるんでしょ?今日こそは逃がさないよ~。あ、なんなら今日泊まって行く?遊んでから夕食作るの大変だもんね。そっか~だから今までノッてくれなかったんだ~。早く行ってよ水臭いな~私達の仲じゃん!」

 

「…もう辞めて(ボソ)」

 

しつこい。ここは強引にでも…。

 

「何?恥ずかしがらなくて良いんだよ?だって私は」

 

「ごめん」

 

私は同時に蓮を振りほどき走り去った。ここは仕方ない。明日謝ろう。

 

「まにちゃん!駄目!今日は、今日だけで良いから!」

 

私が走り出したのが急だったからなのか、観念したのか分からないがそれっきり蓮は私を追いかけて来なかった。

 

 

 

 

 

私は家に帰った。駅から電車に乗り、この一年間繰り返してきたように帰った。しかし、家に帰るとそこには。

 

「真科」

 

「パ、お父さん?」

 

そこにはお父さんが居た。私は興奮を隠せなかった。約一年振りに会うお父さんは何処か窶れ、目にはクマを作り髪も別人のように伸びていた。

 

「どうしたの?急に?今、住み込みで仕事してるんだよね?いきなり帰ってくるなんて」

 

「話たい事は沢山あるんだが、手短に。要件でけ言う」

 

「そんな。取りあえず、上がってよ。何も無いけどさ」

 

「真科、ここに行くんだ」

 

「お父さん!えっ!?」

 

お父さんは一枚の封筒を渡して、私を押しのけるように走り去って行った。そこに残ったのは、お父さんに渡された封筒。あまりに急な事だが、それでも。それを見た瞬間。私の世界は一変した。そこには信じられない文字が書いてあった。

 

「なんで…おかしい…」

 

<IS学園入学案内>

 

そこに書いてある文字を理解出来なかった。そこには有り得ない文字。私達にとって…。だって、ISは…。

 

「お父さんの敵」

 

その下には一つの手書き地図が書いてあった。私達の家。旧轟家の場所が記されていた。




初めてなので何を書けば良いのか…。

取りあえず、一話という事で慎重に。あまりギャグも入れずに書きました(笑)

のんびり投稿の予定。週1以上のペースを予定してます。

意見が有りましたらどんどんお願いします。

ではでは。
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