ディスカバリーで殴り込む   作:ホワイト・フェザー

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幕間
インターバル


 俺は今なんかよくわからん浜辺にいる。ハワイみたいだな、行ったことないけど。んで頭上にはディスカバリー。隣には神。何お前トロピカルなジュース飲んでんねん。

 

「なんで俺ここにいるん?次の世界に行くんじゃなかったの?」

 

「次に行く世界、まだ決まってない。それまで、リラックス。OK?」

 

「リラックスって…どれくらいかかるんや?」

 

「3日。準備できたら、呼ぶ」

 

「…まあリラックスは出来るか。暇だしジャッカルとレイブンの操縦訓練でもするか」

 

 

 

 海でしばらく泳いでからジャッカルとレイブンに乗ってみた。レイブンは比較的操縦しやすいね。でもジャッカルはちょっとピーキーだな。マクロスの可変戦闘機程ではないけど練習はしばらく必要だね。

 

 あとポイントで買ったものを使う時が来た。まずSCP-2400。SCPに手を出す時が来るとは思ってなかったけどね。これはコンクリートの壁のかけらに取り付けられた扉だ。サイズは壁のかけらが3.71m×2.25m、扉自体は0.65m×0.91mと小さくて、なんとかかがんで入れる程度の大きさ。これを余っていた倉庫に入れておいた。この扉を開くとSCP-2400-Aと指定されている空間に繋がる。美しい青空の下にどこまでも広がる、白く平坦な大地である。んでこの空間の中に入って扉を閉めると、その瞬間時間の流れは空間の内部と外界で隔絶され、内部の時間だけが外界の140倍という恐ろしいスピードで流れ始めるのだ。空気と重力が普通の精神と時の部屋みたいな感じだね。この中で3日間を過ごすと3×140で420日間過ごせる。

 

 なんでこれを買ったかというと、同じくポイントで買った訓練施設とハートマン軍曹型アンドロイドで自分を鍛える為だ。今まで銃を撃ったことがない一般人だったから、いざという時身を守る力は必要だと感じた。だからこそあの鬼軍曹を呼び出した。地獄の8週間の訓練をするのだ。ただ体を壊すかも知れないから保険は必要だよね。そこでこの魔法辞典。ご存知ドラえもんのひみつ道具で、なんにも書かれていない白紙の本に魔法の『効果』と『発動条件』を書き入れると、誰もがその魔法を使えるようになる。発動条件には『呪文』や『ジェスチャー』などを柔軟に設定できるから、自分にしか分からない呪文やジェスチャーを用意しておけば、他の人には使う事が出来なくなる。これで用意した魔法は『死ぬまで健康体でいて、あらゆる病気にかからず、どんなに食べても太らない』というもの。これをコマネチしてからアイーンをしながら言うと魔法が発動するようにした。

 

「訓練教官のハートマン一等軍曹である。話し掛けられた時以外口を開くな。口からクソを垂れる前と後に『サー』を付けろ!分かったかウジ虫!」

 

「サー、イエッサー!」

 

「ふざけるな!大声出せ!!タマ落としたか!?」

 

「サー、イエッサー!!」

 

こえええええ!でも俺はやると決めたんだ。これを超えて俺は男になる!

 

 

 

 

 

※訓練の様子をダイジェストでご覧下さい

 

「起きろ!起きろ!起きろ!マスかきやめ!パンツ上げ!」

 

「ダボダボのケツを何とかしろ、デブ!上でマ○コが待ってりゃ登るだろ、コノヤロー!」

 

「じじいのファックの方がまだ気合いが入ってるぞ!」

 

「死ぬか?おれのせいで死ぬつもりか?さっさと死ね!」

 

 

 

 

 

 8週間を俺は乗り切った。何度も死ぬかと思った…てか原作よりもアグレッシブじゃねえかあいつ!疲れて走れなくなった時に後ろからM16で俺の足元を乱射し始めたし!それらを乗り越えて俺は海兵隊員になった!けれどここがスタートラインなんだよね。ここからひたすら訓練を重ねて実戦に向かうって凄い事だと実感したよ。国を守る為に戦う兵士の皆さんには尊敬と感謝の念しかない。時間はまだまだ残っているから筋トレや射撃訓練続けよう。武器は主にCoD:IWの物を使用している。これで訓練していれば問題ないはず。

 

「いいか海兵!これからライフルとピストル、両方のマークスマンバッジを取れるように訓練してやる!1発外すごとに腕立て伏せ20回だ!お前が外すと仲間が死ぬんだ!それを忘れるな!」

 

「サー、イエッサー!!」

 

 俺が持ってるのはまだシャープシューターバッジだからもっと上を目指して頑張らないとね。でもマークスマンバッジって相当高いスコアを出さないと取れなかった気がするんだが…まあいいか。微笑みデブみたいに射撃の性能を開花させるとしよう!

 

 

 

2ヶ月後。

 

「よくやった海兵!これでお前は立派な上級射手だ!このM38 SDMRとSIG M17をくれてやる!大事に使え!」

 

「ありがとうございます、サー!」

 

 ようやく合格点を貰えたよ。実戦と同じ状況で当てろと言われたけど、まさか狙っている時に俺の頭の真横に銃を撃ってくるとは思わなんだ。M16はもちろんM2で撃ってきた時は漏らしそうになった。M2重機関銃は駄目でしょ、何発か当たったし。死なずに済んだのはUNSAから貰ったSCARチーム仕様の特別宇宙戦闘服に、ポイントで買った小型のシールド発生機を組み込んでいたから。実弾系なら歩兵が運用するほぼ全ての武器を無力化できるし、エネルギー系ならF-SPARの直撃に10秒まで耐えられる。これだけあればなんとかなるかな。

 

「おーい」

 

すると神がやってきた。準備出来たのかな?」

 

「準備、終わった。いつでも、行ける」

 

「なら行こう。どうすればいい?」

 

「ここから、ワープ。そして、胞子ドライブ」

 

「わかった」

 

SCP-2400-Aから出てまずはシャワーでさっぱり。服を着替えてから艦橋に行く。

 

「艦長、出撃準備完了。いつでも行けます」

 

「ありがとう、データ。まずは通常ワープ、それから胞子ドライブで次の世界に行く」

 

「了解しました。ワープ開始します」

 

さあ次の世界はどんなところかな?メカメカしい所が良いなあ。

 

 

 

 

 

「ワープ完了。船体及び船内に異状なし」

 

外を見るとただの宇宙で何もない。さてここはどこの作品の世界なんだろうか?

 

「艦長、救難信号を受信しました。座標特定…完了。ここから5光年離れた場所です」

 

「救難信号か。よし、助けに行くぞ。胞子ドライブ起動」

 

可愛い子がいるといいんだけどね。

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