~人間解放軍のキャンプエリア~
???「何だ?売れねぇってどういう事だよ。え?金ならちゃんと持ってるっちゅうてんだろうが…」
青年の名前は"海堂 直也"。スクィッドオルフェノクの墨攻撃を食らって使徒再生により覚醒した蛇のオルフェノク=スネークオルフェノクとなった青年である。
お婆さん「アンタら…オルフェノクだろ?分かってんだよ…」
直也「だから何だっちゅうてんだ?」
お爺さん「俺達は人間相手に商売してんだ。アンタ達に売るものは何もない!とっとと帰れ!!」
直也「何だと?」
???「海堂!よせ…」
青年の名前は"木場 勇治"。車の交通事故で両親を無くし2年間の昏睡状態に入ったが命を落とし馬のオルフェノク=ホースオルフェノクに覚醒した青年である。そして隣にいる女性の名前は"長田 結花"。高校で虐めに遭い雪が積もった歩道橋で足を滑らせ転落し命を落としたが鶴のオルフェノク=クレインオルフェノクに覚醒した女性である。
靴屋の少女「止めろよ!この人達は只のオルフェノクじゃないんだ私達の味方なんだよ人間と同じなんだ。分かってんだろ?」
お婆さん「何言ってんだよ…オルフェノクの味方すんのかい!?」
お爺さん「そうだよ!……あれ?」
~人間解放軍のキャンプ路地裏~
直也「あぁ…ムカちゅく!ったく何なんだよアイツら…」
勇治「仕方ないさ…彼らから見れば俺達は敵と変わらないんだろう。」
直也「っちゅうかよ…俺に言わせれば全部おめぇが悪いんだぜ木場。」
勇治「どういう事かな?」
直也「いくら人間を守ろうとしたって人間が俺らを嫌ってちゃどうしようも無いだろう。」
勇治「今はね…俺達が生きていくには難しい時代かもしれない…でも必ず来るさオルフェノクと人間が共に生きていける時代が。」
直也「俺はな気が短いんだよ…あぁ!もう止めだ!止めだ!俺はオルフェノクとして生きてく。」
勇治「海堂…!」
結花「海堂さん…いつも同じ事を言ってますね。」
直也「うるさいよ…今度という今度はマジなんだよ!」←どこかへ走り去って行った。
結花「ごめんなさい…海堂さんの事本気じゃないんです。…あの人人一番傷つきやすいから。」
勇治「分かってるよ。俺の夢と彼の夢は同じだ。俺はそう信じてる。」
結花「何を考えてるんですか?」
勇治「もう1人…俺達と同じ夢を持っていた人間の事。」
結花「ファイズ…乾さんの事ですか?」
勇治「あぁ…不思議な男だった。彼が生きていてくれれば早く夢に近づけるのに…そんな気がする。」
???「木場さん~良かった昨日からずっと探してたんだよ。」
勇治「啓太郎君…あまり俺達と一緒に居ない方がいいな君にまで迷惑がかかるかもしれないし。」
啓太郎「良いの良いの俺そういうの全然気にしないから。あっそれよりコレ。」←回路らしき物を取り出す。
啓太郎「昨日ちょっと街を出てみたんだけど…そしたら知らない人がコレを「木場さんに渡してくれ。」って。」
スマートレディ(通信)「は~い勇治君お久しぶり。という訳で近々SMART BRAINに来てくれないかな?お姉さんからのお・ね・が・い♡」
勇治&結花&啓太郎「……」
~SMART BRAIN・社長室~
???「これが最後の警告です。君達は今異常に危うい立場にいる。分かっていますか?」
彼の名前は"村上峡児"。SMART BRAINの社長代理で全世界をオルフェノクに変えた元凶である。
峡児「人間からもオルフェノクからも敵視されている…今の立場を。」
勇治「俺達は戦いを望んでる訳ではありません。人間とオルフェノクの共存を望んでいるんです。」
峡児「…無理ですね人間は我々オルフェノクを恐れている。それに我々には"愛"がありますから。」
結花「愛?」
直也「何言ってんだお前?」
峡児「我々は人間を襲う事で彼らをオルフェノクにする事が出来る。人を襲う事は愛故の行為なのです。」
直也「ふざけるな…殆どの人間が死んじまうじゃねぇか。」
峡児「仕方ありませんね…オルフェノクになれない人間など死んだ方が良い。(ガチャ。)何です君達は?」
SMART BRAINの社員A「社長…彼らを説得しても無駄な事です。」
SMART BRAINの社員B「彼らの処分は私達にお任せください。」
直也「おい…コラ約束が違ぇじゃねーか俺らには何の危害を加えないと言ったろうが!」
SMART BRAINの社員C「黙れ!お前達のせいで多くの仲間達がやられたんだ。」
3人のSMART BRAINの社員は人間の姿からオルフェノクに姿を変え勇治と直也もオルフェノクに変異しようとするが…
峡児「待ちなさい、約束は守ります…"レオ"!」
すると部屋の扉が開き中から1人の青年=レオが降りてきた。
峡児「"帝王のベルト"の噂は真実です…その力の一端をお見せしましょう。」
"レオ"はψフォンを開いてテンキー=「3」「1」「5」を入力してENTERを押した。
ψフォン「Standing by!」
電子音声が鳴るとφフォンより少し下げた待機音が鳴り出し"レオ"はψフォンを軽く上に放り投げキャッチし
レオ「Hensin!」
ψフォンをψドライバー中央にあるトランスフォルダーにセットし左90°に倒した。
ψフォン「Complete!」
電子音声が鳴るとψドライバーの両サイドから青いフォトンブラッド流動経路=フォトンストリームver2が出現し"レオ"を包み込むと青く発光し白い鎧に青色のラインと頭部がギリシャ文字の中で23番目「ψ」を刻んだ"仮面ライダー"サイガに変身した。
サイガ「フン!」
サイガは3人の社員が変異したオルフェノクと交戦した。相手の攻撃を避けたり腕、膝で上手くガードしたりした。そしてψドライバーからψフォンを抜き取り開くと「1」「0」「6」を入力してENTERを押した。
ψフォン「Burst mode!」
サイガはψフォンをフォンブラスターに変形させると3人のオルフェノクに向けて発射し内2名は青い炎をあげて灰化するがあとの1人は変身を解き怯えながら部屋から出ようとするが頭を掴まれ首をへし折って倒れた。
人間解放軍のアジトへ戻って来た木場達は今回の事を真理と啓太郎とその他数名に報告した。しかし事態は急変し人間解放軍のアジトに100人ぐらいの"ライオトルーパー部隊"が襲撃してきた。木場達はそれぞれのオルフェノクに変異し"ライオトルーパー部隊"と"レオ"が変身する"仮面ライダーサイガ"と交戦し撤退に追い込ませた。そして夜…長らく不在だった乾・巧が帰ってきたが水原という男が救世主が務まらない理由で巧を庇った靴屋の少女を射殺しファイズギアを強奪し逃げていった。
~人間解放軍のアジト・森林地帯~
勇治「それは君が持っていても何の役にも立たない…俺から乾君に返しておこう。」
水原「はっ!オルフェノクが。」
水原はアタッシュケースを開けてφドライバーを腰に装着しφフォンを開いてテンキー=「5」「5」「5」を入力してENTERを押した。
φフォン「Standing by!」
電子音声が鳴ると待機音が鳴り出し水原はφフォンをφドライバー中央にあるトランスフォルダーにセットし左90°に倒すが…
φフォン「Error!」
エラー音が鳴るとφドライバーは水原を吹き飛ばした。
勇治「だから言っただろう役に立たないって。」
水原「うるさい!」
水原はキレながらピストルを木場に向けて撃つが木場は直ぐにホース・激情態に変異しホースソードで弾丸を防いだ。水原はジャケットに装着している手榴弾をホース・激情態の足元に放り投げると爆発した。
水原「はっはっは!はっはっは!(グサッ)…!?」
水原は自分の腹を見るとホース・激情態の右手に持っていたホースソードが刺さっており苦しみながら倒れやがて力尽きたのだった。
午前4時46分
~人間解放軍アジト・河川エリア~
勇治「また会えると思っていたよ。必ず君は生きてると思ってた。」
巧「あぁ…」
勇治「何でだろう…君と話しをしているとホッとする。」
巧「…何かあったのか?」
勇治「こんな時代だ。人間の嫌な部分は沢山見てきた。人間とオルフェノクの共存が俺の理想だけど…ちょっと弱気になっているかもしれないな。」
巧「優しすぎるんだよアンタは…でもきっとアンタなら自分の理想を達成できるさ。」
勇治「どうかな…君の方こそ結局は救世主になれるって俺は信じてるんだけど。」
巧「まさか…ガラじゃないさ。」
人間解放軍のメンバーA「歩けよ…オラぁ。」
巧&勇治「?」
木場と乾は声が聞こえる方向を振り返ると人間解放軍のメンバー達が長田と海堂の背中に銃を突き付けられ歩かせていた。
勇治「海堂、どうした何があった!」
直也「知るかよ…こっちが聞きてえぐらいだぜ。」
結花「木場さん、この人達いきなりやってきて…」
人間解放軍メンバーB「見たんだよ…アンタが水原さんを襲うところを!」
人間解放軍メンバーC「結局アンタ達は敵だったんだ。アンタ達の処分は裁判で決める!いや…この場で処刑しても構わんがな!」
真理「待て!待ってくれ皆!…話しは聞いたけど木場さんが何の理由も無く人を襲う筈がない!」
啓太郎「そうだよ!…話してよ木場さん一体何があったの?」
巧「水原ってヤツが俺を狙ってきたんだ!ファイズギアを手に入れようとしてな!」
人間解放軍メンバーA「理由は関係ない!問題はそいつが殺ったっていう事実だ。」
真理「っ!止せって木場さん達に手を出すなら私はもう皆の仲間じゃ居られない…私…出ていくから。」
啓太郎「俺だって!」
人間解放軍メンバーA「お前ら…いつまでオルフェノクを庇うんだよ!」
真理「だから何度言ったら分かるの!?オルフェノクも人間も関係ないって!」
人間解放軍メンバーA「本当に関係ないならオルフェノクであるアンタら自信が証明してみろ。」
結花「どういう事ですか。」
人間解放軍メンバーA「SMART BRAINの"帝王のベルト"。アレを俺達に渡したら考えてやってもいい。」
勇治「……」
真理「ごめん…木場さん。私何か力になれなくて…」
勇治「そんな事はない。君の気持ちだけでも慰めにもなるし。励みになる。」
啓太郎「でもどうするのさ…これから。」
勇治「どうかな…とにかくここには居られない。俺達が居れば君達に迷惑を掛けてしまうから。」
木場はそう言うと長田と海堂を連れて人間解放軍のアジトから出ていきSMART BRAINの本社へ向かった。
~SMART BRAIN・エレベーターの中~
直也「おいおい…マジで"帝王のベルト"を奪うつもりかよ?ガードやばいんじゃないの?」
勇治「覚悟を決めろ海堂。ここまで来たんだ…」
直也「あ~あ…ちゅうかなにやってるんだ俺…こんな事ならさっさとSMART BRAINに就いて人間を襲いまくれば良かったぜ。」
結花「ふっ…w」
直也「なんだよ…?」
結花「海堂さんは本当爽じゃないんだから…」
直也「うるせぇよ…イチイチムカつくんだよオメェは。」
直也はそう言うとエレベーターの照明がカットされ動きも止まった。
~SMART BRAIN・?????~
勇治「ここは?」
峡児「ようこそ諸君…お待ちしてましたよ。」
勇治「どういう事だ!」
峡児「君達は再三の警告にも関わらず私の機会を裏切った…終わりです。」
?????「グルルル…!!」
照明が付き木場と長田と海堂の3人は上を見上げると巨大オルフェノク…"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"の姿があった。
直也「おいおいおい…なんじゃこりゃ~!!」
木場は人間の姿から"ホースオルフェノク・激情態"、長田は"クレインオルフェノク・激情飛翔態"、直也は"スネークオルフェノク"に変異し"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"と交戦する。
峡児「ふふふ…ははは。」
ホース・激情態は交戦中に部屋の扉に見上げると真理らしき人物が中を覗いていた。
ホース・激情態「ん…!?」
スネーク「うわぁ!」
"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"はスネークを追い詰めると頭の上から無数の光の杭を発射するがクレイン・激情飛翔態がスネークを庇った。
クレイン・激情飛翔態「うぅ…!?」
ホース・激情態「ぐっ…うあぁぁぁ!!」
"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"は巨大な角でクレインを突くと壁の中に衝突し墜落させた。
スネーク「結花…!」
スネークは人間の姿に戻ると瀕死になった結花に近づいた。
直也「おい…おい結花!俺はまだお前に本当の事を言えてねー!…好きだったんだよ…ずっとお前の事…好きだったんだよ…」
長田は左手を直也の頬をそっと付けた。
結花「バカ…知ってたわ。そんな事…ずっと前から。」
長田はそう言うと涙を流しながら目を瞑り力尽きた。
直也「うっ…うぅ…うあぁぁぁ!!結花ぁぁぁ!!!」
海堂は泣き叫ぶと再び"スネークオルフェノク"に変異し"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"に立ち向かったが噛みつかれてしまう。
スネーク「結花…うっ。」
ホース・激情態「海堂ぉぉぉ!!!」
峡児「君達は人間にもオルフェノクにも為りきる事が出来なかった。そして…人間に裏切られたんだ。」
峡児はそう言うと扉が開き1人の女性が入ってきた。ホース・激情態はその女性を見て唖然とした。その女性は人間解放軍のリーダーである"園田 真理"だったからだ。
ホース・激情態「真理さん!?…どういう事だ!!」
真理?「ごめんね~木場さん。でもどうしようも無かったんだ…」
ホース・激情態「嘘だ…君が俺達を…裏切ったって言うのか!?」
真理?「だって…信用出来ないから貴方達の事。いつか人間の敵になるかもしれないし。だから早く死んでよ。」
ホース・激情態「…!」
"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"は巨大な右手でホース・激情態を叩きつけ気絶させた。
真理?はリモコンを操作すると姿が"スマートレディ"に変化した。そうこれは勇治を人間関係を悪化させるために"スマートレディ"が声や容姿を似せて作った変装と芝居だったのだ。
スマートレディ「お馬鹿さん…貴方達の行動ぐらい全てお見通しよ♪」
峡児「そろそろだな…祭りが始まる。」
~SMART BRAIN・監禁室~
監禁室に放り込まれた木場は荒けきった悲痛を苦しみながらあちこちの家具を押し倒しテーブルの上に置いてある花瓶を落とした。
真理?(回想)「だって…信用出来ないから。貴方達の事…いつ人間の敵になるかもしれないし。」
勇治「うぅ…うぅ…海堂…結花…俺は…俺は今まで何をやってきたんだ!!!」
~さいたまスーパーアリーナ・内部~
1万人の観客「オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!オーガ!」
1万人の観客はアリーナ全体にオーガコールを鳴り響かせるとアリーナの出入口から木場が現れた。
巧「木場。」
真理「木場さん?」
木場は右手に持っている折り畳み式の携帯電話「Ωフォン」を開きテンキーの「0」「0」「0」を入力してENTERを押した。
Ωフォン「Standing by…」
低くくぐもった電子音声が鳴ると不気味な待機音が鳴り出し木場はΩフォンを畳んで右手に力を入れた。
勇治「変身…」
ΩフォンをΩドライバー中央にあるトランスフォルダーにセットし左90°に倒した。
Ωフォン「Complete…」
低くくぐもった電子音声が鳴りΩドライバーの両サイドから金色のフォトンブラッド流動経路=オメガストリームが出現し木場の全身に包み込むと金色の光が放たれた。
ファイズ&真理「うっ!?」
金色の光が収まると木場の姿は黒色の鎧と金色のラインに頭部がギリシャ文字の中で24番目の文字である「Ω」と刻んだ"仮面ライダーオーガ"に変身した。
真理「何で…何で木場さんが?」
オーガ「漸く分かったんだよ。俺が生きていく道は1つしかない…俺はオルフェノクとして生きていく!!」
1万人の観客はドテカイ歓声を挙げると真理は3人のSMART BRAINの特殊部隊に追われ逃走した。ファイズは真理に気を取られ後ろに振り返るとオーガが近くまで来て強力なパンチを食らい観客席エリアまで吹き飛ばした。ファイズはあの時仲間だったオーガに攻撃する事が出来ずどんどん殴られてしまう。そして再びステージまで殴り飛ばされファイズは変身を解除させられてしまった。観客席から降りたオーガはΩフォンに挿入されてるミッションメモリーと左腰に携えてる冥界の剣=Ωストランザー(短剣)を取り出しスロット部分にミッションメモリーをセットすると短剣モードから長剣モードに変化させゆっくり巧に近づいた。
オーガ「トドメだ…!」
巧「…!!」
巧は顔の模様が浮かび上がらせゆっくり立ち上がると人間の姿から狼の姿に変化させた。
オーガ「何っ…!?お前は…」
オーガと観客席にいるオルフェノク達、本社にいる峡児とスマートレディ、特殊部隊に追われていた真理も驚いた顔をした。
真理「巧が…オルフェノク?何で…何でよ!?」
ウルフ・激情態はオーガに猛スピードで接近し殴り技や蹴り技を繰り出していきオーガの変身を解除させた。変身を解除された木場もホース・激情疾走態に姿を変えホースソードを召喚しウルフ・激情態に接近し振り下ろしてからしがみついた。
ウルフ・激情態「木場…お前本気か!本当に理想を捨てたのか!?」
ホース・激情疾走態「そうだ!その証拠に俺はお前を倒す!たとえお前がオルフェノクであっても!」
ウルフ「良いぜ…お前のやりたかった事は俺がやる。お前の理想は俺が継ぐ!」
そしてウルフ・激情態は再びファイズに変身、ホース・激情態もオーガに変身し互いに走ってから右手で思いっきりストレートパンチを食らわせるが最高峰の威力を持つオーガのストレートパンチの方が上でファイズはまた遠くに吹き飛ばされ地面に倒れる。オーガはファイズにキックとパンチを何発も食らわせ地面に叩き込んだ。
ファイズ「なぁ、真理…真理!なんだけっかな…救世主は何をするんだ?闇を切り裂き?」
真理「光をもたらし…「聞こえねーよ!!!」闇を切り裂き!光をもたらすのよ!」
ファイズ「キッツいな…お前の期待に応えんのは…」
真理「出来るよ!巧!巧なら!だって巧は巧だから。」
ファイズは真理の言葉を聞きもう一度立ち上がりステージに転がっているトランク型ツールφブラスターを拾いテンキーの「5」「5」「5」を入力してENTERを押した。
φブラスター「Standing by!」
電子音声が鳴ると鈍いような待機音が鳴り挿入口にφフォンをセットした。
φブラスター「Awakening!」
電子音声が鳴るとファイズの全身から大量のフォトンブラッドの粒子が外に溢れだしスーツに内臓されてるフォトンブラッドを全解放しフォトンブラッド流動経路が赤→黒にスーツの色が黒→真っ赤に変色し胸部の装甲が変化、背中にバックパックが装着された【ファイズブラスターフォーム】に変化した。
オーガ「っ…!!」
オーガはファイズブラスターフォームに近づきパンチを食らわせようとするが効いてる様子が無く逆にファイズブラスターフォームからパンチを食らってしまい怯んでしまいどんどんパンチを叩き込まれ最後に渾身のストレートパンチを食らってしまい遠くへ弾き飛ばした。
オーガ「くそぉ…!」
ファイズブラスターフォームは右脚にφポインターを装着しφブラスターを拾いテンキーの「5」「2」「4」「6」を入力しENTERを押した。
φブラスター「Faiz Blaster Take Off!」
ファイズブラスターフォームは背中に装着されてるフロートから火を吹き出し高く上昇した。
オーガ「くっ!」
オーガはΩフォンに挿入されてるミッションメモリーと右腰に携える鞘からΩストランザーを取り出しスロット部分にミッションメモリーをセットした。
Ωストランザー(短剣)「Ready…」
オーガはΩフォンを開いてENTERを押して折り畳んだ。
Ωフォン「Exceed charge…」
低くくぐもった電子音声が鳴るとΩドライバーの両サイドが光ると右サイドからエネルギーが流れ右上半身→Ωストランザー(長剣)にセットされてるミッションメモリーまで行き渡ると刀身から黄金の剣を生成させどんどん伸びていった。
ファイズ「はあぁぁ!!」←右脚を突きだす。
強化クリムゾンスマッシュ
オーガ「はっ!!」←Ωストランザー(長剣)をファイズブラスターフォームに向ける。
オーガストラッシュ
ファイズブラスターフォームは右脚を黄金の剣の先端に衝突すると高濃度フォトンブラッドのエネルギーが扇状に広がり真理を補食しようとした"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"を薙ぎ倒し観客席後方にいるオルフェノク達を次々と灰化させドームを突き破って甚大な被害を食らわせた。
ファイズブラスターフォーム「うおぉぉぉぉぉ!!!」
ファイズブラスターフォームは徐々に黄金の剣エネルギーを突き破っていき遂にオーガに大ダメージを与える事が出来た。
オーガ「ぐわぁぁぁぁ!!?」
ファイズブラスターフォームは地面に着地して真理の方に振り返ると檻が壊され"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"に補食されそうになっていた。ファイズブラスターフォームは急いでφブラスターを拾いテンキーの「5」「2」「1」「4」を入力しENTERを押す。
φブラスター「Faiz Blaster Discharge」
背中に装着されている左右のブラッディキャノンを肩に展開し"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"に向けて弾丸を発射するが効果が全然無かった。するとオーガは立ち上がり真理がいる檻に駆け寄ってΩフォンを開いてENTERを押して黄金の剣をもう一度生成させ"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"を抑え込んだ。
オーガ「く…うぅぅ!!」
ファイズブラスターフォームはφブラスターのテンキー=「1」「0」「3」を入力してENTERを押した。
φブラスター「Blaster Mode!」
ファイズ「木場…!」
黄金の剣に抑えられた"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"は頭部から数本の光の杭をオーガに向けて発射し致命傷を負わせる。
オーガ「うっ!?」
真理「木場さん!!」
"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"はもう一度頭部から光の杭を発射しオーガに打ち込んだ。オーガは最後の力を振り絞って"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"を思いっきり遠くへ投げ飛ばした。ファイズブラスターフォームはφブラスターのENTERを押した。
Φブラスター「Exceed charge!」
ファイズブラスターフォーム「はぁ!!」
ファイズブラスターフォームはφブラスターのグリップを引いてトリガーを押すと強力な光弾を発射し"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"に命中した。
エラスモテリウムオルフェノク(激情態)「ギィヤアアアア!!!??」
"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"は馬鹿デカイ鳴き声を出すと肉体の上から徐々に灰化し15秒くらいしてやっと消滅した。だがオーガは"エラスモテリウムオルフェノク・激情態"の頭部から発射した光の杭の攻撃を全身に食らった事により地面に倒れ変身が解除されてしまった。ファイズブラスターフォームも変身を解除し木場に駆け寄った。
勇治「うっ…!」
巧「木場、お前…」
勇治「約束して……俺の、俺の出来なかった事を……君が……」
巧「あぁ…任せてくれ。」
勇治「ありが…とう…君に会…えて良かっ…た。」
木場は乾に向かって満面の笑みを浮かべるとゆっくり目を閉じて力尽きた。
巧「木場…」
木場の肉体は腰に装着されてるΩドライバー、Ωフォン、Ωストランザーと一緒に青い炎があがり消滅した。
プロローグ01へ続く。