セリフばっかです。
前回のあらすじ。飛行機で襲われてしまい、止むを得ず香港に上陸した!
「ぽよぉ………!!」
カービィはところどころに並ぶ料理屋を見て目を輝かさせていた。
「そこのでかい兄ちゃん!」
「ああ?」
声のした方を向くと、料理店の店員がいた。
「アンタら観光客かい?どうだいおかゆ!香港に来たら天津かおかゆ食べなくちゃあ!
ホットコーラもあるでよ!」
「ぽよよい……!」
「おかゆか。悪くない
知っているか、ジョジョ。日本とは違って香港では主食としておかゆを食べることが多いんだ。
じゃあ、ポピュラーな皮蛋とおかゆを貰おうかな」
カービィは食べるのが大好きだ。食の話になるとついつい喜んでしまう。
「まいど!」
「では私は…」「おーい!」
アヴドゥルが注文をしようとするとジョセフが声をかけてきた。
「お前らなにを食おうとしてるんじゃ
これからわしの馴染みの店に行こうというのに」
「あ!そこのダンディーな旦那!香港名物、ホットコーラはいかがですかな?」
「ホットぉ!?コーラは冷たいモンと相場が決まってるんじゃい!」
ジョセフは店員に向けてそう言う。
「ジジイ。どこに電話してたんだ?」
「んん…詳しいことは店に行ってから説明するが…
この先、安全かつ最短でエジプトに辿り着くためには、色々策を講じなければならんということだ」
「策…ですか」
「ぽよ…」
「ジョースターさん
我々はもう一般人の犠牲を出すわけにはいきません。
最短と言えども、飛行機の使用は…………」
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カービィ達は場所を移動した。
みんな席に座り、話を再開する。ちなみにカービィは、アヴドゥルの膝に座っている。
「確かに、我々はもう飛行機でエジプトに行くのは不可能になった。
また、あのようなスタンド使いに飛行機内で出会ったなら、今度という今度は、大人数を巻き込む大惨事を引き起こすだろう。陸路か海路をとってエジプトへ入るしかない。」
「しかし!50日以内にDIOに出会わなければ!………っ…。」
そうだ。アヴドゥルの言う通り、50日以内にDIOを倒さねばホリィさんは呪縛に耐えられず、死んでしまう。
「あの飛行機なら、今頃カイロに着いているものの…。」
「………わかっている…。
しかし、案ずるのはまだ早い。」
ジョセフの言葉に、彼以外の4人は反応する。
ジョセフ曰く、ジュール・ヴェヌルの小説で、80日間で世界一周、四万キロを旅する話があったそうだ。今より昔の話だ。飛行機でなくても50日もあれば、一万キロのエジプトまで訳なくいける、という。
「そこでルートだが…わしは海路を行くのを提案する
適当な大きさの船をチャーターし、マレー半島をまわってインド洋を突っ切る。
いわば、海のシルクロードを行くのだ。」
ジョセフは地図を出し、道のりを指でなぞりながら説明する。
「私もそれが良いと思う…
陸は国境が面倒だし、ヒマラヤ山脈や砂漠があって、もしトラブったら足止めを食らう。
危険がいっぱいだ。」
アヴドゥルはジョセフの意見に賛成した。
「私はそんなところ両方とも行ったことがないので、なんとも言えない。
お二人に従うよ。」
「同じく」
「ぽよ!」
カービィも賛成の意で元気よく返事をする。
「決まりだな。だが、やはり一番の危険は、DIOが差し向けてくるスタンド使いだ
いかにして見つからずにエジプトに潜り込むか…」
ジョセフは地図を服の中に折り畳んで仕舞った。
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花京院がカチャリ、と音を立てたのに承太郎とカービィは反応した。
どうやら花京院が蓋を開けたときになった音らしい。
「これはお茶のおかわりが欲しいのサインだよ。香港ではこうしておくと、おかわりを持ってきてくれるんだ。」
店員の女性がお茶を持ってきて、花京院のそばにある茶碗に注いだ。
「また、お茶を茶碗に注いでもらった時は…」
花京院はテーブルを人差し指でコンコンと2回、音を鳴らした。
「これが、ありがとうのサインさ。」
と花京院は承太郎とカービィに教える。
女性店員はニッコリと笑顔で返し、去っていった。
「(かきょーいんはものしりなんだなあ)」
カービィは花京院にそんなイメージを持った。
「すみませーん。ちょっといいですか?
私はフランスから来た旅行者なんですが、どうも漢字が難しくて…メニューが分かりません。
助けてほしいのですが…」
メニュー表を持った、電柱を擬人化したような男がカービィ達に近付いてきた。
どうやら、メニュー表が読めなくて困っている様子だった。
「やかましい。向こうへ行け。」
承太郎はうっとうしそうに旅行者をあしらった。
「おいおい承太郎。まぁいいじゃあないか。」
ジョセフは承太郎を宥め、その旅行者からメニュー表を受け取った。
「わしは何度も香港に来とるから、メニューぐらいの漢字は大体わかる。どうじゃ、一緒に。」
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「…で?なにを注文したい?
海老とアヒルとフカのヒレとキノコの料理?」
ジョセフが注文して、運ばれたのはカエルのまる焼き、おかゆ、貝料理、そして魚を煮たものだった。
旅行者が注文したいと言っていたものとは全然違うように見えるが……
カービィは運ばれてきた料理をキラキラと輝く瞳で見つめていた。
「牛肉と魚と貝とカエルの料理に見えますが…」
「確かに、全然違いますね…。」
「こーなるって思ってたぜ」
「あー……」
「はっはっはっはっはっ!ま、いいじゃあないか!わしの奢りだ!なにを注文しても結構旨いものよ!
さあ、みんなで食べよう!」
ジョセフの言葉に、カービィはカエルの丸焼きに手をつけた。
流石に丸呑みしてしまうと、みんなの食べる分がなくなってしまうので、慣れない箸を使ってカエルの丸焼きを小分けにした。
「ぱや!」
カービィは美味しさで目を光らせた。
どんどんと小分けにしたのを口にしていく。
「おおっ、これは…!」
「………うん!」
「どうじゃあ
旨いもんだろう!」
「おお!これは!手間ひまこさえてありますなあ!
ほら、このにんじんの形…スターの形…。なんか見覚えあるなあ…。」
旅行者は人参を箸で掴んで、それを見てそう言う。
「そうそう、私の知り合いに、首筋にこれと同じ形のアザを持っていたなぁ」
旅行者の発言にみんな警戒する。
「貴様…!新手の!」
花京院がそう言った時、ジョセフのそばに置いてあったおかゆからレイピアのように細い剣がズバッと出てきた。
「ジョースターさん!!危ない!!」
「スタンドだ!!」
ジョセフはその剣を左手の指で受け止める。
「
アヴドゥルのスタンド、マジシャンズレッドが炎を出し剣使いのスタンドを攻撃するが、その炎は敵スタンドの剣に纏わりついた。なんだかメラーガソードのようだ。
「何ッ!?
新たな…スタンド使い…!」
剣使いのスタンドは、剣に纏わりつく炎を振り、壁際に転がっているテーブルに炎をつけた。
テーブルには時計のような模様が炎で着いた。
「な、何という剣捌き…!」
「俺のスタンドは戦車のカードを持つ、!
モハメド・アヴドゥル!始末して欲しいのは貴様からのようだな…
そのテーブルに火時計を作った!火が12時を燃やすまでに…
貴様を殺す!」
「恐るべき剣捌き…。見事なものだが、テーブルの炎が12を燃やすまでにこの私を倒すだと?
相当自惚れが過ぎないか?ああっと…」
アヴドゥルが敵スタンド使いに指差す。
「ポルナレフ。名乗らせていただこう。ジャン・ピエール・ポルナレフ!」
「メルシーボーク
自己紹介恐縮の至。しかし!」
次の瞬間、火時計のテーブルが凄い勢いで燃えた。
「ムッシュポルナレフ。私の炎が自然通り、常に上の方や風下へ燃えていくと考えないでいただきたい。
炎を自在に変えるからこそマジシャンズレッドと呼ばれている。」
「(おお!すごい!)」
カービィも”ファイア“というコピー能力があるので、アヴドゥルの炎を操る能力は身近に感じた。
「この世の始まりは炎に包まれていた…。流石始まりを暗示し、始まりである炎を操るマジシャンズレッド。
しかし、この私を自惚れと言うのか
この私の剣捌きが…自惚れだと!!」
ポルナレフは持っていた5枚のコインを空中に投げ、全てを剣で突いた。
「コイン5枚をたったのひと突き!重なり合った一瞬を貫いた!」
「いや、よーく見てみろ。」
「あ、あれは!」
「…なるほど…。コインとコインの間に火炎をも取り込んでいる…。」
「フッ、これがどういう意味を持つかわかったようだな
自惚れではない、私のスタンドは自由自在に炎をも切断できるということだ
空気を裂き、空と空の間に溝を作れるということだ
つまり、貴様の炎は私のシルバーチャリオッツの前では無力ということ!」
貫通させたコインを振り払って落とした。
「(ぽるなれふも、すごい!めたないとみたいだ…)」
カービィは、メタナイトと近いものを感じた。
そしてポルナレフはいつのまにか出入口にいた。
「い、いつの間に!」
「私のスタンド、チャリオッツのカードを持つ暗示は…”侵略“と”勝利“…
こんな狭苦しいところで始末してやってもいいが… アヴドゥル!
お前の炎の能力は広い場所の方が真価を発揮するだろう?そこを叩きのめすのが私のスタンドにふさわしい、勝利!
全員表へ出ろ!!!」
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「な、なんじゃあここは!」
「タイガーバームガーデンですよ」
「ほう?」
「ぽよう?」
みんな、ポルナレフの後を追って着いて行く。
タイガーバームガーデンというところはとても奇抜な場所だ。
「ここで預言をしてやる。まずアヴドゥル、貴様は…貴様自身のスタンド能力で滅びるだろう…。」
「アヴドゥル」「あゔどぅる、」
アヴドゥルを呼ぶこえがほぼ同時に出された。
「承太郎、カービィ、手を出さなくていいぞ
これだけ広い場所なら、思う存分スタンドを操れるというもの」
「オラァッ!」
まず最初に、ポルナレフが攻撃を仕掛けた。
マジシャンズレッドは突き出される剣を避け続けた。
「どうした!得意の炎を思う存分吐かないのか!
吐かないのなら、こっちから行くぜ!」
段々とスピードが上がっていく攻撃を避け、マジシャンズレッドは炎を吐き出す。
その炎をシルバーチャリオッツは剣で弾き、近くにあった像を破壊した。
その像はマジシャンズレッドそっくりに彫られていた。
「野郎!コケにしている!つきながらマジシャンズレッドにそっくりの像を彫ってやがった!」
「なかなか、この庭園にマッチしているぞ
マジシャンズレッド」
「………」
アヴドゥルはどうやら本気を出すようだ。
「む…来るな…。本気で能力を出すか。
面白いッ!受けて立ってやるッ!」
「おい、何かに隠れろ!アブドゥルのアレが出る!」
「”アレ“だと?」
アレ、とはおそらく必殺技とかのことだろうか。
隠れろ、というくらいなら相当火力が出るやつなのかもしれない。
「クロスファイヤーハリケーン!!!」
「これしきの威力しかないのか!この剣裁きは空と空の溝を作って、炎を弾き飛ばすと言ったろうがぁ!!」
またも攻撃をひじき飛ばし、炎をマジシャンズレッドに当てた。
「アヴドゥル!
炎があまりにも強いので、自分自身が焼かれている!」
燃えたアブドゥルは地面に倒れ込んでしまった。
「ふっはっは!預言通りだな!
自分の炎で焼かれて死ぬのだ。」
「…!」
マジシャンズレッドはポルナレフに襲いかかる。
「あーあーやれやれやれやれだ!悪あがきで襲ってくるか!見苦しいな!」
襲ってきたマジシャンズレッドを刺すが、ポルナレフは何かを感じた。
「……!?妙な手応え…!
何ッ!?馬鹿な!切断した体内から炎が出るなんて!」
「あれはスタンドではない!人形だ!」
「炎で目が眩んだな。貴様が斬ったのは、シルバーチャリオッツが彫った彫刻の人形だ!」
「なッ…!」
本当だ。よく見てみると、あの彫刻だ。
もしや、火炎で動いていたり。
「私の炎は自在と言ったろう。お前が打ち返した火炎が人形の関節部をドロドロに溶かし、動かしていたのだ。自分のスタンドの能力にやられたのはお前の方だったな!
そして!改めてくらえ!
クロスファイヤーハリケーン!!!」
放った炎は前のように弾き返されることなく当たった。
「占い師の私に、預言で戦うなどとは…10年は早いんじゃあないかな?」
ポルナレフは地面に倒れ、纏わりついた炎が消えた。
「(すごい…ぼくもあんなふうにじざいにほのおをあやつってみたい…)」
カービィは隠れながらもアヴドゥルを見てそう思った。
「恐るべき威力!まともに食らったやつのスタンドは溶解して、もう終わりだ!」
「ひでー火傷だ。コイツは死んだな。
運が良くて重傷、いや…運が悪けりゃ、かな。」
「どっちみち、三ヶ月は立ち上がれんだろう。スタンドもズタボロで戦闘は不可能。」
「さあ、ジョースターさん!エジプトへの旅を急ぎましょう!」
階段を下ろうとすると、先程アブドゥルが戦っていた場所か何かが弾く音が聞こえた。
「奴が寝たままの姿勢で空へ飛んだ!」
なんとも奇妙な光景である。どこぞの座ったままの姿勢でジャンプする人もビックリだ。
「ブラボー!おお!ブラボー!」
パチパチと拍手をするポルナレフ。
「こいつは!」
「信じられん!」
「ピンピンしている!」
「…しかし、奴の体がなぜ中に浮くんだ」
「ぽよ、しるばー、ちゃりおっつ!ぽよ!」
「そこのピンク玉は気づいたようだな…。感覚の目でよぉーく見ろ!」
「ハッ!あれは…!!」
ポルナレフはそこからくるりと回転し、着地した。
「そう、これが甲冑を外したスタンド、シルバーチャリオッツ!
呆気に取られているようだが、私の持っている能力を説明せずにこれから君を始末するのは騎士道に恥じる。
闇討ちにも等しい行為。どういうことか、説明する時間をいただけるかな?」
「恐れ入る。説明していただこう。」
シルバーチャリオッツには”防御甲冑“があり、さっき脱ぎ去ったのはそれらしい。
アヴドゥルの炎にやられたのは甲冑の部分だったから本体のポルナレフは軽傷で済んだという。
そして、甲冑を脱ぎ捨てた分身軽になり、とても速いスピードで動けるようになった。
ポルナレフはそんなことを説明し、アヴドゥルは納得する。
再び戦闘が行われる。
すると、ポルナレフのスタンドが何体にもなって現れた。
いや、実際にはそれは残像だった。残像によって、何体にも見えてしまったのだ。
その残像はマジシャンズレッドに襲いかかる。なんとか避ける。
「レッドバインド!」
次はアブドゥルが攻撃を行うが、どれも当たっていない様子だった。
どんなに攻撃しても、速い動きで、当たった様子がないのだ。
「クロスファイヤーハリケーン!!」
アヴドゥルの攻撃は地面に当たり、チャリオッツには当たることはなかった。
「ノンノンノンノンノンノン!それも残像だ!
私のスタンドには君の技は通じない!」
そしてチャリオッツの剣の突きはアヴドゥルに当たってしまった。
「アブドゥル!」「ぽーよ!!」
「何という正確さ…。
こ、これは…。相当訓練されたスタンド能力!」
「理由あって10年近く修行をした。さぁ…いざまえられい。次ある攻撃で君にトドメをさす。」
「騎士道精神とやらで手の内を明かしてからの攻撃。礼を失せぬやつ…ゆえに私も秘密を明かしてから次の攻撃に移ろう。
実は私のクロスファイヤーハリケーンにはバリエーションがある。アンクな形の炎だが、一体だけではない。
分裂させ、数体で飛ばすことが可能。
クロスファイヤーハリケーンスペシャル!!
かわせるか!!」
ポルナレフはまた弾き飛ばし、アヴドゥルに当てようとした。が
地面から炎が出て、ポルナレフは直に食らってしまった。ポルナレフは全身が燃え、再び倒れた。
アヴドゥルの近くにある地面の穴を見て、カービィはなんとなく理解した。
一撃目の炎はあのトンネルを掘るため。そこからクロスファイヤーハリケーンを放った。
「いったろう!私の炎は分裂、何体にも分かれて飛ばせると!」
アヴドゥルは短剣をポルナレフの目の前の地面に刺した。
「炎に焼かれて死ぬのは苦しかろう。その短剣で自害するといい。」
アヴドゥルはそう言い、ポルナレフに背を向け歩き出した。
ポルナレフは地面に刺された短剣を手に取り、アヴドゥルに向けて投げようとしたが止め、そして自身の首元に短剣を押し当て自害しようとしたが、それもやめた。
「自惚れていた…。炎なんかに私の剣捌きが負けるはずがないと…。やはりこのまま、潔く焼け死ぬとしよう…。それが君との戦いに敗れた私の…君の能力への礼儀…。
自害するのは、無礼だな…」
ポルナレフは目を閉じ、意識を失った。
するとアヴドゥルは指をパチン、と鳴らしポルナレフに纏っていた炎を消した。
「あくまでも騎士道とやらの礼を失せぬやつ…。しかも、私の背後からも短剣を投げなかった…。
DIOからの命令をも超える誇り高き精神!殺すのは惜しい!
何か訳があるな、こいつ!
ジョジョ!」
承太郎はポルナレフの額にある肉の芽を取っ払った。
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カービィは自分がホリィさんから拝借した絆創膏を持っていたのを思い出す。
アブドゥルとポルナレフの怪我を治すため、絆創膏をコピーした。
その結果、カービィは「ドクターカービィ」になったのだ。
「アヴドゥルさん、これを飲んでください。」
「か、カービィ!?そ、その格好、それに喋って…!?」
「後でお話しします!それより怪我を治すために、これを飲んでください!治療薬です!」
「あ、ああ、わかった…。」
飲んだ瞬間瞬時に傷が塞がり、体力が回復した。
「こっ、これは!」
「私の持つ能力は、「吸い込んだものをコピーする能力」です。
私の今の状態は、絆創膏などの治療系、そしてフラスコなどの実験用のものなどをコピーすることで得ることができる能力「ドクター」なんです。このドクターの能力は、いろんな薬を作ったりできます。
コピーしたものに影響されて、なぜか喋れるようになったんです。」
「なるほど…「吸い込んだものをコピーする能力」か…。」
「こいつは頼りになるなあ…」
「そうだ、私達スタンド使いを吸い込んだ場合は、スタンドをコピーすることができるのか?」
「ええ、おそらく………やってみます?」
「どんなふうになるのか気になるな…カービィ、俺を吸い込んでみろ。」
承太郎がそう言う。
「えっ…いいのかジョジョ?」
「ああ…気になっちまったからな。」
「…はい、わかりました!」
そしてカービィは承太郎を吸い込み、コピーした。
承太郎はカービィの体から出てきて、少しフラッとしていた。
カービィは承太郎の被っている、髪と同化している帽子と同じ物を被っていて、目の色も、承太郎と同じになっていた。
「う……なんだったんだ…あの空間…」
「大丈夫か承太郎」
「ああ……というか、俺をコピーしたらそんな風になるのか。
スタンドは出せるか?」
「む………スタンドは出せないが、俺自身がスタンドの性能を使える感じだ。
例えば、精密操作だったり、スピードだったりな…。」
「なるほど」
そのあと、少々他のメンバーをもコピーして実験した。