最強?の悪魔達   作:バイオ

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イッセーが悪魔に

デートの日の夜リアスから報告があった。

イッセーをなんとか殺されずにすんだけど眷属にしたらしい。堕天使は一人は倒したらしい。けど他のやつは逃げたらしい。

 

 

翌日教室に行くとイッセー達が話していた。

 

ーおっ、イッセーは悪魔になっているな。

 

「よっ!おはようさん。」

 

「「「「ああ。おはよう。」」」」

 

デュオはイッセーに近づきボソッと呟いた

 

「昨日は大変だったらしいな?」

 

「ッ!何で知っているんだ?」

 

「まあそれは今度分かる。それと詳しい話はきいたのか?」

 

「……今日の放課後にリアス先輩の使いがくるらしい。」

 

「ふーん。そうか。それならいいか。」

 

「おい、どういう意味だ?」

 

「まあ気にするな。放課後に分かる。」

 

そしてデュオは秋人達の談笑に加わった。

 

 

放課後デュオは新聞部の部室に行った。

そして新聞を作った。作っていると全員が来たからイッセーが悪魔になっている事を伝え新聞作りを再開した。

 

そして新聞ができたから雑談をした。

その後下校時間間際にデュオはオカルト研究部に向かった。

 

オカルト研究部に行くとイッセーが神器の説明を受けている所だった。

 

「ういーすっ!」

 

「デュオどうしたの?」

 

「デュオ何でここに?」

 

「ん?特に用はないんだが、新聞ができたからなんとなく来ただけだ。まあ久しぶりに朱乃さんのお茶を飲みに来たってことで。」

 

「何でまたこんなタイミングで?それともうすぐ帰宅時間よ?」

 

「あらあら、わざわざ飲みに来てくれましたの?」

 

「喉が渇いたからどうしようと思っていてイッセーの事を思い出したんだ。そしたら朱乃さんもいるかなって思ったからだ。それよりも話の続きをしてくれよ。」

 

「そうね。神器の話は終わったから、イッセーとりあえず神器を出してくれる?」

 

「……どうやって出すんですか?」

 

「そうね、イッセーが強いって思うものを想像して、そのものを強く思ったら出せるはずなんだけど。」

 

「分かりました。その想像って漫画とかでもいいですか?」

 

「まあイッセーが強いと思うものならいいわ。」

 

「じゃあドラクソボールの空孫悟です。それを強く思ったらいいんですね?」

 

「そうよ。もしポーズがあるならしたほうがいいわ。」

 

「分かりました。」

 

というとイッセーはドラクソボールの空孫悟でドラゴン波をうつポーズをした。

 

するとデュオは笑い出した。

そしてイッセーの手が輝き出してそれが収まるとイッセーの手には籠手がついていた。

だがデュオとリアスはおかしいと思った。

そしてデュオとリアスは小声で話をした。

 

(ちょっとデュオ話と違うじゃない。)

 

(確かにイッセーからはかすかに反応があったから間違いないはずなんだけどな。もしかしたら無理やり起こしたからまだ目覚めてないかもしれない。)

 

(そうなの?じゃあしばらくしたら目覚めるの?)

 

(いや分からん。でも手っ取り早いのが何かきっかけをあたえることか、鍛えるかだ。)

 

(わかったわ。)

 

とデュオとリアスは話をやめイッセーに向き合った。

 

「イッセー、あなたの神器は一応発動したわ。でもその神器は本当の姿じゃあないみたいなの。それで本当の姿にするためには、鍛え上げる方が早いみたいなの、わかった?」

 

「えーっと、つまり俺は弱いから本当の力が使えないと?それは鍛える以外ないんですか?」

 

「まああるけどそれが手っ取り早い方法らしいの。」

 

「そういうことだ。でもお前が強くなるのはお前のためでもあるぞ。」

 

「?何で俺のためなんだ?」

 

「転生悪魔は主にしたがって戦わなければいけなくなる。レーティングゲームって言って主とその眷属でチームを組んで戦うんだ。つまりイッセーが弱かったらリアスの足手まといになるんだぞ。」

 

「ッ!確かにそれは嫌だな。それじゃあデュオ、俺を鍛えてくれ。」

 

「ん?俺は無理だぞ。忙しいからな。イッセーでもできる鍛えかたは……筋トレだ。」

 

「はあ?そんなんでいいのか?」

 

「いや分からん。あくまでもイッセーが一人でできるやつだ。なんならリアスにメニューを作ってもらえ。戦闘の仕方が知りたいなら他の眷属に聞け。もしあれだったら秋人に教えてもらえ。」

 

「えっ、秋人も悪魔なのか?」

 

「ああ。それに秋人は俺の弟子だ。最近は勝手にしているからどこまて強くなっているかは分からんが。」

 

「はあ?秋人がデュオの弟子?つうことはデュオは秋人よりも強いのか?」

 

「まあな。高校に入ってからは知らんがその前は本を読みながらでも勝てたぞ。ということでどうやって鍛えるかはイッセー次第だ。」

 

「わかった。とりあえず考えてみるわ。」

 

「それでイッセーは上級悪魔になったらどうするんだ?」

 

「……もし上級悪魔になったら眷属をもてるのか?」

 

「ああ。それでレーティングゲームにも出れるようになるぞ。」

 

「よしっしゃー、これで俺もハーレムが作れる。」

 

「うん。言うと思った。まあ強かったら眷属になってくれるやつは増えと思うから、頑張って強くなれよ。

 

「ああ。強くなっていつかお前を越えてやる。」

 

「ハハハ、それは頑張れ。ちなみに秋人も俺を越えるのが目標だそうだ。だからまず秋人に勝てないと俺には追いつかんぞ。それと俺はまだ修行を続けているから、俺以上に修行しないと追いつかんぞ。」

 

「ッ!ちなみにどんな修行をしているんだ?」

 

「まあ基本的に組手が多いな。でも焦らずにちょっとずつでも強くなれよ。」

 

「ああ。頑張るさ。」

 

「それじゃあ俺はそろそろ帰るわ。リアス達は今後の方針もあるだろうし、部外者はおいとまさせてもらうわ。ああそれと朱乃さんお茶美味しかったです。それでは」

 

と言うとデュオは瞬間移動で下駄箱に行き靴を履き替えて帰路につこうとすると後ろから声をかけられた。

 

「おい、デュオ今帰りか?」

 

デュオは振り向き

 

「ああ。イッセーが悪魔になったぞ。新人同士頑張れよ、匙。」

 

「ッ!兵藤が悪魔になったのか。主は誰だ?駒は何で何個使ったか知らないか?」

 

「主はリアスだ。駒のことは聞いてないがけっこう使っていると思う。多分今戦ったら勝てるだろうが、いずれ勝てなくなるかもな。」

 

「はあ?何で今が勝てて今後は勝てないだと?」

 

「ああ。あいつはいや、あいつの神器は反則級の能力だからだ。詳しく知りたいなら赤龍帝ってソーナに聞けばわかる。」

 

「赤龍帝?龍がつくからドラゴン関係か?」

 

「ああ。ドラゴンが封印されている。」

 

「……でも俺の神器にも封印されているぞ。」

 

「確かにそうだったな。でもあいつのやつは純粋に力の能力だ。だから力勝負なら勝てなくなる。まあレーティングゲームならルール上なら勝てなくはない。」

 

「まあ勝てる方法があるってことだな。」

 

「まあ頭脳ならお前の方が上だから、あとは自分の能力を使いこなせるかだ。それと修行して能力の使い方を増やすかだ。」

 

「そうか。修行次第だで能力が増えるのか。」

 

「ん?違うぞ。能力は増えないが応用で使い道が増えるていどだ。」

 

「ッ!って言っても俺はたいして兵藤に勝ちたいとは思ってないぞ。」

 

「まあそれを言われたらどうしようもないが。多分イッセーが活躍したら勝ちたくなると思うぞ。でもそうそう活躍もしないと思うし勝負する場面もないと思うけど、いざ勝負する時になっても準備ぐらいはしていた方がいいんじゃあないか?」

 

「……確かにそうだな。でも勝つならデュオに勝ってみたいさ。」

 

「ハハハ、俺を目標にするやつは多いな。だが俺は誰にも負けるつもりはないからせいぜい頑張れよ。」

 

「お前を目標って誰だよ?」

 

「まあ匙が知っているやつは秋人とイッセーぐらいだな。」

 

「……他にもいるのか?」

 

「まあな。けっこうな数がいるぞ。それに自称ライバルも何人かいるが、俺はライバルと思ってないがそんな奴らもいるぞ。」

 

「……なんて言うか御愁傷様だな。でもお前にも目標ぐらいいるんだろ?」

 

「ん?目標の人物なんていないさ、ただ俺は最強にならなくてはいけないがな。」

 

「はあ?また何でだよ?」

 

「そりゃもちろん大切なものを守るために決まっているだろ。」

 

「……まさか最強ってもしかして魔王になるとでもいうのか?」

 

「ハハハ、それこそまさかだよ。俺がそんな器にみえるか?」

 

「まあ確かにさすがにそれはないわな。」

 

「ん?勘違いしてないか?俺は魔王以上の存在になるつもりだぞ。」

 

「はあ?お前は馬鹿か?」

 

「何でた?俺は守るために強くなるんだ、なら俺より強いやつがいたら守れないだろ?なんなら世界を変えるつもりでもいるからな。ああこの話は他言無用で頼むわ。」

 

「まあ言ったところで誰も聞かねえよ。話の次元が違いすぎる。でも何で俺に話たんだ?」

 

「さあな。たまたまだ。それじゃあ俺はこっちだから。」

 

「ん?そうなのか?じゃあまた明日。」

 

ちょうど別れ道になりわかれた。


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