最強?の悪魔達   作:バイオ

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修行と出逢い1

シャーリーを眷属にして数ヶ月がたった。

いまだに千里眼をだいぶ使いこなせるようになった。

だけど千里眼は発動したままだ。

あれから賞金稼ぎを始めた。

まあ修行のついでで実力を測るためでもある。

 

修行は続いていて、最近は皆別々で動いている。

だからデュオも一人で修行していた。

その日はひたすら魔物を狩っていた。

突如雨降りだした。だんだんと降る量が増えてきたから、デュオは雨宿りできる場所を探した。

すると洞窟を見つけた。

そこには一人の少女と一匹の黒猫が、傷だらけで倒れていた。

デュオはまず千里眼で少女の過去を見た。

するとその少女もあの事件の被害者だった。

だからその少女を治療した。ちなみに治療の方法はエクセレンに覚えさせられた。

次に黒猫の過去を見た。そしたらその黒猫はS級はぐれ悪魔だった。けど何故はぐれ悪魔になったか気になり、さらにさっき見た過去よりももっと前の過去を見た。

 

 

その過去は、妹と二人だけの家族で苦しい生活をしていたところに悪魔が現れ眷属になれば保護する条件だった。そして眷属になったけど、最初は良かったが強い力を使えるようになると生活は変わった。

良い方向ではなく悪い方向にだった。

それは姉の悪魔がもっと強くなりそうと思い無理やり修行を増やしたが、その姉の悪魔はそれに耐えた。

だがその主は妹まで修行させようとした。でもその妹はまだ幼すぎてその力を使うと危険だった。だから姉の悪魔は止めさせようとしたが、主はそれでもその力つかわそうとした。だから主とその眷属を瀕死の重症を負わして、妹を連れて逃げた。だが追ってに追われある悪魔に妹を預けて自分だけで逃げたということだった。

 

その過去を見たデュオは黒猫を治療した。

そして治療が終わるとその少女と黒猫をと一緒に転移して帰った。

 

そして皆に事情を話した。

 

「と言うことで事情はわかったか?」

 

「うん。とりあえずはわかった。けどこの子はわかるけど、その猫は一応はぐれ悪魔なんだよ。その猫を引きわ」

 

シャーリーがいい終わる前にデュオが喋った。

 

「それ以上は言うな。言いたいことはわかるけど、でもあいつを引き渡したら……多分処刑されると思う。そしたらあいつの妹を一人ボッチになってしまう。それだけはさけたいんだ。」

「……でもその猫は私達を信じるかな?」

 

「……多分大丈夫だ。いや、大丈夫だ。だからこいつは僕に任して欲しい。」

 

「……危険じゃない?」

 

「大丈夫だ。何かあったら大声で叫ぶから、それまでこいつと二人で話をさしてくれ。」

 

「……わかったわ。でも何かあったら呼んでよ。」

 

「わかってる。それじゃあ自分の部屋に連れていくわ。」

 

と言って黒猫を抱えて自分の部屋へ行った。

 

しばらくたつと黒猫が目を覚ました。 するとデュオを見たらビックリして距離をとり警戒した。

 

「にゃ!うぅ~。」

 

「大丈夫か?」

 

「……にゃあ。」

 

デュオが話しかけると一応答えた。

 

「大丈夫ならいいが、痛いところがあったら言えよ。」

 

「……にゃあ。」

 

「あと警戒するな。僕は追ってと違う。僕の名前はデュオ・サルガタナス……君を保護したいんだ。」

 

「にゃあ?」

 

「そろそろちゃんとしゃべって欲しいんだけど。それとごめん。君、黒歌の過去を見させてもらったよ。だからはぐれになった理由は知っているよ。妹を守るためだもんな。」

 

「……そう。そこまで知っているの。」

 

というと猫の姿から人の姿になった。

 

「だからこそ君を保護したいんだ。ダメかな。」

 

「先にききたいことがあるにゃ。どんな魔法を使ったの?」

 

「僕は魔法を使ってないよ。ただ強いて言えばこの眼かな。」

 

「眼?どういうことにゃ?」

 

「僕の一族は千里眼が使えるんだ。そして僕はちょっと特殊みたいで、視たものの過去が見えるんだよ。まあまだ扱いきれてないけどね。」

 

「……そう。ちなみにどこまで見たの?」

 

「ええーっと、元主の悪魔の眷属になる前かな。」

 

「えっ。そこまで見たの?ちょっと見すぎじゃあないにゃ 。」

 

「そこは謝るけど、僕もまだ使いこなせないから仕方ないじゃあないか。」

 

「……でもさすが見すぎにゃ!」

 

「ごめんなさい。……それでどうする?」

 

「……うーん。でもここにいても迷惑がかかるし。」

 

「確かにそうかも知れないけど、このままはぐれだったら妹に会えないよ。」

 

「っ!……それはそうだけど。でも君に何ができるの?」

 

「……うーん。とりあえず使い魔?」

 

「でもそれじゃああんまり意味がなさそうにゃ。」

 

「た、確かにそうだな。……じゃあ眷属になるか?」

 

「眷属?良いのかにゃ?」

 

「……うーん。ただ今調べていることがわかってからでいいか?」

 

「何を調べているにゃ?」

 

「この前あった連続一家殺人事件の被害者の人数だ。」

 

「にゃ!その事件知ってるにゃ。確かに15件目でそこの家主と相討ちになったやつかにゃ?」

 

「えっ。知ってたの?15件なの。あと逃げた子供の人数は?」

 

「ええ、確か15件だったはずにゃ。それで子供の人数は20人だったはずにゃ!でもその事件と私が眷属になる話が関係あるにゃ?」

 

「20人か。……それは僕達がが最後の被害者だからで、同じ境遇の子達がいるとわかったからね。それで出来ればその子達を眷属に迎えてやりたいんだ。」

 

「……そう。でも君の眷属になるとは限らないじゃあないかにゃ?」

 

「確かにそうだな。……でも可能性があるならそれにかけたい。それにもう一人はなっているからね。あと君と一緒にいたあの子もあの事件の被害者だったよ。」

 

「っ!……そう。じゃあ待つにゃ。」

 

「……うーん。ちょっと待てよ。……よく考えれば残りの人数は13人だな。」

 

「えっ。ちょっと待って。どうしてそうなるの?」

 

「えっ。それは僕は6人姉弟だからな。それと一人眷属にしたからだよ。」

 

「6人姉弟!ずいぶんと多いのね。」

 

「まあね。いろいろ事情があってね。皆血が繋がっていないけど、産まれ時から一緒にいるから僕のお姉ちゃん達だよ。……話がそれたね。」

 

「……そうね。あなたもいろいろ事情があるのね。」

 

「それであと13人のはずで、駒が残り14個だから……黒歌も僕の眷属になれるよ。」

 

「えっ。ちょっと待って。それは無理にゃ。」

 

「えっ。何で?計算だと大丈夫だよ。」

 

「まあ計算ではね。……眷属にするには必要な駒は一つとはかぎらないの。だって私は僧侶の駒を二つ使ったのよ。」

 

「そんな。……でも何か方法はないの?」

 

「もし僧侶の変異の駒があってそれを私に使えば数てきには大丈夫になるにゃ。」

 

「変異の駒?」

「えっ。知らないの?」

 

「うん。」

 

「ええーっと、変異の駒とは悪魔の駒が複数必要な時に使えば一つで済む特殊な駒にゃ。でもその駒はバグみたいなもので一つでも持っていたらラッキーなのにゃ。」

 

「へー。そんなのがあったのか知らなかったなあ。でも僕の持っている駒は見た目は全部一緒だったよ。」

 

「……そう。じゃあ変異の駒は持っていないのね。それじゃあ私眷属になれないにゃ。」

 

「っ!そうなるね。ごめんね、期待させちゃって。……まあ君はずっとこの家にいてもいいよ。いつか僕がはぐれを取り消してもらうから。」

 

「……うーん。やっぱり出ていくにゃ。あんまり迷惑をかけたくないにゃ。……でもたまに来てもいい?」

 

「っ!……そう。いつでも来てよ歓迎するから。それじゃあ一応皆に挨拶しとく?」

 

「うーん。まあたまに来るなら挨拶はしとかないとね。」

 

「それじゃあ皆の所に行くか。 」

 

「にゃ。」

 

二人は皆の所に行った。すると助けた少女も起きていた。

 

「とりあえず黒歌は僕達に危害を加えないから安心してね。じゃあ皆で自己紹介しよう。」

 

皆は自己紹介した。最後に残ったのは助けた少女だった。

 

「私はセルシア・ネビロスです。あと未来予知ができます。だから私はあそこにいました。あそこに行けば助けてもらえると未来予知でみたから。」

 

「っ!そうだったんだ。じゃあどんな未来を見たの?」

 

「……それは私と黒歌がデュオの眷属になるということ。でも私はまだ完全に使いこなせていなくて、断片的にしかわからないの。」

 

「っ!……そう。ちなみに僕の眷属になっても良いのかい?僕は誘うつもりだったけど。」

 

「……それはわからない。君のことを知らないから。」

 

「そうだったね。僕達は君と一緒で、皆あの事件の被害者なんだ。まあシャーリーを覗くと家族だけどね。」

 

「何で私があの事件の被害者って知っているの?」

 

「それは僕には特殊な千里眼があって過去が見えるんだよ。ごめんね。勝手に過去を見て。まあ僕はまだそれを使いこなせていないからね。」

 

「っ!……そう。それでなぜ眷属にしたいの?」

 

「僕のあの事件の被害者を眷属にしようと思っていてね。ただ同情じゃあなくて、皆一人ボッチになっていると思ったから……僕は眷属になってもらって絆をつくりたいんだ。僕は眷属を家族として接するつもりでいるよ。それにあの事件の被害者が一人でいると思うと心配なんだ。」

 

「……そう。わかったわ。私も一人だと怖いからね。」

 

「でも無理に眷属になってもらわなくてもいいんだよ?」

 

「うーん。……どうしよう。でもただここに居させてもらうのも気が引けるし……それに君の役にたてるのなら眷属になるわ。」

 

「僕は 眷属に何かしてもらおうとは思ってないからね。じゃあ眷属になってくれるんだね?」

 

「うん。私セルシア・ネビロスをデュオ・サルガタナス様の眷属にしてください。」

 

「わかった。それじゃあ何の駒が良い?」

 

「私は兵士でいいわ。」

 

「了解。」

 

するとデュオは兵士の駒を取り出した。

すると黒歌が

 

「ちょっと待って。デュオそんな躊躇いもなく変異の駒を使おうとしているの?」

 

と言った。するとデュオは

 

「えっ。僕はこの駒しか持ってないよ。」

 

「えっ。ちょっと全部見してくれる?」

 

するとデュオは持っている駒を全部出した。

すると黒歌は驚愕して

 

「っ!まさか持っている駒が全部変異の駒だったなんて。」

 

「えっ。これは変異の駒だったの。」

 

「ええそうにゃ。」

 

「それじゃあ黒歌も僕の眷属になれるね。」

 

「にゃん。そうにゃ。じゃあ眷属にしてください。主様。」

 

「ちょっと待って、何で黒歌が眷属になるの?」

 

とルナマリアが言った。

そしたらデュオは説明した。

 

「というわけだから……お姉ちゃん達には申し訳ないと思っているんだけど、黒歌を眷属にしようと思う。それにお姉ちゃん達の誰か一人だけするとなんか嫌だし、もしするなら全員するつもりだよ。」

 

「た、確かにそう言われたら仕方ないわね。一人抜け駆けはだめだしね。わかったわ。黒歌を眷属にしてあげなさい!」

 

「それじゃあセルシアと黒歌、駒を受け取ってくれ。」

 

デュオはセルシアと黒歌 に駒を渡した。すると駒はセルシアと黒歌の中に入った。

 

「これからもよろしく。黒歌、セルシア」

 

「よろしくにゃん」

 

「よろしくお願いいたします。」

 

そして黒歌とセルシアの歓迎会が始まった。

 

 

 

次の日黒歌とセルシアは一応怪我の様子をみるために家で休んでいた。

他の皆はそれぞれ修行をした。

 

その次の日黒歌とセルシアは一緒に修行した。

皆はそれぞれ修行をした。

そしてデュオは修行していると、一人の男性が現れた。

 

ーなんだこの人?全く隙がない。どうやったらここまでなれるんだろう?そうだ最近はどう修行をしたらいいか分からなかったから、この人に教えてもらえれば。

 

「ちょっとすいません。」

 

「……なんだ小僧?」

 

「……あの……よかったら僕に修行をつけてください。」

 

とその人を見つめると、その人の過去が見えてきた。

 

ーヤバいとんでもないやつに頼んでしまった。大丈夫かな?

 

「……小僧何を見ている?」

 

「っ!……ごめんなさい。ちょっとあなたの過去をみてしまいまして。」

 

「ほほう。素直に言うとはな。それで過去を見てもまだ修行をつけてほしいのか?」

「……はい。できればお願いします。僕はまだ力を使いこなせていないので、そろそろ誰かに教わりたいと思ったところにあなたが現れた。しかもあなたは相当な実力者だ。いくらあなたが邪龍だとしても……もう二度とあの悲劇をさせないために。」

 

「……そうか。お前は面白くなりそうだ。」

 

「じゃあ引き受けてくれるんだね。僕はデュオ・サルガタナスです。」

 

「ああ引き受けるがつまらなかったら、すぐにやめるからな。私は三日月の暗黒龍クロウ・クルワッハ」

 

「よろしくお願いします。クロウさん。いや修行中は師匠と呼んだ方が良いのかな?」

 

「……好きなほうで呼べ。」

 

「わかりました。じゃあ修行中は師匠と呼ばせてもらいます。そして師匠以外はクロウさんと呼びます。」

 

「……そうか。それでお前の力とは何だ?」

 

「僕の力……僕の一族は瞬間移動と千里眼です。それで瞬間移動は1メートルぐらい先にならできます。千里眼は僕のやつはちょっと特殊で視たものの過去が見えるんです。あと距離は1キロメートル先まで見えます。でも千里眼は発動したままで、どうやったらonとoffが切り替えれるかわかりません。」

 

「……そうか。それじゃあ修行を開始する。まずは……」

 

とクロウ・クルワッハが言って修行が始まった。

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