数日たったある日天使達がデュオ達の家に来ることになっていた。
ピンポーン
どうやら来たみたいだ。
デュオが玄関へいきドアを開けると、男女一人ずついた。
「ようこそ。お待ちしておりました、天使さん達。皆はリビングにいるのでついて来てください。」
「はい。お邪魔します。」
「お邪魔します。」
そしてリビングに案内してソファーに座ってもらった。
「どうもはじめまして、デュオ・サルガタナスです。よろしくお願いいたします。」
「はじめまして、エクセレン・サルガタナスです。よろしくお願いいたします。」
と順番に挨拶した。
「今日はお招きありがとうございます。私は天使長をしている、ミカエルです。以後お見知り置きを。」
「私は熾天使のガブリエルです。よろしくお願いいたします。」
と全員の挨拶が終わった。
「それにしても天使長様と熾天使の一人がわざわざ来ていただいてありがとうございます。」
「いえ、私達はサーゼクスさん達から聞いた事が気になったからね。それにしてもエクセレンさんは本当にアルカディア様に似ているね。」
「本当にですね。雰囲気や容姿も似ていますね。帰って来たと思ってしまいます。」
「まあ別人ですけどね。それで早速ですけど、エクセレン姉さんと一緒に暮らしてもいいですか?」
「うーん?それなんだけどね、私達はやっぱり心配なんです。天使が一人で悪魔の家に住むというのはね。」
「それはわかっています。でも俺はエクセレン姉さんとは離れたくありません。だから何か条件があればなんでもします。 」
「そうかい。それではいくつか条件を言います。いいですね?」
「はい。エクセレン姉さんも良いよね?」
「うん。それでデュオ達と一緒にくらせるなら。」
「それでは一つ目はエクセレンさんに魔法のたぐいで操られていないか調べさしていただきます。二つ目は精密検査をさしていただきます。いいですか?」
「はい。大丈夫です。」
「それではどこか空き部屋はありませんか?」
「ありますよ。そこで検査するんですよね?だったらエクセレン姉さん案内よろしく。」
「うん。わかった。」
と言ってエクセレンはガブリエルを連れて行った。
「それじゃあ待っている間に他の条件を言います。」
「一ついいですか?」
「……なんですか?」
「精密検査とはどんなことを調べるのですか?」
「……それは……力の性質や血液を調べます。それと身体測定ぐらいです。」
「……そうですか。じゃあ多分結果でわかると思いますから、先に言います。いいですか?」
「……はい。なんでもか?」
「……驚くと思いますけど……エクセレンは神アルカディア様と同じ結果が出ます。」
「っ!それはどうしてだい?」
「これは魔王様達にも内緒にしているからミカエル様だけにしか教えません。だから誰にも言わないでください。お願いします。」
「っ!……分かりました。」
「まあ精密検査をされたらばれますから……エクセレン姉さんとルナマリア姉さん達は神と前魔王様です。でも別人です。」
「っ!それはどういうことだい?」
「……それはあの戦争でなぜか卵になったそうです。それで卵が孵ったのは俺が産まれる一年前だそうです。でも産まれたは良いが赤ん坊だったからしばらく育てることにしたそうです。そして育てた結果記憶はないし力も使いこなせないから、お父さんは自分の子供として育てることにしたそうです。だから今は別人というわけです。」
「っ!……そうだったのか。でも何で皆には教えなかったんだい?」
「……それは亡くなった存在が再び現れたけど記憶はないし力も使いこなせない、じゃあ出ていく必要はないですか。それにむやみやたらに出ていくとパニックを起こすだけです。それならいっそのこと 別の存在として生きる方が良いと思いませんか?だから今このタイミングで幼い子供の姿なら別人として大丈夫だからです。」
「っ!……そこまで考えていたのか。確かそうだね。」
「わかってくれましたか?わかってくれたら、そろそろ条件の方をお願いします。」
「……ああそうだったね。それじゃあ絶対に堕天使化しないようにしてくれ。」
「それはわかっています。けどもし眷属になるのならどうなりますか?」
「……そうだね。前例がないからなんとも言えないね。でも堕天使化する可能性はありますね。」
「やっぱりそうですか。それじゃあ次の条件は?」
「そうですね……できればここにガブリエルを住まわせてもらえませんか?」
「……何故ですか?」
「……それはやっぱり天使であるエクセレンさんが一人でいるのは心配なんです。それにもしかしたらエクセレンさんを狙う輩が出てくる可能性があるから護衛としておいていただけませんか?それに見たところあなた達には大人の人がいないから、保護者的な感じで役にたつかも知れませんよ。」
「まあ確かにそうですね。それに熾天使なら実力もあると思います。あと保護者はアジュカさんがしてくれるそうです。……しかしガブリエルさんは納得しますかね?仕事とかも大変だろうし。」
「……それは大丈夫と思います。仕事の面は私達が手分けしてしますし、よっぽど手が欲しい時でもここからでも仕事ができるようにします。」
「……そうですか。そこまでいうならいいですが、やっぱり俺達は信用できないですか?」
「……信用はしています。あそこまで考えてくれていたのですから。」
「……分かりました。でもガブリエルさんには俺達にしたがってもらいますよ。まあ俺達はまだあなた達を信用しきれていませんから。と言っても俺達にはそれなりに秘密があって、もしそれをガブリエルさんが知ってもあなた達には報告させないようにお願いするだけですよ。この条件は最低限してもらいます。でも絶対に悪いことはしませんから、これだけは守ります。」
「……そうですか。ちなみにその秘密は教えてくれませんか?」
「うーん。今はまだ……としか言えません。それにミカエルさんにはとっても重大な秘密を教えたのですよ。絶対に他に教えないでくださいよ。もし言ったらもう信頼関係はきづけないと思ってください。」
「……分かりました。」
するとエクセレンとガブリエルが戻ってきた。
そしてガブリエルはミカエルに報告した。
そしてミカエルが
「……やっぱりデュオ君が言っていたとうりか。」
「で何か魔法がかかっていましたか?」
「ああそれは大丈夫だったそうだ。でも何か力を封印したみたいだったらしい。」
「それですか。それはまだ子供には力がでかすぎて体の方がついていかないから、封印したそうです。でも体が大丈夫になったら封印は解けるそうですよ。ちなみに何段階かに分けて封印したそうです。」
「それですか。それではガブリエル、今日からあなたはここに住んでもらいます。」
「えっ!それは本当ですか?」
「そうだよ。デュオ君にも了承をもらっているよ。仕事とかは私達がするから。」
「ええー。急にいわれましても……」
「やっぱり本人は嫌って言ってますよ、ミカエルさん。」
「大丈夫です。ガブリエルこれは命令です。エクセレンさんの監視と護衛をしてもらいます。」
「おい。ミカエルさん無理やりはダメだろ。」
「命令はあくまでも建前だからね。」
「でガブリエルさんはどうするんですか?」
「私は……ここに住みます。」
「えっ!本当にいいんですか?嫌なら断ってください。これはミカエルさんがかってに言ったことだから。」
「……別に嫌だから迷っていたわけではなく……ただ戸惑っていただけです。」
「じゃあここに住むんですね。住むのなら歓迎します。」
「はい。これからはよろしくお願いいたします。」
「こちらこそお願いいたします。」
「じゃあ私はこらぐらいで帰ります。私は他の熾天使にガブリエルのことを言わなくてはいけませんから。デュオ君ごきげんよう。ガブリエル後はお任せします。」
「ミカエルさんいつでも来てください。」
「ミカエル様そちらのことはお願いします。何かあったら言ってください。」
そしてミカエルは帰った。
「それじゃあガブリエルさん、ここに住むからには俺達にしたがってもらいますよ。」
「えっ!それは聞いてませんよ。」
「まあそこまで警戒しないでください。ただ俺達の秘密を知っても誰にも言わないでくださいっていうだけです。あともしよかったら家事をしてくれませんか?俺達はできるだけ修行したいので、あと眷属候補をさがしたいのでできるだけでかまわないのてお願いします。」
「そうですか。分かりました。家事はします。でも秘密とはなんですか?」
「……それはまだ言えません。ガブリエルさんが信頼できると分かれば教えるかもしれません。」
「そうですか。それにしてもデュオ君はしっかりしていますね。」
「そうですか?そう思うなら、多分俺はここで唯一の男だし……一応眷属の王ですからね。」
「そうですね。そういえば学校とかいかないんですか?」
「もうちょっとしたら通います。今はアジュカさんが準備してくれています。ただ姉さん達は通うか迷っています。」
「どうしてですか?」
「それはやっぱり似ているからね。それと冥界の学校はちょっとの間通ってのちに、人間界の学校に通うつもりです。そうすれば姉さん達も気にせずに学校に通えますからね。」
「そうですね。どうせなら一緒に学校に通いたいよね。」
「まあそういうことです。それじゃあガブリエルさんの部屋を案内します。今は空き部屋で掃除はしていますが家具とかはないので、今度買いに行きましょう。とりあえず布団はお客様用のやつを使ってもらいます。いいですか?あと何かいるものがあったら言ってください。」
「……はい。急に決まったことですから、仕方ないです。それと後で一旦天界に戻ってもいいですか?ちょっと荷物を持って来ようと思いまして。」
「そうですね。着替えとかもいりますしね。さすがに姉さん達の服でもサイズが無理そうですし。あとお金は基本いりませんよ。俺達ははぐれ悪魔とかを狩ってお金は稼いでいるので。もしよかったら、天界で悪魔でもできる仕事があれば教えてください。」
「……そうね。あると言えばあるけど、でも悪魔には危険なことだよ。」
「……もしかしてはぐれ悪魔払いとかの討伐ですか?それなら俺は大丈夫です。眷属の皆はちょっとしんどいかもしれないけどできると思います。」
「えっ!どうしてデュオ君は大丈夫なんですか?それと眷属の皆さんもしんどいけどできないことはないとは?」
「まず俺は師匠がいてその人に修行とは弱点をなくすものだと言われて、堕天使とか光力を使うやつと戦わされたりしたからね。だからそれに習ってエクセレン姉さんに眷属の皆を修行してもらっているからね。」
「っ!そうですか。すごいですね。デュオ君の師匠はいったいどんな人なんですか?」
「うーん。それは秘密の一つだから教えれない。それよりも部屋に行きましょう。」
デュオはガブリエルを部屋に案内した、