アングロアラブ ウマ娘になる   作:ヒブナ

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 アンケートへのご協力、ありがとうございます。
エアコンボハリアーの二つ名は「驚異の宙飛」に決定致しました。これからも拙作をよろしくお願い致します。


登場人物・用語解説 #2

 

 

登場人物

 

 

アラビアントレノ

 身長:146cm

 体重:微減(代謝が良すぎる)

 愛称:アラ 

 

 アングロアラブのウマ娘、フジマサマーチとの対決や夏合宿を経て力をつけ、セントライト記念、菊花賞で勝利する。サイレンススズカが故障した秋の天皇賞では、エルコンドルパサーの発言と、トレーナーである慈鳥が責められた事、さらにセイユウの影響によって一時塞ぎ込んでしまうものの、慈鳥によって気力を取り戻す、その際に自らの出生の秘密を慈鳥に明かした。

 また、本来、アングロアラブはウマ娘として生まれる事は無いものの、アラビアントレノはセイユウらアングロアラブの人間に翻弄されたことへの無念と、前世の本人の願いが結びいたため、ウマ娘として生を受けている。

 

 

エアコンボハリアー 

 身長:161cm

 体重:全く問題なし

 愛称:コンボ

 

 アラビアントレノをライバル視するウマ娘、トライアルレースを勝ち抜きジャパンカップに出走、細かい情報収集とスタミナを温存する策をとってエルコンドルパサーに勝利する。

 

 

キングチーハー

 身長:160cm

 体重:変動なし

 愛称:チハ

 

 コーナーは苦手だが末脚の鋭い鹿毛のウマ娘、皐月賞に出走したものの、敗北を喫する秋の天皇賞の後ではエルコンドルパサーに対して怒るワンダーグラッセを必死で止めていた。情報収集ではリーダー的役割を努めた。

 

 

セイランスカイハイ

 身長:162cm

 体重:不明(忘れた)

 愛称:ランス

 

 どこかのほほんとした雰囲気を持つ芦毛のウマ娘、英語は苦手であり、銛をランスと読むと思い込んでいた。夏合宿の時はドチザメを捕獲するという活躍を見せる。トレセン学園のファン感謝祭の時はワンダーグラッセと共に偵察に赴いた。

 

 

ワンダーグラッセ

 身長:150cm

 体重:微増(ティータイムの影響)

 愛称:ワンダー

 

 イングランド人の栗毛のウマ娘、英国料理を作ることができる。ファン感謝祭の際は外国人観光客としてエルコンドルパサーとグラスワンダーに学園内を案内してもらっていた。普段怒ることは無いが、秋の天皇賞後の騒動に関してはトレセン学園に乗り込もうと考えるほどの怒りを表していた。

 

 

サトミマフムト

 身長:164cm

 体重:増減無し

 

船橋トレセン学園所属のウマ娘、セントライト記念トライアルのオパールカップにてアラビアントレノと対決し、敗北した。秋の天皇賞後の騒ぎに対しては有記念のボイコットという形で対処した。

 

 

サカキムルマンスク

 身長:155cm

 体重:微減

 愛称:サカキ

 

 アラビアントレノの友人の鹿毛のウマ娘、福山ダービーにて骨折し、その後はサポートウマ娘に転向、怒るワンダーグラッセを必死で抑えていた。目的あって猛勉強中。

 

 

ハグロシュンラン

 身長:162cm

 体重:競争ウマ娘ではないけれど秘密

 愛称:シュンラン

 

 美しいブルーの髪を持つ生徒会副会長、オグリキャップの大ファン、ファン感謝祭の際は白杖を使って一人で回っていたものの、それを見かけたメジロアルダンに声をかけられ、オグリキャップに会うことに成功する

 

 

エアコンボフェザー

 身長:175cm

 体重:微動だにせず

 愛称:フェザー

 

 エアコンボハリアーの姉であり、生徒会副会長、中央に居た際に、シンボリルドルフとは何らかの出来事があった模様。日本のウマ娘レース界を世界に羽ばたくにふさわしいものにするべく、各地方トレセン学園の生徒会長に協力を依頼した。情報収集に長けている。

 

 

エコーペルセウス

 身長:182cm

 体重:微減(激務のため)

 愛称:ペルセウス

 

 福山トレセン学園の生徒会長、芦毛で糸目だが。目を開くことは可能、ただしその際の威圧感は身長も相まってシンボリルドルフでも戦慄するものとなる。夏合宿を主導し、そして秋の天皇賞後の騒動の際は自らトレセン学園に赴き、シンボリルドルフと会談した。耳でなく、目に感情が出るタイプ。

 

 

フジマサマーチ

 身長:170cm

 体重:増減なし

 愛称:マーチ

 

 オグリキャップがカサマツに居た時のライバル。中央に移籍するも、勝てずに地方に戻ってきた。ベテランウマ娘としてアラビアントレノを打ち負かし、彼女の成長のきっかけとなった。

 

 

ノルンエース、ミニーザレディ、ルディレモーノ

 

 オグリキャップ、フジマサマーチの同期、すでに走りからは退いている。

 

 

ハッピーミーク

 身長:165cm

 体重:増減全くなし

 愛称:ミーク

 

 中央トレセン学園の生徒、チームメイサ所属、福山トレセン学園で行われた夏合宿に参加し、アラビアントレノら福山の生徒と交流を深める。菊花賞ではアラビアントレノと対決し2着に敗れるものの、再戦を誓った。

 

 

サンバイザー、ツルマルシュタルク、ジハードインジエア、ゼンノロブロイ

 

 ハッピーミークのチームメイト、夏合宿に参加し、レベルアップを果たす。因みに四人とも身長は150cm未満。

 

 

ミスターシービー

 身長:166cm

 体重:増減なし

 愛称:シービー、ビーちゃん

 

 チームメイサの元メンバー、菊花賞を見てアラビアントレノの事を気に入った。

秋の天皇賞の時はレースの勉強のため、海外へと飛んでいた。

 

 

ベルガシェルフ 

 身長:144cm

 体重:増減なし

 愛称:ベル

 

 中央トレセン学園の生徒、アラビアントレノの事を尊敬している。夏合宿に参加して実力を向上させるが、本格化の途中だったため夏明けに結成されたチームフロンティアに遅れて参加した。

 

 

デナンゾーン、デナンゲート、ダギイルシュタイン、エビルストリーム、スイープトウショウ、アドヴァンスザック

 

 夏合宿後に結成されたチームフロンティアのメンバー、小柄であるものの、素質は十分で、夏合宿で大幅なパワーアップを果たした。

 

 

エルコンドルパサー 

 身長:163cm

 体重:微増 

 愛称:エル

 

 トレセン学園チームリギルのメンバー、秋の天皇賞にてアラビアントレノに恐怖を感じ、その旨をマスコミに話してしまう。謹慎明けのジャパンカップではエアコンボハリアーに敗北し、自らのメンタルの弱さを悟り、足りないものを探すことを決心した。

 

 

グラスワンダー

 身長:152cm

 体重:増減なし

 愛称:グラス

 

 チームリギルのメンバー、エルコンドルパサーの親友であり抑え役、ジャパンカップに敗北したエルコンドルパサーを諭し、強くなるよう促した。

 

 

サイレンススズカ

 身長:161cm

 体重:増減なし

 愛称:スズカ

 

 チームスピカ所属のウマ娘、圧倒的な大逃げ が武器であり、多くの人々を魅了してきた。しかし、秋の天皇賞にてアラビアントレノの追走から逃れるためペースを上げた結果、骨が限界を迎え、骨折した。史実と異なり、生きている。

 

 

スペシャルウィーク、セイウンスカイ、キングヘイロー

 

 中央トレセン学園の生徒、3人揃って菊花賞に出走するも敗北する。謹慎を終えてエルコンドルパサーが戻ってきたときは喜んでいた。菊花賞では何かを感じていた。

 

 

オグリキャップ、メジロアルダン、スーパークリーク、タマモクロス、イナリワン

 

 ファン感謝祭でハグロシュンランが出会ったウマ娘達、遠方より訪れたハグロシュンランを歓待し、今まで戦ってきたレースについての思い出話を聞かせていた。

 

 

シンボリルドルフ

 

 身長:165cm

 体重:かなり理想的 

 愛称:ルドルフ

 

 トレセン学園の生徒会長であり、チームリギルのリーダー、アラビアントレノをスカウトするため、直々に広島に赴いたものの、秋の天皇賞後の騒動もあり、スカウトは叶わなかった。エアコンボフェザーとは何かがあった模様。

 

 

マルゼンスキー、エアグルーヴ、ナリタブライアン

 

 チームリギルのメンバー、シンボリルドルフを補佐を行っている。

 

 

学園関係者

 

 

慈鳥

 

 アラビアントレノの担当トレーナー、転生者、新たなトレーニング方法を考え、アラビアントレノを鍛えていく。

 秋の天皇賞の騒動の後、セイユウとの対話を経てアラビアントレノの過去を知ったものの、あくまで前世は前世であると捉え、一人のウマ娘としてアラビアントレノと接した。

 

 

軽鴨、火喰、雀野、雁山

 

 慈鳥の同期達、慈鳥と切磋琢磨しながら担当を鍛えている。

 

 

大鷹

 

 福山トレセン学園の校長、秋の天皇賞後のメディアへの対応や慈鳥への仕事の依頼等、ウマ娘やトレーナー達を支える縁の下の力持ち。中央の“強いウマ娘に絶対を体現する存在となるよう周りが促す”姿勢を癌であると捉えている。

 

 

桐生院 葵

 

 中央トレセン学園のチームメイサのトレーナー、慈鳥の誘いを受け、後輩の氷川と共に夏合宿に参加する。秋の天皇賞後の騒動では抗議しようとしていたが氷川やメイサのメンバーに止められた。

 

 

氷川 結

 

 中央トレセン学園チームフロンティアのトレーナー、政治家一族の出、桐生院の大学時代の数少ない友人の一人、好物は焼き鳥であり、夏合宿での焼き鳥屋での発言が、V-SPT完成のきっかけとなった。

 

 

伊勢

 

 チームメイサの元メイントレーナー、ドリームトロフィーリーグへ注力するべく、チームを桐生院に任せた。菊花賞を見て驚き、慈鳥やアラビアントレノに興味を示した。

 

 

秋川 しわす

 

 中央トレセン学園の理事長だったが、サイレンススズカの宝塚記念の後、海外に渡ってしまった。

 

 

秋川 やよい

 

 しわすの娘、しわすの後任としてトレセン学園理事長に立候補し、新たに着任した。ウマ娘達と変わらない年齢であるため、一部の生徒からは児童労働であると思われている。

学園の生徒の地方への理解を深めるべく、地方から一定数の生徒を一気にスカウトした。

 

 

九重

 

 NUARのトレセン学園運営委員長。エコーペルセウスらの考えに乗り、中央にAUチャンピオンカップのプレ大会の要請を行う計画を立てた。

 

 

 

その他

 

 

じいちゃん

 

 アラビアントレノの育ての親、塞ぎ込んでいるアラビアントレノにはまだ走りたいという心があることを見抜いており、その気持ちを引き出すことを慈鳥に依頼した。

 

 

セイユウユーノス

 

 アラビアントレノの前世、元々は競走馬となる予定ではあったものの。生産牧場のオーナーの代替わりにより、方針が変更、誘導馬となった。父はビソウエルシド、母はユーノスプリンセスである。書面上は兄弟ではないものの(競走馬は母親が同じでなければ兄弟とは認められない)、血縁的に見ればニホンカイユーノスの腹違いの弟であり、生年は1995年で史実の98世代と同じである。

 

 

セイユウ

 

 アラビアントレノの先祖、1954年生まれのアングロアラブ。アングロアラブで唯一中央競馬のサラブレッド系重賞であるセントライト記念に勝利した馬。異名はアラブの怪物であり、“怪物”と呼ばれたマルゼンスキーやハイセイコーより遥かに前に怪物と呼ばれた競走馬である。アラブ競争が人間の勝手な考えにより廃止されたことから人間を恨んでいる。慈鳥に担当を諦めさせ、アラビアントレノを最強のウマ娘として覚醒させようとするも、慈鳥も転生者であることを知り、一旦引き下がった。

 

 

神崎

 

 前世、牧場で余生を過ごしていたアラビアントレノの世話係であり、慈鳥の相棒のメカニックであった、慈鳥の記憶によれば、過去数回、競馬関連の事で泣いていた模様。

 

 

 

 

作中用語

 

 

V-SPT

 

 正式名称は“可変ストライド/ピッチタイミングコントロールテクニック”V-SPTはこれを英訳したものの略称である。コーナーの途中で脚の回転具合を変えることで、スタミナの消耗を抑えつつ、コーナーを素早く曲がることができる。福山トレセン学園の新しい武器となった。

 

 

夏合宿

 

 生徒らの実力向上を狙い、福山トレセン学園で実施されたもの、主にスタミナ、パワー、バランス感覚を鍛えており、その効果は上々だった。

 

 

 

 

 

 





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