アングロアラブ ウマ娘になる   作:ヒブナ

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 次話より次章へと入っていきます。よろしくお願い致します。なお、この登場人物紹介回ですが、前章に出て本性に出てこなかったり、殆ど登場しないキャラ(クターアブクマポーロなど)に関しては書いておりません。ご了承下さい。


登場人物・用語解説 #3

 

登場人物

 

 

アラビアントレノ

 身長:146cm

 体重:微減(代謝が良すぎる)

 愛称:アラ 

 

 アングロアラブのウマ娘、タマモクロスやキョクジツクリーク、メイセイオペラらライバルとの激闘を重ね、時折現れるセイユウの影に悩みながらも成長していく。領域を使うことはできないものの、対戦相手の出した領域を打ち消すことのできる能力を持っている。

 

 

エアコンボハリアー 

 身長:161cm

 体重:全く問題なし

 愛称:ハリアー

 

 アラビアントレノをライバル視するウマ娘、宝塚記念では囲まれたハッピーミークと対決するため、不利を承知でマークを外し、道を開けた。

 

 

キングチーハー

 身長:160cm

 体重:変動なし

 愛称:チハ

 

 コーナーは苦手だが末脚の鋭い鹿毛のウマ娘、アラビアントレノと共に帝王賞に出走するが、メイセイオペラの領域の前に敗れ去る。

 

 

セイランスカイハイ

 身長:162cm

 体重:不明(忘れた)

 愛称:ランス

 

 どこかのほほんとした雰囲気を持つ芦毛のウマ娘。祖父は銛で魚を捕るスピアフィッシングの名人だった。プレ大会にて他のウマ娘の動きを先読みするかのような驚異的な直感力を発揮し、2着の成績を残した。

 

 

ワンダーグラッセ

 身長:150cm

 体重:微増(ティータイムの影響)

 愛称:ワンダー

 

 イングランド人の栗毛のウマ娘、英国料理を作ることができる。ダイオライト記念にて、アブクマポーロに勝利している。

 

 

サカキムルマンスク

 身長:155cm

 体重:微減

 愛称:サカキ

 

 アラビアントレノの友人の鹿毛のウマ娘、転入試験に合格して中央に転入、ミスターシービーと伊勢にスカウトされ、彼女のサポートウマ娘となる。

 

 

ハグロシュンラン

 身長:162cm

 体重:競争ウマ娘ではないけれど秘密

 愛称:シュンラン

 

 美しいブルーの髪を持つ生徒会副会長、オグリキャップの大ファン、メジロアルダンとは生き別れの双子である(二卵性双生児なので髪色以外は似ていない)ものの、双子を苦しめることの無いよう、その秘密を知る者は少ない。

 

 

エアコンボフェザー

 身長:175cm

 体重:微動だにせず

 愛称:フェザー

 

 エアコンボハリアーの姉であり、生徒会副会長。元は中央の生徒だったものの、サクラスターオーの事故をきっかけに、URAを変えるために福山に戻ってきた。サマードリームトロフィーのため、ミスターシービーにトレーニングをつける。なお、彼女の使っているペンは、中央在籍時にシンボリルドルフから贈られたものであり、彼女自身もシンボリルドルフにペンを贈っている。

 

 

エコーペルセウス

 身長:182cm

 体重:微減(激務のため)

 愛称:ペルセウス

 

 福山トレセン学園の生徒会長、芦毛で糸目だが。目を開くことは可能。ミスターシービーら改革派と連携し、日本のウマ娘レースを世界に羽ばたくものにふさわしくするべく奔走する。

 

 

フジマサマーチ

 身長:170cm

 体重:増減なし

 愛称:マーチ

 

 オグリキャップがカサマツに居た時のライバル。オグリキャップと共に、オグリキャップ記念の観戦を行っていた。

 

 

 

ハッピーミーク

 身長:165cm

 体重:増減全くなし

 愛称:ミーク

 

 中央トレセン学園の生徒、春の天皇賞を制覇したものの、宝塚記念にて集団マークを受けて前に出るのが遅れ、敗北した。

 

 

サンバイザー、ツルマルシュタルク、ジハードインジエア、ゼンノロブロイ

 

 ハッピーミークのチームメイト、好調であり、好成績を重ねている。

 

 

ミスターシービー

 身長:166cm

 体重:増減なし

 愛称:シービー、ビーちゃん

 

 チームメイサの元メンバー、伊勢とともにサカキムルマンスクをスカウト、彼女からV-SPTを教わる。サマードリームトロフィーでは、様々な策を使い、シンボリルドルフに勝利した。

 

 

ベルガシェルフ 

 身長:144cm

 体重:増減なし

 愛称:ベル

 

 中央トレセン学園の生徒、アラビアントレノの事を尊敬している。皐月賞を勝つも足を痛めたため、ダービーを回避する。

 

 

デナンゾーン、デナンゲート、ダギイルシュタイン、エビルストリーム、スイープトウショウ、アドヴァンスザック

 

 夏合宿後に結成されたチームフロンティアのメンバー、こちらもチームメイサのメンバー同様好調である。

 

 

エルコンドルパサー 

 身長:163cm

 体重:微増 

 愛称:エル

 

 トレセン学園チームリギルのメンバー、フランス遠征中であり、史実で2着だったイスパーン賞で一着を取っている。

 

 

グラスワンダー

 身長:152cm

 体重:増減なし

 愛称:グラス

 

 チームリギルのメンバー、エルコンドルパサーの親友。プレ大会でジハードインジエアらに対してざわつきを感じていた。勝利への執念を募らせ、宝塚記念に勝利するものの、スペシャルウィークの言葉によりその勝利の価値に疑いの目を向ける。

 

 

サイレンススズカ

 身長:161cm

 体重:増減なし

 愛称:スズカ

 

 チームスピカ所属のウマ娘、スペシャルウィークが頑張りすぎているのではないかと心配していた。

 

 

スペシャルウィーク、セイウンスカイ、キングヘイロー

 

 中央トレセン学園の生徒、台頭し始めた改革派のウマ娘らについて、警戒、嫉妬といった複雑な感情を抱くようになる。

 

 

タマモクロス

 

 身長:140cm

 体重:測定不能

 愛称:タマ

 

 小柄な芦毛のウマ娘、アラビアントレノとレースをするために、プレ大会の長距離に志願する。敗北したものの、アラビアントレノの実力を認め、手を取って掲げる事で激励した。

 

 

オグリキャップ

 

 身長:167cm

 体重:微増

 愛称:オグリ

 

 タマモクロスのライバルのウマ娘、カサマツトレセン学園出身。オグリキャップ記念をフジマサマーチと共に観戦し、地方に所属していた時の事を思い出す。アラビアントレノの次の時代の担い手と認め、タマモクロス同様激励した。

 

 

シンボリルドルフ

 

 身長:165cm

 体重:かなり理想的 

 愛称:ルドルフ

 

 トレセン学園の生徒会長であり、チームリギルのリーダー。分裂しつつある生徒たちを見て悩んでいる。エアコンボフェザーとは親しい間柄であり、彼女を副会長として共に働くつもりでいたものの、オグリキャップが転入する前年の有記念での事故を切っ掛けに、袂を分かった。保守派と改革派の代理戦争となったサマードリームトロフィーにて、左回りへの苦手意識を突かれ、敗北する。

 

 

マルゼンスキー、エアグルーヴ、ナリタブライアン

 

 チームリギルのメンバー、シンボリルドルフの補佐を行っている。

 

 

ウオッカ、ダイワスカーレット、トウカイテイオー

 

 チームスピカのメンバー、伊勢からサクラスターオーのことを聞かされた。

 

 

メイセイオペラ

 

 水沢トレセン学園所属であり、水沢のエースと言われているウマ娘、“真紅の稲妻”の異名を持つ。帝王賞にて領域を出してアラビアントレノとキングチーハーに勝利し、周囲を驚愕させた。

 

 

キョクジツクリーク

 

 名古屋トレセン学園所属のウマ娘、追い込み戦法を得意としており、スペシャルウィークに一度勝ったことがある。福山大賞典でアラビアントレノに勝利するも、オグリキャップ記念で敗北した。尻尾を使い、対戦相手の注意を逸らす戦術を使う。

 

 

 

学園関係者

 

 

慈鳥

 

 アラビアントレノの担当トレーナー、転生者。セイユウの影に悩むアラビアントレノを支え、共にレースに挑んでいる。

 

 

軽鴨、火喰、雀野、雁山

 

 慈鳥の同期達、慈鳥と切磋琢磨しながら担当を鍛えている。

 

 

九重

 

 NUARのトレセン学園運営委員長。慈鳥のもたらしたV-SPTを高く評価していた。

 

 

 

 水沢トレセン学園のエースチーム“キマイラ”の担当トレーナー、ウマ娘、トレーナー共に武人肌が多い水沢トレセン学園の中では稀有な存在である気さくなトレーナー。実力は高く、V-SPTの弱点を見抜いていた。

 

 

桐生院 葵

 

 中央トレセン学園のチームメイサのトレーナー、前章では勝てないレースが続いていたものの、慈鳥の励ましを受け奮起、春の天皇賞を始めとしたレースで勝利を重ねる。URAを変えるべく、管理教育プログラムの優遇に反対し、自由なトレセン学園のために奮闘する。

 

 

氷川 結

 

 中央トレセン学園チームフロンティアのトレーナー、政治家一族の出。ベルガシェルフが足を少し痛めたため、皐月賞で勝利した後はダービーには行かず、彼女の調整に集中する。

 

 

伊勢

 

 チームメイサの元メイントレーナー、改革派の筆頭として、管理教育プログラムの優遇に反対するウマ娘、トレーナーをまとめ上げる。元々はサクラスターオーの有記念出走を求めたうちの一人だった。

 

 

桐生院の同期

 

 桐生院と同時期にトレセン学園に配属された男性トレーナーであり、チームヤコーファーのメイントレーナー。桐生院と同様、サブトレーナーからスタートしたが彼女よりメイントレーナーへの昇格は早かった。育成しているウマ娘はメジロライアン、キングヘイロー、ハルウララなどである。桐生院が管理教育プログラム優遇に反対することに対し、背信行為ではないのかと指摘した。

 

 

秋川 やよい

 

 トレセン学園理事長。プレ大会を開催するも、それをきっかけとした保守派と改革派の対立に悩まされることとなる。

 

 

東条 ハナ

 

 チームリギルのトレーナー、状況の変化に惑わされつつも、チームの指揮をしている。

 

 

西崎 リョウ

 

 チームスピカのトレーナー、東条とは親しい関係であり、管理教育プログラムの優遇に反対することはしなかった。

 

 

 

その他

 

 

セイユウ

 

 前世のアラビアントレノの先祖、1954年生まれのアングロアラブ。アラビアントレノがクイーンベレーに故意に衝突された際には、少しの間であるがセイユウの精神が宿っていた。

 

 

ハグロシュンランの父親

 

ハグロシュンランの父親、メジロアルダンの父親からハグロシュンランを育てることを任されていた。プレ大会と同時期に、ハグロシュンランにすべてを明かす。

 

 

サクラスターオー

 

 オグリキャップが中央に転入する前年にトゥインクルシリーズで走っていたウマ娘。皐月賞を制覇した後、ダービーを回避、そして菊花賞を制覇し、翌年の春の天皇賞を目指すが、URAやシンボリルドルフらの強い要望により、有記念に出走、骨折を起こし、競走を中止した。

 

 

ヤシロデュレン

 

 エアコンボフェザーが目をかけていたウマ娘、マーク戦法を使っていた。サクラスターオーの故障で空いた隙間を利用して有記念を制したが、勝利が喜ばれることはなく、精神を病み、学園を去った。

 

 

作中用語

 

 

V-SPT

 

 正式名称は“可変ストライド/ピッチタイミングコントロールテクニック”V-SPTはこれを英訳したものの略称である。完璧なものではなく、ピッチとストライドが入れ替わる瞬間、一瞬踏ん張りが弱くなる弱点が存在している。

 

 

管理教育プログラム

 

 プレ大会の結果を受けたURA上層部が、トレセン学園を支援するためのプランとして出してきたもの。東条ハナのトレーニングスタイルを参考に、アメリカやフランスのトレーニング方式を組み合わせて改良したもの。効率化をはかっているため、レース向きではないとされる小柄なウマ娘では、その効果を100%発揮できない。URAはこれを推奨プランとし、採用したチームへの資金援助を行った。その決断の裏側には、小柄なウマ娘の活躍を面白く思わない役員や、URAのスポンサーである勝負服制作企業やライブ映像の配信企業等が利権から外れることを恐れたという事実があった。

 

 

 

 





お読みいただきありがとうございます。

新たにお気に入り登録をしていただいた方々、ありがとうございますm(_ _)m

今回は、アラビアントレノの現時点の所持スキルにを載せておきます。金スキルの名前が変化しているのは、サラブレッドとアングロアラブの差別化のためです。

烈風脚(全身全霊)
猛狼眼(八方にらみ)
飛燕動(円弧のマエストロ)
スタミナイーター
追い上げ
道悪◎
V-SPT

固有スキル Endurance

効果:最終局面で相手に並びかけ、激しく競り合うと、アングロアラブの頑強さを発揮し、競り合うためのスタミナを回復させ、速度が少し上がる。相手が領域を発動させていた場合、それを打ち消す。


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