僕が川神院に入門して数年の月日が経った
僕とモモちゃんは小学生になったけど学年が違うので友達が出来ずに1人でいることが多くなった
爺様(鉄心さん)からは「友人を作り多くの事を知りなさい」と言われているのだが過去の事と考えると中々踏み出せないでいた
僕は本を読むのが好きなのでよく図書室に行くのだがそこでよく見掛ける少女が居る名前はわからないけど多分同じ学年だと思う
紫がかった髪の少女はオドオドしながらも僕と気が合うのか少しづつだが会話していた
焔矢「なるほど此処の公式はこうなっているからこうなるんだ」
少女「うっ、うん」
焔矢(どうしようかな友達になった方が良いのだろうか・・・・)
焔矢「えっと・・・そ、そういえば名前聞いてもいいかな?」
そう聞くと少女は小さな声で
少女「し・・椎名・・・み、京」
焔矢「椎名京かいい名前だね僕は黒條焔矢」
京「こ、黒條くんって言うんだ」
焔矢「焔矢で良いよ僕も京って呼ぶから」
京「う、うんわかった」
京は少し頬を赤くしながらそう答えた
焔矢「京はさ友達と遊ばないの?」
そう聞くと京は頭を伏せてしまった
焔矢(聞いちゃまずかった?)
京「わ、私は汚れているから」
焔矢「汚れている?どこがさ」
京「インバイの娘だからって」
焔矢「インバイって言葉は分からないけどそれは親であって京には関係ないよ」
その言葉に京はキョトンとした顔でうっすら涙目になっていった
京「焔矢は優しいね、そう言ってくれたの焔矢が始めてだよ」
焔矢「そ、それは僕も昔ばk「ガラッ!」」
図書室の扉が開くとそこには同じ学年の男子だろうかクラスで見かける男子達も含めて5人ほど中に入って来た
男子A「おい、ここにいたぜ椎名菌!」
男子B「おい、椎名菌何でまだ学校にくんだよ」
男子C「インバイはさっさといなくなれよな!」
男子DE「「そーだインバイは消えろ!」」
その言葉に京は頭を下げてしまった身体が少し震えていた机にはポタポタと涙を落としていた
僕はこの男子達に苛立ちを覚えた
焔矢「うるさいなー親がそうだったからといっても京は関係ないじゃないか!」
そう言うと男子達はこちらに視線を替えて睨みながら
男子A「お前、誰だよ?」
男子D「あっ、コイツ同じクラスの黒條だよ!ほら川神院の・・・・」
川神院と聞いて他の男子達は少し強張りながら・・・・・
男子B「川神百代の金魚の糞か」
焔矢「別に金魚の糞じゃないよ川神院に入門してるから一緒には良くいるけど」
男子C「おい、黒條邪魔だから退けよ!」
男子E「お前には関係ねぇ~だろ!」
焔矢「関係なくないよ!友達が、京が泣いてるのにほったらかしになんてできないよ!」
友達と聞いて男子達は驚きを隠せず
男子A「黒條も椎名菌に侵されたんだ」
男子達「じゃあ黒條も敵だな」
敵?何をいってるんだコイツら?
男子達「「死んじゃえよ」」
その言葉に耐えきれず僕は1人の男子の顔に拳を入れていた
男子A「ギャッ」
殴られた男子は壁に叩きつけられ動かなくなった
残り4人は動けなくなっていた
焔矢「おい」
男子達「ひっ」
少し声のトーンを下げ
焔矢「今、死ねって言ったよなお前らは覚悟があって言ったんだろうな?」
さっきとはまるで雰囲気が違うのがわかり男子達は少しづつだが後退し始めた
焔矢「逃がさねぇぞお前ら」
二人、三人と意識を瞬時に刈り取る
ああ、駄目だ全然駄目だコイツらは今、潰しておこう
じゃないとまたやるコイツらは徒とを組んで一人にたいしてやっている許される筈がない
四人目を殴り飛ばして五人目を潰そうとしたときに身体に重みがかかった振り向くと京が腕を回し止めようとしていた
京「焔矢、もういいから!」
焔矢「良くない!コイツらは今まで京を傷付けてきたんだろなら報いを受けて当然だよ!」
京「でっでもそれで焔矢が悪者になっちゃったら私・・・・」
そう言われてハッとする自分の目の前の光景に・・・・・
そこには4人が倒れ血を流していた残りの1人は小便を漏らし怯えていた
まただ昔の様にやってしまった・・・・・
だが後悔はない『化物』と呼ばれようとも
焔矢「おい、お前」
男子E「ひっひぃぃぃぃ」
怯え顔を隠した男子にこう告げる
焔矢「次にお前らが同じ事をしてみろクラスでも学年でも絶対に潰す絶対だ俺は化物だからな覚悟があるならやってみろ!」
その言葉を聞いて男子は立ち上がり逃げていった
そして僕は振り向き京に向かって
焔矢「ごめんね京、僕は化物だからこんなことになって 怖いだろ?だからさ僕とは友達にならないh「怖くないよ!」えっ?」
京はそう言うとギュッと強く抱き締めてくれた
京「だって、だって焔矢は私を守るためにしてくれたんでしょなら怖くないよ!」
震えながらも抱き締めてくれる京を僕も抱き締めた
焔矢「京は優しいねでも多分また同じ事をする奴が居るかもしれないその時は絶対に言ってね」
キーンコーンカーンコーン
昼休みの終わりのチャイムがなり僕はこの現状を先生に報告するために京と一緒に職員室に向かった
先生に報告するとすぐに救急車を呼んでくれた怒られはしたが男子達は大怪我はしていないらしい
その後は爺様にこっぴどく怒られ学校からは3ヵ月の停学になった
その間は道場にも行けず精神鍛錬と言うことでルー師範代と共に山に籠ることとなった