釈迦堂「ぼさっとするなよ、焔矢」
川神院に戻ってきた僕は、現在釈迦堂師範代に稽古をつけてもらっている
焔矢「でも、しっ 師範の攻撃が早すぎて反撃出来ないですよ」
釈迦堂「馬鹿言ってんじゃねぇ、眼で見るんじゃねぇよ氣を感じんだよ」
焔矢「氣をですか?」
釈迦堂「そうだ、達人でも僅かな殺気ってーのは有るもんだから っよ!」
焔矢「こうですか っと!」
釈迦堂師範代の殺気に合わせてカウンターを仕掛けるがギリギリの所で避けられてしまう
釈迦堂「あっぶね~な、焔矢~お前わざと狙ってんのか?」
焔矢「えっ、何がですか?」
釈迦堂「無意識かよ、ったくお前はさっきから狙ってる所は全部急所だぞ当たれば確実に病院送りのな」
そう言われて気付いた確かに狙っているのはすべて急所だった
釈迦堂「まぁ無意識ならしょうがね~わ、とりあえず今日はこれまでだ」
焔矢「はっはいありがとうございました!」
釈迦堂「そういえば総代が話が有るそうだから夜にでも行ってこい」
焔矢「爺様がですか?わかりました」
シャワーでもあびようと思い道場を後にした
~Said 釈迦堂 ルー~
釈迦堂「何の用だよルー」
扉の前に居るルーに話しかけるとルーは少しだけ暗かった
ルー「鉄心様ハ焔矢にあの事ヲ伝えルノカ」
釈迦堂「どうだかは知らないけどな多分言うんじゃねぇのか」
ルー「お前ハどう思ってイルンダ?」
釈迦堂「今の焔矢にか?精神面で言えば落ち着いてると思うがなショックはでかいだろうな」
ルー「ならば何故止めなイ!」
釈迦堂「いちいち熱くなるんじゃね~よルー、いいか此はアイツ自身が受け止めねぇといけねぇ問題なんだよだからこそじいさんは話そうとしてるんじゃねぇか」
ルー「しかし!!」
釈迦堂「しかしもクソもねーんだよアイツに何があっても俺はアイツの味方だこれだけは変えねぇよ」
ルー「私達ハ見守る事しか出来ないト言うのカ」
釈迦堂「そう言うこった」
~said out~
シャワーで汗を流して廊下を歩いているとモモちゃんと会った
百代「焔矢今から遊びに行くぞ♪♪」
焔矢「え~もうシャワー浴びちゃったし」
百代「こんな美少女が誘っているんだぞ~良いから来い」
焔矢「わかった、わかったから!引きずってかないで」
僕は半ば強制的にモモちゃんに連れてかれるのであった
しばらくして僕達は河原についた
百代「お~い皆~!」
モモちゃんの声にかけられ振り返る子達がいた
「遅いぞ~モモ先輩ってかソイツは?」
百代「悪いな皆、こいつは焔矢だ川神院の門下生で私の・・・・」
最後の方が聞き取れなかったんですけど
焔矢「えっと黒條焔矢ですよろしく」
???「俺は風間翔一だキャップって呼んでくれ」
キャップ「此方のガタイの良いのがガクト」
ガクト「島津岳人だよろしくな」
キャップ「んでこいつがワン子」
ワン子「岡本一子ですよろしくね」
キャップ「ツッコミ役のモロ」
モロ「ツッコミ役って紹介になってないよね!えっと師岡卓也ですよろしくね」
キャップ「最後にうちの軍師の大和だ」
大和「直枝大和だ、よろしく」
キャップ「皆揃って風間ファミリーだ!!」
焔矢「よろしく」
大和がハッとした顔で僕を見た
大和「黒條ってもしかして他クラスでクラスメイトの男子をボコボコにしたって言うあの黒條か?」
焔矢「えっと~そうだね」
ワン子「なんでそんな事したの?」
僕は事の経緯を皆に伝えた
キャップ「それじゃあ焔矢は悪いことなんかしてないじゃないか」
ワン子「そうよ大勢で1人を虐めるなんて、椎名さんかわいそうよ」
ガクト「でもよそれで皆に嫌われたくないぜ」
モロ「ガクトは女の子に嫌われたくないだけでしょ!でも焔矢は間違った事はしてないよ僕だったらそんな事怖くて出来ないし」
大和「まぁ良いじゃないか所詮は他人の事だしな」
百代「良いな~私も混ざりたかったな♪」
意見は人それぞれだけどモモちゃんはちょっと違うな
百代「さて自己紹介も済んだことだしキャップ、今日は何をするんだ?」
キャップ「さっき空き缶見つけたから缶けりしようぜ!」
「賛成~!」
っと言う事で皆と缶けりを楽しんだ
しばらくして僕は視線に気が付いた
そこには女の子がチラチラとこちらを覗いていた
焔矢「一緒に遊ばない?」
「えっ良いの?」
女の子はおずおずと聞き返してきた
焔矢「僕もさっき仲間に入れて貰ったんだ1人じゃつまらないでしょ」
「うん!ありがとう、あっこれあげる」
女の子は僕にマシュマロを渡してきた
焔矢「ありがとう美味しいよこのマシュマロ、名前聞いてなかったね僕は焔矢って言うんだ君は?」
「僕は小雪」
焔矢「じゃあユキだね、皆の所に行ってみよう」
キャップ「その子は?」
焔矢「ユキって言うんだけど仲間に入れてくれないかな?
」
キャップ「もちろんOKだ皆で遊ぼう!」
そしてユキも含めて8人で缶けりを楽しんだ
夕方になり僕達は川神院に帰ってきてお風呂に入ってご飯を門下生人達と食べた
夜、僕は爺様の部屋に向かった
焔矢「焔矢です入ってもよろしいでしょうか」
鉄心「入りなさい」
焔矢「失礼します」
爺様の部屋にはモモちゃんやルー師範代と釈迦堂師範代が座っていた
僕は爺様の前に座った
焔矢「爺様お話と言うのは?」
鉄心「そのな、焔矢よ落ち着いて聞きなさい」
爺様の顔が少しだけ歪んだ
鉄心「お前のお婆さんが亡くなられた」
焔矢「えっなんですかよく聞き取れませんでしたお婆様がなんですか」
鉄心「亡くなったそうじゃ・・・」
嘘だ
鉄心「つい先日に・・・」
嘘だ
鉄心「焔矢よ」
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
焔矢「嘘だ!」
鉄心「嘘ではない!」
釈迦堂「焔矢落ち着け!」
ルー「落ち着きなさイ」
二人に押さえつけられながら
焔矢「爺様、嘘だよねだってあのお婆様が亡くなったなんて爺様だってわかるでしょ?」
鉄心「人とは誰しも死ぬ時がくるお前のお婆さんはそうなってしまっただけじゃ」
焔矢「っ!」
鉄心「焔矢と二人にさせてくれ」
釈迦堂「良いんですかい?」
鉄心「構わんよモモも明日も学校じゃろ早く寝なさい」
モモ「・・・・・・・焔矢」
3人が部屋から出ていき僕は座り直した
鉄心「焔矢此方に来なさい」
何も喋らず爺様に近くと爺様に抱きしめられた
鉄心「すまない焔矢、今のワシにはこれぐらいしかできん」
焔矢「爺様」
鉄心「明日お婆さんのお墓に行こう葬式なども色々あるしのぅ」