ー3年前ー
大将「お前には深海棲艦への内通が疑われている。よって貴様を処刑する」
元春「ま…待ってください!そんな事は!」
大将「ここに証拠がある!」バン!
元春(やられた…。これは…真っ赤な偽物だ。しかし…)
大将以下海軍中枢部「……」
元春(この状態では誰も…)
元春(信じてくれない…)
元帥「ま…待て!せめて処刑だけは!」
大将「なら…島流しだな。それも無人島への」
元春「ぐっ…」
憲兵「さあ、ご同行願います」
元春「……」
元春(やられた…。俺は絶対に許さない!この仇は…必ず!)ズルズル
ー現在ー
元春「裁判の末、処刑、島流しは無くなったが実質的に海軍を辞めざるを得なくなった…」
元春「実際には辞職だが…強制的に辞めさせられたんだ」
吹雪「……」
時雨「……」
吹雪「…そうなんですか」
元春「もう3年前の話さ。舞鶴の青葉山に籠って何日もこの事を調査してきた」
時雨「…実は…その男、僕達の提督なんだ」
吹雪「私達の鎮守府はブラックで捨て艦戦術は勿論、補給無し、入渠もあまりしない、オリョクル、過度な遠征などをしてきました…」
提督「…なんと」
吹雪「そして今日…」
ー3時間前ー
夕立「吹雪ちゃん…時雨をお願いね」
吹雪「うん、分かったよ」
大淀「ごめんなさい…私が力不足で…」
明石「気をつけてくださいね。見張りが多いですから…」
時雨「うん、分かった」
ー裏口ー
吹雪「ここを抜ければ…」ヨイショ、ヨイショ
時雨「雨も降ってきた、このまま行けば…」
吹雪「あっ!」ツルッ!
ドタッ!
時雨「吹雪!」
吹雪「いたた…大丈夫だよ…」
憲兵「おい!そこで何をしている!」
時雨「見つかった!」ダッ
吹雪「ごめん!時雨ちゃん!」
憲兵「逃げたぞ!追え!」ダッ!
(追われている場面に戻る)
ー現在ー
元春「…そうか。ある意味仲間だな」
吹雪「それで…私たちはここにいて良いんですか?」
元春「構わん。ちょっと厳しいかもしれんがな」
時雨「…ありがとう」
元春「明日、ここに人が尋ねてくる。俺の親友だ」
吹雪「…誰だろう?」
ー翌日ー
?1「いつ来ても草が生い茂ってるな」
?2「全くだ。まあ、だからゆっくりできるんだが」
?1「仕事はどうしましたか?」
?2「部下に任せてきたわ」
?1「同じですね」
ー草廬ー
吹雪「時雨ちゃん、準備はいい?」
時雨「大丈夫だよ」
ガラッ!
?1「元春、遊びに来たぞ」
?2「話ってなんだ?…おや?」
吹雪「あっ…」
時雨「どうも…」
?1「あいつに隠し子なんていたか?」
?2「しらんが…」
元春「よく来てくれたな。まあ、上がってくれ」
ー居間ー
吹雪「元春さん、この方は…」
元春「紹介する。そちらは森田哲平、東京で憲兵長をやっている」
哲平「森田哲平です。元春とは幼なじみです」
吹雪「は…はい」
元春「それと平井信龍。海軍の元帥をやっている。海軍で唯一止めてくれた人だ」
元帥「確か…舞鶴の吹雪と時雨だったな。ここにいたとは…」
時雨「僕達の事は…」
元帥「わかっている。秘密にしてとくよ。それと…今日の話は?」
元春「吹雪、その前におつまみを」
吹雪「は、はい。分かりました」
ー5分後ー
元春「乾杯!」
元帥「それで…話ってなんだ?」
元春「元帥閣下、哲平…」
哲平「ん?」
元春「捻り潰したい人間がいるんですが協力してくれませんか?」
哲平「おい…それって…」
吹雪「私たちの司令官を…」
元帥「儂的にはあまり感心しないがな…」
時雨「元帥閣下…」
元帥「しかし、あいつを追い落として置かないといずれ厄介な事になりそうだな…」
元春「では…」
元帥「わかった。協力しよう」
←……To be continued
次回、舞鶴鎮守府side。その実態とは…