正統派がなんか嫌いなので異端派で行こうと思います   作:デルタイオン

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進化してこそ好かれ

騎操士(ナイトランナー)

 

それは俺の憧れ。

 

魔導兵装(シルエットアームズ)を使用し、魔獣退治に戦争の兵器。汎用性は尽きる事なく、存在する…

 

のはずなのに…

 

初めて見た幻晶騎士(シルエットナイト)はそりゃ興奮したさ。

 

でもな、汎用性からの発展をせず。300年も変わらないとゆうカブトガニもびっくりな時代の進歩にもう俺は…

 

「もう涙が出ちまうぜ…」

 

悲しすぎる…

 

科学とゆう物がありながら魔法のみでなんとかするこの国の幻晶騎士(シルエットナイト)に最近は涙を流すしかなくなった。それでも好きなのだが。

 

好きな物は進化してこそ好きなのだ。

 

だが最近はなんだ?魔法術式(スクリプト)上級魔法(ハイ・スペル)の最適化を繰り返して並列処理をしながら魔力(マナ)と体力を鍛えるばかり。

 

新しい発見が無くなり、進展も見えない今日この頃。

 

「退屈だ…」

 

6歳になってもまだ変わらない世界。

 

多種多様な種族が居るようにシルエットナイトにも多種多様な発展と使用方法があるはずだ。

 

「……例えば建築。クレーンのように木材から鉄骨。石材から足場までなんでも背の高さまで持ち上げられる。例えばスポーツ。マニピュレーターで戦うのはどうかとは思うが柔道空手剣道弓道」

 

魔法術式(スクリプト)の改造を考えながら愚痴を言う。まあ、実際は手詰まり感があってなんも考えてないが。

 

「暑い〜…」

 

暑い。暑すぎる。

 

中級魔術(ミドル・スペル)で作り出した風でも暑い。

 

しかし日本よりはマシな気がする…気の所為だと思いたい。

 

魔法なんて物ばっかりで科学が蔑ろになってる世界に遅れを取ってるだなんて思いたくない。

 

…いや、魔法の発展が科学と比べたらメリットが大きいから発展していないのか?それとも…

 

「う〜ん…わからん!(天下無双)」

 

結局。今日は魔力(マナ)と体力を鍛えただけでまったく進まなくなった。

 

……魔法術式(スクリプト)がプログラミングに似てる気がするのは気のせいか?

 

 

***

 

 

騎操士(ナイトランナー)達が訓練をしている時にヤツはまた現れた。

 

「いっつも居ますね?あの坊っちゃん」

 

「聞いた話だと無類の幻晶騎士(シルエットナイト)好きだとよ」

 

「憧れるのはわかりますけどね〜?あそこまで執着してると一種の変態になりますよ?」

 

「ハハッ!違いねぇ!」

 

騎操士(ナイトランナー)達はそう言っていたが。その予想を超える変態になる事はまだ彼らは知らない…

 

それはそうとサボっていた彼等は笑い声で見付かってキッチリしごかれたとさ。




矛盾が生じてる気がする…
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