【完結】俺モブじゃん……〜ギャルゲの世界に転生した俺は超不遇当て馬ヒロイン救済のため、モブで才能ないけど頑張ります!〜   作:花河相

47 / 47
後日談3

 ああ、今日は良いデート日和だ。

 空は快晴、涼しい風もあり暑くもなく寒くもないちょうど良い気温。

 

「アルトさん!お待たせして申し訳ありません!」

 

 そして、何より10人横切れば10人とも振り返るような絶世の美少女の彼女、白い純白なワンピースに薄水色のカーディガンを羽織っているサリーが来た。

 

 今日俺はこの日のために予習復習を重ねた。

 デートプランはもちろん、予備プランも考えた。アクシデントにも対応できるように。

 

「今来たところだよ」

 

 これはデートの定番だ。

 ふ……俺は絶対サリーより早く来たかった。

 1時間前行動は当たり前である。

 

「もう!嘘はいけませんよ。少なくとも30分前にはいましたよね?」

「……え?」

 

 プラン初っ端から崩壊してんですけど。え?どういうこと?

 なんで知って……。

 

「ずっと私が来るまでソワソワしているアルトさんが可愛くてつい眺めてしまっていて」

 

 そういうことかい!

 

「……ついていたのなら来てくれればよかったのに」

「……ええと……その……ですね」

「ん?なに?」

 

 何かしようとしてる?

 すごい戸惑っているけど大丈夫かサリー。

 

「……えへ?」

 

 ……何、今の。

 

 

 めっちゃかわええ!

 いや、何その反応。

 反則だろ!可愛いは正義か!

 

 お……落ち着け。

 

「すぅ…はぁ…すぅ…はぁ」

「なぜ深呼吸するのですか?……やはり、こういうのは似合いませんよね」

 

 いかん。何かよからぬ勘違いをさせてしまったかもしれない。

 早く勘違いを正さなければ。

 

「違うよ。サリーが可愛すぎて気絶しそうだったから落ち着こうとしただけだ」

「……そ……そうでしたか。……で、でも、もうしません。やっていて恥ずかしかったので」

「……もしかしてモーインからの影響?」

「え……ええ」

 

 恥ずかしそうにするサリーかわいい。

 だが、気になるな。

 

「モーインに何か吹き込まれた?」

「い…いえ。そういうわけでは。以前モーインがレイブンにやっていたのでその真似を」

「なるほど。理解できた」

「やっぱり似合いませんよね」

 

 とりあえず、一言言っておこう。

 

「そんなことはないよ。とても可愛らしかった。でもね。今度はやる前に言ってほしい。俺が頓死してしまう」

「うふふ。アルトさんは相変わらず面白いですね」

 

 そう幸せそうに笑うサリーの笑顔を見て俺も自然と笑みが溢れる。

 思わぬ不意打ちがあったが、新たな一面が見られた。

 これは脳内永久保存確定だな。

 

「さぁ、行きましょ!実はアルトさんと行ってみたいお店があったんです!」

「ああ」

 

 少し考え事をしているとサリーは俺の左腕に右腕を組んでくる。

 そして、首を肩に乗せてこちらですとリードしてくれた。

 

 ん?あれ?もしかしてリードされてる?

 

 ……いや、いいか。デートプランは次実行すればいいか。

 今日はサリーの行きたい場所に行こう。

 

 




最後まで読んでくださりありがとうございました。


もし、少しでも面白い、続きが読みたいと思って頂けましたら差支えなければお気に入り登録や高評価を頂ければ幸いです。

評価ポイントは作者のモチベーションになります。

よろしくお願いいたします。



ーーーーー
以前投稿していた短編に加筆して再投稿しました。
4000文字増えてます。
よろしくお願いします。

https://ncode.syosetu.com/n9338id/
「只今、悪役令嬢攻略中です。なお、最近ではツッコミ役にシフトチェンジの兆しあり。……たまに見せるデレが最高です。」
日間 異世界転移 恋愛 37位
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。