投稿致します。
「ししょー、あの人と隊組むってホントですか?」
ムッとした表情で、加古隊攻撃手、
「ああ、榎沢の事か?それなら榎沢が勝手に言ってるだけだ。オレは柿崎隊を抜ける気はない。あと師匠って呼ぶな。」
そう言いながら双葉の頭をチョップする。
「ならいいですけど。…ししょーは私にとってししょーです。呼び方は変えません。」
何故かドヤ顔でそう言う双葉に呆れたようため息を吐く。
「もう好きにしてくれ…。で?今日も10本でいいのか?」
「はい、この後宿題やらなきゃいけないので。」
何かを求めるような目でこちらを見る。
「へいへい、見りゃいいんだろ?…加古さんはいないだろうな?」
いたらあの
「?…いないと思いますけど。防衛任務は無いので。」
「そうか。じゃ、まあサクッと終わらせるか。」
そう言ってオレはランク戦ブースに歩き出す。
「!、今日は簡単にはやられませんから…!」
「…無理に避けようとするなよ。弧月で受けりゃいいだろ?」
ランク戦は10-0でオレが勝った。
オレの弧月を受けるでもなく、避けようとする双葉にオレは尋ねる。
「…ししょーはよく避けてるじゃないですか。」
「オレのはサイドエフェクトありきなんだよ。」
「…私もししょーみたいに避けてみたいです。」
拗ねたようにそう言う双葉。
「別に力量差があるような攻撃手や、弾トリガーは避けるって選択肢もありだと思うが…A級のランク戦だとそうも行かないだろ?まずお前は韋駄天を軸に動け。韋駄天起動までの時間の間に敵を近付かせるな。まあその為に加古さんと、喜多川がいるんだろーけどな。」
そう言って双葉にデコピンをする。
「あう…。だってししょーは韋駄天のルート見切ってくるじゃないですか。」
「A級ランク戦でのアドバイスが欲しいんじゃないのか…?目的変わってるぞ…。」
「それとこれとは話が別です!ししょーに勝ちたいです!」
「はいはい、言ってろ。…宿題はどこが分からないんだ?」
「またそうやって適当にあしらう…!
…数学です…!」
──
「…何?」
ランク戦ブースにやってきた榎沢。
途端絡まれ、胸ぐらを掴まれたまま、壁に押し付けられる。
「まず…誰?」
「っ…ほんっとムカつく…!」
「…ああ、胸盛りちゃん。」
「香取よ!次言ったら殺すわよ?」
「アハハ、やってみなよ。…で?何?」
香取の言葉に榎沢は笑いながら返すと尋ねる。
「ROUND1での事…忘れたわけじゃ無いでしょうね?」
青筋を浮かべながら香取は榎沢に尋ねた。
「えー?あたし何かしたっけ?てかROUND1あんま覚えてないや。鈴鳴は戦ってないし、もう1つの隊…何隊だっけ?
…弱すぎて覚えてなーい。」
「っ!!」
香取は榎沢に平手打ちをする。
「…トリオン体だから痛くないけどさ。…何?どうすればいい訳?」
榎沢は目を細める。
「ランク戦よ。10本勝負、付き合いなさい。」
「アハハッ!
…勝てると思ってんの?雑魚が。」
自分のプライド、ましてや、香取隊を馬鹿にされて黙っている香取では無い。
汚名返上すべく、榎沢に勝負を仕掛ける。
ボーダーの榎沢一華の評価は、突如現れた、天才銃手だった。
ボーダートップクラスのトリオン量を誇り、早撃ちの腕はNo.2銃手の弓場と同等かそれ以上。
元上位部隊の香取隊を1人で壊滅させ、諏訪隊を上位である6位に導いた立役者。
前シーズン、綾瀬川清澄と言う怪物を見てきた、他のB級部隊からは、それと同等の警戒をされている。
それに加えて、大規模侵攻の際は新型トリオン兵を1人で7体撃破し、一級戦功に数えられている。
警戒するなというのが無理な話だ。
「じゃ、ハンデあげる。あたしシールド使わないから。」
ヘラヘラとそう言ってのける榎沢に、香取はまたしても機嫌を損ねる。
「…はぁ?舐めてる訳?」
「舐めてるよ?他にどう見えるの?」
「…殺す。」
香取はスコーピオンとハンドガンを取り出す。
対して榎沢はニヤニヤと笑みを見せながら、チャームポイントのツインテールを弄っている。
余裕。
明らかにこちらを舐め腐っている榎沢に香取はさらに憤慨する。
香取はグラスホッパーを展開し、榎沢に急接近する。
「だから遅いんだって。ノロマ。」
まるで香取の動きがスローだったかのように、榎沢はハンドガン2丁を香取に向けていた。
「はい、おしまい。」
「っ?!」
そのまま香取のトリオン体は蜂の巣にされた。
『香取ダウン、1-0、榎沢リード。』
「公開処刑になりたくなかったら今のうちに止めとけば?尻尾巻いて逃げるなら今のうちだよ?胸盛りちゃん?」
「次その呼び方したら殺すって言ったわよね?」
「フフ、だからやってみなよ。」
そう言って榎沢は笑う。
「…」
(ほんとにムカつく。先にしかけても絶対に後手になる…なら…)
香取はシールドを構えて駆ける。
「まあそう来るよねー。」
榎沢は予想通りだったのか、そう言うと、ハンドガンを発砲。
香取はシールドで受けながら、グラスホッパーを展開。
榎沢の懐に飛び込んだ。
(とった…!)
…途端、物凄い衝撃が香取の顔面を襲う。
「っ?!は…?」
榎沢は目を細めながら握りこぶしを作っていた。
榎沢がやった事は至極単純、近接した香取の顔を殴った。
ただそれだけだった。
「攻撃手の間合いなら勝てると思った?ざんねーん。
そう言って榎沢はファイティングポーズを取る。
「スコーピオンでもグラスホッパーでも好きに使いなよ。ボコボコにしてあげる…!」
「っ…!」
香取はハンドガンを榎沢に向ける。
榎沢は斜めに避けると、香取に近接。
腹に蹴りを入れる。
「がっ…?!」
そして2発の銃声。
威力重視に設定されたアステロイドは、香取の両足を吹き飛ばす。
その場に崩れた香取の顔を蹴り飛ばすと、アサルトライフルを向ける。
「…まだやるー?胸盛りちゃん?」
「っ…この…」
いい切る前に香取の顔は穴だらけになり吹き飛ばされた。
『香取ダウン、2-0、榎沢リード。』
3本目。
香取はバッグワームを羽織、榎沢から距離をとった。
「あれれ?ほんとに逃げちゃったー?」
榎沢は笑いながら尋ねる。
(ムカつく…。)
悔しいが正面からでは勝てない。
香取は茂みの中を移動しながら、ハンドガンを構える。
──刹那、榎沢と目が合う。
「…まあ場所分かってんだけどね。」
こちらに向けて放たれたグレネードガン。
「…は?」
メテオラが香取に襲いかかった。
「くそ…!なんで…」
失った右足を引き摺り、香取は悪態を吐く。
「うーん…勘。」
「!」
グラスホッパーで距離はとった。
バッグワームを着けている為、見つかることは無い…はずだった。
しかし香取の足は撃ち抜かれ、その場に崩れる。
「なん…でよ…!」
「あたしのサイドエフェクトでーす。」
「っ…何よ…それ。ずるじゃない。」
「?…なんで?」
榎沢はキョトンとして尋ねる。
「だってそうでしょ?生まれつき持った才能で勝つなんて…フェアじゃない。卑怯よ。」
「…」
その言葉に榎沢は笑顔を消す。
「アハハハハッ!!」
そして高らかに笑う。
「何がおかしいのよ…!」
そう言って香取はスコーピオンを突き出す。
榎沢はひらりと避けると、両腕を撃ち落とす。
「フェアじゃないって?当たり前じゃん。
…あたしとあなたがあなたの言う
…お前があたしと同じなわけないじゃん。
…あたしは
そう言って榎沢は香取の髪の毛を掴み、持ち上げる。
「っ…離せ…!」
「離しませーん。」
「っ…あんた…絶対普通じゃない…!」
榎沢は何も言わずに香取の顔を殴る。
「っ…!」
「痛くないでしょ?トリオン体なんだから。…でもさ…
…生身だったらもっと面白かったよねー。
…終わったら試してみよっか。」
「っ…?!」
香取の顔は明らかな怯えに変わる。
「不思議?さっきまであんなに下に見てたあたしに怯えるなんて。
…でもね、その感性は大切にした方がいいと思うよ胸盛りちゃん。」
そう言って榎沢は香取の額にハンドガンを押し付ける。
「…で?
…まだやる?」
BBF風
柿崎隊
オペレーターの宇井による、徹底的な射線管理と柿崎のエスクードにより、ボーダーでもトップクラスの守備力を誇る。
MEMBER
隊長
AR
AT
AR
AR
OP
PARAMETERS
遠 4
中 7
近 9
攻撃手の照屋を始め、ボーダートップクラスの弧月使い、綾瀬川がいるため、近距離戦闘はB級トップクラスの数値。
中距離戦闘は柿崎の射撃、綾瀬川の旋空、弾トリガーが、遠距離もイーグレットの個人ポイントがマスタークラスである綾瀬川がカバーしており、無駄のない数値になっている。
各キャラからの印象&各キャラへの印象
綾瀬川清澄
黒江双葉→ししょー。憧れ。
黒江双葉←弟子(でいいやもう)。
榎沢一華
香取葉子→ムカつく。普通じゃない。恐怖。
香取葉子←胸盛りちゃん。興味無い。
感想、評価等お待ちしております。
幕間何読みたいんじゃワレェ!
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誰かの独白。多分榎沢か三輪。
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掲示板形式のやつ。(作者無知)
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日常小話。
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if(綾瀬川VSボーダー)
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住民税高すぎ。