ごめんなさいm(._.)m
暑いし忙しいしまじ最悪です。
どうにか隙間時間見つけて書きますんで…!
アフトクラトル従属国ガロプラ。
少数精鋭のガロプラから今回遠征に派遣された小隊は、隊長ガトリン、副隊長コスケロ、ウェン・ソー、レギンデッツ、ラタリコフ、ヨミの6人。
その内、基地に忍び込んだのは、隊長ガトリン、ウェン・ソー、ラタリコフだった。
そんな3人を待ち受けるように、2人の隊員が現れる。
『ガトリン隊長。』
ラタリコフがガトリンに通信を入れる。
『分かっている。予定通りウェンを置いていく。俺とラタは予定通り──!』
言いかけて、ガトリンは飛び退く。
「オォイ、作戦会議は終わったかよ?」
影浦が伸ばしたスコーピオン。
それはガトリンのいた地面を切り裂く。
「こっちは待ってやる義理は無いんだぜ。」
そう言って影浦は瞳孔を開き、獰猛な笑みを浮かべる。
そして、ガトリンに飛びかかった。
「!、隊長!」
影浦が飛び上がった直後。
その背後には弧月に手をかける綾瀬川が。
「…旋空弧月。」
ウェンが前に躍り出て、シールドでそれを防ぐ。
『カゲさんは好きに暴れてください。サポートします。』
「ハッ!そりゃいい。とりあえずこいつらぶった斬りゃいいんだな?」
「…はい。」
『…作戦変更だ。標的には俺1人で向かう。
…こいつらはウェン1人の手には余りそうだ。』
『『了解。』』
──
基地北東
B級諏訪隊のエース銃手、榎沢一華を主体とした掃討作戦。
遅れて、加古隊、柿崎隊、緑川が現着する。
『虎太郎、上はどうだ?』
『問題ないです!狙撃手、復活します。』
虎太郎のその言葉と同時に、屋上からの狙撃が放たれる。
『…なんで清澄先輩だけ中なんですかねー。』
拗ねたような声で宇井がそう呟いた。
『ハハハ…。ま、それだけ期待されてるってことだろ。チームメイトとしては喜ぶべきじゃないか?』
『…そうですけど…。』
『さて、地上部隊の皆さん。』
その通信は柿崎隊だけではなく、本部基地外の防衛をしている全隊員に向けられ発信される。
『知らない方もいると思いますので今一度自己紹介を。私は唐沢有栖。今回の防衛作戦の指揮を務めさせて頂きます。…以後お見知りおきを。』
『真登華、知ってるか?』
『知ってるも何も私たちオペレーターのボスですもん。…ま、話したことはありませんけど。』
綾瀬川を基地内部の防衛、それも主力に指名したのはこの唐沢有栖。
宇井は分かりやすく警戒する。
『外の防衛の主力は榎沢一華さんです。…現場の指揮は…
…忍田本部長が。』
その言葉と同時に、基地の屋上から、1人の影が降りてくる。
ボーダー本部本部長、忍田真史。
本部長でありながら、現場でも主力以上の実力を持つ、ボーダートップクラスのノーマルトリガー使い。
しかし、その主な役割は指揮。
こうして戦場に出てくるのは極めて稀な事態であった。
そんな空気を察してか、口を開いたのは唐沢だった。
『問題ありません。何しろ本部長が前線に立つのですから。
…圧倒的な勝利以外認めませんよ?忍田さん、榎沢さん。』
『無論だ。』
『あーあー、うるさいなー。分かってるっての。』
『…では問題ありませんね。
…出し惜しみをする必要はありません。
…蹂躙しなさい。1匹たりとも討ち漏らしは無いように。』
そう言って天才は静かに、そして好戦的な笑みを浮かべた。
──
大誤算だった。
外の兵力は玄界にとって脅威。
中に戦力を割けるほど、玄界に余裕は無いと。
ガロプラの遠征部隊隊長のガトリンはそう考えていた。
だが、蓋を開けてみれば基地内部で待ち構えていたのは、猛獣2人。
ドグを託し、置いてきたラタリコフとウェンは既に満身創痍。
「…」
随分とあっさり
ガトリンは先程対峙した2人の隊員を思い浮かべる。
ボサボサ髪、そしてギザギザの牙の様な歯を持つ少年。
ムチのように伸びるブレードで戦っていた。
そしてもう1人。
ピクリとも動かない表情、そして何よりその無機質な瞳。
その2人は自分を追うことなくラタリコフ、ウェンと接敵した。
嫌な予感が頭を過ぎる。
そして、基地の地下へと繋げた穴を降りきった時、その嫌な予感は的中したと知ることになる。
「カゲと綾瀬川を撒いてきたのか?…ハハッ、マジか!」
「…なーに喜んでんのよ…。」
「でも1人ですね。」
ガトリンを待ち構えていたのは
逃がされた時点で察しは付いていた。
「ちっ…。」
ガトリンの本当の戦いはこれからだった。
──
『オイ、綾瀬川!1人こっちに来たぞ?上で苦戦してんのか?』
そうオレに通信を入れたのはA級1位太刀川隊隊長にして、ボーダーNO.1攻撃手、太刀川慶。
『…はぁ、結構きついんスよ』
『あぁ?テメーとカゲに限ってそりゃありえねー。手ェ抜いてやがんな?テメー。』
『分かってるなら聞かないでくださいよ。分担ですよ分担。…仕事ないと暇でしょ。アンタらも働け。大トリを送って上げましたから。』
そう言ってオレは通信を切って目の前の敵の攻撃を避ける。
「よそ見?随分と余裕じゃない。」
そう言って手の甲に着いた10角形のブレードで攻撃を仕掛けてくるのは女の近界民だった。
「まあ実際余裕だからな。それに比べてお前は随分焦ってるな。…そこまで時間も掛けてられないんだろ?お前たちの隊長が向かった先にはうちの主力が待ち構えてる。…助太刀に行った方がいいんじゃないか?」
そう言いながらオレは弧月を振るう。
「っ…!!」
そしてトリオンキューブを分割。
「バイパー。」
放ったバイパーは女近界民の後ろの犬型、そして影浦に後ろから迫る犬型の2匹を貫いた。
「カゲさん、女と犬はオレが受け持ちます。あとは臨機応変に。ヤバかったら言ってくださいよ。」
「あぁ?!こっちのセリフだボケが。」
そう言いながら影浦が相手をしているのは男の、坊主風の髪型をした近界民。
衛星のように自在に動くブレードを操るトリガーを使っている。
…ま、カゲさんには通じないか。
影浦の持つサイドエフェクトは「感情受信体質」。
攻撃箇所の先読みが出来る影浦にとって、避けるのは容易であった。
先程の隊長が置いていった犬型は撹乱メイン。
攻撃力はないが、数が多く盾にもなる。
頭にブレードの着いたタイプのものもおり、捨て身で突進してくる。
目の前の女はそこまでの敵ではない。
カゲさんと戦った方が楽しめる。
『…天羽、色は?』
『2人ともA級レベルって感じ。…清澄さんが苦戦する相手じゃないよ。
…それこそ影浦先輩も。』
影浦は今シーズン、打倒綾瀬川を目標に珍しくログを見たり、綾瀬川との模擬戦を繰り返してきた。
故に、
「その程度かよ?あの野郎のバイパーの方がまだ鋭いぞ?」
そう言って繰り出された影浦のマンティスは男の近界民の腕を切り落とした。
男の近界民は飛び退くと、その後ろから犬型が躍り出る。
しかし、影浦にとってそれは時間稼ぎにもならず、瞬き1つする間に切り伏せられる。
──
「…」
目の前の女近界民は、背中から何かを取り出すと、地面に転がす。
途端、煙幕が吹き出した。
「「!」」
影浦、綾瀬川は目を見開く。
それは煙幕に驚いたと言う訳では無い。
煙幕が綾瀬川、影浦の視界を奪ってからコンマ1秒。
2人の視界は視覚支援により、光を取り戻した。
『言ったでしょう?オペレートは任せてください。…さ、ご存分に。』
綾瀬川の目に映るウェンの姿がぶれたかと思うと、そのシルエットは影浦のものへと変わる。
そして、綾瀬川の背中へと回り込んだ。
「下手な手品だな。」
ウェンの視界。
その目前には綾瀬川の弧月が迫っていた。
咄嗟に躱すが、ウェンの右目からトリオンが漏れる。
影浦も同様だった。
視界支援に加えて、サイドエフェクトによる先読み。
影浦は巧みに跳んで避けると、ラタリコフにスコーピオンを伸ばした。
「「っ…」」
ラタリコフ、ウェンは息を飲む。
そして、踏み入ってしまったのは地獄だったと理解し始めた。
「あ?今度は組んでかかってくんのか?」
隣り合わせに立ったラタリコフとウェンを見て影浦は顔を顰める。
「みたいですね。」
「…足引っ張ったらテメェからぶった斬る。」
そう言って影浦はスコーピオンを構えて目の前の敵に目を向けた。
「了解。」
その言葉の直後、勝敗を決める2筋の刃が振り下ろされた。
唐沢有栖
トリオン 0.5
機器操作 9
情報分析 10
並列処理 11
戦術 10
指揮 9
TOTAL 49(トリオンは除く)
トータル戦闘員みてーな数値してんなw
生身でいることが多いのは単純にトリオンがかなり少ないから。
感想、評価等お待ちしております。
幕間何読みたいんじゃワレェ!
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誰かの独白。多分榎沢か三輪。
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掲示板形式のやつ。(作者無知)
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日常小話。
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if(綾瀬川VSボーダー)
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住民税高すぎ。