ちょっと筆乗らなくて…。
──砕けろ、『鏡○水月』
という訳で前回の話のB級2位は実はB級3位でした。
…っていう冗談は置いといて、前回の話の玉狛の今シーズンの目標、投稿した時はB級2位にしてたんですけど、よく考えたら無理じゃね?って思って、感想でもTwitterのDMでもそう言った声がありまして…。
B級3位に修正しました。
無理やり二宮隊より上にするよりもこっちの方が書きやすいなーと。
皆さん私の完全催眠に引っかかったということで…。
何卒ご了承ください。
──いつから○花水月を使っていないと錯覚していた?
後、ヒュースの加入早めマース。
──4-1空閑リード
空閑を撃ち抜いた榎沢はファイティングポーズをとる。
「さ、まだまだここからでしょ。シロくんみたいに強い相手は二宮さんとやった時以来だからさ。もう少し楽しませて?」
「じゃ、お望みどーり。」
そう言って空閑はスコーピオンを伸ばす。
影浦の得意技、マンティスだ。
「っと…!」
榎沢は飛びながら避けると、ホルスターのハンドガンを弾く。
空閑はシールドを構えながら榎沢に近づいた。
「残念!」
榎沢はハンドガンを撃つ事無く、体勢を落とすと、空閑の懐に蹴りを入れる。
「っ…と。」
空閑は腕をクロスさせて受ける。
その隙に榎沢はトリオンキューブを生成。
ハウンドと同時に、空閑に飛びかかる。
「攻撃手の間合いでも強いんだよねー。あたし。」
榎沢は空閑のスコーピオンの刺突を貫かれるのを構わず、掌で受けるとそのまま空閑の腕を掴む。
「!」
そのまま足払いをかけると、榎沢が放ったハウンドが空閑に降り注いだ。
──
「強いね。体術だけで言えばボーダートップクラスじゃない?それこそ綾瀬川ともやり合えるくらいかな。」
辻はそう言って顎に手を当てる。
「いやいや、オレはあんなに動けないぞ?」
「「…」」
呆れたようにそう言う綾瀬川を米屋、辻はジト目で見ると、視線をモニターに移した。
「でも異常だろ、ありゃ。」
「異常?」
米屋の言葉に辻が尋ねた。
「ああ、つーか綾瀬川もそうだが…なんで武器より先に手と足が出んだよ。お前ら喧嘩慣れでもしてんの?」
米屋は呆れたように綾瀬川に尋ねた。
「榎沢は知らないが…オレはそう言うのじゃない。…単純に近距離は格闘の方が得意なだけだ。」
綾瀬川はさらに続ける。
「サブは空けといた方が狙撃にも対応出来る。それに空閑や駿のグラスホッパーは移動だけじゃなくて乱反射や、高速起動で敵を翻弄し隙を作るためのものだろ?」
「まあ攻撃手のサブやオプショントリガーは殆どはそんなもんだろ。」
「オレや…多分榎沢も同じだ。
…肉弾戦で崩れたところを獲物で仕留める…それだけでしかない。」
「そうなると…榎沢さんは勿体ないね。あれだけ肉弾戦ができるならスコーピオンの1つでも入れておけばグラスホッパーとの相性もいいと思うんだけど…。」
「確かに。あいつの攻撃手トリガーは見た事ねえな。まああれだけトリオン高くて体術も出来りゃハンドガン1つで近接も問題ないのかもしれねえけど。まず並の攻撃手じゃ近づけないだろーし。」
「…」
──
「ふむ…強いな…。」
4-2で依然空閑のリード。
しかし状況は芳しくない。
近接戦でも体術でスコーピオンを上手く捌かれる。
かと言ってマンティスで距離を取れば、火力の餌食だ。
マンティスとシールドは一緒に使えない。
勝機があるとすれば近接か。
だが榎沢は素手で捌ききれずとも、ある程度のダメージは無視してくる。
「さて、どの程度かな。」
空閑はグラスホッパーに足をかけ、榎沢のアステロイドを避けながら榎沢に切り込む。
榎沢は素手で空閑の腕を捌く。
「!」
途端、地面からブレードが伸びる。
モールクロー。
地面に潜らせたスコーピオンが、榎沢の足を縫い止める。
そのまま空閑の腕を掴んだ榎沢の腕を枝分かれしたスコーピオンが切り落とした。
モールクローと枝刃の組み合わせだった。
「っと、マジか。」
榎沢は片足で飛びのきながらトリオンキューブを分割。
ハウンドを放つ。
しかし空閑はグラスホッパーで縦横無尽に駆けながら榎沢に接近する。
「ちっ…。」
榎沢はサブでもハウンドを分割。
二宮直伝の変則フルアタックが空閑に襲いかかった。
「サブ、使ったね?えのさわせんぱい。」
「…」
そのまま榎沢の高火力に、空閑は為す術なく削られ、緊急脱出となった。
──4-3、空閑リード。
「サブトリガー使わなくても勝てるんじゃなかった?えのさわせんぱい?」
空閑は笑みを浮かべて榎沢を煽る。
「言ってくれるじゃん。…いいよ、認めてあげるシロくん。戦闘力、判断力、発想力…どれをとってもシロくんは強いよ。
…だから本気で叩き潰してあげる。」
そう言って榎沢はホルスターに手をかける。
「!」
次の瞬間には、空閑の体は蜂の巣にされていた。
「射程25m。伸びるスコーピオンがあっても届かない。シロくんの射程じゃ勝てないよ。」
「なるほど。こりゃ手強い。」
そして空閑は緊急脱出となった。
──
『個人ランク戦終了、6-4、勝者榎沢。』
「ありがと、えのさわせんぱい。完敗でした。」
空閑はそう言って唇を尖らせた。
「…ま、相性的に私が勝つでしょ。でも強かったよ、シロくん。で?メガネくんもやるの?」
「い、いえ、僕は…。」
三雲はそう言って冷や汗を浮かべる。
「ふーん。まあいいや。次うちとやるんだっけ?」
「はい。」
「ちょっと楽しみかも。じゃ、またねー。」
「はい、ありがとうございました。」
「あれはやばいな。」
去って行く榎沢の背中を見て空閑がそう呟いた。
「ログで見た弓場隊の隊長よりは遅いけど…その分射程と火力がある。」
空閑はそう分析する。
「えのさわせんぱいの言う通り並の攻撃手じゃまず近付けない。それこそかげうらせんぱいでも厳しいと思う。」
「そこにグラスホッパーの機動力とハウンドか。手強いな…。」
「ま、火力に関しては新入りが何とかしてくれるでしょ。」
翌日、2月20日。
ROUND6の2日前。
そして、玉狛に新たに加入予定のヒュースの入隊日だ。
──
「まずは10本勝負でいいか?」
いつものようにランク戦ブースでオレは辻にそう尋ねる。
「うん。今日こそはバイパーを引きずり出すから。」
辻はそう返すと弧月の柄を撫でる。
「あっ!おーい辻せんぱーい!綾瀬川せんぱーい!」
ランク戦ブースの一室からオレと辻を呼ぶ声が聞こえる。
「…奥寺の方だったか?」
「いや、コアラでしょ。」
呼んでいたのは東隊攻撃手、小荒井だった。
話を要約するとこうだった。
今日は入隊式らしく、そこで1日と経たずにB級に上がった隊員がいたらしい。
そこまでは分かる。
凄い事なのだろう。
問題はその隊員。
どう見ても玉狛が捕虜にしている近界民だった。
玉狛の新たなメンバーにでもするつもりだろうか。
「…あのメガネ頭大丈夫か…?」
「?」
ブースには小荒井の他に虎太郎、諏訪隊の笹森、香取隊の三浦がいた。
「お前も負けたのか?虎太郎。」
「はい…。1本しか取れませんでした。」
そう言って虎太郎は肩を落とす。
「…いや、まあ1本取れりゃ良いだろ。辻も終わったみたいだからな。」
5-3で近界民の勝利だった。
「悪い、ちょっと飲み物買ってくる。」
「あ、はい。」
虎太郎の分も一緒に飲み物を買って戻ると、何故か生駒が緊急脱出用のマットで正座していた。
ブレードのみの模擬戦で旋空を使って失格負けとなったらしい。
「生駒さんにも勝ったのか…。」
「あ、清澄先輩。」
戻ってきたオレに虎太郎が話しかける。
「ほら、これでいいか?」
そう言って虎太郎に飲み物を渡す。
「ありがとうございます。」
「お!きよぽんや!ええ所に。この新入りめっちゃ強いで!きよぽんもやりーや。」
「…なんでそんな嬉しそうなんですか。」
そう言いながらオレは噂の新入り、ヒュースに模擬戦の申請を送る。
──
「!…綾瀬川…。」
申請を受けたヒュースは目の前に表示された名前を見て反応する。
弧月 10200P
「柿崎隊のエースだね。強いよ。やってみれば?」
「…」
時枝の言葉にヒュースは少し考え込んだ後、申請を受理した。
──
「…なんで近界民がここにいるんだ…?」
オレは目の前の男にそう尋ねる。
「…」
しかし、目の前のヒュースは答える事無くオレに斬りかかった。
「っと…。」
さらに追撃をかけるヒュースの弧月をヒラヒラと避ける。
しかし、どんどんキレを増すヒュースの弧月はオレの胸を捉えた。
──1-0
「お、新入りが先制した!」
小荒井がそう声を上げる。
「様子見でしょ。綾瀬川、攻撃どころか弧月すら抜いてないよ。」
辻はそう言って画面を注視する。
──
「どう言うつもりだ?何故戦場で武器を持たない?」
戻ってきたオレにヒュースは開口一番に尋ねた。
「さあ?」
「そうか。」
そう言ってヒュースはオレに切り込む。
「でもまあお望み通り。」
そう言ってオレは逆手で弧月を抜く。
「…見た事のある剣だ。
…お前はヴィザの弟子か何かか?」
「!、貴様、何故それを?何故ヴィザ翁を知って…」
「お前もオレの質問に答えなかったろ?答えてやる義理はないな。それに…」
たじろいだヒュースに切り込み、ヒュースの腕を飛ばす。
「お前の言う通りここは戦場だ。気を抜くなよ。」
そう言ってオレは目を細めた。
榎沢一華トリガーセット
メイン:アステロイド(ハンドガン)、ハウンド、グラスホッパー、シールド
サブ:アステロイド(ハンドガン)、ハウンド、バッグワーム、シールド
後、1話か2話日常やら何やら書いて、ROUND6に行くつもりです。
ダンガーとの模擬戦書くかも…?
暑いですねー。
かく言う私は一昨日熱中症になってしまいました。
気をつけてくださいね?←おま言う?
感想、評価等お待ちしております。
幕間何読みたいんじゃワレェ!
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誰かの独白。多分榎沢か三輪。
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掲示板形式のやつ。(作者無知)
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日常小話。
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if(綾瀬川VSボーダー)
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住民税高すぎ。