白い部屋の最高傑作、ボーダーにて   作:齏琥梦

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作者「よう…久しぶり。」

読者「…マジか。」

作者「大マジ!元気ピンピン…では無いけどなんとか生きてるよ!」

読者「!…反転○式…!」

作者「正っ解っ!!」



…という茶番は置いておいて…えっと…どーも、作者です。覚えてます?


…もうダメだと思った?思ったでしょ〜?笑



…私ももうダメかと思いました。


だが死に際で掴んだ、呪○の核心!!


という訳ではなくまあざっくり説明しますと、最後の投稿のあとどんどん体調悪くなって衰弱していきまして…。
移植手術が控えていたんですが、ドナーが用意された頃には手術が出来る体力も無かったんですね。
そこで家族には医師からこのまま衰弱死するか、体調がマシな時に移植手術をするか(ヒットポイント切れで死ぬかも)とか言う2択を出されたらしいんですね。
んじゃ一か八か手術すっか!って事でどうにか生き延び、一安心!


…という訳には行かず、移植手術の拒絶反応と言うものがありまして…。

諸々あって死にかけて、何とか生にしがみついて戻ってきた所存であります。

じゃあもう大丈夫なのかって?


…お医者様曰く…










…なんとなく後書きに書こw




あ、読み返し推奨です。


いや、俺は戻ってくると信じていつ投稿されても読めるように毎日読んでたよって言う作者の事大好きな愛読者様は本編どーぞ。


ROUND6昼の部を終えて

『ここでタイムアップ!5対2対1!混沌の乱戦となったROUND6上位昼の部を制したのは柿崎隊…!』

 

柿崎隊

 

 

柿崎 0P

照屋 1P

巴 1P

綾瀬川 3P

 

合計 5P

 

 

 

二宮隊

 

 

二宮 0P

犬飼 1P

辻 0P

 

合計 1P

 

 

生駒隊

 

 

生駒 1P

水上 0P

隠岐 1P

南沢 0P

 

合計 2P

 

 

照屋、生駒の緊急脱出後の展開はこうだった。

綾瀬川と辻の1対1は綾瀬川の二刀流相手に善戦するも、綾瀬川の弧月をブラフにした足スコーピオンの蹴りにより、辻は緊急脱出。

そこで二宮隊は全滅となった。

辻が緊急脱出したことにより、半径60m以内に敵のいなくなった巴は足のトリオン漏出を鑑みて、自分では役に立たないとして自発的緊急脱出。

残ったのは柿崎隊万能手、綾瀬川と生駒隊狙撃手、隠岐。

巴の離脱により、グラスホッパーを失った綾瀬川は隠岐を追うことはしなかった。

どこからでも撃ってこいと言わんばかりに、バッグワームも着けずポケットに手を入れたまま堂々と立っていた。

もちろんカウンターで狙撃されると思い、結局隠岐が撃ったのは試合終了と同時。

威力よりも弾速を優先し、ライトニングにより放たれた弾丸。

しかし綾瀬川はライトニングによる特徴的な発砲音を聴いてすぐに集中シールドを2枚展開。

シールドに防がれ隠岐の弾が綾瀬川を捉えることは無かった。

 

 

『さて、ツッコミ所の多かったこの試合、解説の御二方に総評を頂きたいのですが…。』

 

『柿崎隊が総合力で二宮隊、生駒隊を上回った…って感じだろ。』

 

出水は顎に手を当て、分析する。

 

『終始柿崎隊のペースでした。柿崎隊が連携で点を取るために障害となる二宮さんと南沢先輩を落とす。その後は…柿崎隊の思い通りね。』

 

そう言って木虎は目を伏せた。

 

『柿崎隊は全員が全員MVPだろ。綾瀬川は言わずもがな、虎太郎は海を落としてるし、ザキさんと照屋ちゃんは特にだ。綾瀬川があんな常識外れの狙撃が出来たのはザキさんと照屋ちゃんが二宮さんをあの場所に誘ったからだ。…二宮さん相手にあそこまで生き残るのは素直に尊敬するぜ…。』

 

 

──

 

柿崎隊作戦室

 

「むふふー、お疲れ様でーす。清澄せんぱーい?」

 

いつもより自慢げに綾瀬川を迎えた、宇井。

 

「あ、ああ。援護助かった。」

 

「でしょ?!二宮さんの射線管理も完璧でしたよね?!」

 

そう言って宇井はさらに綾瀬川に詰め寄る。

 

「ああ、そうだな…。逆にオレが1ミリズレた…。」

 

「ですよねー、私がいなきゃ二宮さんのこと落とせなかったですよね?」

 

宇井はさらに綾瀬川に近づくとそう尋ねた。

 

「まぁ…そうなるな。」

 

綾瀬川は困惑したようにそう答えた。

 

「ですよね〜…

 

 

…これでもまだ私じゃなくて真木先輩の方がいいんですか?」

 

 

スっと笑顔を消して宇井は綾瀬川に詰め寄った。

 

「いや、オレは別に真木の方がいいなんて一言も…」

 

「ん?」

 

「いや、なんでもないです。」

 

笑顔の裏の圧を感じて、綾瀬川は押し黙る。

 

「…別にオレは冬島隊に移る気はないから安心してくれ…。」

 

綾瀬川は困ったように頭を掻きながらそう言った。

 

「…真木先輩より私の方がいいですか?」

 

宇井は目を逸らし、口を尖らせそう尋ねる。

 

「…いや、だから移る気はないって「清澄。」」

 

言いかけて柿崎が綾瀬川の肩に手を置く。

 

「…諦めろ。」

 

柿崎はそう言って宇井に視線を向ける。

綾瀬川も宇井に視線を向けると、頬を赤らめてこちらを見ていた。

 

「…」

 

そんな宇井を見て、綾瀬川は無機質な目を細める。

 

「っ…?!」

 

その酷く冷たい無機質な目を見た柿崎は息を飲んだ。

 

 

 

 

 

 

「ああ、真登華、お前は真木より優秀なオペレーターだ。…オレにはお前が必要だ。」

 

 

 

 

 

宇井は喜んでいるが、そんなセリフを恥じらうことも無く、抑揚の無い淡々とした声で話す綾瀬川に柿崎はもう一度息を飲んだ。

 

──

 

二宮隊作戦室

 

「いやー、まさかの1点止まりですねー。」

 

二宮隊銃手、犬飼はそう言って作戦室の椅子に腰掛ける。

 

「…ちっ…。」

 

二宮はただ舌打ちをするのみだった。

 

侮るはずなどない。

綾瀬川…延いては柿崎隊には最大限の警戒で臨んだ。

 

…だが、出し抜かれた。

 

B級1位。

その称号は今や二宮隊ではなく、柿崎隊。

名実ともに柿崎隊なのだ。

 

「…いつまでも下を見るな、氷見。さっきも言ったがお前のミスじゃない。」

 

二宮のその言葉に氷見は肩を弾ませる。

 

「…今回の敗戦は俺のミスだ。…次だ。次こそ柿崎隊に勝つ。」

 

二宮は拳を握りしめた後、立ち上がる。

 

「…少し考える。」

 

そう言って二宮は作戦室を後にした。

 

──

 

『いやー、それにしても綾瀬川が連携に加わるとあんな感じになるのかよ…。A級に来たらって考えたら…笑えねー。』

 

出水は頬をひくつかせてそう言った。

 

『ROUND6に来てこの連携…。

 

 

 

…他のB級部隊も出水先輩と同じ気持ちですね。』

 

 

──

 

「…」

 

玉狛支部

そこのテレビでROUND6昼の部を観戦していた三雲修は、言葉を紡げずにいた。

 

二宮隊を1得点に抑えて見せた。

 

これがB級1位柿崎隊。

ROUND4では完敗。

そしておそらく勝ち進めば再戦することになる相手だ。

 

「オサム、そろそろ本部に行くってレイジさんが…なんか見てたのか?」

 

そこに玉狛第二のエースである、空閑遊真が入ってくる。

 

「空閑…ま、まあちょっとな…。」

 

そう言って三雲はテレビを消そうとリモコンに手を伸ばす。

 

「柿崎隊…あやせがわせんぱいのとこか。」

 

空閑の言葉に三雲は動きを止める。

 

「さすがに強いな、B級1位。」

 

そう言って空閑は三雲の隣に座る。

 

「空閑…。」

 

「…柿崎隊に勝つためにも…まずはROUND6、勝たなきゃだな。…相棒。」

 

自分の不安を分かっているかの様に空閑は三雲に拳を突き出した。

 

「…ああ!」

 

そう言って三雲は空閑と拳を合わせた。

 

 

──

 

『さてさてー、どーもこんばんは〜。B級ランク戦上位夜の部〜。元気に実況していきますよ〜。太刀川隊の国近で〜す。』

 

のほほんとした声が観戦席にこだまする。

 

『解説席にはとーまくんと米屋くーん。アホの子A級トリオだね〜。』

 

『『うんうん。』』

 

『あれ?否定しない感じ?』

 

『しないっつーか…』

 

『出来ないッスね〜。』

 

米屋は何故かドヤ顔でそう言う。

 

『そうだね〜、私も最後まで今ちゃんに迷惑かけたなぁ。』

 

国近はしみじみと言ったように頷く。

 

『俺はまだ学年末テスト残ってますよ…。』

 

『おっ、頑張れよ後輩。』

 

『まあ秀次と綾瀬川がいるんで。』

 

『おっとっと…ランク戦に戻ろっか。夜の部は影浦隊、諏訪隊、玉狛第二、王子隊の四つ巴だね〜。2人はどこに興味ある感じ?』

 

国近が当真と米屋に尋ねた。

 

『…興味っつーか…玉狛1人増えてね?』

 

『ヒュースって…外国人か?』

 

『太刀川さん曰くかなり強かったらしいよ。』

 

国近は口元に指を当て、思い出す様にそう話した。

 

『…え?太刀川さんもうバトってんの?』

 

米屋が尋ねる。

 

『うん。なんでも入隊初日にB級になっちゃったみたい。』

 

『ほえー、最速じゃねえか?』

 

『分かんないけど多分。』

 

『太刀川さんが強いって言うなら気になりますねー。…んであとは影浦隊と諏訪隊ッスかね。』

 

米屋は顎に手を当てながらそう言う。

 

『玉狛は遠征目指してるらしいッスから玉狛より上の影浦隊と諏訪隊は、どうしても越えなきゃならない壁ですね。…特にカゲさんと…

 

 

…諏訪隊の銃バカは。』

 

 

──

 

諏訪隊作戦室

 

「アハハ、銃バカだってー。槍バカ先輩に言われちゃってるよー?諏訪さん。」

 

榎沢はカラカラと笑いながら、小佐野に貰った飴を口の中で転がす。

 

「バーカ。オメーのことに決まってんだろ。」

 

諏訪は呆れたようにそう言う。

 

「こんだけ期待されてンだ。今回も好きに暴れていいぞ。クソ生意気なエース様よォ?」

 

その言葉に榎沢は目を見開いた後、表情を輝かせる。

 

「いいの?!」

 

「ああ。ただししっかり点取ってこいよ。」

 

「ンフ、当たり前じゃん。ボサギザ先輩にシロくんもいるからね。楽しめそう。」

 

「でも、玉狛のルーキーが不気味ですね…。」

 

堤はそう言ってモニターに映るヒュースに目を向けた。

 

「日佐人、コイツとやったらしいな。」

 

「はい。メチャクチャ強かったです。ブレードのみですけど辻先輩とイコさんにも勝ってました。」

 

「て事は攻撃手…ですかね?」

 

堤が諏訪に尋ねる。

 

「まぁそーだろーなァ…。」

 

 

 

「いやー?分かんないよ。」

 

 

 

そう答えたのは榎沢だった。

 

「多分なにか隠してるよー?

 

 

…勘だけどね?」

 

 

そう言って榎沢は笑みを浮かべた。

 

 

──

 

影浦隊作戦室

 

「ああ?!玉狛が増えてる?どー言う意味だコラ?」

 

影浦は北添にそう尋ねる。

 

「そのままだよ。1人増えてんの。」

 

影浦の問いに北添はそう返した。

 

「あ?元々4人じゃなかったか?」

 

「3人だってば。空閑くん以外も見てね…?」

 

「ヒュースって名前らしいぞ。結構イケメンじゃねえか。」

 

仁礼はヒュースの顔を見てそう言った。

 

「ポジションは?」

 

絵馬が尋ねる。

 

「さぁ…?玉狛ってうちと同じ遠中近でしょ?うーん…中距離がちょっと火力不足だから射手か銃手とか?」

 

「ハッ!どこだろーと関係ねえよ。

 

 

 

…掻っ捌く。」

 

──

 

『王子隊はどお?』

 

国近が尋ねる。

 

『王子隊は柿崎隊、諏訪隊、玉狛が活躍してる分今シーズンはあんまり得点出来てねえ印象だな。オージも相当参ってるんじゃねえか?…ま、あいつはこういうのを楽しむタイプだから余計な心配だろーけどな。』

 

『マップの選択権は王子隊だからね〜。どこ選んで来るかな?』

 

 

──

 

王子隊作戦室

 

「…はぁ…。」

 

倉内は頭を抱える。

 

「アハハ、さすが玉狛だねー。大胆大胆。」

 

王子は笑いながらそう言った。

 

「笑ってる場合?」

 

橘高が呆れた様に王子に尋ねた。

 

「ちょっとこだわりすぎてたからねー。」

 

「こだわりすぎてた?」

 

樫尾が王子に尋ねた。

 

「そう。僕らも玉狛に倣って…

 

 

…大胆にね。」

 

 

そう言って王子は不敵な笑みを浮かべた。

 

──

 

『さてさてさーてー。ここでマップ決定!「市街地A」だって。ふつーのマップだね〜。』

 

『最早説明も要らないッスね〜。』

 

 

 

──

 

玉狛第二作戦室

 

「さて、いよいよ本番だ。」

 

三雲は作戦室で、そう切り出す。

 

「敵チームのおさらいだ。今回当たるのは影浦隊、諏訪隊、王子隊だ。どこも初めてやるチームだ。」

 

「影浦隊は、かげうらせんぱいとは何度かランク戦したけど…強いな。サイドエフェクトが厄介だった。」

 

空閑が思い出す様にそう言った。

 

「ああ。影浦先輩だけじゃなくて、狙撃手の絵馬、銃手の北添先輩もマスタークラスの猛者。全員が1人で得点できる元A級の強敵だ。」

 

「かげうらせんぱいとはおれがやるよ。リベンジしたいし。」

 

そう言って空閑は好戦的な表情を見せる。

 

「ああ、転送位置次第にはなるが…空閑に任せる。」

 

三雲はそう言って頷いた。

 

「そして諏訪隊。僕らと同じ、今シーズン大量得点を挙げて上位に上がった中距離特化のチームだ。特に要注意なのは榎沢先輩。高火力の早撃ちで今シーズンの諏訪隊の得点はほぼ榎沢先輩だ。」

 

「榎沢さんはROUND4からキューブのハウンドも使ってるからね〜。まさに鬼に金棒って感じで手に負えなくなっちゃったね。二宮さんと同じで1対1は控えた方がいいかも。」

 

宇佐美がそう釘を指した。

 

「そうだな、悔しいけど近距離しかないおれじゃ無理だな。」

 

「ああ、ここでヒュースの出番だ。高火力のメテオラで目くらまし、アステロイドと弧月で攻める。頼むぞ、ヒュース。」

 

「…当然だ。」

 

そう言って玉狛のルーキー、ヒュースは口を開く。

 

「王子隊は今回のマップ選択権がある。『市街地A』は普通のマップだけど…王子先輩はよく考えて動くタイプの攻撃手だから何か仕掛けてくるかもしれない。…作戦通り上手くいくとは思わないけど…上手く噛み合えば勝てると思う。…力を貸してくれ!」

 

「うん!」

 

雨取は元気に。

 

「うむ。」

 

空閑はいつも通り。

 

「モチロン!オペレートは任せてね。」

 

宇佐美は頼もしく。

 

「…ふん、勘違いするな。おれたちは利害が一致しただけに過ぎない。…指揮官はお前だ、オサム。だがおれは勝てると思う作戦にしか従わない。」

 

ヒュースは淡々とそう告げた。

 

「ああ、それでいい。

 

 

…絶対に勝とう!」

 

 

 

こうして玉狛第二のROUND6が幕を開ける。




如何せん久々に書いたものですからおかしなところ矛盾点等ありましたらご指摘頂けると助かります。

さて、前書きの続きになりますが、まぁ移植手術が成功した時点で、ほぼ治ってる様なもんだよね…

…と言うのがお医者様のお話になります。



…見たか!神よ!!生き延びてやったぞ!これが人間様の力よ!!


まぁ、生き延びたら生き延びたでその後色々大変なんですけど、今は考えるのはやめて、生き延びた喜びを噛み締めたいと思ってます。

…再発のリスクもあるらしいけど先のことなんて知らん知らん!


まぁ病み上がりなんで不定期にはなると思いますが、投稿再開って事でw





三上「真面目に!!」




はい、ここまでなんか軽いノリで書いてきましたが、信じて待っていてくださった読者の皆様、本当にありがとうございます。
この通り生きてますんで。
心配かけて申し訳ないです。
もっと早く生存報告しろよと言う意見もあると思いますが、どうせなら投稿再開と合わせたくて。
余計心配かけたかもですね。
まぁともあれ、今後もこの作品をよろしくです。

多分次は幕間になるかな。
アンケート的には掲示板形式のやつが多いけど書いたことないんで勉強からですね。
先にバレンタインの続き書くと思います。

感想、評価等お待ちしております。






…ただいま!!

幕間何読みたいんじゃワレェ!

  • 誰かの独白。多分榎沢か三輪。
  • 掲示板形式のやつ。(作者無知)
  • 日常小話。
  • if(綾瀬川VSボーダー)
  • 住民税高すぎ。
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