なんだかんだ前より空いちまったみたいで…。
読み直してちょ。
…まじな話遅くなりすいません。
ちょっと退院&就活で忙しくて…。
一段落着いたので投稿です。
それから感想が運対されちゃった読者様、申し訳無いです…。
私の回復を祝ってくださったばかりに…。
お、お祝いと一緒に…ね?
感想も頂けたら多分大丈夫かと…w
数日前、王子隊作戦室
「王子、大胆に行くとは言ったがどういう作戦で行く気なんだ?」
蔵内が王子に尋ねた。
「うん、まずね…
…影浦隊と諏訪隊は諦めよう。」
「「「は?」」」
蔵内、樫尾、橘高の声が揃う。
「諦めるって王子くん…「ああ、勘違いしないでね。」」
橘高の言葉を遮るように王子は言う。
「…玉狛に狙いを絞るって事か?」
「流石クラウチ。玉狛はROUND5で大量得点を挙げてる。何故か分かるかい?」
「…三雲くんのスパイダーと空閑くんの機動力…それに鉛弾でしょうか?」
樫尾が答える。
「その通り。それをバッサリ封じるにはズバリどうすべきだと思う?」
王子が怪しげな笑みを浮かべ尋ねる。
「答えは簡単さ───」
───
『転送完了〜。MAP「市街地A」天候は…
…「吹雪」!』
───
玉狛第二の隊長、三雲修が転送されたのは家屋の屋根の上だった。
「っ…?!」
転送と同時に襲い来る吹雪に、三雲は足を滑らせる。
「…うあぁ…!」
そんな情けない声を上げながら三雲は地面へと滑り落ちた。
「これは…吹雪か…?!」
──
『ま、オージの作戦だろーな。』
『だよねー。』
当真の言葉に国近が賛同する。
『吹雪って…王子隊は機動力が売りの部隊だよね?動きづらくない?』
国近が解説の2人に尋ねる。
『そうなんスよね〜。』
米屋はそう言って頭の後ろで腕を組み、唇を尖らせた。
『絵馬と玉狛のちびスナイパーの狙撃を防ぐ狙いはあるんだろーが…機動力を削ってまでするかって言われたら…分かんないっすね。』
米屋はそう言ってお手上げと言うように手を広げる。
『いや、こりゃ厳しいぜ。』
そう話すのは当真だ。
『厳しいって…?』
『露骨な玉狛対策だろ、こりゃ。』
──
「これは…。」
目の前の光景に三雲は冷や汗を浮かべる。
「
目の前では不規則に揺れるワイヤーが。
(そうか…この吹雪じゃスパイダーが機能しない…。)
『オサム。』
そんな三雲の元に玉狛第二のエース攻撃手、空閑遊真から通信が入る。
『どーする?この吹雪じゃグラスホッパーも機能しないぞ?』
「!」
『私も…。この視界じゃ狙撃できないかも。』
空閑に続いて雨取からも不安そうな声色の通信が入った。
『オサムくん、これって多分。』
『はい。…みんな、聞いてくれ。』
バッグワームで身を潜めながら三雲はチームメイトに通信を入れる。
『多分…王子隊の狙いは
吹雪。
この天候により、スパイダー、グラスホッパー、狙撃を封じている。
玉狛狙いなのは確実と考えていいだろう。
『なるほど、それじゃどーする?オサム。』
空閑が三雲に尋ねた。
『…確かに僕らの新戦術は使えない。…でもその代わり王子隊の機動力も死んでる。…多分、中距離での戦闘になる。…そこでヒュースの出番だ。』
三雲は黙って通信を聞いていた玉狛の2人目のエース、ヒュースを指名する。
『ヒュースはこの試合がデビュー戦だ。トリガーの情報も知られていない。王子隊も攻めづらい筈だ。本当は榎沢先輩対策だけど…王子隊がうち狙いなら好都合だ。ヒュースの火力で迎え撃とう。』
『…分かった。』
ヒュースが返事をしたその瞬間、数発の弾が弧を描いて吹雪の市街地に降り注いだ。
──
『まさかまさかの猛吹雪の中始まったROUND6夜の部、まずバッグワームでレーダーから姿を消したのは絵馬隊員と雨取隊員の狙撃手2名と玉狛の三雲隊長と北添隊員。…そして王子隊ー。』
『ROUND4の東隊を参考にしてんな。吹雪に溶け込むように白に加工してやがる。』
モニターに映る王子隊が着けたバッグワームの色は、白に改造されていた。
『この吹雪じゃ合流もままならないか、各隊合流に手間取っている様子。』
『玉狛は特に厳しいッスね。ワイヤーもグラスホッパーも死んでる。狙撃も出来ねえ。1番合流したいのは玉狛じゃないッスかね。』
米屋はそう分析する。
『!、おっと、ここで戦場に動きがあったー。』
モニターには数発の弾が打ち上がる。
『ゾエの適当メテオラだな。狙撃手が機能しない分堂々と撃てるからな。…方向的にチカ子と玉狛の新入りがいやがる。』
──
『千佳!ヒュース!』
『問題無い。』
『私も!大丈夫!』
三雲の通信に2人は冷静に答える。
ヒュースの位置には届かず、雨取もシールドで対応していた。
『千佳はヒュースと合流だ!撃ったのは多分…北添先輩だ。影浦先輩が来るかもしれない。』
『了解!』
そんな戦場にもう6発の弾が打ち上がる。
『!、まだ来るよ!爆撃警戒!』
オペレーター、宇佐美栞の通信が入る。
『6発、ゾエさんじゃないよ!』
宇佐美のその通信に、雨取は今度はシールドを固定した。
『千佳ちゃん!逃げて!そっちに誰か猛スピードで接近中!この爆撃も多分…』
「…1点目みーっけ。今日もあたしの勘は絶好調だね。」
──
『うん、マップにも大きな動きはないわね。作戦通り機動力は削げたみたいよ、王子くん。』
爆撃が玉狛を襲う数分前。
王子隊オペレーター、橘高早矢は王子にそう通信を入れる。
『…そうだね。』
王子は考え込みながら返事をする。
『何かあるのか?王子。』
蔵内が尋ねた。
『いや、雪降らせ過ぎたかなって。』
『おい。』
『アハハ、冗談。吹雪の中走る訓練は何度もしたからね。僕らは合流しようか。ゾエが撃つ前に。』
猛吹雪に各隊が足を止める中、王子隊はバッグワームを着け、合流を目指していた。
王子隊はこの日のために吹雪になれる訓練をしていた。
その為か、普段の機動力には程遠いが、ほかの隊よりも遥かに速い動きで合流地点に向かっている。
『絵馬の狙撃を防げるのはデカイな。少し大胆に動いても問題なさそうだ。』
蔵内は走りながらそう通信を入れた。
『それでも一応射線は気を付けてね?』
そう言いながら橘高は、3人に射線の通らない道を表示する。
『ありがとう、早矢さん。バッグワームを着けたのは?』
『…うちを除いて4人ね。絵馬くんと雨取さんは確定としてもう2人潜んでるわ。』
『多分ゾエとオッサムかな?吹雪の中の爆撃は相当効くよ。…そろそろ撃つ頃じゃないかな?オッサムもスパイダーを張ろうとするならバッグワームはつけると思うし。』
王子はそう考察する。
その考察と同時に、空に北添の爆撃が打ち上がった。
『そらきた。合流位置と近いね。カシオ、先行だ。僕らも便乗しよう。カゲくんがいるかもしれないからバレないようにね。』
『了解!』
先に合流地点に着いていた樫尾は北添の爆撃を追うように先行を始める。
北添の爆撃が雨取を襲った数秒後。
6匹の暴れ犬が空に解き放たれた。
──
「ハウンド+メテオラ…。」
諏訪隊銃手、榎沢一華。
最高傑作、綾瀬川清澄になれなかった、言わば失敗作。
だが、それはホワイトルームの中での話。
ボーダーに於ける評価は綾瀬川と同じ、怪物であった。
諏訪隊入隊と同時に大規模侵攻で一級戦功を上げ、ランク戦が始まってからは、圧倒的な火力で戦績を重ねていった天才を超えたまさに怪物。
そんな怪物にとって吹雪など、足枷にはならない。
12秒後に出来上がった合成弾。
二宮仕込みのキューブの割り方で、四角錐6発にキューブを分けた。
「サラマンダー。」
幸い、道標は北添が作ってくれた。
そこに暴れる猟犬を解き放った。
後は全て勘に委ねるだけ。
視界が安定しない中、榎沢はグラスホッパーを複数展開。
吹雪をものともしないスピードで一気に駆け出した。
『お、一華。見つけた?』
『うん。行ってくる。』
諏訪隊オペレーター、小佐野の通信に榎沢は短く答えると、妖艶な笑みを浮かべ舌なめずりをする。
そうして諏訪隊の怪物は雨取の前に降り立つ。
「…1点目みーっけ。今日もあたしの勘は絶好調だね。」
榎沢一華
アステロイド 8007
ちなみにハウンドのポイントは5000ちょい。
大物狩りしてたらマスター行ってた天才ちゃん。
あ、アンケート新しいの作っときマース。
感想、評価等お待ちしております。
幕間何読みたいんじゃワレェ!
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誰かの独白。多分榎沢か三輪。
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掲示板形式のやつ。(作者無知)
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日常小話。
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if(綾瀬川VSボーダー)
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住民税高すぎ。