白い部屋の最高傑作、ボーダーにて   作:齏琥梦

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遅くなり申し訳ありません。
投稿致します。
ROUND3開始です。
戦闘描写は苦手ですが皆さんの期待に添えるよう頑張ります。


B級ランク戦ROUND3 VS影浦隊、東隊、鈴鳴第一①

『どうも皆さんこんばんは!B級ランク戦ROUND3!上位夜の部、実況を努めます、海老名隊オペレーターの武富(たけとみ) 桜子(さくらこ)です!解説席には嵐山隊の嵐山隊長と太刀川隊の太刀川さんをお招きしています!』

 

『『どうぞよろしく(!)(〜)』』

 

『さて、ROUND3影浦隊、東隊、柿崎隊、鈴鳴第一の四つ巴対決になりますが、解説の御二方はどのような展開になると思われますか?』

 

『個人的には柿崎隊に注目ですね。』

 

『そう言えば柿崎隊の柿崎隊長は元々嵐山隊、かつての仲間の応援という事ですね!』

 

『それもありますが…柿崎隊は間違いなく今シーズンの台風の目と言えるでしょう。』

 

『確かに…今シーズンから4人編成となった柿崎隊はROUND1で4得点、ROUND2では6得点と言う大量得点を挙げて中位の13位から一気に上位に上がって来ましたね。』

 

『上位とのランク戦は初となる柿崎隊の動きに注目したいところです。』

 

『なるほど〜。太刀川さんはどうでしょう。』

 

『俺か?…俺はそうだな…柿崎隊も気になるけどやっぱり鋼とカゲの攻撃手対決とかだな。東さんの戦術も気になるところだ。』

 

『なるほど。今回のマップの選択権は鈴鳴第一にあります。はたしてどのマップを選ぶのでしょうか。』

 

 

 

──

 

ボーダー鈴鳴支部作戦室

 

「今回は市街地Bで行く。いつも通り僕と鋼が合流して2人で点を取る。太一は隙を突いて狙撃&援護だ。」

 

「「了解。」」

 

来馬の言葉に2人は頷く。

 

「今回は前回のリベンジマッチね。柿崎隊にいいようにやられたから…。」

 

「綾瀬川の動きは見ました。もう苦戦はしません。」

 

「絶対に勝とう…!」

 

 

 

 

 

──

 

『おっと…ここでマップが決定されました!「市街地B」!今回のステージとなるマップは「市街地B」です!マップの解説を嵐山さん、お願いします。』

 

『そうですね。市街地Bは市街地Aよりも高低差のあるマップ…と言った所でしょうか。高い建物と低い建物が混在して射線の通り難く狙撃手は少し不利になりますが…逆に狙われる側も思いもよらぬ隙間から狙撃をされる…なんてこともよくあります。銃手や射手なんかも建物が多く狙撃手程ではないですが不利になりますね。』

 

『つまりは攻撃手に有利なマップだな。』

 

『影浦隊には絵馬隊員と北添隊員が、東隊には東隊長がいるのと、柿崎隊は殆どが銃手よりの、綾瀬川隊員は遠中距離よりの万能手ですので対策としてはいいと思います。ただし別役隊員の射線も切れてしまうことになりますが…。』

 

『なるほど。』

 

 

 

──

 

影浦隊作戦室

 

 

「市街地B?どこだ?」

 

「少し僕達に不利なマップだね。ユズルの射線も通りにくいし。」

 

影浦の問いに対して、影浦隊の銃手、北添(きたぞえ) (ひろ)が答えた。

 

「一応壁抜きとかも狙ってみるけど…あんま期待しないでよ。」

 

そう言うのは狙撃手の絵馬(えま) ユズルだ。

 

「はっ!どこのマップだろうと関係ねえ。鋼と久々に切りあえるんだ…邪魔するやつはぶった斬るだけだ。」

 

影浦は獰猛な笑みを浮かべた。

 

 

 

──

 

東隊作戦室

 

 

「これもう完全に東さん封じじゃないっすか〜!」

 

東隊攻撃手、小荒井(こあらい) (のぼる)が机に項垂れるように言った。

 

「でも、対策立ててた柿崎隊相手には有利だと思います。要警戒の綾瀬川先輩のイーグレットもバイパーも使いづらいし。」

 

同じく攻撃手の奥寺(おくでら) 常幸(つねゆき)は顎に手を当ててそう言った。

 

「そうだな。いつも狙撃手の援護があるとは限らない。それを踏まえた上で対策を立てて行こう。」

 

まとめるようにそう言うのは隊長の(あずま) 春秋(あるあき)

 

名将率いるB級6位のチームは特に柿崎隊に警戒をしていた。

 

「確かに綾瀬川の動きを制限できるのはでかい。だが柿崎隊は万能手3人のチームだ。近接にも警戒しろよ?」

 

「そうよ。綾瀬川くんはただでさえ情報が少ないんだから。」

 

見守る様に見ていたオペレーターの人見(ひとみ) 摩子(まこ)はそう言った。

 

「村上相手に初見とは言え時間稼ぎしたほどだからな。警戒するに越したことはない。今回はお前たちの連携での攻撃が鍵になってくる…。頼んだぞ。」

 

 

「「はい!」」

 

 

 

 

 

──

 

柿崎隊作戦室

 

「俺たちがちょっと不利ですね。」

 

巴がそう言ってマップを見る。

 

「今回はイーグレット無しで行きましょう。ただでさえ警戒されてますから。」

 

綾瀬川はイーグレットをトリガー候補から外す。

 

「マップが不利だからといって俺たちのやる事は変わらない。いつも通り俺たちの連携で切り開く。いいな?」

 

「「「はい。」」」

 

 

 

──

 

『さて!各隊転送スタートです!B級ランク戦ROUND3上位夜の部!ステージは「市街地B」!天候は曇り!…今、転送が完了しました…!!』

 

 

──

 

『警戒しろ!ゾエのメテオラが来るぞ…!』

 

柿崎からの通信が入る。

 

それと同時に数発の弾が空に上がる。

 

 

 

『出た〜!北添隊員に寄る通称適当メテオラ!』

 

『北添隊員のレーダー頼りの場を乱すためのメテオラですね。位置バレするリスクはありますが場を乱すには最適です。』

 

 

 

 

『虎太郎、大丈夫か?』

 

レーダーの方角にいた虎太郎に柿崎は尋ねた。

 

『な、何とか…!』

 

『警戒しろ…ゾエがそっちに撃ったってことはカゲが向かってるかもしれねえ。』

 

『了解です。』

 

 

 

 

 

『これは各隊綺麗にバラけました!合流を優先するか点取りを優先するか、どのような展開になるでしょうか!』

 

 

 

 

 

『皆、狙撃には警戒しろ!マップのせいで意識から外れるが狙撃は死んでる訳じゃねえ、絵馬も東さんも関係なしに当ててくる狙撃手だからな。』

 

『『『了解です。』』』

 

『皆、5人バッグワームつけたよ!狙撃手3人と位置的にさっきメテオラ撃った北添先輩はバッグワームつけてると思う。気をつけてね!』

 

『分かった。…1番近いのは清澄か…。そっちはどうだ?』

 

『俺も清澄先輩が1番近いです。』

 

『私は少し離れてますね。バッグワームつけます。』

 

『分かった、慎重にな。』

 

『了解…!』

 

 

 

 

 

 

『北添隊員のメテオラから始まったこの試合、まずは全体様子見、合流優先と言ったところか!』

 

『いや…これはカゲが仕掛けるな。狙いは…』

 

 

 

 

 

──

 

『ザキさん!誰かそっち向かってる!』

 

『ちっ…分かった!』

 

 

通信を切った途端再びメテオラが空に輝く。

 

 

柿崎を囲う様に落ちたそれは爆発して周りの建物を壊した。

 

 

「くっ…。」

 

土埃に柿崎は顔を覆う。

 

その爆風をかき分けて、B級トップ攻撃手はスコーピオンを振り回して現れた。

 

「よぉ…まずはアンタか…ザキさん。」

 

「ちっ…カゲ…!!」

 

『やべえ…カゲがこっち来た!急いで来れるか?!』

 

 

 

 

 

 

『了解、直ぐに向かいます。』

 

虎太郎が通信でそう答えた。

 

『オレも向かいます。』

 

オレもそう伝えると走り出す。

 

 

 

 

 

『ここで影浦隊長が柿崎隊長を襲撃!』

 

『始まって直ぐの北添隊員の援護からの影浦隊長の単騎突入…影浦隊のよくやる戦術パターンですね。』

 

『柿崎隊長どうにか堪えているがジワジワと削られる…!』

 

『巴隊員と綾瀬川隊員が向かってますね。ですが…。』

 

『間に合わないだろ。カゲにあそこまで詰められてりゃ…。』

 

 

 

──

 

(クッソ…やべえ…!!)

 

柿崎は弧月とシールドでどうにか影浦のマンティスを防いでいる。

しかし連撃でカウンターする暇がなく防戦一方となっていた。

 

(まだ清澄も虎太郎も遠いな…。くそ…始まってすぐだってのに…。)

 

 

 

 

 

──

 

 

『そしてここで…東隊の小荒井隊員と奥寺隊員が合流!』

 

『2人の連携はマスタークラスでも捌くのは難しいですからね…。今後どこを狙うか…バッグワームを着ていますので奇襲するつもりでしょう。』

 

 

『おっと…向かった先は…』

 

 

 

──

 

 

 

ガシャン…!!

 

 

 

時短のため飛び越えた建物の塀、その建物の窓ガラスが大破した。

 

 

「!」

 

バッグワームを着た2人がオレ目掛けて斬りかかってくる。

 

 

「…っと…」

 

どうにか上体を逸らしながら飛び退く。

 

「綾瀬川先輩捉えました!」

 

小荒井が声をあげる。

相手はおそらく東なのだろう。

 

『…虎太郎、隊長の所に急げるか?オレは無理そうだ。』

 

『わかりました…!!』

 

 

そのまま目の前の2人はグラスホッパーを使った連携でオレを襲った。

 

オレは受け太刀しつつ、躱す。

 

「なるべく距離を詰めるんだ!綾瀬川先輩にバイパーを使う暇を与えるな!」

 

奥寺が小荒井にそう声掛けする。

 

いい連携だ。

確かに弾トリガーを使う暇なんて無さそうだった。

ログを見てのオレ対策だろう。

 

だが…

 

 

オレはサブトリガーでもう一本の弧月を取り出した。

 

 

「いっ?!弧月二刀流?!」

 

「怯むな…!!畳み掛けるぞ!」

 

 

そう言ってグラスホッパーを増やし、高速起動と連携の合わせ技で斬りかかってくる。

 

 

オレはゆっくり目を閉じる。

 

 

そして開く。

 

 

 

 

 

 

その瞬間、オレの見る景色は停止する。

 




ROUND3、綾瀬川のトリガー構成

メイン:弧月、旋空、ハウンド、シールド
サブ:弧月、メテオラ、バッグワーム、シールド

中距離対策の対策です。


後書きは各キャラへの印象とか書かないと何書けばいいか困りますね。
…っていうのを書いて後書きの欄を埋めることにしますw


なんかリクエストとかあったらぜひ感想で下さい!


感想、評価等よろしくお願い致します!

幕間何読みたいんじゃワレェ!

  • 誰かの独白。多分榎沢か三輪。
  • 掲示板形式のやつ。(作者無知)
  • 日常小話。
  • if(綾瀬川VSボーダー)
  • 住民税高すぎ。
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