投稿します。
皆さんお待ちかね、某騙されやすいあの人が登場します。
こちらで告知しますが、明日…っていうか今日かw
リアルの都合で投稿出来ません。
楽しみにしてくださっている方に深くお詫び申し上げます。
「…うちの弱いところはなんだと思います?」
「っ…それは…」
オレの質問に4人は俯く。
「簡単です。チームの合流を優先しすぎていること。合流を優先しすぎて戦況に目がいかない事だ。」
「でも…それがうちの強みですよ…?清澄先輩。」
「それはそうだな。だが転送位置によっては合流出来ないことがある。過去3試合も合流前に誰か落とされている。」
「でも…それ以外に勝てる作戦が…」
文香が顔を俯かせながら言った。
「あるだろう。そのためにオレに弟子入りを頼んだんじゃないのか?1人でも戦えるようになればいいだろ。」
「!…そんな…一朝一夕で強くなれる訳ないじゃないですか…!」
「オレは戦えるようになればいいって言ったんだ。強くなれとは言っていない。」
「…同じことだろ?」
柿崎が呆れたように言った。
「違いますよ。1人じゃ勝てなくても…他のチームメイトが合流するまでの時間稼ぎを1人でもできるようになればいい。1対1でぶつかった時、相手に勝つように戦う必要は無いんです。うちの強みはチーム戦でしょう?なんで連携攻撃の練習しかしないんですか?チーム戦を有利にできる作戦なんていくらでもあるでしょう。極論を言ってしまえばチーム戦で点を取るなら2人はサポートに専念、2人が攻撃に専念。これでいいんですよ。」
「…なるほど…。」
文香が考え込む。
「連携の練習は散々した。それでも上位相手に点が取れないのが現実だ。うちには文香って言う攻撃に特化させれば点を取れる駒もいるんだ。お前が柿崎隊のエースになるんだよ。」
「…っ…私には無理ですよ…。昨日の試合だって影浦さんが怖くて周りが見えなくて…そのまま絵馬くんに落とされました。私1人じゃどれだけ頑張ったって…」
「だから…うちはチームだろ。」
「!」
俯いていた文香が顔を上げる。
「エースに点を取らせるのがチーム…ですよね?」
それだけ言ってオレは柿崎と虎太郎に視線を向けた。
「ああ…!」
「はい!やりましょう…!!」
2人の表情が力強くなる。
「でも…具体的にどうすれば…。」
真登華が言う。
「それはこれから考えるんだろ。…まあ1つ言うとしたら…虎太郎。」
「は、はい。」
「お前はあれをトリガーにセットしてただろ?なんで使わないんだ?」
「え?でもあれはまだ使い勝手が…」
「使えるものはなんでも使った方がいいだろう。」
「…分かりました。やってみます。」
虎太郎が答えると、今度は柿崎が冷や汗を浮かべてながら切り出した。
「ROUND4まであと3日か…。…間に合うのか?」
「間に合わないでしょうね。」
「でしょうねってお前…。」
「いいじゃないですか。
…ROUND4は捨てましょう。」
「「「「!」」」」
俺の言葉に4人は目を見開く。
「B級トップの二宮隊、生駒隊相手に今の柿崎隊で戦って課題を探すんですよ。まあ勝つ気ではやりますけどね。」
「…そうだな。」
「ちょ、ザキさん?!いいんですか?!」
オレに賛成した柿崎に真登華がつっこむ。
「弱気になる訳じゃないが…分かる。今の俺たちじゃ二宮隊にも生駒隊にも勝てない。カゲ達に勝てたのだって清澄がいたからだ。いつまでも隊長の俺が清澄に頼ってばっかいられねえだろ…!文香、虎太郎、真登華…強くなるぞ…!!」
「…はい…!隊長を支えるのは私の仕事ですから…!」
「やりましょう…!」
「私も綾辻先輩に弟子入りしてきます…!」
オレはその様子を見届けると作戦室を後にする。
ここからが見物だな。
…布石は打った。
変わらなければそれまでだ。
──
「待ってください!清澄先輩!!」
出て行ったオレを文香が追いかけてきた。
「どうした?」
「…清澄先輩じゃダメなんですか?」
「何がだ?」
文香は間を置いて答える。
「エースです。柿崎隊のエースは清澄先輩じゃダメなんですか?私より清澄先輩の方が強いし…。1人でも点を取れます…。」
その言葉にオレは目を細める。
「逆に聞くが…お前はそれでいいのか?」
「!」
「…お前はもっと…負けず嫌いなやつだと思ってたんだが…買い被ってたみたいだな。」
「なっ…?!」
それだけ言うとオレは振り返り歩き出す。
「…上等です…!!絶対負けませんから…!清澄先輩が必要ないくらい強くなりますから…!!」
その言葉を聞いてオレは止まる。
「そうだな。その調子なら大丈夫だろ。
…この後時間あるか?紹介したいやつがいるんだが。」
「?」
「…で?ここに来たって訳?」
やって来たのはボーダー玉狛支部。
そして目の前で不機嫌そうに足を組む少女。
「急にボーダー戻ってきたと思ったら師匠である私に挨拶もせずに?」
「…それは自称だろ…。」
「戻ってきたんなら連絡くらいしなさいよ…!知らないうちに柿崎隊に入ってるし…!!」
そう言ってオレにヘッドロックをかけてくるのは
玉狛支部所属の攻撃手だ。
「その…清澄先輩と小南先輩…お知り合いなんですね…。」
「…まあ休隊する前にちょっとな。」
「私が弧月を教えてやったのよ。」
「…勝手に師匠面されてるだけだけどな。」
「あら?入隊してすぐに私にボコボコにされたのはどこの誰かしら?」
「入隊して2日目のやつを大人気なくボコボコにするのはどこのボーダー最古参隊員だろうな。」
「何?何か文句でもあんの?」
「…分かったよ。俺の師匠でいいから…俺の頼みを聞いてくれ…。」
そう言うと小南は勝ち誇ったような顔をする。
「ふん、それでいいのよ。…で?私に文香の師匠になってくれって?」
「ああ。お前と同じで弧月と弾トリガー使うしな。」
「アンタが教えればいいじゃない。ログ見たわよ。まあ少しは認めてあげてもいいくらい強くなったじゃない。」
「…まあ少しは…な。でも教えるのは下手だからな。そこでオレに弧月を教えてくれたお前に声をかけたんだ。実力もボーダーNo.1で、人格も優れたお前にな。」
「ちょ…それは言い過ぎよ…!!た、確かにボーダーNo.1だけど…人格も容姿も優れてるなんて…!!」
小南は顔を赤くして照れる。
容姿のことは別に何も言ってないんだがな。
チョロい。
「もちろん手が空いてる時でいい。頼めないか?」
「私からも…お願いします…!!」
文香も頭を下げた。
「そ、そこまで言われたら仕方ないわね…!いいわ、面倒見てあげる!言っとくけど私は厳しいわよ。」
そう言って文香に視線を向けた。
「あ、ありがとうございます…!よろしくお願いします!!」
「じゃあ早速今から頼む。」
「任せなさい!」
──
そしてあっという間に日は進み、B級ランク戦ROUND4の日がやって来た。
『み〜なさ〜ん、こんちは〜。B級ランク戦ROUND4上位昼の部〜。実況担当の太刀川隊国近で〜す。解説席にはゾエさんと緑川くーん。』
『『よろしく〜。』』
『と言う訳でゆるーい感じの3人でお送りするが大丈夫なのか〜。…ROUND4は二宮隊と生駒隊、そして最近上位入りした柿崎隊の三つ巴になります。』
──
柿崎隊作戦室
「今回は俺たち3人を中心に動く。今まで通り合流優先だ。」
「清澄先輩は?今日はどのトリガーで行くんですか?」
真登華が尋ねた。
「まあ普段とあんまり変わらない。一応イーグレットも入れてくれ。」
「了解です。…え?これも入れるんですか?」
「…一応な。」
「マップは「工業地区」で行く。清澄が来るまではよくここを選んでたからな。…はっきり言って勝てる気はしない。各自課題を見つけるのが今回の目的だ。勝とうなんて言わないが…次に繋がる1戦にしよう。」
不安と次への望みをかけた、B級ランク戦ROUND4が幕を開けた。
各キャラからの印象&各キャラへの印象
照屋文香→負けませんから!!
小南桐絵→弟子。戻ってきたんなら連絡くらいしなさいよ!!
照屋文香←期待。
小南桐絵←チョロい。入隊二日目に絡まれた仲。それ以降休隊するまで絡まれた。
こなせんが綾瀬川に目をつけたのは当時初心者だった割に太刀筋が鋭く興味を持ったからです。
前書きでも告知しましたが1日休載致します。
申し訳ありません。
感想、評価等よろしくお願いします。
幕間何読みたいんじゃワレェ!
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誰かの独白。多分榎沢か三輪。
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掲示板形式のやつ。(作者無知)
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日常小話。
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if(綾瀬川VSボーダー)
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住民税高すぎ。