投稿致します。
『ここで綾瀬川隊員、帯島隊員に仕掛けた!これは…スコーピオン!前情報では綾瀬川隊員のスコーピオンのデータはなかったはず…。』
『いや、有り得ない話じゃないですよ。イーグレットだって、リアルタイムでのバイパーだって彼は情報が無かった。今更スコーピオンが出てきてところで驚きません。』
蔵内は真顔でそう言った。
『うちの王子が言っていたんですが…綾瀬川の怖いところはどんな手を使ってくるか分からないという所。バイパーを対策しても綾瀬川はバイパーで来るか分からない。そういった駆け引きをさせられるんです。こう言っちゃなんですが…
…正直なところ手に負えませんよ。綾瀬川は。』
──
(つっ!!鋭い…!!)
綾瀬川のスコーピオンの連撃に帯島は防戦一方となる。
「帯島!」
連撃の間に回り込んだ神田がアサルトライフルを向ける。
帯島はそれに合わせて飛び退いた。
そしてアステロイドが綾瀬川向けて放たれる。
綾瀬川は動かない。
アステロイドが綾瀬川に当たるその直前に綾瀬川の目の前に地面から盾が現れる。
そしてレイガストを構えた柿崎が綾瀬川と神田の前に躍り出た。
「…遅かったっすね。」
「生意気なエースだな…。外岡が怖くて遠回りしたんだよ。てか少しは守る素振り見せろよ。間に合わなかったらどうするんだよ?」
柿崎は呆れるように尋ねた。
「?、間に合わせたでしょう?隊長なら。」
「…嬉しいこと言ってくれるじゃねーか。」
柿崎は綾瀬川の頭を乱暴に撫でた。
「じゃあ次はお前の番だぜ。…好きに動け。サポートする。」
「…了解。」
綾瀬川はトリオンキューブを2個生成、フルアタックの構えをとった。
させまいと帯島、神田はハウンドを放つ。
それを見た柿崎はエスクードを2人を囲むように生やした。
──
『ここで柿崎隊長が乱入!!エスクードによるサポートに入った!』
『ROUND5でも似たような動きがありましたね…。ですが今回は綾瀬川隊員。直感ですけどこれは弓場隊…なにか策を打たないとまずい気がします。』
──
「帯島、一旦引くぞ。」
同様の直感を神田も抱いていた。
「でも…!」
「今は下がれ。トノがいい場所取るまでは引き気味に行くぞ。…やばいのが来る気がする。」
その言葉と同時にエスクードの上からトリオンキューブが姿を見せた。
「やべえ…帯島!!」
そのまま大量に分割され放たれる。
「っ…!!」
「!、帯島!メテオラだ!」
弾速を見て神田が帯島を引っ張った。
放たれたメテオラは地面を抉る。
綾瀬川はエスクードを飛び越えると爆風をぬけてスコーピオンで切りかかる。
「女子にしてはいい太刀筋してるな…。」
帯島の弧月を受けながら綾瀬川はそう零した。
「…隊長。」
「ああ、スラスターON…!」
綾瀬川はそれに合わせて、スコーピオンを消す。
「あっ…!!」
弧月で押していた帯島は力を受け流され、前に倒れ込む。
そして綾瀬川は倒れるように視界から消えたかと思うと帯島の弧月を蹴り上げた。
急いで体制を立て直した帯島の視界に飛び込んだのはシールドモードの状態のレイガストを構えた柿崎が物凄いスピードで突進してきている光景だった。
「帯島!!」
トラックにはねられたような衝撃を受け、帯島は宙を舞う。
「くそっ…!!」
神田はすぐに綾瀬川にアサルトライフルを向けるが、分断するように5つエスクードが横並びに現れる。
「ハウンド!!」
神田は冷静にアサルトライフルを上に向けハウンドを放つ。
「こっちは気にすんな!帯島を取れ!」
「…了解。」
綾瀬川はスコーピオンを構えて、突き飛ばされた帯島に切りかかる。
「っ…ハ、ハウンド!!」
空中でどうにかトリオンキューブを作って綾瀬川にハウンドを放つ。
しかし、咄嗟の一撃など綾瀬川には通じず、簡単に防がれてしまう。
「ちっ…。」
しかし綾瀬川は舌打ちをすると、飛び退いた。
『ザキさん!那須さんが射程に入った!!』
「くそ!目立ちすぎたか!清澄!」
「了解。」
綾瀬川は柿崎が作り出したエスクードの砦に入る。
『ユカリ!那須隊が来てる!ガードしろ!ユカリ…!!』
藤丸の通信が帯島に入る。
しかし目の前の相手に気を取られていた帯島は那須隊の位置を捉えられずにいた。
ようやくレーダーでの反応を見て、視線を那須隊の方向に向ける。
それと同時に降り注いだバイパーが、帯島を貫いた。
──
『ここで那須隊が柿崎隊VS弓場隊の戦いに合流!帯島隊員が緊急脱出!初得点は那須隊となった!』
『横取りされましたね、柿崎隊。メテオラでの陽動から綾瀬川と柿崎隊長による二段攻撃。面白い作戦でしたが目立ちすぎましたね。』
──
那須隊の登場に綾瀬川はエスクードの隙間からイーグレットを向け、那須に向けて放つ。
しかし、傍に控えていた熊谷のシールドに防がれてしまった。
「ありがとう、くまちゃん。…バイパー。」
バイパーでのフルアタック。
那須の代名詞の鳥籠が柿崎隊、弓場隊に襲いかかった。
──
『一方のマップ中央、柿崎隊の照屋隊員と巴隊員が合流!その近くには東隊長が息を潜めています。』
『東さんは他の隊に囲まれると言う不利な位置に転送されましたからね。このまま潜んで柿崎隊と弓場隊長をぶつけたい所。奥寺隊員と小荒井隊員も向かっているのでぶつけてそのまま奇襲…という作戦も東さんなら考えついてそうですね。』
──
『文香、清澄先輩とザキさんが弓場隊と那須隊とやり合ってる。こっちにいるのは神田さんと帯島ちゃんだから…そっちに残ってるのは多分弓場さんだと思う。』
『ひえ〜、弓場さんかぁ…。』
(…私が転送された時はもう2人いたはず。狙撃手?それとも小荒井くんか奥寺くん?)
照屋は警戒しながらも考える。
そうしていると、少し離れた場所で銃声が数発。
緊急脱出の光が空に上がる。
『!、真登華!今のは?!』
『東隊の小荒井くん、弓場さんの点になったよ!』
『東隊…。』
『もう1人写ってるからこれは奥寺くんね…。』
「!、虎太郎、東さんが近くに潜んでるわ!警戒して!!」
「えぇ?!」
照屋と巴は弧月を構える。
「転送されてすぐに5人バッグワームをつけたでしょ。その少しあとに近くにいた誰かがバッグワームをつけた。多分那須隊の誰か。東さんなら警戒してむやみに動かないわ。それに…」
「あ!東隊の2人がこっちに来てる?!」
「そういう事。…奥寺くんが弓場さんを引き付けてくれてる間に焼き出しましょうか…。」
「目が怖いです…文香先輩…。…射線が通っちゃうかもなんで壊すのはなしですよ…俺らもバッグワームしましょ。」
──
『小荒井隊員が弓場隊長により緊急脱出!恐るべし弓場隊長の早撃ち!弓場隊が1点もぎ取った!…と、ここで巴隊員と照屋隊員がバッグワームをつけた。そして家屋を念入りに探していますね。』
『東隊の2人がこっちに来てますからね。那須はバッグワームでここを離れたので東さんはむやみには動かないはず…ってことで東さんが近くにいると踏んだんでしょう。』
『なるほど…。』
──
「参ったな…。」
家屋の2階。
東は冷や汗を浮かべて零した。
このまま奥寺と小荒井の到着を待つ予定だった。
だが小荒井が弓場に見つかってしまうと言うミス。
その動きから東が近くにいると予測したのかバッグワームをつけて消えてしまった。
「どうにか動きたい所だが…。」
ばったり出会したなんて洒落にならない。
「どうしたものか…人見、そろそろダミービーコンを…」
言おうとした時だった。
…キンッ…
『前方、反応あり!』
人見の通信が東に入る。
「!!」
潜んでいた家屋を通り抜ける弧月。
それと同時に家が傾き始める。
「くそ…もうバレたか…!」
東はバッグワームを着たまま、ライトニングを構えて飛び降りる。
「虎太郎!そっちに抜けるわよ!」
「了解!」
巴がハンドガンと弧月を構えて回り込む。
「…驚いたな。どうして分かったんだ?」
「ここほど狙撃に適した場所はないんで。」
「なるほど。」
そう言いながら東はバッグワームを解除する。
「ROUND3とは大違いだ。…強くなったんだな。」
「…旋空弧月。」
柿崎隊エースの旋空が東を襲った。
各キャラからの印象&各キャラへの印象
帯島ユカリ→尊敬、女子って分かって貰えた。スコーピオン?!
神田忠臣→噂の万能手。
蔵内和紀→手に負えん。
帯島ユカリ←女の子だよな…そうだ、女の子だ。
神田忠臣←サポートが上手い。ここぞってタイミングで邪魔してくる。
感想、評価等よろしくお願いします。
幕間何読みたいんじゃワレェ!
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誰かの独白。多分榎沢か三輪。
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掲示板形式のやつ。(作者無知)
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日常小話。
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if(綾瀬川VSボーダー)
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住民税高すぎ。