こんなタイトルですがまだ戦闘は始まらない模様。
『さて!いよいよやって参りました、B級ランク戦ROUND8夜の部!今シーズン最終戦の実況は片桐隊オペレーター、結束が担当させていただきます。よろしくお願いします。そして解説席には草壁隊里見隊員、そして冬島隊の当真隊員にお越しいただいています!』
『『どうぞよろしく〜。』』
『最終戦は二宮隊、柿崎隊、弓場隊、王子隊の四つ巴対決になりますが…解説のお二方に見どころなどを教えていただきたいのですが…。』
『なんと言っても二宮さんと弓場さん、そして綾瀬川くんの対決でしょ!』
『…それはアンタが見たいだけでしょ。』
結束がジト目で里見にボソッと言った。
『いや、そうは言うが実際楽しみにしてる奴は多いぜ?俺もその1人だからな。個人ランク2位で射手ランク1位の二宮さんとB級トップの銃手弓場さん。…そして柿崎隊を上位に導いた立役者、天才万能手綾瀬川の対決だからな。ここに集まってる奴はそれを見に来た奴もいるだろうよ。』
観戦席には多くの隊員が集まっていた。
NO.1攻撃手の太刀川や、No.2攻撃手の風間。
他にも嵐山隊や玉狛の小南と烏丸、鈴鳴第一のメンバーなど支部から来ている隊員もいる。
『…それに結果次第じゃB級トップが変わるぜ?』
『なるほど、現在二宮隊のポイントが39ポイント、それを追う柿崎隊は37ポイント。2点差ですね。』
『まあ1位になるには3点差つけなきゃだからちょっとしんどいかもね〜。二宮さん今シーズン生存率高いし。』
『それで言えば前回三上も解説してた通り綾瀬川もだろ?確か二宮さんと並んで生存率トップだ。』
『確かにそうですね…。』
──
「あの人そんなに強いんですか?そんな強そうには見えないですけど。」
隣にいた風間に尋ねたのは風間隊の攻撃手、
「B級のログもたまには見ろ。…お前より強いぞ、菊地原。」
「…はあ?僕より強いって?流石にそれは…」
「あいつは影浦や村上にも勝ち越している。」
「っ…じゃあ…
…風間さんとやったらどっちが勝ちますか?」
「…さあな。だが…
…負けてやる気はない。」
──
「ふーん、あいつこんなに注目されてるのね。」
周りのざわめきに小南はそう呟いた。
「まあ注目度で言ったらNO.1ですね。てか小南先輩も綾瀬川先輩の最終戦だから見に来たんスよね?」
「ち、違うわよ!私は文香の応援!弟子の最終戦なんだから応援に来るのは当たり前でしょ!!」
「それは小南先輩酷いですよ…。」
「ど、どういうことよ?」
「…綾瀬川先輩にメールで小南先輩が応援に来るって言ったら滅茶苦茶喜んでて…小南先輩が見てる前では負けられない。絶対勝つって言ってましたよ。」
「えぇ?!なっ…!なっ!
…何よ…それ…。普段そんな気見せないくせに…。」
小南は頬を朱に染めながらモジモジと照れる。
「すいません嘘です。」
「…え?」
「だから嘘です。綾瀬川先輩、今日小南先輩が応援に来ること多分知らないですよ。」
「だ、騙したわね!?」
──
「あれ、太刀川さんも来てたんですね。」
観覧席にいる太刀川に話しかけたのは米屋と出水だ。
「よう。まあな。」
「レポートは終わったんですか?」
「…」
「本部長に怒られても手伝わないですからね…。」
黙って目を逸らした太刀川に出水はキツく言い放つ。
「そりゃねーぜ。隊長命令だ。」
「なんですかそれ…レポートサボってまで見たかったんですか?」
「…まああいつが出るからな。」
そう言って太刀川はモニターに表示されている綾瀬川に目を向けた。
「そういや前に綾瀬川のこと知ってる感じでしたよね、何かあるんスか?」
米屋が尋ねる。
「…まあな。」
「太刀川さんはこの試合どこが勝つと思いますか?」
「柿崎隊だ。」
米屋の質問に太刀川は即答する。
「即答ですか…。でも二宮さん相手じゃさすがの綾瀬川もキツくないですか?」
「綾瀬川が二宮の奴に負けるはずがねえだろ。」
「?」
米屋は疑問符を浮かべる。
「…」
出水は考え込むように太刀川を見ていた。
(そう。
…あの時俺に圧勝した綾瀬川が気まぐれでも本気を出せばそこで試合が終わる。)
「…つくづくふざけた野郎だぜ…。」
──
「駿、あなたも見に来てたのね。」
観覧席で同じ草壁隊の佐伯と楽しそうに開始を待っている緑川に話しかけるのはボーダー最年少A級隊員、
「あれ?双葉じゃん。双葉も観戦ー?」
「…私は別に。」
「私が連れてきたのよ。」
黒江の後ろから現れたのはA級加古隊隊長の加古望。
「かこさん。こんばんは。」
「こんばんはっす。」
「ふふ、こんばんは。隣いいかしら?」
「うん。どーぞ。」
その言葉に黒江は緑川の隣に座る。
「駿はあの人と仲良いのよね?」
「あやせセンパイの事?うーん仲良いって言うか…あっ!お兄ちゃんみたいな感じ?」
「何よそれ…。…そんなに強いの?あの人。」
「あら?双葉にも清澄くんの話はしたでしょ?」
「…この目で見ないと信じられません。」
「あやせセンパイは強いよ。最近じゃ全然勝てない。…まあ最初の方は手を抜いてくれてたみたいだけどね。」
緑川は楽しそうに言う。
「…何それ。ムカつかないの?」
「…最初は少し。でも…
…いつか勝つって思ったらそうでも無い。」
そう言って緑川は頭の後ろで手を組みながら笑った。
「ふーん。」
そう言って黒江はモニターに視線を戻した。
──
『王子隊についてはどうでしょうか?』
『そうだなー…王子は前回柿崎隊にしてやられたからなぁ。滅茶苦茶作戦練ってきてると思うぜ?前回のようには行かないだろうよ。』
『王子くんはしっかり考えて動く隊長だからね。そして何より元弓場隊!…いいね〜、この響き。』
『…解説したいって言ったのアンタなんだからちゃんとやってよね…。』
『分かってるって。それとボソッと言ってるみたいだけどマイク拾ってるからね。』
──
王子隊作戦室
「さて!いよいよ最後だ。ここで柿崎隊にリベンジと行こうか。」
「でもどうするの?綾瀬川くんだけじゃなくて照屋さんも強くなって…前より益々手が付けられなくなってきたわよ。柿崎隊。」
モニターの前で切り出した王子に橘高が尋ねた。
「柿崎隊の強み。それはザキさん、巴タイガーの守り、援護から点を取る連携プレーだ。ザキさんと巴タイガーはサポートに重きを置いてる。2人を落とせばてるてるも落としやすくなる。…マップは地図が頭に正確に入ってる市街地Aで行こう。初心に帰って…ね?」
「次は負けません!」
「ああ。前回は何も出来なかったからな。その借りを返そう。」
「二宮さんと弓場さん、そして利根川には会ったら即撤退だ。利根川とザキさん、巴タイガーが合流されたら利根川以外の方を優先狙い。転送されたらバッグワームで即合流だ。」
「敵は柿崎隊だけじゃないわ。常に周りを見るようにね。」
「はい。」
「分かってます。」
──
『さて、ここで王子隊がマップを「市街地A」に設定。』
『説明不要のチュートリアルマップだな。』
『まあみんな戦い慣れてるしね。』
『王子なんかは地図が頭の中に入ってそうだ。』
──
弓場隊作戦室
「Aですって弓場さん。」
弓場隊万能手、神田は弓場にそう言う。
「どこだろうと関係ねえ…。勝つぞ。
…お前の最後のランク戦だろうがァ…。」
──
二宮隊作戦室
「期待通り綾瀬川くんとやり合うんですか?二宮さん。」
犬飼が二宮に尋ねた。
「それは転送位置次第だ。綾瀬川、弓場とは2人以上でのみ戦闘を許可する。いいな。」
「りょーかいです。」
「はい…実力差は分かってるつもりです。」
「氷見、外岡と綾瀬川のイーグレットの射線には常に気を配れ。」
「はい。」
「B級1位は死守する。例え綾瀬川だろうと弓場だろうと関係ない。誰が来ようと撃ち落とす。…それだけだ。
…行くぞ。」
「「「了解。」」」
──
柿崎隊作戦室
「最終戦だろうと俺たちのやる事は変わらねぇ。俺と虎太朗の援護で文香と清澄が点を取る。俺と文香、虎太朗と清澄が合流出来ればベストだ。二宮さんのハウンドは遠距離でも飛んでくる。気をつけろよ。」
「外岡先輩の射線にも警戒してね。清澄先輩、今回イーグレットは?入れる?」
「いや、種の割れたオレの狙撃は結局は初見殺しか牽制だ。今回は入れなくていいだろ。グラスホッパーと入れ替えておいてくれ。」
「そうだな。それに持ってると思わせるだけで牽制になる。」
「ん、りょーかい。」
「…不甲斐ない隊長だがここまで着いてきてくれて感謝してる。ここまで来れたのはお前らのおかげだ。」
「隊長…まだ終わってませんからね?」
いい感じのことを言って締めようとした柿崎に照屋がつっこむ。
「そ、そうだな…。」
「アハハ…。」
「締まらないわー、ザキさん。」
「う、うるせえ。あーもう!つまりあれだ!
…勝つぞ。」
「「「「了解…!」」」」
──
『さて!時間です。…各隊転送開始…!
…転送完了!
ステージ「市街地A」、時刻は昼!
今シーズン最終戦、ROUND8スタートです!!』
各キャラからの印象&各キャラへの印象
結束夏凛→今シーズン最注目の万能手。
里見一馬→尊敬。ROUND8での活躍が楽しみ。
当真勇→興味。天才万能手。
風間蒼也→興味。評価。
菊地原士郎→本当に強いんですか?静かそう。
小南桐絵→べ、別にアンタを応援しに来たんじゃないわよ…!!
太刀川慶→評価。ふざけた野郎。次は負けねえ。
出水公平→すげえ奴。
黒江双葉→実力見極めさせてもらいます。
緑川駿→お兄ちゃんみたい。ライバル。
王子一彰→前回のリベンジさせてもらうよ。利根川。
二宮匡貴→評価、警戒。
結束夏凛←辻と同じクラスか…いいな。
里見一馬←銃手1位すごい。二宮さんファン。
当真勇←狙撃手1位すごい。リーゼント似合う。
風間蒼也←駿やカゲさんとランク戦してるのよく見てる。…牛乳はもう手遅れですって。
菊地原士郎←名前は知ってる。サイドエフェクト持ち。
小南桐絵←友人。師匠(らしい)。カレー美味しい。
太刀川慶←苦手。ご存知ないです。
出水公平←天才射手。射手の技術では勝てない。
黒江双葉←名前は知ってる。確か11秒の人。
王子一彰←キレ者。利根川呼びやめて。きよぽんはいいけど利根川はなんかヤダ。
二宮匡貴←なんでこの人B級にいんの?
感想、評価等よろしくお願いします。
幕間何読みたいんじゃワレェ!
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誰かの独白。多分榎沢か三輪。
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掲示板形式のやつ。(作者無知)
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日常小話。
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if(綾瀬川VSボーダー)
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住民税高すぎ。