長らく出せずに申し訳ございません。
…実はここだけの話入院しておりました。
というかしておりますw
交通事故です。
ただいま膝にボルトが入っておりますw
腕は酷い擦り傷だけ(?)だったので投稿に至れましたw
ご心配おかけして申し訳ございません。(してくれたかはわかりませんがw)
まあ仕事も休めるんで回復に専念しつつ投稿再開致します。
本部基地南西部
「いやはや…子供を攫うというのはいささか気が重いですな、ヒュース殿。」
ゲートから現れた老人は隣と若い角付きの人型近界民にそう言った。
「これが我々の任務です。ヴィザ翁。」
「人型か…?」
「角付き…!!」
ヴィザと言う老人にヒュースと呼ばれていた青年の頭には角が付いており、修は目を見開く。
──
本部基地東部
「チッ…ガキばっかかよ…外れだな。」
頭に
「うわぁ…人型が来ましたよ、風間さん。」
風間隊攻撃手、菊地原士郎は風間隊隊長、風間蒼也に気だるそうに話す。
「ああ、それも黒い角…
…俺たちは当たりのようだ。」
頭に角がある人型ネイバー。
それはアフトクラトルの特徴だった。
幼児の頃よりトリオンの受容体を頭部に埋め込み、後天的にトリオン能力を高くする。
それが角。
そして風間隊の前に現れた人型ネイバー。
その角の色は黒。
すなわちブラックトリガー使いという事になる…。
──
本部基地南部
ズンと威圧感のある音を立ててそれは現れた。
「んー?2人だけか。拍子抜けだな。」
東隊隊長、東春秋と鈴鳴第一狙撃手、別役太一の前に現れた男は辺りを見回しながらそう言った。
『距離を取れ太一。この間合いはまずい。下がって警戒区域内に誘い込むぞ。』
東は内部通信で別役につたえる。
「いや、数だけ見て侮るのは良くないな…コツコツ片付けるとしよう。」
『来るぞ…!』
人型ネイバー、ランバネインが攻撃態勢に入る。
その瞬間、横からランバネイン目掛けて弾が襲いかかる。
「今度こそ出やがったな!人型ネイバー!」
「東さん下がってください!俺たちが足止めします!」
「茶野隊!」
現れたのはB級19位、茶野隊の2人だった。
「気をつけろ!こいつは既に…
…攻撃態勢に入っている!!」
茶野隊の2人に目掛けて放たれた2発の弾。
それは嘲笑うように2人のシールドを1発で打ち砕き、茶野隊の2人を戦闘不能にする。
「一撃…?!」
「止まるな!走れ!太一!」
この威力なら連発は無い。
東はそう考えていた。
「…まずは4人だな。」
ランバネインは大きなライフルのようなものを取り出す。
そして先程のように強力な弾を2人目掛けて乱射した。
別役はたまらず緊急脱出する。
「太一!」
障害物もお構い無しに全てを破壊する殺戮のトリガー。
東は冷や汗をうかべる。
「はっはあ!!お前で最後だ…!」
そしてランバネインは手のひらに弾を作り出し、東に襲いかかる。
「「「目標捕捉。」」」
遠くでそれを見ていた3人はランバネインに照準を合わせる。
そして、3発の弾が放たれる。
「命中。」
それはランバネインの頭部に襲いかかった。
「いい釣りだ。東さん。」
B級11位、荒船隊の3人のイーグレットがランバネインに襲いかかった。
「…もう3人…増えたか。」
しかし、ランバネインはそれを3枚のシールドで防いでいた。
「これで7人。長距離戦は大歓迎だ。俺のトリガー『ケリードーン』は撃ち合いに自信がある。」
釣られていたのはこちらだった。
大雑把に見えて全く油断していない。
そして背中から放たれた無数の弾は荒船隊の穂刈篤、半崎義人をいとも容易く落とした。
本部基地南部に現れた火力兵は、東率いるB級合同の前に立ち塞がった。
──
本部基地南東部
『本部長から通達だ。東部、南部、南西部に人型ネイバーが出現。それぞれ風間隊、東さん率いるB級合同部隊、玉狛第一が処理に当たっている。』
二宮の通信が、トリオン兵を駆逐していた、生駒隊、綾瀬川、榎沢に入る。
『東部に近い俺、犬飼、水上はこのまま北上、風間隊の援護に向かう。辻、隠岐、生駒はここに残ってトリオン兵の排除、南部に近い綾瀬川、榎沢は東さんの援護に向かえ。』
二宮は的確に指示を出す。
「お前の勘ってのはこれの事か?」
綾瀬川は榎沢に尋ねた。
「多分そう。これがあたしのサイドエフェクト。まあ勘がいいってだけだけどね。」
そう言って榎沢は大型トリオン兵の残骸の上から飛び降りる。
「それよりもあたし達は南だって。ほんと偉そうだよね、あの人。」
『何か文句があるのか?…そう言うことは内部通信を切ってから言うんだな。つべこべ言わずにとっとと行け。』
内部通信で二宮が釘を刺す。
「はいはい。まあ綾瀬川センパイとならどこでも良いんだけどね。ね、隊長?」
「何度も言うがオレは柿崎隊を辞める気は無い。」
「えー…もったいない。あたしと綾瀬川センパイならA級1位だってすぐになれるのに。」
「お前とA級1位になっても意味が無い。オレは柿崎隊の万能手だ。」
「ふーん…ま、今はそれでいいよ。」
そう言って榎沢は綾瀬川の後に続く。
「でもさ…綾瀬川センパイ、あたしは本気だよ。」
榎沢は足を止める。
「あたしには無理だよ…綾瀬川センパイ。あそこには仲間なんていなかった。綾瀬川センパイもでしょ…?」
その言葉に綾瀬川は立ち止まり榎沢に向き直る。
「…こんな事をしている場合じゃないが…一緒に行動している以上白黒はっきりさせておこう。
…お前は敵か…?味方か…?」
「…味方って言って…綾瀬川センパイは信じる?」
その言葉に綾瀬川の瞳はさらに無機質なものになる。
「そうだよ…その目。その目をしてる綾瀬川センパイが一番強いし、一番道具らしいよ。力を持っていながらそれを使わないのは…愚か者のすることだ…。」
「!」
「…でしょ?」
「オレを連れ戻しに来たのか?」
「建前はね。まああたしは…」
そう言いかけた瞬間、東部から緊急脱出の光が上がる。
No.2攻撃手である、風間のものだった。
「…まあお前が裏切ろうともお前から落とせば済むだけの話か。…急ぐぞ。何度も言うが…
…足は引っ張るな。」
「ふふ、じゃああたしも何度でも言うね。
…綾瀬川センパイに合わせられるのは柿崎隊のメンバーでも綾瀬川センパイと仲がいい後輩でもなくて…
…あたしだけだから♡」
──
「チッ…避けるしか芸がねえのか雑魚どもが!」
本部基地東部。
風間隊の前に現れた人型ネイバー、エネドラは、風間を緊急脱出させた後、逃げに徹する風間隊の歌川、菊地原を見てそう悪態を着いた。
「あーヤダヤダ。なんで僕らが時間稼ぎなんかしなくちゃいけないのさ。」
「文句言うなよ…。こいつをここに釘付けにする必要がある。…三上先輩、あとどれ位ですか?」
『もうすぐだよ。それまでどうにか粘ってね。』
歌川から通信を受けた風間隊オペレーター、三上歌歩はそう返した。
「チッ…。」
(何を考えてやがる…リーダー格のチビが落ちて引くかと思ったらチョコマカと…!)
エネドラはついに堪忍袋の緒が切れる。
「うぜえな!猿どもがァ!!」
そう叫んだ時だった。
エネドラ、風間隊の2人のが居る建物が崩壊する。
「やっぱ派手やな、二宮さん。」
「風間隊巻き込んでません?」
「巻き込まないように狙ってるに決まっているだろう…。」
『こちら二宮。人型ネイバーを捕捉。
…戦闘を開始する。』
──
ボーダー本部付近の南東
「っ…さすがに1人で3体はしんどいな…。」
南部のB級合同部隊に来馬と別役を送り出した鈴鳴第一の攻撃手、村上鋼は色の着いたラービット3体を相手にしていた。
「だがここで食い止めてる間は他が楽になる…。倒せなくても引きつける…!」
そう言って村上はレイガストを構える。
その瞬間、村上に迫ったラービットは切り裂かれた。
「!」
「よう、村上。俺、忍田さんにこいつら斬って来いって言われてんだ…
…貰っていいか?」
その言葉に村上は目を閉じて笑みを見せる。
「どーぞ。太刀川さん。」
「…旋空弧月。」
個人総合1位の攻撃手、太刀川慶の放った旋空は残りのラービット3体をいとも容易く切り裂いた。
『国近、新型の撃破数ランキングはどうなってる?』
『えっと…新型が多かった南東B級合同が9体、嵐山さん3体、風間さん3体、小南2体、南部B級合同2体、木虎1体、ミクモ?1体。太刀川さんは今ので2位タイだね〜。』
『いや、俺のから2体村上につけとけ。結構ダメージ入ってた。…にしても南東か…。』
南東には二宮隊、生駒隊のB級上位に加えてあの綾瀬川も参加していたはずだった。
『南東のB級合同の撃破数の振り分けは?』
『二宮さん1体、イコさん1体、隠岐くん1体、綾瀬川くんが2体で…
…諏訪隊の新人銃手の榎沢が4体でトップだね。』
『へぇ…新人銃手…ね。』
そう言って考えていると忍田からの通信が入る。
『慶、東部の人型ネイバーと風間隊、二宮率いる南東B級合同が戦闘を開始した。お前は南東にいる生駒と合流して新型を片付けろ。もし、人型が南東に逸れた場合は…
…斬り伏せろ。』
『りよーかい。』
大規模侵攻開始から数10分。
人型ネイバーの参加により戦場はさらに混沌と化す。
戦況まとめ
・北部、北西部、西部
迅、天羽VSトリオン兵
・東部
風間隊、二宮、犬飼、水上VSエネドラ
・南東部
生駒、隠岐、辻、太刀川、村上VSトリオン兵(新型多め)
・南部
B級合同VSランバネイン(三バカ、綾瀬川、榎沢が合流する動き。)
・南西部
玉狛VSヴィザ、ヒュース
感想、評価等お待ちしております。
幕間何読みたいんじゃワレェ!
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誰かの独白。多分榎沢か三輪。
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掲示板形式のやつ。(作者無知)
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日常小話。
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if(綾瀬川VSボーダー)
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住民税高すぎ。