いや、まじでモチベが無かったとかじゃないんすよ!
書く時間がねえ…!!
骨折したら働かなくていいって思うじゃん?
でもそんな甘くねえんすわ。
パソコンが出来る故の押し付けられる事務作業。
在宅とはいえ時間が無い無い。
何とか1話分書き切りました…!
ほんとすいません。
『本部基地南西部、綾瀬川隊員がブラックトリガーと戦闘を開始。…この反応は…風刃!綾瀬川隊員が風刃を起動しました。』
沢村の通信が司令室に響く。
「風刃だと?!何故綾瀬川が風刃を?」
鬼怒田は沢村の言葉に声を上げる。
『南部付近の正隊員に通達。南西部に向かえる隊員は…『ストップだ。沢村さん。』』
そこに迅からの通信が入る。
『迅?』
忍田が尋ねる。
『本部長、付近の隊員達には綾瀬川んとこにトリオン兵を近付けないようにさせてくれ。援護は必要ない。』
『!…ブラックトリガーを綾瀬川1人に相手させるつもりか?』
『そうだよ。レイジさんももう1人の人型を綾瀬川のところに行かせないように足止めしてくれてる。…下手な援護はあいつの足を引っ張る。』
『分かった。』
そう言うと忍田は城戸に視線を向ける。
「城戸さん、綾瀬川への指揮権は城戸さんに返す。鬼怒田さんは爆撃に備えて装甲の強化を。」
「分かっとるわい!」
『南部付近の正隊員に告ぐ、南西部でブラックトリガーと綾瀬川が戦闘開始。トリオン兵を介入させるな!』
『…清澄…』
城戸は綾瀬川へと通信を入れた。
──
本部基地南西付近
「…綾瀬川が人型と?」
本部からの通信に三輪秀次は眉を顰めた。
やはり風刃は綾瀬川の手にあった。
「迅…何を考えている…!」
そう言いながら三輪は、鉛弾で動けなくなったラービットの口に弧月を突き立てた。
──
「付近の隊員は南西部にトリオン兵を近づけるな…か。綾瀬川のやつブラックトリガーとやり合ってるみたいだな。」
「まじ?!俺も南西に行きゃ良かったな。」
「南西ってどっち?」
「お前ら…まだ終わりじゃねえぞ。」
本部基地南部。
人型ネイバー、ランバネインを討ち取った、南部のB級合同とA級の3人は換装が解けたランバネインを取り囲む。
「見事…。まさか負けるとは思っていなかった。ヴィザ翁の言う通り…玄界の進歩は目覚しい…という事か。」
「この数相手だからな。さすがに勝てなきゃやべーだろ。本当はサシでやりたかったが…悪いな。」
「謝る必要はあるまい。
…これは戦争だ。」
その言葉と同時に米屋の周りに黒い杭のようなものが現れ、米屋を襲う。
「おっと…。」
米屋は軽々と避ける。
「!」
「まあ1人で来てるわけねーわな。」
「はっはっはっ!不意打ちが通じんのでは完敗だな!」
ランバネインは豪快に笑う。
すると背後に黒い穴が出現する。
!!
「退却よ、ランバネイン。あなたの仕事はここまでだわ。」
黒い角。
すなわちブラックトリガーを意味する。
現れたのはブラックトリガー使いの女だった。
「楽しかったぞ。玄界の戦士たちよ。縁があったらまた戦おう。…火兵の少女にも挨拶をしたかったのだがな。」
「あっ逃げる!」
緑川はグラスホッパーを展開する。
「まて!追うな。緑川。」
しかしそれを東が制止した。
「引くならそれでいい。深追いするな。」
「え〜。せっかく倒したのに…。あのゲートっぽいのも敵のトリガー?」
緑川は出水に尋ねた。
「だろうな。それも黒い角ってことはブラックトリガーか?…っと…そういや助かったぜ。榎沢って言ったか...っていねーじゃん!」
ランバネイン撃破のMVPである榎沢に話しかけようとするも、そこに榎沢の姿はなかった。
「榎沢なら米屋がトドメをさしてすぐに西に向かって走ってったぞ。」
「ヤロォ…文句も一杯あるってのに。」
「お前たちはこれからどうするんだ?」
ここにはいない榎沢に悪態を吐く出水に東が話しかけた。
「逃げてるC級のサポートに行こーかなって。榎沢もおそらくそっち行ったし玉狛もいるから心配ないだろうけど人型がいるみたいなんで一応。」
「そうか。助かったよ。今度なんか飯でも奢らせろ。榎沢に会ったらあいつにも伝えといてくれ。」
「ラッキー!」
「「「じゃあ焼肉で!」」」
──
本部基地南西部
サイドエフェクトで視覚情報を絞る。
障害物は都合よく目の前の老人が無くしてくれた。
色を消し、敵の位置、攻撃に視覚を絞る。
徐々に視界が変わり、映る光景がスローモーションになっていく。
杖から広がるのは白い線状の円。
それ自体に殺傷能力はない。
オレは既にその円の上にいる。
その瞬間、その円の上を何かが高速で走る。
「!」
後ろに大きく仰け反りそれを躱す。
間一髪。
通り抜けたそれはブレードであった。
なるほどな。
円状に広げた軌道の上をブレードが通り抜ける。
それもとてつもない速度で。
サイドエフェクトがなければ即死だったな。
オレは風刃を構え直し視線を向ける。
さらに円が広がる。
今度は2つ。
…勘弁してくれよ。
内心そう思いながらオレは老人目掛けて駆け出した。
しゃがみながらブレードを躱し、さらに距離を詰める。
「これは驚きました。まさか先程の1回で星の杖の性能を見抜いて見せたと?」
「分析は得意分野なんだよ。」
もう一撃。
綾瀬川は近づいてくるブレードをギリギリで風刃で受け流すと懐に切り込む。
ヴィザは杖に仕込まれた剣でそれを受ける。
「やはりだ。やはり何も感じない。」
ヴィザは受けながらそう呟く。
そして距離を取ると、星の杖を下げた。
「あなたはは本当に玄界の人間なのですか?」
ヴィザは徐に尋ねた。
「他に何に見えるんだ?」
「そうですね。自立型の人型トリオン兵と言われた方が私には納得出来る。」
そう言った瞬間、ヴィザは綾瀬川に急接近。
綾瀬川に剣を振り下ろす。
「物騒だな、爺さん。話の途中だろ。」
綾瀬川は風刃でそれを受けた。
「あなたの剣からは何も感じない。なんの感情も籠っていない。だから私にとってはトリオン兵と同じなのですよ。」
星の杖を中心に軌道が展開される。
「!」
迫り来るブレードをスレスレで避けると、綾瀬川は距離を取る。
「あなたは危険だ。あなたがいる限り我々の任務は果たせないと私の経験が言っている。」
「買い被り過ぎた。オレのどこにそんな力があると思うんだ?」
「惚けたことを。星の杖は初見で対応できる代物じゃない。星の杖に対応している時点であなたは最警戒するに値する。それに、驕るつもりはないが私相手に本気を出さずに戦うおつもりですかな?」
閉じられた瞳がうっすらと開き、綾瀬川を見据える。
「結構必死なんだけどな。」
「ご冗談を。あなたの持っているブレード…そのブレードが怪しい。ただのブレードでは無いでしょう。」
ユラユラと揺れる風刃から伸びた光の帯。
それを見ながらヴィザは尋ねた。
「舐められたものですな。本気を出さずに私に勝てると?ならばそんな気が起きぬよう全力でお相手しよう。」
「勘弁してくれ。」
綾瀬川はそう言いながら目を細めると、風刃を構え直した。
刹那。
ヴィザが目前まで迫っていた。
「っ…ぶね。」
綾瀬川は振り下ろされた剣を受けると、距離を取る。
しかし、そこは星の杖の軌道上。
体を逸らしてそれを避けるが、その隙に距離を詰めたヴィザの剣が綾瀬川に襲いかかる。
星の杖による高速のブレードとヴィザの剣術の1人連携攻撃。
綾瀬川は風刃で受け、距離を取らぬよう、鍔迫り合いをする。
「私から距離を取らなければ星の杖のブレードは怖くないと?
…緩い。
それならば軌道を狭めればいいだけの事だ。」
「!」
ブレードが、綾瀬川に迫る。
綾瀬川はすぐに距離を取るが少し遅く、腕を切られ、トリオンが漏れる。
それを見た綾瀬川は無機質な目を細め、ヴィザを見る。
今のは避けようと思って避けたはずの一撃。
しかし、綾瀬川の腕からはトリオンが漏れている。
「へぇ…。」
綾瀬川は無機質な瞳をヴィザに向ける。
『清澄。』
そこに城戸からの通信が入った。
『特務だ。清澄。ブラックトリガーを足止めしろ。お前にしかできない事だ。』
『命令権は忍田本部長にあるはずでは?』
『問題ない。今は私に移っている。』
『なるほど。…じゃあ…
…断る。』
『!…なんだと?』
司令室で城戸は眉を顰めた。
『ブラックトリガーの足止め?それがあんたからの特務ならオレは断る。…あんたらしくないだろ。』
『…』
その言葉に城戸は目を閉じる。
『…特務だ。清澄。ブラックトリガーを…いや…
…近界民を排除しろ。』
『…了解。』
その言葉と共に城戸派の最終兵器はヴィザに牙を剥く。
カバー裏風人物紹介
血も涙もない
あやせがわ
行き過ぎた英才教育と4年間のボーダーの技術の詰め込みにより生まれたバグ。
4年の間は1度もトリオン体から生身に戻ったことが無い。
行き過ぎた英才教育のせいか、感情の変化が極めて低く、同じく柿崎隊の宇井からはアンドロイドと揶揄される程。
だが感情が無いわけではなく、三輪や小南には時折感情を見せている。
作られた天才故の渇望か、自分を負けさせてくれる強い相手を求めている。
柿崎隊の事を駒とか言っておきながら実は割とマジで柿崎隊の事を気に入ってるツンデレ野郎。あと無自覚天然KY表情筋死んでる系の女たらし。
感想、評価等お待ちしております!
幕間何読みたいんじゃワレェ!
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誰かの独白。多分榎沢か三輪。
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掲示板形式のやつ。(作者無知)
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日常小話。
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if(綾瀬川VSボーダー)
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住民税高すぎ。