投稿します。
てか大規模侵攻長ぇなw
ランク戦が書きたくなってきた。
ボーダー本部基地
「遊んでやるだぁ…?猿が満足に口利いてんじゃねえぞ…!!」
渦巻いた泥の王の広範囲攻撃。
それはいとも容易く諏訪の体を切り刻む。
しかし、そのダメージは瞬きする間に修復される。
「おーおー、ナイスな攻撃だな。もう1回やってみろよ。ほれ。」
(このクソ猿…どういう仕掛けだ?不死身…?幻覚…?いや、そんな大層な性能のトリガーをこの雑魚が持ってるはずねえ。ってことは…)
「仕掛けがあるのはこの部屋か…!!」
そう言ってエネドラは部屋の壁を攻撃する。
しかし、その攻撃は全て吸収される。
「…!」
「ご名答。けど分かったとこでテメーには何も出来ねえよ。大人しくプルプルしてろスライム野郎が。」
諏訪は笑みを浮かべてエネドラに言い放った。
『…でもこのままじゃ俺らもあいつを倒せませんよ?』
そう尋ねるのは諏訪隊攻撃手の笹森日佐人。
『いいんだよこれで。訓練室ならこいつのトリガーを解析できる。さっき二宮達がある程度はこいつのトリガーを引き出してくれたんだ。
…丸裸にしてやるんだよ。
俺らはスライム野郎が操作盤に気づかねーように程々に相手すんぞ。』
そう言って諏訪は一瞬、入口の横にある操作盤に視線を向けた。
『あれに触りゃ馬鹿でも開けちまうからな。』
「さあ…
…ゲーム開始だぜ。」
諏訪は不敵な笑みを浮かべ、エネドラに銃口を向けた。
──
本部基地司令室
「おお!諏訪隊が人型を閉じ込めましたよ…!」
「訓練室とは考えたな!」
モニターを見ながらそう感嘆の声を上げたのは鬼怒田本吉と根付栄蔵。
「…城戸司令。」
それを見ていた忍田は城戸を呼ぶ。
「しばらく指揮をお願いします。」
「…いいだろう。」
忍田の言葉に城戸は短く答えた。
「後を頼むぞ。沢村くん。」
「はい!
…忍田本部長!」
沢村は忍田を呼び止める。
「…お気を付けて!」
その言葉に忍田は小さく頷く。
そうして視線を戻し、歩き出す。
ボーダー本部最強の虎は戦場へと歩き出した。
──
「!…トリオン兵の動きが変わった。」
そう言うのは空閑遊真のお目付け役であるレプリカだった。
「狙われてるのは…市街地か!」
「ふむ。どーする?こなみせんぱい。」
レプリカの言葉に空閑遊真は小南に視線を向ける。
「どうしても戦力を分散させたいみたいね…。それにあっちの方角は…」
──
「烏丸先輩?」
基地に向かう烏丸京介、三雲修を先頭に動くC級部隊。
足を止めた烏丸に修が尋ねた。
「いや…何でもない。」
烏丸はそう言っているが内心はそうではなかった。
大型のトリオン兵複数。
その群れが向かっている先には自分の家があった。
避難はしているだろう。
しかし大型の巨体に潰されれば家はタダでは済まない。
家族との思い出が詰まった大事な家だ。
「っ…くそ…。」
──
「ふむ。分かった。ここは俺とレプリカで何とかするよ。」
「!…でもまだこれだけ新型がいるのよ?」
「大丈夫大丈夫。レプリカもいるし。」
遊真はそう言ってラービットに向き直る。
「どの道誰か行かないとまずいでしょ。俺はブラックトリガーもあるしレプリカのサポートもある。」
『行け、小南。』
そこに木崎からの通信が入る。
『レイジさん、でも…!』
『問題ない。俺も今遊真のところに向かっている。俺が着くまで遊真1人で大丈夫だろう。それともお前の弟子はそれほど信用がないのか?』
小南は遊真に視線を戻す。
「…私が戻るまでにやられたら許さないわよ。」
そう言って小南は進軍を続ける大型の群れ目掛けて飛び出した。
「そりゃ負けられないな。レプリカ。」
「心得た。」
そう言って2人はこちらに迫る7体のラービットに向き直った。
──
拳を握りしめる。
これが最高傑作と失敗作の差なのだろう。
目の前の高次元の先頭にあたしは見惚れていた。
目で追えない程の剣撃。
ホワイトルーム唯一の成功作にして最高傑作、綾瀬川清澄の本気。
あたしに勝てるのは綾瀬川センパイだけだと思ってた。
しかし綾瀬川センパイが相手にしている人型近界民はそんな事を思ったあたしを殴りたくなる程の腕前。
あたしが勝てる相手じゃない。
「っ…ほんっと…凄いなぁ綾瀬川センパイは…。」
隣に立ちたい。
最高傑作と並び立つ程の良作に。
…失敗作とは言わせない。
そしていつかはあたしが…
「おい。」
「!」
ボーッとしていた榎沢に三輪が話しかけた。
「ボサっとするな。新型を片付けたのなら次は人型だ。」
そう言って三輪はヴィザに視線を向ける。
「…あの戦いに割って入るの?」
「…」
「無理でしょ。あなたじゃすぐにやられる。…ま、あたしが言えた事じゃないけどね。…それよりもセンパイは戻った方がいいんじゃない?このままだと逃げてるC級は捕まっちゃうよ。」
「なんだと?」
三輪は榎沢を睨みつける。
「あはは、そんな怖い顔しないでよ。忠告してあげたんだから。…急いだ方がいいよ。
…あたしの勘、よく当たるから。」
──
『京介、市街地の方には小南が向かった。お前は何も考えずに修とC級を避難させろ。』
『…了解。ありがとうございます。』
そう言って烏丸は通信を切る。
「大丈夫ですか?烏丸先輩。」
修が心配そうに尋ねた。
「問題ない。」
弟子に心配されては世話がない。
烏丸は安心させるように力強い声でそう言った。
その瞬間、後続のC級、雨取千佳がその場に止まり、空に目をやる。
「千佳?!どうした?!」
「来る…10…」
「!…烏丸先輩!敵が来ます!」
「何?どう言うことだ?」
「千佳のサイドエフェクトです!」
その瞬間、空に10のゲートが開かれた。
そこから現れる10体の新型トリオン兵、ラービット。
「修!千佳を連れて走れ!…エスクード!」
数が多すぎる。
「…メテオラッ…!!」
その瞬間、空から爆撃が降り注ぐ。
その爆風の中2人の隊員がラービットに切りかかる。
「硬っ、何こいつ。」
「ウワサの新型だろ。うじゃうじゃいんな。」
「緑川!米屋先輩!」
駆けつけたのは南部から移動してきた草壁隊攻撃手、緑川駿と三輪隊攻撃手、米屋陽介。
「つーか榎沢のヤローどこに行きやがった。こっち来てねえのかよ。」
「!、出水先輩。」
烏丸の隣に立ったのは太刀川隊射手、出水公平。
「よー、京介。先輩が助太刀してやるぜ。泣いて感謝しろよ。」
「泣かないっすけど感謝しますよ。C級を基地まで逃がします。迅さんの指示です。敵を引きつけてください。」
「迅さん!」
迅という言葉に緑川が反応する。
「りょーかい。
…アステロイド!」
現れた巨大なトリオンキューブに修は目を見開く。
「そーらこっちだ。ついてこい!」
出水はそう言って弾を撃ち出す。
「A級1位…これがトップクラスの射手…僕の何倍あるんだ…?」
「ボサっとするな修!3人が止めてくれても何体かは抜けてくるぞ!」
抜けてきたのだけでも6体はいる。
修は走り出す。
「うわっ!こっち来た!」
C級隊員、夏目出穂は迫るラービットにアイビスを放つ。
しかし、それは少ない動きで避けられ、足止めにすらならない。
「戦っちゃダメだ!逃げるんだ!」
目の前の黄色のラービットは腹から何かを撃ち出す。
それが地面に刺さると、修の腕に着いた磁石の楔と反応する。
磁力に引かれ、修は地面に縫い付けれる。
「!…人型近界民と同じ能力?!」
それはヒュースの操る蝶の盾と同じ磁力の能力であった。
「修くん!」
「メガネ先輩!」
「アステロイド!」
修はラービット目掛けてアステロイドを放つ。
しかし、ラービットは避けるまでもなくそれを受ける。
「僕の攻撃なんて避けるまでもないってことか…!」
そんな修の隣に雨取、夏目が立つ。
「何をやってるんだ2人とも!僕は大丈夫だ!緊急脱出が…」
「修くん。」
そう言って雨取は修の手を握る。
「わたしのトリオンを使って。修くんならきっともっと上手くわたしの力を使えるから…!」
──
「南西、ヴィザの元に送り込んだラービットは全滅。援軍があったようです。」
「…そうか。」
予想を遥かに上回る敵の戦力。
ラービットも残り少ない。
その瞬間、巨大なトリオン反応が。
「!…ラービット全壊…計測器がエラーを起こしました。」
映像に映るのはラービットを破壊した金の雛鳥の姿。
「…窓を開けてくれ、ミラ。」
ハイレインは立ち上がる。
「出るつもりはなかったが…」
そう言うとハイレインは苦戦するヒュース、ヴィザの映像に視線を移す。
「俺が出よう。
…金の雛鳥は俺が直接捕らえる。」
敵将ハイレインは微笑を浮かべて、戦地に降り立った。
感想、評価等お待ちしてます!
幕間何読みたいんじゃワレェ!
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誰かの独白。多分榎沢か三輪。
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掲示板形式のやつ。(作者無知)
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日常小話。
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if(綾瀬川VSボーダー)
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住民税高すぎ。