言い訳にしかならないので特に何も書きませんw
すいませんでした。
「おい、メガネくん。お前何者だ?トリオン半端ねーな!」
そう言って修に話しかけたのは出水だった。
「玉狛支部の三雲修です!こっちは同じ玉狛の雨取千佳と本部所属の夏目さん。さっきのは僕のトリオンじゃなくて千佳のトリオンを僕のトリガーで撃っただけです!」
「あまとりちか…?玉狛のトリオンモンスターか!」
出水は思い出したように言った。
「俺は出水。俺らで新型を片付けようぜ。撤退戦のつもりだったが…
上手く行けば全部殺せそうだ。」
そう言って出水は笑みを浮かべる。
「はい!」
出水の言葉に修は頷く。
「!」
しかし、その瞬間雨取千佳はとてつもない悪寒に襲われる。
「?…どした?チカ子。」
雨取の異変に気付いた夏目が雨取に尋ねる。
「…鳥…!!」
雨取はただ一言。
そう言って空を見上げる。
「もう二体目がやられたか。急ぐ必要があるな。」
少し離れた家屋の屋上。
そこで敵将は淡々とそう話す。
「人型近界民?!」
「
「攻撃が来ます!!」
ハイレインの持つブラックトリガーから放たれるのは無数の鳥の群れ。
それがシールドを持たないC級隊員に無慈悲に襲い掛かる。
刹那。
その鳥に触れた隊員はキューブとなり地面に転がる。
「?!…これは…鳥に触るな!キューブにされるぞ!」
烏丸が声を荒らげる。
「人がキューブに?!」
そう言って修はハイレインに目を向ける。
第二波が来ようとしていた。
今度は魚の形をしている。
「生き物の形の弾か!」
そう言いながら緑川はスコーピオンを構える。
「動きは複雑だけど…」
「落とせねー速さじゃねえな!」
そう言いながら緑川と米屋はスコーピオン、槍型の弧月を振るう。
キンキン…
「「!」」
緑川、米屋は目を見開く。
2人の持っていたスコーピオン、弧月がキューブへと変わり果ててしまったからだ。
(武器までキューブに…!?)
無惨に散る自らの弧月を見て米屋は冷や汗を浮かべた。
それは緑川も同様。
…その致命的な隙に、A級隊員をも食らう、アフトクラトルの新型トリオン兵、ラービットは緑川、米屋に襲いかかる。
米屋は左腕を切り裂かれたものの、どうにか避ける。
しかし、緑川はがっちりと地面に押さえつけられてしまった。
そんな緑川目掛けて卵の冠が生み出した魚は緑川目掛けて空を泳ぐ。
「シールド!」
しかし、そのシールドすらもキューブに変えられてしまう。
そして魚は緑川にじゃれつくように衝突。
爆ぜたかと思うと緑川のトリオン体の輪郭を歪ませた。
「やべっ…!
…緊急脱出!!」
間一髪。
緑川は光となって空に打ち上がる。
新型との連携。
こちらにゆっくりと降りてくるハイレインを見て米屋は冷や汗をうかべる。
「メガネくん。女子連れて逃げろ!
…ハウンド!!」
出水の放ったハウンド。
それは見事にハイレインの放った鳥を撃ち抜き、キューブとなり転がった。
「ひよこ1匹通すかよ…!」
「いい腕だ。」
出水は足に違和感を覚える。
そこには無数のトカゲが。
「っ?!」
トリオン体の足が歪み出水はその場に崩れた。
「アステロイド…!」
その瞬間、側面からの射撃。
雨取のトリオンを使った修の射撃だった。
それは鳥にぶつかると大きなキューブとなり転がった。
「腕は拙いが…
…やはり驚異的なトリオンだ。」
卵から放たれた鳥。
それは修ではなく雨取を撃ち抜いた。
「!…千佳!!」
「修く…逃げて…」
そのまま雨取はキューブとなり地面に転がる。
敵将ハイレインの登場により戦局は大きく傾いた。
──
繰り出される無数の剣撃。
それらを見切った綾瀬川は風刃で全て受ける。
ヴィザは距離を取る。
その瞬間、綾瀬川目掛けてブレードが走る。
それを少ない首の動きで避けると、距離を詰め切りかかる。
付け入る隙のないハイレベルの戦闘。
綾瀬川は胸の高鳴りを覚える。
サイドエフェクトで演算してこそ分かる目の前の老人の強さ。
間違いなく今まで戦ってきたどの相手よりも強い。
この男なら或いは…
鍔迫り合いの刹那、綾瀬川は尋ねる。
「あんたは自分より強い相手と戦った事があるのか?」
「はて…真に己より強いか弱いかは勝負決して後分かることでありましょう。」
「…そうか。…オレは…無いな。」
綾瀬川はそう言い切る。
「ボーダーにも
…なあ、1つ聞かせてくれ…
…あんたはオレに敗北を教えてくれるのか?」
今までにないほど綾瀬川の瞳は冷たく輝いた。
「なるほど…トリオンを出し惜しみしている場合では無さそうですな。
…星の杖。」
その言葉と同時にヴィザの周りには今までの比にならない数の星の杖の「道」が展開される。
「さらばです。玄界の強き勇士よ。」
一瞬の瞬きの刹那。
停止したモノクロの世界を綾瀬川は駆け出した。
一刃目。
オレは迫り来る刃の斜め下に重心を傾け躱す。
二刃目。
その場に急停止。
刃は虚空を切る。
三刃目。
スライディングの要領で抜ける。
四刃目。
足を狙った刃を飛び越え、風刃を構える。
五刃目
構えた風刃で刃を受け流し、ヴィザとの距離を一気に詰める。
「ちっ…。」
頬が切れる。
演算ミスか…。
だが問題無い。
すぐに修正する。
距離を詰めたオレにヴィザは飛び上がり距離を取ると、さらに星の杖の刃を展開する。
…ここだな。
風刃を数回振るう。
地面を駆け抜ける初見殺しの緑の道筋。
それはヴィザの下の地面を2つ、刻まれていない電柱、塀を走ると、ヴィザの足下…死角からヴィザに迫った。
「…なるほど。この遠隔の斬撃がそのトリガーの正体ですか。初見殺しとしては十分。だが私には通じないようです。」
しかし、それは足下に集合した星の杖の刃により防がれる。
「星の杖を見切りあまつさえ足下の死角から攻めてきたのはあなたで8人目です。中々悪くない攻撃だ。だが…ここまでです。」
星の杖のブレードがオレに迫る。
「気付いてるか?オレとあんたは最初にあんたが小南と戦っていた場所に戻ってきてるんだ。」
ブレードを避けながら綾瀬川は視線をヴィザの背後に移す。
そこには綾瀬川が切り伏せたラービットが転がっていた。
「あんたの言う通り風刃は見える範囲に斬撃を飛ばすトリガーらしい。この光の帯が残数だ。今あんたに使ったので4本。ここには
「!」
地面から伸びた2本の斬撃。
それは星の杖を持つヴィザの腕、右足を切り飛ばした。
「風刃は遠隔斬撃だけじゃない。斬撃を仕込むことも出来る。そのくらい出来ないとあんたのブラックトリガーと比べて大分見劣りするだろ?」
「ブラックトリガー…なるほど、私がこの場所に戻ってくるのを見越していたと?」
「見越した?違うな。
…オレがここに誘導したんだよ。」
「あの戦いの刹那に…ですか。」
「あんたは今地に這いつくばっている。それが結果だ。ヴィザって言ったか…オレが戦ってきた中であんたが1番強かった。だが…
…あんたじゃオレは葬れない。」
「やはり長生きはするものですな。あなたのような戦士に会えるとは。…これだから戦いは止められない。」
「戦闘狂が。」
そう言って綾瀬川はヴィザ目掛けて風刃を振り下ろした。
──
『!…ミラ。』
『は、はい。この反応は…ヴィザ翁が敗北したようです。』
出水との撃ち合いの最中。
ハイレインは手を止めてミラに通信を入れた。
ハイレイン、ミラは動揺が隠せずにいた。
『…回収に向かえ。』
『…承知しました。』
…ヴィザが負けた…?
──
「オレが受けた特務はただ1つ。近界民の排除だ。」
そう言って綾瀬川は生身に戻ったヴィザに近付く。
「私は負けたのです。敗者の処遇は勝者に委ねられる…当然の摂理でしょう。」
ヴィザは抵抗することなくそう言った。
綾瀬川の風刃を持つ手に力が篭もる。
その瞬間、ヴィザの背後にゲートが開いた。
「!」
それと同時に綾瀬川の周りに現れた無数の小さなゲート。
そこから杭のようなものが飛び出すが、綾瀬川は飛び退いてそれを避ける。
「お迎えにあがりました。ヴィザ翁。」
現れたミラはヴィザにそう言った後、綾瀬川に視線を移した。
「…不本意ではありますが…どうやらここまでのようだ。」
ヴィザは目を薄く開き綾瀬川を見据える。
「私もまだまだですな。…いずれまた剣を交じえたいものだ。」
ヴィザはそう言って起き上がるとゲートに向けて歩き始める。
綾瀬川はゲート目掛けて駆けるがその前にゲートは閉じてしまった。
「…はぁ…。」
オレはその場に腰を着く。
「…榎沢はどうしたんだ?」
こちらに歩いてくる三輪にオレはそう声をかける。
「基地の方に向かった。敵はまだ残っているからな。」
「そうか…残ってくれてたんだな。…助かった。」
「…勘違いするな。俺はただ近界民を駆逐するために来ただけだ。」
そう言うと三輪はオレの横を抜ける。
「敵はまだ残っている。…近界民は全て殺す。」
「三輪。」
オレは換装を解くと三輪に声を掛ける。
そして風刃を三輪に手渡した。
「!…どう言うつもりだ?まさか…
…迅の差し金か?」
三輪はオレを睨みつける。
「オレが三輪にこれを渡す未来が見えてた上で、オレに風刃を持たせたのならそうかもな。…オレにはもう必要のないものだ。お前が使ってくれ。
…シールドも無い、緊急脱出も出来ない。
…そんな不便なトリガーもう懲り懲りだ。」
──
「三輪はもう行ったぞ。」
そう声をかける。
「なーんだ。気付いてたんだ。」
瓦礫の隙間から顔を出したのは榎沢だった。
「隠れてまで残ってたんだ…何の用だ?」
「そんな警戒しないでよ。…なんであの人に渡したの?あたしも居たのに。」
榎沢は拗ねたように尋ねた。
「適合してるかも分からないし、第一お前は信用ならない。」
「ひっどいなぁ。」
そう言いながら榎沢はオレの隣に腰掛ける。
「今の戦いを見てて確信したよ。綾瀬川センパイはB級にいていい人間じゃない。ましてや柿崎隊なんかじゃ綾瀬川センパイの足を引っ張るだけだよ。」
榎沢は声のトーンを落としてそう言った。
「またその話か。言ってるだろ。柿崎隊の事は気に入ってるんだよ。抜ける気は無い。」
「ふーん。じゃああたしが証明してあげるよ。綾瀬川センパイの隣に立つべきなのは柿崎隊でも三輪センパイでも誰でもない…
…あたしだって事。」
そう言うと榎沢は立ち上がる。
「次のランク戦で。」
その言葉にオレは目を細める。
「…好きにしろ。お前がA級への道を阻むなら退けるだけだ。だが…
…まずはこの街を守らないと始まらないだろ。」
「あはは、それもそうだね。」
そう言って2人の怪物は歩き出した。
綾瀬川清澄パラメーター(風刃使用時)
トリオン 37
攻撃 33
防御・援護 19
機動 10
技術 20
射程 10
指揮 10
特殊戦術 7
TOTAL 146
ちなみにぶっつけ本番でこのパラメーターです。
綾瀬川から風刃への印象は…
使いづらい。シールドと緊急脱出無いの不便過ぎブレードは軽くて丈夫だから優秀。1番の強みはこのブレードだと思ってる。
結論、普通のトリガーでやりゃ良かった。
各キャラからの印象&各キャラへの印象
ヴィザ→興味。素晴らしい。自分は井の中の蛙だった。
三輪秀次→心配。
榎沢一華→ランク戦で勝ったらお前あたしの隊長な。
ヴィザ←化け物。風刃の初見殺しがあったから勝てた。唯一自分が負けを悟った存在。
三輪秀次←仲直りしたい。
榎沢一華←ツインテは日浦と黒江で間に合ってます。
真面目な話遅くなりすんません。
感想、評価等お待ちしております。
幕間何読みたいんじゃワレェ!
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誰かの独白。多分榎沢か三輪。
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掲示板形式のやつ。(作者無知)
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日常小話。
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if(綾瀬川VSボーダー)
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住民税高すぎ。