殺人を強要されている内に快感を覚えてしまう清純乙女『風』   作:乙女竜

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ちゃお〜。初投稿です。


白い布に包まれた鼠
孤児院で虐められる清純乙女


オッスオッス!俺の名前はフィリア!何処にでもいるチート持ち一般TS転生者だ!前世ではネット小説サイトで曇らせ作品を読み漁っていただけの普通の男子高校生だったが、突然地球が爆発して死んだぜ!!!

 

目が覚めたら一面真っ白い空間!!女神の前には一万人!!えぇ...。

 

どうやら複数いる神が全員で分担しても足りないらしい。すっごいダルそうな言い方の説明を一括で受けた俺たちは、死んだ人は全員転生することを初めて知った。一人あたりの回数制限とかは……まぁ、あのテンション的に多分ないでしょ。

 

転生者が多すぎるので、全員同じチートを渡されました。良いのか?女神!!!

 

そして生まれ変わったら、なんと俺にはお鎮魂がついていないし、世界の文明レベルはご都合ナーロッパ!!

 

美人のマッマと渋いイケメンのパッパの間に産まれた俺は、すくすくと元気に茶髪三つ編み眼鏡美少女に成長したってワケ!!ま、その間にマッマもパッパも魔獣に食われて死んじまったんだけどな。目の前で惨たらしく死んだ両親を前に、出る涙も出なかったぜ!!

 

当時6歳だった俺は、急に両親が死んで身寄りもないので路傍で寝転がる生活をエンジョイしていたぜ!!そしたら何と、運良く孤児院に引き取られることになった!!

 

でも、孤児院では多分中身が周りより歳上なのと、弱そうな見た目かつ小柄なのが原因でおもっくそ虐められてしまった!!転生チートの影響でしぶといので、そこら辺を察されてからエスカレートした気もする。う〜ん、キツい!

 

具体的にはカビたパンや鼠の死骸を完食するまで殴られ続けたり、唯一の形見である眼鏡を目の前で踏み潰されたりしたぜ!!!当たりが強くて困っちまうね〜。

 

ただ、一匹だけ友達と呼べたのは壁の穴から入ってきた芋虫で、殴られて手足を動かせなくなった俺と境遇が似ていたから治るまで毎晩話しかけていたぜ!

まあ、お腹が空いたら食うつもりだったんだけども。

 

しかしその様子を見た子供たちが何故か芋虫を殺そうとしてきたんで、その時はこの今までの人生で恐らく一番頑張って死守したぜ!まあ結局潰されたんだけどね!!執念が凄い。

 

 

だが俺は曇らせが大好きな変態だ、侮ることなかれ。全て『そういう美少女』と解釈することで悲しみを興奮に変換して生きてきたってワケ。流石に両親の死はちょっと、流石に、流石に…無理だったけどな!!!

 

ただ、こんな根暗変態小柄美少女のことを遠目から心配そうに見てくれる女の子はいたぜ。まあその子も余り強く無かったので助けてはくれなかったけどな!!

四日間飯を奪われ続けて餓死しそうな時にその子からゴキブリを差し出された時は、ぐちゃぐちゃな感情に一瞬表情が消えたぜ!!

 

 

しかしその時の、俺を見てえも言われぬ顔になった女の子を見て、俺は電撃のようにこの第二の人生に目標を見出したのよ──────。

 

それは、『どうせ回数制限なく転生し続けられるっぽいし、一生を掛けて周りを曇らせ続けよう(大興奮)』というものさ────。

 

その日から俺は明確に意識して『可哀想な子』の演技をし始めたぜ。

 

あ、ちなみにチートは生き物が近くで死ぬと経験値が入って全ての身体能力が向上するというものです。両親はだいぶ経験値が多かったです。

 

 




曇らせ作品、良くない?もっと増えて欲しい。
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