殺人を強要されている内に快感を覚えてしまう清純乙女『風』 作:乙女竜
でももうすぐされるので、お願いします!!待ってください!!
オッスオッス!!演技派女優街道歩き始めのフィリアだぜ!!!
俺が人生の目標を見出した翌日、突然白い服のおじさん達が来て孤児院の皆を馬車に乗せだしたぜ!!どうやら飯が沢山ある別の院に連れて行ってくれるんだってさ!!
その時人生で初めて馬車に乗ったけど、乗り物酔いが凄いのと人見知りな性格のせいで運ばれる間ずっと真顔になっちまった!尻が痛てぇ!!
顔は無表情でも、本当はめちゃくちゃ楽しかったんだけどね!!
何が楽しかったって、馬車自体もそうだけど、なにより例の女の子と相乗りだったのが最高よ!!こっちを見る絶望的な顔を、悟られない様ねっとり眺めさせて貰ったぜ!!
それはそうと、人数が多いもんで複数の馬車に分かれたんだけど、子供たちの中でも一番やんちゃだったヴィーア君とは別々になれて安堵したぜ。
俺は絶対に暴力反対!!!ちゃんと新しい院で教育を受けて、まともに育つんだぞ!!
そんなこんなで割と長めの移送も終わって、やっと着いたと思ったらそこには二度見する程デカい城。いや、城みたいな教会。でっけ〜。
どうやら予定が変わって新しい院に行く前にこの教会に寄らなきゃいけなくなったんだとか。急な変更って困っちゃうよね〜。
ただそんな驚くべき建物を前にしても、尻に継続ダメージを受けていた俺は真顔だったってワケ。こんな演技力で曇らせとかできるんか?
白服おじさんに連れられて入口を通過し、赤い絨毯の広場に集められたと思ったらなんと!!突然奥から修道服の金髪顰めっ面スレンダーイケメンお婆さんが来たぜ!!一人ひとりに御守りみたいなものを翳し出したんだけど、そんなことよりこのお婆さん本当に顔が良すぎる。結婚したい。
そうして俺が煩悩に脳を支配されていたらそのお婆さんが目の前で立ち止まったのよ!!同じように御守りを翳したかと思ったら、なんとびっくり俺だけ別室に移動させられて大困惑だぜ!!
で、部屋に着いたら黒いフードの集団に囲まれて椅子に座らされたんだけど、これはマジでなんで????
チカチカ点滅する石の前でよく分からんことを聞かれたので、素直に分からんと答えたら、お婆さんがイケメンフェイスを近づけてきて一言。
「では別の聞き方をしよう。お前は『転生者』か?」
教会の尋問は、怖すぎる!
色々処理が追いつかないけど、ここは演技派女優フィリア『いいえ』と答えさせて貰ったぜ!!
実際俺は転生者だけど、俺が演じるフィリアは転生とかそういう感じの美少女じゃないんで。事務所通さずに転生とか、そういうのはマネージャーの俺が許さないんで。俺とフィリアを同一視するのはちょっと解釈違いと言いますか。あの、ほんと、なんかすんませんね。ふへへ。ッスー………フヒヒ……。
そうして俺が厄介フィリアオタクになったところでお婆さんはすかさず石を凝視!!!これもなんでだ!!もしかして石のファンなのか……?
しかし残念ながら石はファンサをしてくれず、全くの無反応だった。それを見たお婆さんは結構長い間複雑な顔をして黙った後に、若干変わった言い方で謝ってきたぜ!!寛大に、許す!!!笑顔でアピールも欠かさずにな!!!
俺が心の広さを示してさり気なく婚姻アプローチを仕掛けたお婆さんは、華麗に俺をスルーして部屋の外へ。暫くして戻ってきたと思ったら今度は俺が別の部屋へ運ばれてしまった。あれ?広間には帰してくれないんですか?
お婆さんに抱っこで運ばれた俺が着いた先は、この教会で一番偉い人の執務室だった。
なんか、お父さんの知り合いっぽい。
………お父さんかぁ……。
今回ちょっと曇らせ要素薄いよね。大丈夫、まだ始まったばっかだから。
感想・評価等ありがとうございます!!全部見たり読んだりしてニヤニヤしております。
そして誤字報告、大変助かるわよ。
あと、皆さんも曇らせを書いてください。
追記: 若干文章弄りました。