「そこの赤い髪のお前。それで弥彦を殺せ。」
俺が弥彦達が行く目的地をアジトの仲間から聞いてそこに向かっていると三人がたくさんの暗部に囲まれていた。小南が人質に取られているのか。小南は...よかった。持ってるな。
「飛雷神の術!」
俺は小南が以前渡したお守りを持っていた事を確認して避雷針の術で小南を救出する。お守りにはマーキングがついてるからな。念のため小南を捕らえていた男のコートにもマーキングをつけてから離脱する。
「!ムラクモか!いいところに来てくれた!」
「それで...ムラクモはどうしてここに?」
「ああ。雨隠れの国境沿いの販路ルートを変えようと思ったからそれを伝えにな。」
「長門もムラクモも、そんな事言ってる場合?!一旦引きましょう。」
「お主、どこの忍だ?」
ガスマスクをつけてる老人...確か半蔵だよな?しかし囲んでいる暗部はよくみれば木の葉の忍だ。
「なあ弥彦。ところでどんな状況なんだ?」
「話を無視するな。お主、銀髪のお主じゃ。どこの忍だ?」
半蔵は俺に対してそう聞いてくる。
「どこのって...そもそも俺は忍じゃないぞ。とりあえずこいつら連れて逃げるから。じゃあな。」
俺は三人を連れて撤退を始める。小南を人質にとっていたからかガスマスクの周りには多く忍がいたが、弥彦達が来た道、後ろには忍は配備されてなかったので比較的簡単に逃げる事はできた。っていうか三人とも上忍クラスの実力だからな。
標的を含めた三人、いや四人の逃亡を許してしまった事からこれからの事を話合おうと、ガスマスクと顎に傷を持った男が密談をしている。
「しかし先ほどの彼奴は何者だったのだ。」
「彼奴...木の葉で見たことがある。」
「まあ木の葉に住んでますしね。」
「それにしても四代目の飛雷神を使える人間が他にいるとは...。」
「あの小娘を取り逃がしたせいで暁のリーダーを仕留め損なったわ。」
「性質変化しない術は結構覚えられるんですよ。」
「「なんで貴様がそこにいる?!」」
先ほどのガスマスクと顎に傷を持った男が何か怪しげな会話をしてたからな...。ガスマスクにはマーキングを施していたので避雷針でとんだ。上着を脱いで椅子にかけていたのでガスマスクの近くにはとべなかったというカラクリである。
「一通りの話は聞いていた。木の葉はやはり碌でもないな。山椒魚の半蔵と呼ばれた男がすっかり騙されて。」
俺は商人だ。各地の情報はそのまま商売の力になる。その情報と照らし合わせてダンゾウの陰謀である事には気づいた。
「半蔵。暁がテロリストみたいだが本当にそうだろうか。もしそうならお前との交渉、もっと武力を用意してもおかしくない。ダンゾウ以外から暁に関する情報は集めたか?」
ダンゾウの偽旗作戦。木の葉と岩の停戦を回避させるための策なのだろう。
「そういえばうちのお得意様が見たらしくてな。木の葉の大軍が次々に岩隠れの格好に変化していったらしいぞ。第七地区でだ。」
まあ、信じるか信じないかはあんたに任せるが、と付け加えて様子を見る。半蔵はダンゾウに対して疑惑の視線を向ける。
「こんな素性も分からぬ男の言を信じるな。第七地区に木の葉は何もしていない。」
「ではそもそもどうして第七地区の犠牲者は岩隠れの国境とは反対側に多いんだ?岩隠れの忍ならば岩隠れ側からの国境から侵入するはずだ。やはり賊は岩隠れの忍ではない。」
ダンゾウの部下がそのような証拠を残すはずがない。嘘で固められた現実を打ち破るにはやはり嘘の言霊がうってつけだ。今回の勝利条件は半蔵にダンゾウへの
「ダンゾウ殿。説明して頂けますかな。」
「そうか。お主はこんなどこの者かも分からぬ言を信じる愚か者であったか。こい!」
ダンゾウの合図をきっかけに木の葉の暗部が俺たちを囲む。
そしてクナイと手裏剣を四方から投げる。
「火遁・豪火球!」
飛んできた忍具を紅蓮の炎で撃ち落とす。
「思い出したぞ。貴様、うちはの者や人柱力と懇意にしている者か。木の葉の裏切り者め。」
ダンゾウは俺の正体に気づいた。
「木の葉の者?しかしお主先ほど忍ではないと申しておっただろう。」
「木の葉の里に住んでいるだけで忍者ではないです。」
半蔵にも一応気を配りながら、ダンゾウを追い詰める。
「なぜ殺さぬのだ。」
「...さっきも言った通り、今日来たのはなぜ弥彦達を襲ったのか知りたかったからだ。それがお前の陰謀だと知ってからは怒ったが、暁は武力ではなく話し合いで解決を図る組織だ。だからそれに従ってあんたは殺さない。」
「甘いな。そんな事では平和など訪れんぞ。」
「そうだな。俺もそう思う。」
「「は?」」
半蔵とダンゾウは素っ頓狂な声を同時にあげる。
「何か勘違いしてるようだけど、俺は暁のメンバーではない。ただの商人だ。だけど今はお得意様との契約の途中でね。彼らが望まない事をする訳にはいかないんだ。」
個人的に甘いとは思うが好きとは思ってるけどね。
「とりあえず、半蔵はもう暁を襲撃する気はないんだよね。」
「ああ。」
「ならもういいや。邪魔したね。」
そう言って俺は暁のアジトに対して避雷針の術を発動する。
「お!ムラクモ、お前どこに行ってたんだ?」
「ああ弥彦か。半蔵達のところに行って話をつけてきた。もう襲ったりはしてこないみたいだぞ。安心しろ。誰かを殺したりとかはしてない。」
「それは心配してないが...」
「これが話し合いでの道だ。すごく険しいがまだ諦めた訳ではないだろう?」
「ああ!当然だ!」
先ほどまで悩んでいたようだが弥彦はすっかりとやる気になる。
「こいつが前に進むアクセルならブレーキ役は二人だ。」
「勿論。分かってるよ。」
「年下にこんな事言われるなんて...」
「じゃまあ、このパンフレット見てね。」
そう言って俺は本来の目的である商談を始めたのだった。
松樹ムラクモくんを改めて紹介!
うちはイタチくんの2つ下の5歳だよ!
銀髪の髪が肩まで届くくらいの長さだよ!
大人びて見えるから十歳前後に間違われるよ!
チャクラ多いよ!
形態変化だけの術や無属性の術は結構得意だよ!
イタチ達から教えてもらったkら火遁も得意なんだ!
目に力入れると結構遠くまで、視界も広く見えるよ!(本人は原理分からないし、周りに人がいるときに使った事はないよ!)
次回もよろしくお願いします!
生存報告を兼ねたアンケート(文字数の関係から詳細は活動報告を見てね!)
-
上書き更新してもいいよ!
-
リメイク更新ならいいよ!
-
百年早いわこの未熟者!
-
興味ないorどうでもいいor作者に任せる
-
結果閲覧用