問題児たちと世話焼きが異世界から来るそうですよ? 作:W・W
正直もう一つのほうがスランプ気味なので、新しく始めようと見切り発車してしまいました。……申し訳ございません!!!!(スライディング土下座!+涙)
では、お楽しみください!(ヤケクソ涙目)
雪がカーテンのように視界を遮り、正直どっちに進んでいるのか分からない状況である。
でもそれも一人旅の醍醐味だと考え、妙にテンションを高めながら、僕――歌詠黒地(うたよみくろじ)は現実逃避気味にこのクソッタレな天気の中を進んでいった。
両親を早くに亡くした僕は、しばらくの間孤児院(のようなところ)で生活していたのだが、どうも周りの人達は気にしすぎている感が否めなく、すごく窮屈な想いだった。そのせいか周りの子も妙によそよそしかったから、さらに悪循環を招いていた。
僕自身も最初は落ち込んではいたが、周りがそんなせいもあり、これは僕がしっかりせねばと反面教師として、自立していかなければと決意していった。それから義務教育の間、僕は両親の死を受け止め乗り越えて、周りとの妙な距離感を取っ払い、自分から進んで手伝いを行い、とにかく人間関係の面倒さと闘いながら過ごしていった。
その結果、妙なよそよそしさは無くなったのだが、何故だかあだ名が「ボランティア先生」というよく分からないものを付けられたが。理由を聞くと、みんな口をそろえて、
『無利子で何でもかんでも手伝うから。』
とのこと。別に普通ではないのだろうか、とても解せぬ。
その後僕は高校に通わずに旅に出ることをさらっと告げたのだが、特に驚かれなかった。が、驚かなかったのは高校云々のみで、旅に出るというところはすごく反対された。
しかし反対の言葉を言いくるめた僕は、旅立つ前日に与えられていた自室で荷物をまとめ準備をしていた。
そこへノックの音。入室を許可すると、そこにいたのは僕を拾ってくれた神父さん。
彼は何も言わず、手にしていた淡い青色のリュックとどこか機械的なブレスレットを僕に手渡してきた。いきなりで戸惑う僕に、神父さんは両親の形見だと教えてくれた。曰く、僕の両親は科学者で、このリュックは某青色狸に匹敵する代物だとか。つまりは四次元リュックというべきか。そしてブレスレットは父がノリで作った、男の子が喜ぶとある代物だった。
……正直頭がいかれたのかと心配したが、試しに全ての荷物を入れてみた。
結果、全部入りました。……正直ノリで買った某フライドチキンの創立者の等身大人形が入ってしまったせいで、認めざるを得なくなりました、はい。そしてブレスレットも試しました。こちらはテンション上がって叫びそうでした。
後何故か日本刀を三振りとステッキ型の仕込み杖。絶対要らない代物である上にこの歳で捕まりたくない。だが神父さんは必要になる時が絶対くるとか何とか言って、無理矢理押し付けられた。この人は旅をどう捉えているのかと本気で伺いたくなった。まあそのままリュックに入れられたが。
まあ、そんな訳で色々精神的ダメージを負いながら、翌日明朝に出発しました。
みんなに見送られ旅立ってから早四年。すごく月日がたった今日この頃。たまに入ったお金や面白いお土産を送ったりしているが、僕は流浪の旅人(笑)なので彼らからの手紙はまず受け取れない。たまに受け取れてもろくに返信できたりしないのでどうなったかを知ることはできない。向こうのみんなは元気にやっているだろうか――
「ぶふぉ!?」
いきなり顔面に何かが当たってきた。
雪は大分収まっていたため、木に積もった雪かとも思ったが、いつの間にか広いところに出ていたため、周りに木はない。
不思議に思いながら足元を見ると、そこには一通の手紙があった。
正直無気味に思ったが、僕の名前があったため僕宛だと分かる。
しかし何処から来た? ……空からか?
まあ、考えても仕方ないと、手紙を読み始める。
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。
その才能《ギフト》を試すことを望むのならば、
己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、
我らの"箱庭"に来られたし。』
次の瞬間、僕は何故か空にいた。
という訳で始まりました!(汗)
なんかスカスカのシュークリームのような話ですみません!(涙)
という訳で(?)次回お楽しみに!