2.式神の使役
3.絶尽の偽証
4.鏡像の召喚
5.ウーシンマスター クオン
6.真実の宣告
7.真実の絶傑 ライオ
8.炎の握撃
9.絶尽の真実 ライオ
10.開闢の予言者
『題
少女の声が力を与える。
『突如として
彼女の実況が安心を与える。
『ギンセツ選手痛恨のミス!!けれども誰一人とて笑いを絶
縋ることを拒む絶大から、その身を守る。
『立ち上がった!立ち上がった!!ウィルバート選手立ち上がったぁあああ!!!英雄が
溶けてしまった者はもういない。
『蒼い炎と碧い氷のぶ
されど残った者は抱くだろう。
『剣は折れ、友がたお
その胸に確かな希望を。
『七翼が増えようとも、その顔色に陰りなし!!ユヅキ選手、ここにあり!!!』
そして手を組み祈るのだ。
『あれは!カゲミツ選手、先程受けた絶技をもう自分のものにした!!』
自らの救済と、伝え聞かされる彼らの勝利を。
『クオン選手のでっかい式神二体、小剣の嵐を耐え
自らを安らぎ、奮い立たせようと孤高に喋る少女の栄光を。
『アラガヴィ選手、ガリュウ選手、そしてカルラ選手!!噛み合わなかった歯車が合致していく!!』
だからだろうか。
「祝福の翼、崇拝の象徴」
声が響く。誰のものでもない、誰のものでもある声が。
最早荒れ果て、終焉の地の様相を呈する客席に、信仰の一撃が降るような一筋の光がラピスを照らす。
あるものは気高き教理が示すように、指先に灯る祈りを空に。
あるものは苦しみから解放される破滅こそを祝福の光とし空に。
全ての祈りは、願いは光と化し空から希望に降り注ぐ。
今その姿を知るは小鳥に非ず。純粋無垢で、真摯な願いは石となった彼女に光を与える。
色彩が戻る。目に炎が宿る。彼女を示すその背の翼は赤々と燃えていた。
残った剣を抱え込み、白の鎧を煌めかせ、無名の熾天使は立ち上がり───
「───そして、祈りは栄光ある勝利へと!」
世界は染め上げられる。さぁ、盤面を白くひっくり返してくれ。
*
彼らの活躍は、闘いは十分なものだったと言えるだろう。故にこそ、こうして私は
「いけないな。語り手気分が抜けていないのか、あるいはこの光景に浮かれたか」
波打ち、砕け分かたれた水面。終わりなき旅路の果て。罅割れ、曇り、外を写す鏡の牢獄。二枚の石板はその役目を終え砂となって砕け散る。千年の退屈ももう終わり。
時は満ちた。鎖は切れた。埋もれる私を引きずり上げて。
「一番星の下、神は無二たる啓示を与えた。
再三再四と繰り返す人の業に、裁きでなく赦しを与えよ。
彼女は頷き、天に己が五識を捧ぐと誓った。
この世は神が創りたもうた大きな双六。
彼女は七光背負いし小さな駒。
訪れる八災、試練、しかし瞬く導きの九曜星。
全てを越えた旅の果て、彼女は十全なる権能を得る……」
まったく、笑わせる。何が神か。世界の管理などまともにしていないだろうに。挙げ句進化を促す装置として絶傑などというものが出来たのだから本当に笑える。自力で進化出来る世界くらい作ってみろというものだ。
「では、行こうか」
十の時を刻んだ。二十の試練を見届けた。もう十分だろう。
「予言の時だ。約束の日さ」
アマツ対エズディア何も思いつかないのとシャドバのモチベが尽きたので書けない。7.8.9.10は構想だけはあるんだけどね。
かと言ってこのまま放置するのも不誠実かなと思ったので前々から用意しておいた最終話だけ載せとく。今後はなんか思い付いたら追加していく形で。