因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ! 作:アマノジャック
タキオンメモ:『合成因子第八号ブレジーケンについて』
XX月5日
・誕生
→ダイワスカーレットの『因子』とエルコンドルパサーの『因子』を合成したことで完成した第八号の『合成因子』に『ブレジーケン』と名付ける。
・人間ではなくウマ娘で行った場合に興味が出る
→ダイワスカーレットであれば私の体に馴染みやすそうだ。
XX月6日
・XX病院で自身の精密検査を受ける
→足の完治を確認。レースへの復帰が許される。
・新型腕輪の改造
→『因子』の収納性を大幅にUP
→『アグネスタキオン』としての『因子』の全体量の再計算、改造腕輪貯蔵量が問題ないかを確認。
→改造腕輪の名前は後日考える。
XX月7日
・分析後、トレーナー君協力の元、私自らへ合成因子『ブレジーケン』を注入する
→右腕に『ブレジーケン』の合成因子の入った腕輪、左腕に『アグネスタキオン』因子を全て回収するための改造腕輪を装着。暴れて外れないように腕と腰を椅子へ固定しておく。
→体から私自身の因子『アグネスタキオン』を全体の50%回収したのを目処に『ブレジーケン』を注入開始。
→2分後に『アグネスタキオン』因子を100%の抜き取り、それと同時に『ブレジーケン』の合成因子を100%注入完了。
*意識は正常。脱力感有り。
・カメラによる記録から注入完了から30秒後に体毛(栗毛→黒鹿毛)と瞳(茶→青+ハイライト)に変化あり
・変色後に大きな疲労感が出てきて眠りにつく
→マンハッタンカフェにより保健室へと運ばれた。
XX月8日
・身体能力
→計測結果より『ブレジーケン』の適性距離は中距離のみ。ただし、マイルも適正ではないものの可能と判断。
→ダートも可能レベルで適正有り。
・脚質
→マンハッタンカフェとの併走で、逃げ・先行・差し・追い込みを確認。タイムにより先行>逃げ>>>差し=追い込み、と記録。
XX月9日
・レース実行
→ウオッカ、オグリキャップ、キングヘイロー、ゴールドシップ、シンボリルドルフ、ツインターボ、テイエムオペラオー、ナリタブライアン、ビワハヤヒデ、マヤノトップガンとの特別レースに出走。先行で挑むも激しい位置取りの競り合いによりツインターボの大逃げを許し、2着となる。
余談
・『因子』入手
→キタサンブラック、キングヘイロー、サトノダイヤモンド、ツインターボ、ビワハヤヒデ、マヤノトップガン、ライスシャワーの『因子』を入手した。腕輪は新式を使用。
XX月10日
・『ブレジーケン』回収
→トレーナー君の協力の元、『アグネスタキオン』因子を注入しつつ、『ブレジーケン』を回収。
→回収後に激しい疲労感有り。ロイヤルビタージュースを飲まされた…許さないぞトレーナー君!軽減方法を何か考える必要有り。
余談2
・『因子』入手
→シンボリルドルフ、ナリタブライアンの『因子』を入手。
以上が『ブレジーケン』の実験レポートである。次回からはトレーナーの回復とレースのスケジュールに合わせ行っていく予定だ。
ーーー
アグネスタキオンとソウジ(骨折完治済み)は新たな研究のため、学園内を歩いていると、花壇にいるニシノフラワーを発見した。
「やぁ、フラワー君!」
「あ、タキオンさんとソウジトレーナー!こんにちは!」
「こんにちは、ニシノフラワー。今ってお話出来る?1分で終わることなんだけど…」
「はい!何でしょうか?」
「ちょっとモルモット君!私に説明させてくれよ!」
「えー、いつもは俺に説明を任せるくせに…」
「い・い・か・ら!で、フラワー君!話というのはだね…君の『因子』を分けて欲しいのだよ。」
「『因子』…ですか?」
「私はとある研究をしていてね…今は短距離が得意なウマ娘の『因子』が少しでも多く欲しいのだよ。で、採取方法は…これだ!」
ニシノフラワーはコテンと首を傾げた。そこでアグネスタキオンは説明のために腕輪を自分に付ける。
「それで、このスイッチを押すと…」
ピッ、ピッ、ピッー!
「これで採取は完了さ!これを君にもして欲しい!」
「私の『因子』でいいのですか?分かり…」
「ちょっと待った!」
後少しでニシノフラワーの『因子』が手に入ろうとした時に誰か乱入してきた。
「ビコーペガサス君?」
「通報だ!採取した『因子』を使って改造ウマ娘を作る奴がここにいるって聞いたぞ!」
「ちょうど良かった!君も探していたところだよ!」
「へ?」
「ちょっと失礼。」
ガチャ
「何?この腕輪?カッコいいじゃん!」
「『因子』を採取する腕輪だよ…ポチッと。」
ピッ、ピッ、ピー
「これで君の『因子』を採取したわけだ。…危険を感じたかね?」
「むぅ…でもこれで改造ウマ娘を作ってるのだろ!?」
「これはウマ娘の力の源を知るための研究だよ。この研究が進めば…ケガで引退するウマ娘が減ることになる。現に私が復帰してるじゃないか!」
「それはそうかもしれないけど…」
「まぁ、悪意は無いと理解してくれればいいよ。短距離向けの『合成因子』が出来た時はまた特別レースを開くから君も参加してくれたまえ。」
「結局、どんな研究はよく分からないけど…分かった!これからも研究頑張ってくれよ!じゃあな!」
ビコーペガサスは去っていった。そして、ニシノフラワーのいた方へアグネスタキオンは顔を向けたが…
「おぉ、タキオン。終わったか?」
いたのはトレーナーのソウジだけだった。
「あれ?フラワー君は?」
「あぁ、さっきやることがあるって帰っていったぞ。あ、これはニシノフラワーの『因子』だ。」
「…」
「さて、俺たちも研究室で合成してみようかタキオン。」
「先に帰ってもらってもいいかなモルモット君?少し用事を思い出したよ。」
「分かった。あんまり遅くなるなよ?」
「何、すぐに終わるさ。」
ソウジは1人、研究室へと戻っていく。この時、ソウジは見えてなかったが…角の生えたマッドサイエンティストがそこにいた。
………
数分後、歩いているのは大きな何かが入った麻袋を担ぐマッドサイエンティスト。
「んー!んーー!」じたばた
「おっとっと…よく暴れるモルモットだね。しかし、練習も行かずに近くで堂々と寝てるくらい暇なのだろう?カフェがいなくなって困ってたんだ。ちょっと実験に付き合ってもらおうかな………セイウンスカイ君?」
「んんー!」じたばた
二号はマンハッタンカフェです。