因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ!   作:アマノジャック

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どうも、秋華賞だけど友達とのドライブで馬券を買わない作者です。即パットだと紙で残らないからしようとは思わない…

さて、今日は秋華賞…『リバティアイランド』が目立ってますね。もう彼女が1着と思ってます。それでも私が応援するのは同じドゥラメンテ産駒の『ドゥーラ』、キタサンブラック産駒の『ラヴェル』、『コナコースト』、『ヒップホップソウル』、ジャスタウェイ産駒の『マラキナイア』、キズナ産駒の『コンクシェル』、『フェステスバント』、『グランベルナデット』、ルーラーシップ産駒の『ドゥアイズ』、『マスクトディーヴァ』です。出走する50%も応援してますね。東京HJもあります…頑張れ『ニシノデイジー』!
何より全頭の無事の完走を望みます…応援している馬が亡くなるのは悲しいので。『ストーリア』、『ニシノボルテージ』…天国でお休みください。

勝ったのはリバティアイランド…三冠達成!!マスクトディーヴァも凄い末脚で…ドゥーラも3着と思ったけど…4着。とはいえ全員、お疲れ様でした!



第99話 貴公子は再びジャパンカップの舞台に立つ(後編)

『ジャパンカップ』が始まり…アグネスタキオン見事なスタートを決めて2番手にいた。

 

「…出遅れは無し…だな。タキオン…よくやった。」

「『…?ミスターソウジ?』」

「『見てろヴォルポニ…今の日本の総大将の走りを…』」

 

『さぁ、最初のコーナーカーブして先頭はタップダンスシチー、さらにペースを上げてきた!

その後ろに1番人気のアグネスタキオン。

中段にはアンジュガブリエル、ネオユニヴァースがそれに続く。

サクラプレジデントは後方からのレースとなっている。』

 

「ソイヤッ!ソイヤッ!」

 

「いけっ!タップダンスシチー!!」

「逃げろっ!!」

「焦るなよアグネスタキオン!!」

 

『向こう正面に入り…先頭タップダンスシチー、2番のアグネスタキオンとの差は3バ身!

さらに4バ身離れ、ザッツザプレンティとアグレッシブバイオ!

内からアメリカのスルーヴァレイも上がってきた!

アンジュガブリエル、BCターフの勝者ジョハーもきた!

2番人気のネオユニヴァースはまだまだ後方!』

 

「『ミスターソウジ、まだなのか!アグネスタキオンはまだ仕掛けないのか!?』」

「『…もう仕掛けているよ。…先頭との差が縮まってないだけだ。』」

「『確かに…後続との差は広がっている。』」

 

『最終コーナー曲がって先頭はタップダンスシチー!

その後ろのアグネスタキオン、苦しそうだが並びにかかる!

後続との差は5バ身以上、完全にこの2人の勝負となったか!

さらに伸びるタップダンスシチー!

とらえにかかるアグネスタキオン!

しかし、伸びが甘いかアグネスタキオン!

とらえるか、逃げ切るか!

残り100!

ここで並んだかアグネスタキオン、しかし、タップダンスシチーも盛り返す!

アグネスタキオンかタップダンスシチーか…2人並んだままゴールイン!!

これは…これはどっちが1着だ!?』

 

ざわざわざわざわ

 

「どっちなんだ?しかし、アグネスタキオンが勝ったとしても負けたとしても…あんなギリギリの勝負になるなんてな。」

「アグネスタキオンも『本格化』が終わったからって急にここまで落ちるとは思えないな、つまりタップダンスシチーが凄かったってことだろ。もし彼女が勝っていたらついに初G1勝利か?」

「重バ場だったとはいえ、3着にあそこまで離せるとな…」

 

騒がしくなる観客席。

 

「タキオンちゃん…!」ギュッ

「ーー!フライトさん…尻尾…」

「あ!ごめん、力が入っちゃって…」

「もっと締めても大丈夫ですから。それにしてもタキオンさん…調子が悪かったのでしょうか?いつもの伸びが無かったですね。」

「…」

「タキオン。重バ場。慣れてないから?」

「違うの。これはもっと根本的な話。そう、いつかはあなたたちにも来る残酷な…」

 

心配する姉。

 

「『アグネスタキオン…伸びなかったな。調子が悪かったか?あるいはバ場が合わなかった?』」

「『いや、今のタキオンにとっては最高の走りだった。』」

「『あれが…最高の走り?冗談だろ?BCクラシックではもっと伸びていた筈だ!』」

「『『本格化』の完全終了…ここからは落ちていくだけさ。』」

「『何だよそれ!…アイツはまだトゥインクルだろ!早過ぎる!』」

「『………だが、現実はこうだ。タキオン自身がどう思っているか知らないが…俺は悔しいよ。』」

「『ー!ソウジ、ヴォルポニ、結果が出たね!』」

 

アグネスタキオンの現状を語るソウジ。そして掲示板が灯る。結果は写真判定よりクビ差でアグネスタキオンの勝利。この瞬間アグネスタキオンは、シンボリルドルフとテイエムオペラオーのG1勝利数を超えた歴代最強のウマ娘となったのだ。

 

………

 

「『勝ったとはいえ…あれは本当にアグネスタキオンか?』」

「『ケガか或いは手を抜いたか…』」

「『いいえ。彼女の顔を見てみなさい…あれは全力を出しきってウマ娘の顔よ。…どうやら私は最高潮の彼女と走っていたようね。』」

「『だから、これからは落ちていくと…どうするつもりだアグネスタキオン。』」

「『実は私…来年からトレセン学園に編入するんだ。だから…挑むなら早い方がいいかな。』」

「『あー、ファルブラヴ。私は来年にはいなくなるけど先に来た者としてアドバイスするよ。アグネスタキオンに限らずトレセン学園は化け物揃いだ。特に栗毛の…』」

「『はいはい。レースは終わったんだからさっさと行くわよウォーエン。』」

「『…へ?どこに?』」

「『バトラー、どこを取ったの?』」

「『えーと、このホテルです。ここから徒歩15分、防音も完備されてます。これが鍵と…例のカチューシャです。』」

「『お嬢、頼みますよ。』」

「『ってことだから行くわよウォーエン。』」

「『何がどういうこと!?私、この後ネオと…『ふんっ!』ごぼっ!?』」ガクッ

「『ふー、久々だったけど上手くいったわね。それじゃ、ガス抜きが終わったらまた連絡するわ。』」

「『ごゆっくり。』」

 

メダグリアドーロは気絶したウォーエンブレムを担ぎ、観客席を後にする。

 

「『さて…私はネオユニヴァースへの対応を引き受けるわ。ゴア、あんたはどうする?どうせ夜中まで暇になるしこのまま帰ってもいいわよ。』」

「『じゃあ、サンちゃんの見舞いにでも行ってくる。ファルブラヴ…あなたは?』」

「『このままレースを見ていく。…後日改めてメダグリアドーロには礼をするよ。』」

「『お嬢の気まぐれだから全然気にしなくていいのに…まっ、そういう奴って私は好きよ。来月のトゥインクル引退レース、頑張って。』」

「『ありがとう。』」

 

海外組も解散となった。

 

ーーー

 

ウイニングライブが終わり、アグネスタキオンはインタビューを受けていた。

 

「今回のレース、かなりギリギリな展開になりましたが…どこか思うようにいかないところがあったのでしょうか?」

「いや、初コースや重バ場への順応、出遅れ無しのスタート、仕掛けたタイミングなどなど、それらが全てが上手くいき…それで勝てた。」

「…全力を出せた、ということですね。今回の勝利により海外でのレースを含めG1を8勝、連対率100%、素晴らしい成績だと思います。ラストランを終えての感想を…」

「あぁ、その件だが…『今回でラストラン』というのは撤回しよう。次の有マ記念がラストランだ。」

「…はい?」

「…衰え始めてるとはいえ、まだ負けるつもりはないとも。ゆえに出走者全員に言おう…最後のチャンスだ!全力で私を倒しに来いっ!」

「これは引退撤回からの勝利宣言…素晴らしいですっ!絶対に見させていただきます!」

 

アグネスタキオンのその一言は世間を騒がせた。

 

ーーー

 

帰り道…アグネスタキオンはソウジの車の中にいた。

 

「…本当にあんなこと言って良かったのか?今も限界ギリギリなんだろ?」

「何を言う。今回のレースで『本格化』が終わろうとも勝てるということを証明した。」

「全部が上手くいったからってのは理解しているけど…俺としては心臓に悪いレースだったよ。」

「何ケガをしたらそれはそれで諦めはつくさ。」

「…取り消せ今の言葉。お前がまたケガしようものなら…俺はお前を置いて消えるぞ?」

「取り消そう。トレーナー君には一生私の面倒を見てもらう必要があるからねえ。」

「はぁ、俺も言い過ぎた。何か食べたい物はあるか?」

「ソウジ。」

「………分かった。フジキセキには俺が言っておこう。…ブリザードには前もって言っておいて良かったよ。」

「…長い夜になりそうだ。」

 

車は夜の闇へと消えた。




おまけ:

帰りのコンビニにて…

「待たせたねえソウジ!」
「ん、早かっ…おい!この箱は何だ?」
「見ての通りだよ。あぁ、店員にはすぐに使うから袋は要らないと言っておいたよ。」
「誰がそんなことをしろと言った!」
「君は必要な物を買ってこい、と言った…ならばこれはこの後の必需品じゃないか!」
「違ぇよ!晩飯買ってこいって言ったんだよ…いや、ある意味合ってるけど!とにかく!エコバッグ渡すから買い直してこい。」
「むぅ…私は今日レースを走った後だというのに…人使いが荒いねぇ…」
「後…もう1箱買ってこい。」
「ー!ククク、おかわり前提…ということだね。」
「やかましい。」
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