因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ!   作:アマノジャック

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…今回で連日投稿終わりです。次の投稿は天皇賞(秋)の予定…どうぞ!


第106話 銀河と密林と奇跡と… 月

「『ネオォ!ネオォォ!!』」

「『ウォーエン、落ち着きなさい!』…フライト、スタンガンは?」

「数10回は当てましたが全く効いて無いんです!だから、こうやって首を絞めているのですが…そのまま動いてるんですよ!!いつもならもう意識持っていけてるのに…」

「ウォーエンはエベレストを無酸素で登れるくらいの肺活量があるからそれは無駄よ…」

「じゃあ、何でいつもこれで倒れるのですか!?」

「あなたが栗毛だからよ。栗毛のウマ娘と同じ空気を吸おうとしてるから酸欠で気絶してるのだろうけど…今回はそれが関係ない!というかそれ以外で暴走してるっていうことが異常事態なのよ!」

「私とバトラーだけじゃなくてフライトがいてもダメって…お嬢はいないし…どうすれば…」

「バトラーさん、ブリザードさん…は今はダメだった。ソウジさん!ソウジさんに『シュンミンアカツキ』の『合成因子』を持ってくるように伝えてください!…その間はゴアさん、ビコーちゃん、私の3人で何とか取り抑えてます!バンブーちゃんは太いロープ持ってきて!」

「分かった!出来るだけ急ぐよ!」

「了解ッス!」

「ビコーちゃんには…これ!」

「尻尾で渡すって器用だな…ん?何だこれ?」

「フライトォォ!?あんた…何てものを…」

「大丈夫です。ピルちゃんとちょっと遊んでたくらいで…ほぼ未使用ですから。」

「使ってんじゃねぇか!」

「フェンシングっぽい小競り合いしただけで正しくは使ってませんから!ちなみにマヤノちゃんからの没収品ですっ!!大人とは関係無いと説得するのにどれだけ時間がかかったか…」

「だから何だこれ?」

「XXXXよ。」

「???アナ…」

「名前を出すな!こんなのでどうしようっての!?」

「とりあえず、それをウォーエンちゃんのお尻にぶっ刺して!どんなウマ娘でも絶対に鍛えれない部位だから!」

「そんなことしたら痔になっちゃうぞ!」

「そういう問題じゃないだろっ!」

「このままウォーエンちゃんまで行方不明になったら本当に収拾がつかなくなるから。最悪首の力が抜けて少しでもそっちにいけば……!?」

「『ネオォォォ!!!』」

「何でまだ叫べるの!?」

 

元の世界では…再びネオユニヴァースの行方不明を聞き、ウォーエンブレムが暴走した。それをイージーゴアとアグネスフライトとビコーペガサスが力ずくで抑えようとする。しかし、ウォーエンブレムが止まる様子はなく原因となった大樹へと歩みを進める。そんな中、聞き覚えのある声が突然聞こえてきた。

 

「ユーニヴァース☆」

 

全員が声のした方へと向くとネオユニヴァースが、ジャングルポケットが、ヒシミラクルが、タップダンスシチーが、…行方不明となった4人のウマ娘の姿がそこにあった。

 

「『ネ、ネオ……?』」

「ただいまウォーエン☆…また、栗毛の娘を誘拐しているの?」ダッ

「『ーー!?』」

 

ウォーエンブレムの動きが止まる。ネオユニヴァースはそんな状態のウォーエンブレムへと近づき…

 

ボコッ

 

持っていた金庫でウォーエンブレムの頭を殴りそのまま地面へと叩きつけた。しかし、ウォーエンブレムはすぐに起き上がりネオユニヴァースにおかえり、とだけ告げるとその場で倒れ、そのまま眠り始める。そして、そこにいた全員がヒシミラクルを囲み喜んだ。こうして、ヒシミラクルは1ヶ月ぶりにトレセン学園へと戻ってきたのだ。

 

ーーー

 

後日、4人は理事長室へと呼び出されていた。

 

「帰還!ネオユニヴァース、ジャングルポケット、タップダンスシチー、よくやってくれた!君たちのお陰でヒシミラクルが帰って来ることが出来た。」

「私はたまたまですけどね…」

「私に関してはミラクル同様に助けられた側…みたいです。」

「ユーニヴァース☆でもジャングルポケットだけが行ってればそれで解決だったから…ワタシは要らなかったかな。」

「否っ!ネオユニヴァース、全ては君の協力があってこそだ!…どうやら別の私に手紙は届いたようだな!金庫の中は向こうからの手紙と別の君たち…さらには向こうのアグネスタキオンのデータも入っていた!レース映像が見たければ何時でも言って欲しい。」

「ポッケのレースか…正直みてみたいね。」

「ユーニヴァース☆ワタシもワタシも!ユニのレース★ユニのレース★」

「そういえばミラ子殿は一切見せてくれなかったであるからな…我輩もみたいである!」

「…これに『超変身』のヒントが…」

「ならばこの後に各自USBを渡すとしよう!そしてヒシミラクル!」

「はい!」

「君のケガについての処遇だが…URAは完治したものと見なすそうだ。」

「本当であるか!?」

 

本来であれば後半年は治らなかった筈のケガ…それがこちらでは1ヶ月行方不明になったかと思えば急に帰ってきて、検査を受けると完全に治っていたのだ。ドーピングなどが疑われたものの…このタイミングで完治が認められたということは…

 

「タキオン殿と有マ記念で戦える…かも!」

「ヒシミラクル、自信持って☆アナタは今年のG1レースを勝ってるんだからさ!」

「しかし…ファン投票の結果を聞くまでは不安である…」

 

するとやよいは口元を緩め扇子を開く。

 

「特別だ!先ほど私に届いた情報を君たちだけに見せよう!」

 

画面には『ファン投票結果発表』とかかれていた。ジャングルポケットを除いた3人は目を輝かせ、それを見る。

 

1位 アグネスタキオン

2位 ネオユニヴァース

 

「わーい☆早速あったよ!ユーニヴァース☆」

「おめでとうである!」

「やっぱりタキオンが1位か…」

「今年は無敗だからね☆」

 

3位 シンボリクリスエス

4位 タップダンスシチー

 

「私の名前もある。」

「ジャパンCでアグネスタキオンと接戦だったからね☆」

 

5位 アドマイヤドン

6位 スティルインラブ

7位 ファインモーション

8位 ゼンノロブロイ

9位 ハルウララ

 

「おぉ!?ハルウララ?意外な名前だね…」

「元々の人気もすごかったし…今年はG1勝ったから特にね☆まぁ、条件が違いすぎるし流石に来ないとは思うよ★」

「…」

「ミラクル?」

「…出走するには10位以内…であるな…」

 

ヒシミラクルはマウスを動かす。すると最後に…

 

10位 ヒシミラクル

 

「あ…あったである!我輩の名前!」

「おめでとうミラクル☆きっと貴方のトレーナーが街で探していた時に皆が覚えてくれたんじゃない?」

「条件は満たしたね。そういえばネオは出ることになったの?」

「ユーニヴァース☆…トレーナーには止められたよ。でも…どうしても、って言ったら何とか納得してくれたの!だから…勝つ★」

「ならば、タキオン殿や我輩を倒す必要があるが…それを知って言っているのであろう。…この1年、別世界で鍛えた我輩ので成果を見せるである!」

「私も本番までにもっと鍛えないとな!」

「はいはい!ちゃんとレースを見るから…3人とも頑張ってね。」

「「「うん☆/うむ!/もちろん!」」」

「ではっ!君たちの活躍を祈る…解散!…あ、今回のことは公式から発表されるまでは他言しないでくれよ?」

「分かってますよ☆」

「理事長殿…感謝である。」

「では、失礼します。」

 

ネオユニヴァース、タップダンスシチー、ヒシミラクル………次走、有マ記念。




おまけ:今作品内での戦闘力(*あくまで作者の独断と偏見によるものです。) 

SSS:ソウジ(シュンミンアカツキ状態)
S+:ウォーエンブレム(通常)、カワカミプリンセス、タイキブリザード、たづな、ヒシアケボノ、フォアゴー
S:アグネスフライト(通常)、ウォーエンブレム(栗毛補正)、シンボリクリスエス、デュランダル(竹刀+風林火山合成剣絆)、ピルサドスキー、メダグリアドーロ
A+:アグネスフライト(スタンガン)、イージーゴア、グラスワンダー(薙刀)、メジロライアン、ヤエノムテキ
A:アグネスフライト(スタンガン+暴走)、エルコンドルパサー、カレンチャン、サンデーサイレンス(通常)、シンボリルドルフ、ペイザバトラー
A-:キタサンブラック、ゴールドシップ、シリウスシンボリ、タイキシャトル、ダイワメジャー(シスコン補正)、ファルブラヴ
B+:ソウジ(デビルジュピター状態)、タニノギムレット、デュランダル(竹刀)、ビコーペガサス
B:ウマ娘全般、ソウジ(ウマ人状態)
B-:サンデーサイレンス(リハビリ中)
C:人間全般
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