因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ!   作:アマノジャック

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どうも、スターブロッサム最新話で『ナムラコクオー』の名前が出てこなくガックリしてる作者です。多分、『マツカゼリュウオー』っていう『ナリタブライアン』の傲慢発言に食べてたポッキー折ったウマ娘がそうです。…あれ?そういえば『サムソンビッグ』だけ実名?ダービーでは最下位だったけど…

追記:『サムソンビッグ』は新しいウマ娘として公式に追加されてました…投稿前に気付きたかったです。

そういえば今日の昼からはアプリで『タップダンスシチー』の育成実装に『サウンズオブアース』のSSRに『ヴィルシーナ』のSR………『ヴィルシーナ』!?もう来ちゃうの!?執筆中のをキャラ修正するかも…

ってな感じで本編にどうぞ!


第110話 貴公子と魔女と暴露ハザード2(後編)

『緊急放送!学園内にいる生徒諸君、よく聞いて欲しい!何やらまた変なことが起きているようだ!解決するまであまり動かないように!以上!』

 

………

 

「…どうしましょう。思ってもいない言葉を(トレーナーをパクパクしたくて)口にしてしまいますわ(たまりませんわ)。早くここから離れ…ん?あれは…」

 

ガスの影響を受けたメジロマックイーンが自身の担当トレーナーの部屋へと移動していると校舎の隅に怯えたゴールドシップを発見した。

 

「あの…ゴールドシップさん、どうされましたか?」

『俺は何も見ていない。俺は何も見ていない…』

「"俺"?………。えーと、念のために………やっぱり、貴方でしたかサンデーサイレンスさん。」

『俺は…何も…見ていない…』

 

前にアグネスタキオンからもらった"デサイレンスコープ"を覗き込むとそこには違う姿のウマ娘が写っていた。しかし、そのウマ娘…サンデーサイレンスはただ怯えていた。

 

「今回の事件も犯人は貴方なのですか?フライトさんをお呼びしましょうか?」

『フラッ!?俺、何も、知らない!!』

「やっと反応してくれましたねサンデーサイレンスさん。」

『ーーーマックちゃんか。悪いがコイツの身体、借りてるぞ。』

「それは別に構いませんが、普段はカフェさんの身体に憑いているのでしたわよね?何故、今回はゴールドシップさんに?」

『いや、今日はタキオンもプイもトレーニングが無いから…アイツに尻尾でも解いてもらうかなって、いつも通りカフェに憑いて部屋に向かっていたんだが…部屋の前に来ると部屋の中が真っ白になっていた。』

「真っ白?」

『…ドアを開けた瞬間に白い何かにカフェだけが飲みこまれ…俺だけ弾かれた。俺が入れなかったのは多分、タキオンが何かしているからだろう。…飲み込まれたカフェがどうなってるか心配だったが…怖くなって急いでその場から逃げてきた。』

「ちょっと何言ってるか分かりませんのよ。日本語喋ってもらえます?」

『全部日本語だろうが!てか、もうずっと日本にいて母国の英語すら喋れるか怪しいレベルだわ!ったく、続きを話すぞ。無我夢中に離れていたらギャルっぽいウマ娘を蹴ろうしていたコイツに取り憑いてしまって…今にいたる。』

「…ゴールドシップさんはゴールドシップさんで何をしてるのやら…」

『マックちゃん…研究室に一緒に来てくれないか?正確にはカフェの様子を見てきてくれないか?俺が直接入れれば良かったのだが…』

「…仕方ありませんわね。行きましょうか。」

 

メジロマックイーンはサンデーサイレンスと共に研究室へと向かった。

 

ーーー

 

アグネスタキオンは廊下で慌てているアグネスフライトとエアグルーヴを発見した。2人はアグネスタキオンを見つけると目の前まで迫ってきた。

 

「たわけペロペロ!たわけペロペロ!ペロペーロッ!!」

「XXXX、XXXX…XXXX。XXXX!」

「エアグルーヴ君にお姉ちゃんか。何を言いたいか分からないが…研究室で腕輪を探すのを手伝ってくれないか!まずは現状を解決する。…犯人探しはその後だ。」

「たわけペロペロ…」

「XXXX…」

「…急ぐよ!!」

 

アグネスタキオンたちが部屋の前に着くとメジロマックイーンとゴールドシップ(サンデーサイレンス)、さらには青い顔で鼻血を流し倒れたアグネスデジタルがいた。

 

「どういう状況かな?」

『カフェが白い何かに掴まれて中に飲み込まれた…俺を弾いてな。』

「…確かに君に入られないように対策をしていたがそれが今回は裏目に出たようだ。ちなみにこれはただの芦毛の髪の毛だよ…とある『合成因子』の副作用だ。」

『それが何でカフェを拐ったんだよ…』

「カフェが自ら入ったもので無いのなら…『ピンクバナナ』の暴走か、モルモット君が何かをした、くらいしか今は出てこないねえ。まずは腕輪を探し、モルモット君から『因子』を回収しよう。」

「たわけペロペロ…」

「デジタルさんですか?それがその…来たときからこんな状態でして…血の出し過ぎによる貧血かと…」

『マックちゃん、何言ってるかよく分かったな…』

 

アグネスタキオンがアグネスデジタルの状態を観察する。

 

「いや…これは貧血ではないねえ。出ている量が明らかに少ない…中で何かがあったのか?とにかく、急いで腕輪を探そう。」

「タキオンさん、その件ですが…私は助っ人を呼びサンデーサイレンスさんと共にデジタルさんを保健室に運んで帰ろうと思います。」

『マックちゃん!?カフェは…』

「たくさん入っても迷惑でしょう…なので後でカフェさん本人から連絡してもらえばよろしいかと。それよりサンデーサイレンスさん、貴方は犯行が疑われる前に病院で大人しくしていなさい。」

『…分かったよ。』

「君たちが抜けるのは構わないが…誰を呼ぶつもりかな?」

「ブライトですわ。」

 

………

 

「はい~、これですわね~」

「すごいですブライトさん!もう見つけたのですね!」

「では~、ソウジ様のところに向かいましょう~」

 

メジロマックイーンたちが去り、メジロブライトが到着すると5分くらいで腕輪を発見した。そして、ソウジの元に着く。そのそばには顔を赤くしながらコーヒーを飲むマンハッタンカフェがいた。

 

「……遅かったですね。」

「カフェ!?…それで、ソウジのシャツのボタンがなぜ全部外れてるんだい?」

「何かマンハッタンカフェのコーヒー飲んでからか身体が熱くなったんだよ…。お前が動けなくしたから……マンハッタンカフェに頼んでやってもらった。」

「…カフェ?」

「……ソウジトレーナーに……コーヒーをいれて飲ませただけです。…それでタキオンさん。……何か言うことは……ありませんか?」

「あぁ、先ずは『因子』の回収だよ。ボタンは…髪が邪魔で止めれそうにないな…悪いが全員、後ろを向いてくれたまえ。」

「XXXX!XXXX、XXXX!!」

「お姉ちゃん…はいはい、そんなにソウジの身体が見たいなら好きにしたまえ。」

 

ガチャ

 

アグネスタキオンが『ウマ人』に腕輪を付けて『因子』を回収する…部屋を覆った毛が一瞬で無くなった。そして、拘束椅子を解除するとソウジは慌ててシャツのボタンを止める。

 

「…」ダラー

「鼻血をふけムッツリ。」

「XXXX…」

「…たわけペロペロ。たわけペロペロ…たわけ…」

「あぁ、金庫に中和剤があるとも。早速……って今度は鍵がないだと!?ソウジ!君は何か知らないか?」

「…俺は触ってない。てか、鍵の在りかを知ってる奴って限られるだろ。」

「いや、君にしか教えていないのだが…まさかお姉ちゃん?」

「XXXX!?XXXX、XXXX…」ブンブンッ

「…他にはいないのか?」

「あり得るとするならスイープ君と…カフェくらいかな?」

「…私は……そもそも知らないです。」

「となれば可能性が高いのはスイープ君か…」

「それなら~、あそこにいますわよ~」

 

メジロブライトが1つのロッカーに指を指す。アグネスフライトがそのロッカーの扉を開けると…

 

「何で分かったのよ…」

 

本当にスイープトウショウが中にいたのだ。

 

ーーー

 

「…ごめんなさい。使い魔のXXXが知りたくて…!?いやああぁぁ!!」

「スイープ君もガスの影響をしっかりと受けていたみたいだねえ。」

「…こんな大事になっていたとは思わなかったの。デュランダルも泣かせちゃって…」

「実験予定だった『合成因子』を『ピンクバナナ』に替えたのも君かな。」

「…そうよ。」

「どうしてスイープさんだって分かったのですか?」

「フラワー君…いい質問だねえ。私が発表した『合成因子』の論文の詳細を学園内で知る者がそもそも限られるのだよ。ソウジを除くと候補は3人…シャカール君、スイープ君、ダイイチルビー君。そして、鍵をもっていたなら…もう彼女しかないのだよ。」

「たわけペロペロ!!」

「そうだった…スイープ君、鍵を返してくれたまえ。」

「そうね…早いところこの状況何とかしないとね。返すわ。」

「あぁ…」

 

アグネスタキオンはスイープトウショウから鍵を受け取り金庫から中和剤の入った缶を取り出した。

 

「XXXX、XXXX…XXXX 。」

「ん?お姉ちゃんがしてくれるのかい?じゃあ、屋上から頼むよ。」

「XXXX !」

「…これでようやくコーヒーが(ソウジトレーナーのXXX)……落ち着いて飲める(凄かったです)……!?」

「カフェ!?…今、何と言った?」

「XXXX !?XXXX !XXXX、XXXX !!!」

「いえ…その…コーヒーを飲ませてる時にちょっと、見えてしまっただけで…」

「…ソウジ?」

「俺!?いや、ファスナーはちゃんとしてたからな!」

「XXXXXXXXXXXX!!!」

「だから…その…えーと…」

「…お姉ちゃん、その件については後で問い詰めよう。今は早く屋上にいってくれるかな?」

「XXXX …」

 

顔を真っ赤にして慌てるマンハッタンカフェ。それにアグネスフライトが詰めよったものの…アグネスタキオンにより離される。

 

「だから違いますって!えーと…こ、これはその……サンデーサイレンスさんのドキドキが……私に移りました。」

「サンデーサイレンスの?あー、尻尾ケアのやつか!やっぱり嫌だったよな…異性に触られるって…」

「…あなたなら……嫌じゃないです。」

「そうか?ならサンデーサイレンス抜きでも解いてやるから、何時でも言ってくれ。」

「…ありがとうございます。」

「……前のメガネの件はこれが理由だったか。それはそうとソウジ…浮気とは感心しないねえ。」

「浮気じゃねえから!てか、お前にはほぼ毎日してるだろ!」

「それとこれとは話は別だよ!」

「…ねぇ?デュランダル待たせているし…アタシ帰ってもいい?」

「たわけペロペロ!」

「冗談だって。そんなに怒らないでよぉ…」

「…ほわぁ?」

 

その後、アグネスフライトが撒いた中和剤のガスが学園を覆い…事態は終息した。実行犯のスイープトウショウは20枚、管理責任としてアグネスタキオンは5枚の反省文を書くこととなり、残念ながら『合成因子』の実験は中止となった。一方、ケーキバイキングはデュランダルがスイープトウショウ(ストッパー)抜きで1人勝手に行ったため…店のスイーツを食べ尽くしてしまい出禁となった。そして、ソウジとハジメは監督者責任としてそれぞれ3ヶ月減給の処分を食らった。

 

ーーー

 

「そういえばタキオンさま。ラモーヌさまから言伝がありますわ~。」

「ラモーヌ君が?私にかい?」

「実はラモーヌさまの卒業が決まりまして…」

「えぇ!ってことはつまり…レースから引退するってことかよ!やっぱりチヒロさん以外とトレーナーとは上手くいかなかったか…」

「ちょっと待ちたまえ!?まさか、前にアメリカで私と模擬レースをした時のケガが原因で…」

「はい~、表向きはその件を理由にしていますわね。」

「表向きは?」

「では言伝の内容を伝えますわ~。チヒロさまとの子供の名前を考えて、とのことですわ~」

「何やってんだあのジジイ!!?」

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