因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ!   作:アマノジャック

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その後の話11 女3人集まれば姦しいと言うが、4人だと女女しく奻する

スイープトウショウの家にて、ニシノフラワー、カワカミプリンセスが遊びに来ていた。そこに人数分のお茶を持ってきたデュランダルも加わり、カワカミプリンセスがプリファイの話を始めたのだ。

 

「それでですねデュランダルさん!『WIN☆ポンッ☆プリファイ』の続編に新たなファイターが追加されますの!その名は『ファイアロー』!水の銃『(ジャ)(ステ)(ィン)()()()』で敵の弱点を狙い撃ち、とのことですわ!!」

「─!」キラキラ

「良かったですねデュランダルさん♪」

「…」コクッ

「…しかし続編か…今まで出たプリファイシリーズの中からよくそれが選ばれたわね。」

「流石に朝には放送出来ないようですわ。姫たる私が深夜遅くまで起きている訳にはいかず…泣く泣く録画したのをみることしますわ。」

「私もそうなりそうです…」

「…使い魔が帰って来なかったら見れそうね。」

「…」ギロッ

「に…睨まないでよデュランダル。…分かってるわよ。お腹の赤ちゃんに影響しそうなことはしないから…」

「…」ポンポンッ

 

デュランダルはスイープトウショウの膨らんだお腹へと軽く手を当てる。そこには小さな命があり…後、1月の予定である。

 

「しかし、私たちの中でスイープさんが最初のお母さんになるとは思っていませんでしたわ。」

「てか結婚してるのはアタシだけ、ってのも意外よ。カワカミとデュランダルはともかく…フラワーは相手はいなかったの?」

「えーと…今は仕事が忙しくて…」

「家政婦の仕事をしてるのだっけ?凄いわよね…」

「えへへ…チヒロさんのいる所ですので居心地もとっても良くて…」

「え?場所はタキオンの実家なの?」

「…」

 

冷や汗を流すニシノフラワー…スイープトウショウがそれ以上言及することはなかった。

 

「カワカミは何をしてるの?」

「普通に会社員ですわ!」

「…意外ね。アンタのことだから工場現場での力仕事とか思ってたわ。」

「失礼な!これでも契約による営業成績は……25人中12番目くらいですのよ。」

「反応に困る順位ね…パソコンとか壊してない?」

「ジェンティルさんでも壊れない特注のキーボードを使っていますので問題ありませんわ!これも寿退社した先輩が熱心に教えていただいた結果ですの!今の姫はバリバリと働いていますのよ!」

「それで恋人は出来ていないと…」

「うぐっ!?」

 

カワカミプリセンスがガックリと顔を落とした。

 

「うぅ…あの王子様にもう一度会いたいですわ…」

「王子様?いい人がいたの?」

「トレセン近くにあったケーキ屋さんに…とってもカッコいい王子様がいましたの。私、あの人の作るモンブランが好きでして…レース帰りによく買っていましたわ。」

「多分だけど、それってネイチャの旦那だと思うわよ。今はホテルで仕事してるんだって。」

「あ!もしかするとスカイさんの旦那さんが知っているかもしれないですね。同じホテルでパティシエをしているそうですし。」

「そうですか…まぁ、そこまで殿方が今もフリーなのはありえませんわね…」ずーん

「きっと、新しい出会いがあるわよ。」

「デュ…デュランダルさんはどうですか?」

「フラワー!?今、それは…」

 

落ち込むカワカミプリンセスから話を変えるようにニシノフラワーはデュランダルへと話を振った。デュランダルが全身を震わせる。

 

「…」プルプル…

「デュランダルさん?」

 

「ハジメが大好きに決まってるでしょうがっ!!」

 

「「「──!?」」」

 

ライブでも聞かない大声を出すデュランダルに全員が目を丸くする。

 

「ほんと、意味分からんない。何でワタシじゃなくてスイープを選んだのよ。ワタシがハジメに初のG1をプレゼントをして、スマホの待ち受けもワタシだったのに。こうなったら無理やり子供を……あ。」

 

デュランダルは慌てて顔を伏せて黙り込む。対してスイープトウショウはその顔を掴み、自身の向けさした。

 

「デュランダル…アンタ、ずっとそんなこと考えたの?」

「…」

「それに…達成した後のことは考えた?…今のままだとデュランダルが後悔する未来しか見えないわよ?」

「…スイープに何が分かるの!!」

「全部分かるわよ。何年と一緒にいると思ってるの?」

「─!?」

 

デュランダルは怒りをぶつけた。しかし、それに対して呆気なく答えるスイープトウショウに口をパクパクさせ言葉を失くすデュランダル。そして、カワカミプリンセスが立ち上がる。

 

「スイープさん…デュランダルさん…素晴らしいですわ!」

「カワカミ?」

「…?」

「誰かを愛する想い…私の心にバチクソ来ましたわ!」

「あ、そう。」

「…」

「フラワーさん、私たちも負けてられませんわ!あなたにそういう人はいますか?」

「チヒロさん…」

「「「…」」」

 

その瞬間、スイープトウショウとデュランダル、カワカミプリンセスらが向けていた目が奇異となる。ニシノフラワーは顔を真っ赤にして反論する。

 

「うぅ…何ですか、もう!いいじゃないですか!今もすっごく優しくしてくれるのですよ!ミドリ君もラモーヌさんじゃなくて私をお母さんって呼ぶこともありましたし!最近、若返ったので想いがまた出てきてしまったのですよ!」

「え?何それ?魔法?」

「…」

「コホン!とにかく、愛に障害は関係ありませんわ!ブチ壊せばいいのですから!私も例の王子様にアタックして見せますわ!スイープさん、フラワーさん!ネイチャさんかスカイさんとアポは取れますか?」

「えー、面倒ね…」

「はい、聞いてみますけど…事件は起こさないでくださいね?」

「大丈夫ですわ!1度アタック出来れば満足しますので!デュランダルさん、アナタはアナタの王子様にアタックを続けて…ってスイープさんの前で言うことじゃありませんわね。」

「いいのよカワカミ。スイーピー、ハジメのことも全部知ってるから。」

 

そのままスイープトウショウは取り出したメモ帳を見ながら淡々と語り出した。

 

「えーと、デュランダルとは先週の木曜にホテルでXXXしてて、カレンとも一昨日から昨日にかけてホテルでXXX。多分、カレンの○○日だったからXXしてなかったら出来てるんじゃないかしら?サブトレになったジャーニーさんとの半年は週に2回くらいのペースで仕事後に一緒にいるけど意外にも健全にご飯だけで…オルフェとはこの前のレース後に控え室でXXXをしていたわね。えーと、今日は…フライトさんのチームと交流会だったから…ブラストに甘えられる途中ってところかしら。ジャーニーさんとオルフェが引き剥がそうしてる姿が見なくて分かるわ…はぁ。モテる夫を持つって大変ね…」

 

「「「怖っ!?」」」

 

スイープトウショウの読み上げたことに3人から声が漏れる。顔を青くしたデュランダルが弁明を始めた。

 

「え?え?何でスイープ知って…違っ!違うの!ワタシが行かなきゃ死ぬって言ったからで…ハジメが無理やり連れていった訳じゃ…」

「だからハジメとデュランダルのことは全部知ってるって言ったでしょ。例えば、アンタがここに来るまでコンビニで買い食いしたスイーツとか、お母さんと何を話していたとかも分かるわよ。」

「…何でママと電話してたことまで知ってるの!?」

「これもスイーピーによる魔法の力ね。」

「…魔法なの!?マジで怖いよ…」

 

「本当に何ででしょうね?フラワーさん、何か分かります?」

「さ…さぁ?本当に魔法かもしれないですね。デュランダルさんが口を開いてますし。」

「こうなれば誰だって喋りますわよ…」

 

「別にハジメがアンタらと浮気するのはいいわよ。大変だったアタシを助けてくれた訳だし…ただ、ハジメの1番はアタシ。これだけは譲らないわ。」

「ワタシは…ワタシは…」

「ハジメのそばにいれるだけ幸せを感じていなさい!」

「う…うぅ…!」

「アタシは…デュランダルがいる今が楽しいわよ。」

「スイープ?」

「正直ね、使い魔から離れたアンタがどうなるか…想像出来ないの。アタシたちずっと一緒だったし……これからもずっと一緒よ。」

「スイープ……んんっ!?」

 

チュゥゥゥゥゥ

 

「…ぷはっ。やっぱり、カスタード味の白たい焼きね。」

「………きゅう。」ガクッ

 

「フ、フラワーさん!?スイープさんがデュランダルさんにハレンチなキスをしましたわ!?」

「それを言うならフレンチ…いえ、どちらも間違っていませんね。予想外のことでデュランダルさん気絶してしまいました。」

「アタシが習得したキス魔法よ…これがある限りハジメはアタシ以外に心を許さないんだから!」

「あのー、スイープさん?身体は許しているようですけど?」

「しょうがないでしょ!今のスイーピーはお腹の中に赤ちゃんがいるんだから!」

「だからといってこれは…」

「うるさい!うるさい!アタシがいいって言ったらいいの!」

「…まぁ、愛の形は色々あるってことですわね。私もあの王子様に…」

「チヒロさん…」

「…」じー

 

1人の世界へと入ったカワカミプリンセスとニシノフラワーにスイープトウショウは何とも言えない視線を向けた。すると、慌てて2人は我へと帰る。

 

「コホン!では、そろそろ解散といたしましょうか…次会う時にはスイープさんの赤ちゃんが見られそうですわ。…えーと、出産時には私たちもいた方がよろしいのでしょうか?」

「バタバタと忙しくなるからダメですよカワカミさん。人にもよりますが…私は毎回、産後から半月辺りに訪ねてますよ。」

「へえ…そうなるのね。まぁ、デュランダルたちが助けてくれるから何とかなるわよ。というかフラワー、毎回って誰を訪ねてるのよ?」

「スカイさんです。何年も前の話にはなりますが…4人目が生まれたので抱っこさせてもらいました。」

「4人か…アタシだったらその倍を…」

「張り合わなくていいですわよ!?まずはスイープさん自身が無事に産んでくださいな!…まだ相手のいない私たちが言うのは何ですけど!」

「それはそうね…」

 

そのまま解散となり…カワカミプリンセスとニシノフラワーは家を後にした。そこに残るのはスイープトウショウと気絶したデュランダルの2人。

 

「いつまで寝てるのデュランダル。カワカミとフラワー帰っちゃったわよ。それに使い魔が帰ってくるから、その前に片付けるわよ。」

「…」むくっ

「アタシはコップとか洗うから…アンタは掃除機ね。」

「…」コクッ

「今から買い物に行くには遅いし……今日の晩ご飯はうどんでいいかしら?」

「…」コクッ

「じゃあ、冷凍してるのを出しておいて。多分今日はジャーニーさんを連れてきそうだから…その分もよろしくね。」

「…」

 

その日の晩、ハジメは本当にドリームジャーニーを連れて帰ってきた。デュランダルはスイープトウショウにドン引きつつも、今までよりも距離が一気に縮まったことを感じた。

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