因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ!   作:アマノジャック

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彼への敬意です。良ければお読みください。


第EX話 夢を乗せた飛行機 + 花の妖精 = 空の花束

寒さが続くトレセン学園にて、今日もアグネスタキオンによる特別レースが始まろうとしていた。

 

「さぁさぁ、『シードフレア』君をゲストに今日も特別レースを行っていくよ。…大丈夫かい?」

「…」ガクガク

 

ザワザワザワザワ

 

「コロコロしてて可愛いい!」

「庇護欲?ミニマリスト?よく分かんないけど…抱き締めて暖めてあげたい!」

 

寒そうな『シードフレア』に周りのウマ娘たちはカイロを渡し始めた。最終的にカイロが大量に貼られた白衣をタキオンから渡され纏う。

 

「…走れば体も温かくなるだろう。条件は2000mの芝、バ場状態は稍重、天気は雪、といったところだ。参加者はいるかね?」

 

次々とウマ娘たちが手を上げた!

 

「猛吹雪…私の出番ね!」

 

1人目、タイキブリザード。

 

「あたしも雪ン子ですから!」

 

2人目、ユキノビジン。

 

「私も行きます!」

 

3人目、スペシャルウィーク。

 

「雪か…わ、私も参加してもよろしいですか?」

 

4人目、ホッコータルマエ。

 

その後、多くのウマ娘の手が上がり…最終的には12人でのレースとなった。

 

ーーー

 

「ピスピース、実況担当のゴルシちゃんだぞ!お前ら久しぶり!」

「解説担当のメジロマックイーンですわ。」

「さてさて…今年初の特別レースだぜ!」

「今年初?今は夏くらいでえーと、そもそも特別レースが行われる理由は?」

「細けぇことは言いっこ無しだ!鏡餅は割って食べたか?ほら、鏡餅のお汁粉だ!」

「は、はぁ…ありがとうございます。」

 

「マックイーンがパクパクしてる間に出走メンバーの紹介だ!1番、マヤノトップガン!」

「変幻自在な脚質…今回はどのような走りを見せていただけるのでしょうか?」

 

「2番、ウオッカ!」

「サンタ衣装での登場ですか…クリスマスは終わってますわよ。」

 

「3番、オグリキャップ!」

「彼女もですか!?」

 

「4番、ホッコータルマエ!」

「あら?彼女の適性はダートだったような…」

「まぁ、折角実装されたんだ!雪の中を走らせたいんだろう!」

「…誰がですか?」

 

「5番、ビワハヤヒデ!」

「前もサンタ、後ろもサンタですわね。」

 

「6番、アグネスフライト!」

「あらあら!彼女も参加されるのですね!これは注目ですわね!」

「なんだマックイーン?フライトのこと好きなのか?」

「えぇ、この前カロリーの低いスイーツを差し入れしていただいて…甘さはなくてもとっても美味しかったですの!」

「…ゴルシちゃんのお汁粉は甘いだけだから塩でも振ろうか?」

「お止めなさい!あなたのも美味しいですから!」

 

「…7番、『シードフレア』!」

「謝りますから拗ねないでください!…えーと、震えているのですが走れるのですか?」

「あぁ、それは問題ないらしい。タキオンが言うには体が温まる終わり辺りに面白いことがみれるとか何とか。」

「面白いこと?因みに今回は誰と誰の組み合わせでしょうか?」

「アグネスフライトとニシノフラワー。」

「フライトさんの『因子』が使われてますのね!素晴らしい!」

「今度はマックイーンにワサビがネタの寿司でも食わせようかな…」

「だからお止めなさい!」

 

「8番、ユキノビジン!」

「雪の天候は彼女の得意フィールド…どうなるのでしょうか?」

 

「9番、ダイワスカーレット!」

「サンタ衣装…まさかの全員参加でしたか…」

 

「10番、マーベラスサンデー!」

「マヤノさんとフライトさんに続いてでしょうか?差しに期待が集まりますわ」

 

「11番、タイキブリザード!」

「あら?ブリザードさんも参戦ですの?先行を得意していたのは記憶にありますが…久々のレースどう走るか注目です。」

 

「ラスト、スペシャルウィーク!」

「水着!?場違いにもほどが有りますわよ!早く着替えさせなさい!」

「大丈夫だろ?アイツの地元は雪積もってるくらいだし。」

「そんな訳ないでしょうが!スペシャルウィークさん、着替えなさ…速っ!」

「一瞬で普通の勝負服に着替えたな。寒かったかあるいは…以上、この12人だ!全員ゲートに入ってくれ!」

 

各ウマ娘たちが綺麗にゲートへと入り…レースが始まった!

 

………

 

「スタートしたな!注目の先行争いは…ダイワスカーレットかホッコータルマエか!その後ろにビワハヤヒデとユキノビジン、1バ身離れタイキブリザードとオグリキャップが続く!そのままコーナーカーブした!」

 

「第3コーナーまでの長い直線に入りましたわ。中団はウオッカと『シードフレア』、マーベラスサンデー、スペシャルウィーク!さらにすぐ後ろにマヤノトップガンとアグネスフライト。」

「で、ハナを取ったのはダイワスカーレットか…2番にホッコータルマエ。タイキブリザードが上がってきたか3番手!」

「そのすぐ後ろにビワハヤヒデ、ユキノビジン、オグリキャップが続いていますわね。そして3バ身程離れた後ろの集団は…マーベラスサンデーとスペシャルウィークが並んで間に『シードフレア』、外からウオッカが巻き返しを狙っていますわ。」

「第3コーナーに入ったな…後方のマヤノトップガンとアグネスフライトもペースをあげてきた。いよいよ最終コーナーだ!」

「混戦状態となってきましたわね。」

 

「さぁ、最終コーナーを曲がって先頭にいるのはダイワスカーレット!ホッコータルマエはバ群へと沈んでいった!」

「適性によるものでしょうか。そして…かなりの混戦状態…抜けてきたのはスペシャルウィークと『シードフレア』…!?」

「おいおい…何だよアレ!?どうなってんだよマックイーン?」

「私にも分かりませんわ!『シードフレア』さんが…芦毛へと変わっていますわ!」

「これがタキオンの言ってたの面白いことか…何人かが気を取られちまったな!だが、先頭は先頭しか見ていなかったダイワスカーレット!2番手『シードフレア』がどんどん差を詰める!」

「外から…アグネスフライトも来てますわ!」

「フライト…最初から狙いは『シードフレア』だったのかよ!先頭ダイワスカーレット、それに『シードフレア』とアグネスフライトが差を詰める!」

「ここで3人が並んでゴールイン!…ほぼ同時に見えたのですが…どうなのでしょうか?」

「…写真判定だな。…お、おぉ!?フライトか?『シードフレア』か?どっちだ?」

「これは…同着でしょうか?」

「あぁ…写真判定の結果、アグネスフライトと『シードフレア』の同着だ!!3着にはダイワスカーレット!」

「見事なレースでしたわ!」

「あぁ、そうだな…フライト。私はお前がいつか公式になるのことを願ってるから…今は休んでくれ。」

「ゴールドシップさん?」

「何でもない!んじゃ、またな~!」

 

 

ーーー

 

タキオンメモ:『合成因子第XXX号シードフレアについて』

 

XX月XX日

・誕生

→お姉ちゃんの『因子』とフラワー君の『因子』を合成し、完成した第XXX号の『合成因子』に『シードフレア』と名付けた。

 

XX月XX日

・身体能力

→メジロブライトとの並走による計測結果より『シードフレア』は適正バ場は芝のみ。また、適正距離は短距離~中距離と判断する。

 

・適正脚質

→得意脚質は差し>先行=追い込み>>>>逃げだった。

 

 

XX月XX日

・レース実行

→アグネスフライト、ウオッカ、オグリキャップ、スペシャルウィーク、タイキブリザード、ダイワスカーレット、ビワハヤヒデ、ホッコータルマエ、マーベラスサンデー、マヤノトップガン、ユキノビジンとの特別レースに出走。最後の直線でダイワスカーレットを差しきり、大外からきたアグネスフライトと同着。

 

 

余談(他の特徴)

・寒さに弱い

→18度以下の環境で寒いと感じる体質とのこと。

 

・形態変化

→ウマ娘や人間と同じ恒温動物ではあるものの、寒いと髪が短くなり、鹿毛(緑色)へと変化する。

 

 

以上が『シードフレア』の記録である。

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