因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ!   作:アマノジャック

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本日、ビートブラックが亡くなりました。私は去年の天皇賞(春)にて、誘導馬としての彼の姿を実際にみていたので…ちょっと胸にくるものがあります。

『その後の話1 きっと空を』でアグネスフライトの担当ウマ娘の1人として紹介しており…ノースフライトが本家で育成出来るようになった後に1話その書こうとしていました。

ビートブラック…お疲れ様でした。


第EX話 青嵐のステイヤー + マイルの女王 = 血濡れし竜巻

トレセン学園にて、今日もアグネスタキオンによる特別レースが始まろうとしていた。

 

「さぁさぁ、『ブラッドトーネード』君をゲストに今日も特別レースを行っていくよ。」

 

パチパチパチパチ

 

拍手と共にゲストである青毛の『ウマ人』が入ってくる。

 

「傷だらけね…大丈夫かしら?」

「歴戦って感じはあるけど…」

「綺麗な毛…」

 

「条件は3200mの芝、右回り、バ場状態は良、天気は晴れだよ。さぁ、参加したい者は手をあげたまえ!」

 

参加希望のウマ娘たちが次々と手を上がる。

 

「ワガハイ、参加するである!」

 

1人目、ヒシミラクル。

 

「……貴重な長距離レースですね。」

 

2人目、マンハッタンカフェ。

 

「…(ソウジ)がいる。…なら走る。」

 

3人目、ディープインパクト。一気に周りの手が下がる。

 

………

 

「よっしゃ!ゴルシちゃんも参加してやるぜ!」

 

8人目、ゴールドシップ。

 

「ビートちゃん!行ってきなさい!」

「えぇ!?あの…フライトさん?ディープインパクトがいるのですけど!?」

「トレーナー命令!もう1人、三冠ウマ娘に勝ってきなさい!」

「………はい。」

 

ラスト、『ビートブラック』。

 

これ以上手は上がらなかったため…計9人でのレースとなった。

 

 

ーーー

 

「ピスピース!みなさんの学級委員長サクラバクシンオーです!」

「ピスピース、グラスワンダーです~」

「えー、ゴルシさんとマックイーンさんが出走のようですので今回は私たちで実況をさせていただきます!」

「よろしくお願いしますね。」

「いやー、天皇賞(春)と同条件のレースですか。かくいう私も昔、1200m×3を3600mの長距離レースだと騙されたこともありましたが…」

「あのー、バクシンオーさん。コースの外にいるあなたのトレーナーが過呼吸気味になっているのですが?」

「ハッハッハッ!何時かは走らせてくれるという約束は守ってくれましたので、私にとっては笑い話ですよ!」

「えーと、去年のドリームトロフィーシリーズの有マ記念のことでしょうか?」

「ディープインパクトさんに惨敗でしたけどね…ハッハッハッ…はぁ。ドリームにて唯一の黒星を付けられてしまいました…」

「…今までデュランダルさんやカナロアさんらを抑えて無敗のまま勝ち続けられる時点で凄いことなのですよ?」

 

「ではでは、切り替えまして…出走メンバーの紹介に参りましょう!1番、『ビートブラック』!」

「フライトさんが現在担当をしているウマ娘の1人ですね。作者さんが言うには『ノースフライトが実装されたら何らかの形を登場させようとしてたけど…こんな形で…』とのことです。」

「ハッハッハッ…グラスさん?急に何を仰っているのでしょうか?」

「私…こっち側のウマ娘ですのであまりお気になさらないでください。」

「よく分かりませんが分かりました。逃げの彼女が最内枠を取れたのは大きいと思いますよ!」

「そうですね。進む距離がガラリと変わりますからね。」

 

「2番、ゴールドシップ。」

「内の枠を引いてしまいましたか…前でいかないのでちょっと勿体なく思いますね。」

 

「3番、『ブラッドトーネード』!」

「歴戦の猛者って感じがしますね…ブラッドということは誰かの成分が濃いのでしょうか?」

「感じます!恐らくですが…フライトさんの『因子』が使われているのでしょう!…あ!アグネスフライトさんではなくてノースフライトさんのことですよ!」

「…それって…長距離は走れるのでしょうか?」

「私が走ったくらいです!問題ありません!」

「心配が大きくなりました。」

 

「4番、ヒシミラクル!」

「隣のディープインパクトさんの視線を気にしていますね…ちょっと緊張気味でしょうか。」

「いやー、彼女の人事には私も何度も助けられました!主に勉強面で!」

「この世界では天皇賞(春)を連覇した猛者ですからね…ゴルシさんとのロングスパートが見所かと。」

「この世界?」

「作者さんがその時のレースを執筆しているそうなので投稿されることを気長にお待ちくださいね。」

「???」

 

「5番、ディープインパクト!」

「…2つ隣の『ブラッドトーネード』を凝視していますね。気のせいか尻尾もバタバタして落ち着かない様子です。ですが…最強なのは事実。後ろからくる末脚…はぁ、想像だけで震えますね。」

 

「6番、メジロマックイーン!」

「このメンバーの中では前の方から走るウマ娘ですね…後続をどこで引き離すかに注目です。」

 

「7番、マンハッタンカフェ!」

「彼女はやはり鋭いスパートかと…あと、ディープインパクトさんを意識してるように見えます。」

「ずばり、恋のライバルですね!」

「おそらくは…」

「…え?あの…ボケたつもりなのですが…」

「フフフ…そうでしたか。」

 

「…8番、メジロブライト!」

「ミラクルさん、ゴルシさん、同様にロングスパートを得意としていますね。どこでスパートをきってくるか…でしょうか。」

 

「ラスト、ライスシャワー!」

「強力なウマ娘たちが多い中…誰をマークするかに注目です。おそらくはマックイーンさんをマークすると思われますが…」

「出走者は以上になります!みなさん、ゲートに向かってください!」

 

各ウマ娘たちがゲートへと入っていく。特に問題なくゲートインが終わり…レースが始まった!

 

………

 

「スタートしました!ゴールドシップがいいスタートです!先頭は…まさかのライスシャワーです!ビートブラックは控えて2番手!3番争いにはメジロマックイーンと『ブラッドトーネード』。ゴールドシップは後退した。」

「後ろの集団はヒシミラクル、マンハッタンカフェと並びまして…1バ身後ろにメジロブライト。さらに間が空いてゴールドシップ。ディープインパクトは最後方からのレースになりました。」

 

「さて、第4コーナーを曲がりまして…スタンド側のコースにきましたね…あと、1周走る訳ですが…先頭はライスシャワー。やや困惑した顔が見えます。それを意識してか前とは1バ身差をキープしているビートブラック。3番にメジロマックイーン、その真後ろにポジションを取った『ブラッドトーネード』。」

「ここでメジロブライトがペースを上げてきたのでしょうか…現在5番手です。ヒシミラクル、マンハッタンカフェと並んで…ゴールドシップとディープインパクトが並んでいます。コーナーに入りました!」

 

「おやおや?ここでビートブラック、加速してきたかライスシャワーをかわして先頭へと変わりました!ライスシャワー、焦らず自分のペースをキープする。メジロマックイーン、『ブラッドトーネード』はそのままの位置をキープ。それに向かってメジロブライトが迫ってきています!」

「向こう正面…!ヒシミラクルとゴールドシップがもう仕掛けてきたようです!ペースを上げて前へ目指しています。」

 

「ここでメジロマックイーンもペースを上げてきました!高いスピードとスタミナを活かし、前のライスシャワーを捉えにかかる!それに合わせる『ブラッドトーネード』!その後ろにはメジロブライトがきています!さらにディープインパクトもここで仕掛けてきたか!すごい加速です!」

「最終コーナー…先頭はビートブラック。後ろとの差は6バ身ほどありますが…このまま逃げきれるのでしょうか。ここでメジロマックイーンと『ブラッドトーネード』がライスシャワーをかわしました。」

 

「さてさて、先頭はビートブラックですが…その差はドンドン詰められています。メジロマックイーンが迫って…ディープインパクトぉ!?ディープインパクトがもうそこまで来ています!ディープインパクトが外からかわ…せない!内の『ブラッドトーネード』がディープインパクトに併せてきました!『ブラッドトーネード』、ディープインパクトがビートブラックとメジロマックイーンをかわして…完全にこの2人の勝負になりました!」

「ディープインパクトに動揺がみられます、しかし…『ブラッドトーネード』をとらえようと外から迫ります……?…差が変わらない、これ以上は伸びないのでしょうか?残り100。」

「『ブラッドトーネード』、完全にディープインパクトの動きを読んでいるのか、彼女に差を詰めさせない!そして、そのままゴールイン!勝ったのは『ブラッドトーネード』です!!」

 

「…あの人はディープインパクトにも勝てると言うのですか。」

「グラスさん…あれはあくまでも『合成因子』の強さです!それに、担当なのですから弱点を知っているのは当然だと思いますよ!」

「バクシンオーさん…」

「私も初見では『ダイナマイト』に負けてしまいましたが…それ以降は圧勝しています!」

「あなたもあなたで凄いですね…」

「ハッハッハッ!褒めても桜餅くらいしか出ませんよ!では、みなさん!今回のレースはここまでです!また何時か会いましょう!」

「私ももう29歳ですか…時の流れは早いですね。」

 

ーーー

 

タキオンメモ:『番外編合成因子ブラッドトーネードについて』

 

XX月XX日

・誕生

→お姉ちゃんの担当ウマ娘であるビートブラック君の『因子』を入手。解析すると以前に入手したノースフライトの成分があった。『へアリーブラッド』を目標に合成し、完成した『合成因子』に『ブラッドトーネード』と名付けた。

 

XX月XX日

・身体能力

→ダイワスカーレットとの併走により計測すると、適正バ場は芝のみ。また、適正距離はマイル~長距離と判断する。

 

・適正脚質

→身体能力同様の方法で計測した結果、先行>逃げ=差し>>>>追い込みと判断する。

 

XX月XX日

・レース実行

→ゴールドシップ、ディープインパクト、ビートブラック、ヒシミラクル、マンハッタンカフェ、メジロブライト、メジロマックイーン、ライスシャワーとの特別レースに出走。メジロマックイーンと共にレースをすすめ、最後の直線で内からディープインパクトの動きと合わせることで外から差させず逃げきって勝利した。

 

余談(その他の特徴)

・身体全体の傷

→『ウマ人』化と同時に全身に浅い亀裂が走る。しかし、他の『ブラッド』が付く『合成因子』のように体毛が血で染まることは無かった。まだまだ調べれることはありそうだ。

 

以上が『ブラッドトーネード』の記録である。

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