因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ! 作:アマノジャック
今日は安田記念…私が応援するのは『ダノンザキット』!安田記念と言えばジャスタウェイ!なので親子制覇を期待して応援させていただきます!『ホウオウアマゾン』と『サリオス』も名前が好きなので頑張って欲しいですね!
勝ったのはソングライン!ゴールドシップの15理論が当たった!?
お疲れ様でした…あなたたちの応援馬券は取っておきましょう!
この作品のお気に入りが100件を越えました!非常に嬉しいです、登録者の皆様ありがとうございました!これからもこの作品をよろしくお願いします。
今回は作中に新しいオリジナルのウマ娘が出てきます…それでも良い方はどうぞ!
今日はアグネスタキオンの決断の日…つまり、ダートの特別レースが始まろうとしていた。
「さぁさぁ、お姉ちゃんと『ガッツザベスト』君をゲストに今日も特別レースを開いていていくよ。」
ザワザワザワザワ
「『ガッツザベスト』?やっぱり知らないウマ娘だ…タキオン先輩は一体どこから連れてきているのだろう?」
「やっぱり前のレースといい、フライト先輩の雰囲気が違うな…どうしてだろうか?」
周囲の反応が関心かは疑心になってきているが気にせずアグネスタキオンは言葉を続ける。
「条件は1800mのダートコース、バ場は不良、天気は雨、といったところだ。そして…今回は私も参加しよう。参加者はいるかね?」
ザワザワザワザワ
「チャンピンズカップと同じ距離だ!」
「それよりタキオン先輩がダート!?」
「やっぱりアグネスタキオンがフェブラリーSに出走するって噂は本当だったのか!」
「…あれ?フライト先輩も走るんだよね?フライト先輩ってダート走れたっけ?」
周囲が驚きを隠せない中、1人のウマ娘が手を上げた!
「は~い!ファル子参加しま~す☆」
スマートファルコン…トゥインクルデビューはまだなものの現時点で既にダートでのポテンシャルが高いウマ娘だ。
「フェブラリーS?だったらウインディちゃんも参加するのだ!」
シンコウウインディ…G1となった年のフェブラリーSを勝利したウマ娘。トゥインクルは既に引退済みなもののアグネスタキオンにとってはとんでもなくありがたい参加者だ。
「フフフ…エルも参加するデース!キングも一緒に出ましょう!」
「私、ダートは得意じゃないわよ!?」
「でもフェブラリーSは出走していたでしょ?」
「それとこれとは話が別よ!」
「ダメ…でしょうか?」
「分かったわよ!キングも出るわ!」
「流石キングデース!」
「おーほっほっほっ!やるからには勝たせてもらうわ!」
エルコンドルパサーとキングヘイローも手をあげた!これ以上参加者はいなかったため計7名でのレースとなった。
ーーー
「ピスピース、お前ら久しぶりだな!毎度お馴染み、実況担当のゴルシちゃんだぞ!解説は…」
「…メジロマックイーンですわ。」
「どうしたマックイーン?テンション低いぞ?」
「いえ、先日色々とありまして…あなたも見ていたでしょ?」
「おう!栗毛のマックイーン可愛かったぞ!」
「可愛っ…ではなくて!私の体が改造されたのですのよ?」
「でも自分では出来ない走りが出来たんだろ?私なんて体の『因子』を全部抜かれて、はい、放置!って感じだったんだぞ!その間、ぐったりしてて尻尾どころか口すら動かせずに過ごすことになったんだよ!」
「知りませんわよ!早く出走しますウマ娘を紹介してくださいませ!」
「マックイーンが言い出したことなのに…1番、シンコウウインディ!」
「G1レースとなったフェブラリーSの初代王者ですわね。タキオンさんが出ると聞いたので何か闘走心に火がついたのでしょうか?」
「2番、キングヘイロー!」
「確かに彼女もフェブラリーS経験者ではあるのですが…あまり、ダートは得意では無かったような…」
「まぁ、エルコンドルパサーの付き添いだろうな!だけど…やるからには絶対に手を抜くウマ娘ではないぜ!」
「そうですわね。キングヘイローさんですから。」
「3番、アグネスフライトこと『アカキユウシャ』!」
「デジタルさんとスカーレットさんの『合成因子』で…ん?デジタルさんって確か去年のフェブラリーSの勝者でしたわよね?でも今年は…」
「だから選んだんじゃね?次、行くぞ?」
「は、はい!どうぞ!」
「4番、『ガッツザベスト』!」
「これは誰との『合成因子』でしょうか?」
「ハルウララとキングヘイローらしい。」
「ウララさんですか、なるほど…ダート用に作られたのでしょう。『合成因子』の元であるキングヘイローさんが参加するのは偶然…ですわよね?」
「5番、エルコンドルパサー!」
「彼女はトゥインクル時代にダート重賞での勝利がありました。正直なところダートでの彼女の強さは未知ですわね。」
「6番、スマートファルコン!」
「ウマドルなるものを目指しているウマ娘ですわ。そしてデビューこそまだなものの、あの体つき…ダート向けですわね。」
「本人は注目される芝の方がいいみたいだがな。今回は注目が集まってるから参加したんじゃね?」
「何はともあれ好走が期待できますわ。」
「ラスト、アグネスタキオン!」
「昨年、天皇賞(秋)と有マ記念を勝利した彼女ですが…ダートへ路線変更するという噂が流れてます。フライトさんからフェブラリーSに出走すると聞いてますが…本当のところはどうなのでしょうか?私も真相が気になりますわ。」
「以上、この7人だ!全員ゲートに入ってくれ!」
各ウマ娘たちがゲートへと入り…レースが始まった!
………
「スタートしたな!先頭は…スマートファルコン!で、シンコウウインディ、エルコンドルパサー、『アカキユウシャ』、アグネスタキオンの激しい位置争いだ!」
「後方はキングヘイローと『ガッツザベスト』。こちらは…互いに様子見といったところでしょう。特にキングヘイローは慣れていないバ場での消耗は避けたいですからね。」
「最初のカーブ…先頭は変わらずスマートファルコン。そして2番手に来たのは…何とアグネスタキオンだ!このポジションのまま最後まで行く気か!?そのすぐ後ろにエルコンドルパサー、『アカキユウシャ』、シンコウウインディが続く!」
「後ろでは『ガッツザベスト』が前に出たようですわね。キングヘイローが最後方。」
「…タキオン、普通に走れてるよな。」
「えぇ…」
「さぁ、2つのカーブを曲がって長めの直線へと入っていった!先頭のスマートファルコンは少しペースを上げたか?後続を大きく離していく!しかし、アグネスタキオンがここでペースをあげてきた!スマートファルコンを捉えにかかる!」
「第3、4カーブ後の直線は短いですから、ここで差を広げにきたのでしょう。…しかし、離されないようにするのがやっとのようですわね。」
「3番にシンコウウインディ、その後ろに『アカキユウシャ』、エルコンドルパサー、『ガッツザベスト』、キングヘイローと続いていく!…なぁ、マックイーン。」
「何でしょうか?」
「タキオンとファル子…掛かってるんじゃね?」
「…そうですわね。前の取り合いをしてますわ。」
「さぁ、最終コーナーを曲がって残るは短い直線!先頭は…シンコウウインディ!『アカキユウシャ』がこれに食らいつく!」
「スタミナを使いきったスマートファルコンさんとアグネスタキオンさんはヘロヘロになってますわね…あ、最後方だったキングヘイローさんにかわされました。」
「さて、これはどうなるか、大外から『ガッツザベスト』が来ているが…シンコウウインディと『アカキユウシャ』の真っ向勝負だー!シンコウウインディが『アカキユウシャ』よりも半バ身ほど前にいる!そのまま、行くか?行くか…行ったぁぁー!1着はシンコウウインディ!」
「流石フェブラリーS初代G1王者…チャンピンズカップの距離も勝ちましたわね。…さて、タキオンさんはどうするのでしょうか?」
「結構ボロボロだったしな…やめるんじゃね?」
「今年は例年よりも距離が200mも伸びてますからね…」
「は?」
「ご存知無いのですか?まだ東京レース場が使えないから中山レース場で行われるとのことで…タキオンさんの今回のレースはそれを想定していたものとばかり…」
「…じゃあ、出るな。」
「はい?」
「タキオンはフェブラリーSに出走する、って言ったんだよ!…ははっ、面白いことが起きそうだぜ!」
「えぇ!?どういうことですの?」
「んじゃ、今回の特別レースはここまでだ!バイバイ!」
「いえ、まだ詳細を…」
ーーー
レースが終わったアグネスタキオンはスマートファルコンと共に研究室へ向かっていった。そして今、人間へと戻ったソウジとスマートファルコンの担当トレーナー"ハヤト"が研究室へと走っていた。…マンハッタンカフェよりファンサという名目でスマートファルコンの生体実験を行っていると通報があったのだ。
「ほらハヤト、置いていくぞ!タキオンのモルモットは俺だけだ!」
「ソウジ先輩、速いっす!今の先輩、下手すりゃウマ娘並みの速さっすよ!」
「いいから付いてこい!お前の愛バがモルモット5号になっちまうかもしれないぞ!」
「既に2~4号がいるんですか!?」
研究室へ着いたと同時に勢いよく扉を開く!
ガチャ
『タキオン(ファル子)!…?』
「ふむ…君はアリュール君が勝つと…」
「うん☆あの人はファル子にとってすごく特別な先輩で、ウマ娘としてのファル子の憧れなの!…協力ってこんな話でいいの?」
「あぁ。正直なところ『因子』を提供してくれた時点で十分過ぎるくらいだよ。」
そこにいたのは…楽しそうに紅茶を飲むアグネスタキオンとスマートファルコンの姿だった。
「何してるの?」
「あ、トレーナーさん!タキオンちゃんがファル子のファンになったの!それでダートに興味があるみたいで、色々と聞いてきたから教えていたの☆それで来月のフェブラリーSで誰か勝つか、と聞かれてて…」
「紅茶を飲んでいたと?」
「タキオン、変な薬とか入れてないよな?」
「君は私を何だと思っているんだ?」
「マッドサイエンティスト。」
「ちょうど昨日、『耳に蚊が飛ぶ幻聴が聞こえ続ける薬』が完成したのだが…」
「悪かった悪かった!俺はそんなの飲みたくない!」
「それはまた今度にしておこう…」
「おい!」
「それで例の件だが…決めたよ。私はフェブラリーSに出走しよう。」
「そうか。」
『え!?』
アグネスタキオンの台詞にスマートファルコンとハヤトが固まる。
「タキオンちゃん…フェブラリーSに出るの?」
「先輩、今回のレース的にハッキリと言いますが…無謀なのでは?」
「普通はそう思うよな。まぁ…良かったら月末の平安Sを見てくれよ。」
「アグネスタキオンを平安Sに出走させるのですか!?」
ーーー
平安Sの当日…
『スマートボーイがペースを上げて残り100!
ここでアグネスタキオン!
アグネスタキオンがかわした!
スマートボーイを1、2…3バ身引き離し、アグネスタキオンが1着ゴールイン!
ダートでもこの速さ…何て強いんだアグネスタキオン!』
『ワァァァーッ!』
「マジか…これ、フェブラリーSも勝てるんじゃないか?」
「…噂じゃアメリカのBCクラシックを目指してるらしいよ。」
「おいおい…エイシンプレストンやアグネスデジタルに続いて海外のG1勝利するんじゃないか?」
「というかアグネスタキオンって天皇賞(秋)勝ったよな?…フェブラリーSも勝てばアグネスデジタルと同じじゃないか?」
「2人が出走するレースが楽しみだな!」
アグネスタキオン、勝利。
ーーー
「ファル子、あれがアグネスタキオンか?」
「はい…アリュール先輩…でも、私はあなたが勝つと信じてます!スーパーウマドルのあなたなら!」
「あぁ…有マ記念を勝利している強敵だ。だからこそ倒しがいがあると言うもの…ところでファル子、ウマドルって何?」
「あっ!えーと…しゃい☆」
「…」グチョ
「アリュール先輩!?」
「ファル子…私は勝つよ。ダートとターフの違い…アグネスタキオンに教えないとね。」
ゴールドアリュール…今年シニア級へと入ったウマ娘。昨年ジャパンダートダービー、ダービーグランプリ、東京大賞典とG1レースを3勝している猛者である。そして、来月のフェブラリーSに出走するため、アグネスタキオンにとっては大きな壁となるだろう。ゴールドアリュールは持っていた空き缶を握り潰しニヤリと笑った。
合成因子三号『アカキユウシャ』が更新されました▼
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・おまけ
ゴールドアリュール…アグネスタキオンとは1つ下の世代の競走馬。主な勝利はジャパンダートダービ、ダービーグランプリ、東京大賞典、フェブラリーS。クラシック級でG1レースを3勝していたためイーグルカフェ、アグネスデジタル、アドマイヤドン達を抑えて、この年の最優秀ダートホースを受賞した。しかし、2003年の帝王賞後に病気により引退。その後種牡馬となり、スマートファルコン、コパノリッキー、ナランフレグなど11頭のG1馬が生まれた。ナランフレグは今日の安田記念を出走する。
さて、アグネスタキオンのフェブラリーS出走が決まりました!レース展開はどうなるか…ん?『合成因子』?忘れてませんよ!…本当ですよ!しかし…私自身が燃え尽きてしまいました。ちょっと、筆を置かせてもらいます。早ければ宝塚記念辺りにまた投稿させて貰えればと思います。ここまで読んでいただきありがとうごさいました!