因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ! 作:アマノジャック
中山でのレースが終わったアグネスタキオンとソウジであったが…何故か今、アグネスフライトとマンハッタンカフェと共に麻雀をしていた。
「ロン!えーと…満貫、8000だよトレーナー君。」
「がぁー、飛んだ!また俺の負けか…」
「ソウジトレーナー弱すぎ!」
「というか、タキオンの親が回れば俺の負けが確定してないか?」
「…確かに。先程は私が親の時にフライトさんが箱になり、タキオンさんが勝ちましたからね。」
「あれは…運が悪かっただけよ!たまたまよ!」
「と言いますか…タキオンさん、今のところ全勝ですね。もう5回はしてるというのに…」
「ラプラスの悪魔でも憑依してるのか…?」
「さぁ…トレーナー君?次は『パソコンやスマホなどのちょっとした待機時間がものすごく長く感じる薬』を飲んでもらおうか。」グイッ
「嫌だ!あれはかなりイラつくんだ…あぁーー!」
ゴクン
「うぅ…」
「効果は3日程続くよ。」
「…あれって仕事に支障出ません?」
「出ないとは思うけど…ストレスは増えそうね。」
ソウジの体は頭だけが発光し、両手の人差し指がマイナスドライバーになり、常に耳元を手で払っている。そして、アグネスフライトの髪は『アナザー』じゃないにも関わらず芦毛へと変色していた。こうなった経緯を語っていこう。話は3時間程前に戻る。
ーーー
フェブラリーS後の研究室内にてファンから大量に送られたバレンタインのチョコを食べているととある小包を見つけた。その中身は…
「おぉ!すげぇ似合うじゃねぇか!」
「ありがとう、ジャンポケ君からのプレゼントだよ。…本当にくれるとは。…いい履き心地だね。」
ジャングルポケットより送られた白いハイヒールだった。アグネスタキオンはそれを履き、歩いてみる。
「じゃあ、早速それで俺の尻を踏…」
「何を言ってるんだ!これはレース用…ではないな、ウイニングライブ用だ!君の欲望を満たすためのものじゃない!」
「悪かった、悪かった、冗談だよ。ジャングルポケットからのプレゼントでは頼まないよ。普通に頼むから!」
「普通に…頼む?」
「タキオン、君の素足で俺の尻を踏んでくれ!」
「本当に君は何を言ってるんだ!?」
ソウジは変態であった。
「話は聞かせて貰ったわ!」
「お姉ちゃん?」
「ソウジトレーナー、タキオンちゃんに踏まれたいなら…勝負して勝ってからにしてください!」
「勝負?」
「これです!」
アグネスフライトが持っていたのは「北」と書かれた牌だった。
………
机に牌を広げ、全員の手でかき混ぜる。つまり…麻雀を始めたのだ。
「まさか、ここで麻雀をすることになるとはね…面白そうだ。」
「フライト、これはどこで手に入れたんだ?」
「ナカヤマちゃんからの没収品ですよ!私って風紀委員ですし!」
「にしては結構色々と持ってきたようだねえ、お姉ちゃん。」
「ゴルシちゃんもいたからかな?麻雀セット以外にはカタンとソクラテスラ、十面ダイス、イカサマダイス、ソードワールド2.5…」
「持ち込み過ぎ…いえ、それよりも没収品で遊んでいいのでしょうか?」
「私がいいって言ったからいいの!バンブーちゃんにさえバレなければ…コホン、勝った人がタキオンちゃんに踏んでもらえます!それも素足で!」
「つまり景品はタキオンの足と言うことか…」
「…私はその景品要らないのですが。」
アグネスフライトも変態であった。しかし、それで喜ぶのはこの2人だけであるためアグネスタキオンやマンハッタンカフェにメリットはない。
「まぁまぁ、景品としては『1位になった者が最下位へ命令する』にしようじゃないか。私が負けることは無いだろうが…もし、私を最下位に出来たなら、1日私のことを好きにしていいとも。雑用でも抱き枕でも何でも言うことを聞こうじゃないか!」
『絶対に勝ってやる!!』
アグネスタキオンの一言にソウジとアグネスフライトのボルテージがさらに上がった。
「盛り上がってるのはソウジトレーナーとフライトさんだけ…ではないようですね。」
「今更だがマンハッタンカフェは参加するのか?」
「…えぇ、私も参加しますよ。」
「へぇ、意外だな。何かタキオンにして欲しいことでもあるのか?」
「…前に断られたコーヒー風呂を体験して貰おうかな、と。」
マンハッタンカフェも参加した。
「ただし!私に負けたらその度にモルモットになって貰うよ。」
『うっ…!』
「いや、そうなるでしょう。…それにしても凄い自信ですね、皆さん麻雀をしたことは…」
「勿論無いとも。」
「俺も無い!」
「私も!」
「私も無いのですが…これはまず、ゲームとして成り立ちますか?このままですと、ずっと牌と牌をレッツ・ラ・まぜまぜ、することになりそうです。」
「マンハッタンカフェ、君の中の人的には牌をハギュゥって言ってくれた方が…」
「いや何の話ですか!?」
「お姉ちゃんはまだ公式にいないウマ娘だからね。何と言えばいいか…つまりトレーナー君は私に煌めく星の力で変身する虹色の戦士になって欲しいという話だ。」
「いやいや、本当に何の話!?」
「あー…気にしないでくれ。でだ、フライト。麻雀の方だが…」
「大丈夫です!スマホで調べながらしますので!」
「ふむ、机の上だとサイコロが邪魔だね。…私が預かっておこう。」
「えーと、まずは牌を2段に重ねて山を…」
アグネスフライトがルールを説明すると何やかんや上手くいき、ソウジが3回、アグネスフライトが1回、最下位となり、その度にアグネスタキオンからの罰ゲームを受けることとなった。
ーーー
6回目…最終局にて…
「ポン!よし、中と白が来たから後は發だけ…」
「ツモ!ふむ、リーチ1発でドラもかなり乗ってるからこの役は…親倍満、8000オールだねぇ…」
『飛んだー!!』
「同点で飛びましたね……どうするのですか?」
「俺はもう実験出来ないくらいに全身実験まみれだよな?フライトにするよな?」
「何言ってるのですか!?これだけ出来るならもう1つ増えるくらい何て事は…」
「よし、次はこの首輪にしよう…はい、2人とも…じっとして!」
『ー!』
ガチャ、ガチャ
「…タキオンさん、今度は何をしたのですか?」
「互いの中身を入れ替える装置だよ。検証回数がまだ数回なため、今試すことにしたよ。」
「よく作れましたね…」
「いやー!何で私が目の前に!?」
「あぁ…この前のやつか?ってとこは目の前にいる俺はフライトか?」
「そうですよ!私の体で変なことしないでくださいね!」
「ふむ…ではお約束のことをするか。胸はタキオンよりも大きい、と。」もみっ
「やめてー!!」ガシッ
「痛い!ドライバー指食い込んでる!食い込んでるから!」
「…って何?何か聴こえる…いや!虫!虫の羽音!?」
「お姉ちゃん、それは2回目の罰ゲームで飲ませた『耳に蚊が飛ぶ幻聴が聞こえ続ける薬』の効果だよ!」
アグネスフライト(inソウジ)とアグネスタキオンの2人で何とか、ソウジ(inアグネスフライト)を抑える。
「タキオン、この実験は別の実験と並行してするもんじゃないよ!俺以外は無理だ!」
「分かったとも!トレーナー君、首輪を外したまえ!解除キーは前と同じ右、左、真ん中だ。お姉ちゃんは私が!」
「あぁ!」ピッピッピッ
「じっとしていてね、お姉ちゃん!」グイッ
ピッピッピッ…ガチャ!
「ふー…」
「ちゃんと戻ってるよね?…うん、私の体だわ。」
「しかし…よくこんな物を作れましたね?」
「気がつけば出来ているものだよ。実験する機会があまりなかっただけさ。」
「…そろそろ、帰る時間かと。今日はただ遊んでいただけになりましたね。」
「あと1回だけ!タキオンだけの全勝で終わるのは何か嫌だ!」
「そうよ、せめてタキオンちゃんを勝たせないで終わらせたいわ!」
「…と言ってますが?」
「いいとも!また勝つのは私だがね…さっそく、混ぜて…!」
「ストップです。」ガシッ
牌を混ぜようとしたアグネスタキオンであったがマンハッタンカフェに止められる。
「どうしたんだいカフェ?」
「あなた…イカサマしてましたよね?」
「イカサマ?」
「…何を言ってるんだい?麻雀なんて今日初めてだというのにどうやってイカサマを…」
「タキオンさんが積んだ牌…役が固まってました。偶然かと思っていたのですが…意図的ですよね?」
アグネスタキオンが積んだ牌を返して見てみると確かに同じ牌が固まっていた。
「偶然だとも。それにそこの場所が毎回私が取れるとは限らないじゃないか。」
「えぇ…普通のサイコロならそうでしたとも。」パシッ
「ー!」ポロッ、ポロッ
マンハッタンがタキオンの腕を叩くとイカサマダイスが床に転がった。
「これ…フライトの没収品じゃねぇか!…タキオン?」
「タキオンちゃん?」
「…」ダラー
「…こうしましょう。最後の1回、"イカサマ無しで"タキオンさんが勝てば見逃しましょう。ただし、負ければ…」
「フフフ…」
「ククク…」
「くっ…勝てばいいのだろう?」
「…さぁ、始めましょうか。」
最後の勝負となり…
ーーー
「…よし!リーチだとも!」
「ロン!」
「何!?」
ソウジがアグネスタキオンの牌をロンしたことでアガった。
「これは…三暗刻とダブ東…ドラもありますね。フライトさん、何点ですか?」
「三倍満…24000だよ!」
「24000!?私が…飛んだ、だと?イカサマだ!」
「どの口が言うんだ!?…この通り、俺はイカサマなんてしてないぞ!」
「フフフ…タキオンちゃん?覚悟はいい?」
「くっ…好きにしたまえ。」
「…では、まずは私から…」
「待て待て!勝ったのはトレーナー君だろ?」
「そうですよ…ですので私たちの勝ちです。…では、今夜からさっそく一緒にコーヒー風呂に行きましょう。」
「えぇ!?」
「じゃあ、私とは次の休みにタキオンちゃんの服を買いに行くわよ!…色々試着させてあげる♪」
「通販で十分なのに…」
「ついでに踏む用のハイヒールも選んであげるわ♪」
「それは選らばなくてもいい!」
「んじゃ、その後に俺と24時間…は長過ぎるな。『12時間耐久うまぴょい伝説』だ!」
「君は何を言ってるんだ!?」
「ソウジトレーナー?何私の前でタキオンちゃんとうまぴょいとか言ってるのですか?死にたいのですか?」
「その時のタキオンの映像を送ろう。」
「ならば良し!」
「何も良くないよ!塀の向こうに行きたいのか君は!?」
「何言ってるんだ?ウイニングライブのトレーニングだよ。ひたすらに『うまぴょい伝説』を踊って貰います…俺の上で。ハイヒールはどっちでもいいぞ。」
「アウトー!法には触れないかもだけど色んな意味でアウトだよ、トレーナー君!」
「では、行きますよタキオンさん…」ガシッ
「カフェ!?」ズルズル
「私も行く~!尻尾とか耳とかおへそとか体の隅々まで綺麗にしてあげる♪」
「いや!自分で洗うとも!!トレーナー君!」ズルズル
「おう、たまには学生らしく楽しんでこい!」
「いやーー!」
アグネスタキオンはマンハッタンカフェとアグネスフライトに連れられ研究室を去った。その後、全身からコーヒーの匂いがしたり、姉の着せ替え人形になったり、トレーナーをステージに耐久ウイニングライブしたりと、全員の罰ゲームを何とか完遂したそうだ。
ーーー
そして、週が明け…
「…」フラフラ
「あのー、タキオンさん?随分とやつれてますが…大丈夫でしょうか?」
「あぁ…問題ないとも…あ!」クラッ
「ーー危ない!」ダキッ
「すまない…デジタル君…」フラフラ
「ひょえぇぇぇ!タキオンさんに抱きついてしまいましたぁぁ!あぁ、コーヒーのいい香り…」バタン
1週間、
アグネスタキオンの体力が100下がった
アグネスタキオンのスピードが10上がった!
アグネスタキオンのスタミナが50上がった!
アグネスタキオンのパワーが10上がった!
アグネスタキオンの根性が50上がった!
アグネスタキオンの賢さが30上がった!
「博打うち」のヒントLvが1上がった!
「注目の踊り子」のヒントLvが1上がった!
「アンラッキーセブン」になってしまった
アグネスデジタルの絆ゲージは最大だ!
イカサマダイスは重心をずらせるタイプで、タキオンが白衣の袖の中で器用にずらしてました。…そんなサイコロが現実にあるか知らないですが。