因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ!   作:アマノジャック

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はぁ…イベントのドーベル可愛かったな…どうも、牝馬大好き作者です。キタサンブラックの全冠を取りました。

今回で溜めた分はおしまいです…しばらくはサンブレイクで遊んできます!遅くともスプリンターズステークスにはまた戻ってきます。ではでは、どうぞ~!


第26話 飛行機はモルモットに嫉妬し、漆黒の帝王は大器の英雄に目をつける

「ふふふーん♪」

「タキオンちゃん、機嫌がいいわね。」

「…先日のファン感謝祭で…ファンのデータと特別レースへ参加したウマ娘の『因子』を手に入れたそうです。ミスターシービーさんと…シリウスシンボリさんのは…手に入れれなかったそうですが…」

「ダービーウマ娘たちの『因子』か…眩しいな…」

「フライトさん…アナタもその内の1人ですからね?」

「そうだけど~、あのレースでボロボロだったから~」

 

ファン感謝祭が終わり、アグネスタキオンは再び研究の日々へと戻っていた。しかし、今部屋にいるのは彼女を除くとマンハッタンカフェとアグネスフライトのみでソウジはいない。

 

「おぉ!やはり、ファンに囲まれると普段の私よりも幸福度が上がっている!そして、ファンの方は…何だ…かなり低いな…」シュン

「え!?そんなことは無いでしょ!」

「…誰を基準にしているのですか?」

「トレーナー君だが?」

『…人選ミスよ(です)!!』

「あれ?ってことは普段のタキオンちゃんはアイツといる時の幸福度は低いってこと?」

「…本当にただのトレーナーとしか思ってなかったのですか?」

「その…トレーナー君と一緒にいるデータだと…参考にならないから…」もじもじ

「でも今使用しているソウジトレーナーのデータは……タキオンさんが一緒にいる時に測ったものでしょ?」

「…はい。」

「お姉ちゃん妬けちゃうな…」

 

………

 

一方でソウジは理事長に呼ばれ、理事長室にいた。

 

「驚愕ッ!アグネスタキオンはドバイワールドカップには出なかったのか!」

「すみません、次は宝塚記念を考えていまして…海外のレースも挟むとなればタキオンにも負担が…」

「うむ…残念だが、承知した!全力全快であってこそウマ娘は力を発揮出来るもの!今後の活躍を期待しておるぞ!」

「ありがとうございます。」

「しかし!アグネスタキオンはアグネスデジタルを追いかけているものとばかり思っていた。」

「レースが偶然重なっていただけですよ。…それに宝塚記念でタキオンがねじ伏せてくれますよ!」

「ふむ!心意気は良し!だが、彼女の次のレースは安田記念だとのこと。果たして宝塚記念に出るかどうか…」

「うっ!…と、とにかく!アグネスタキオンの今後にご期待ください!では、失礼します。」

「あぁ、頑張りたまえ!」

「って待ってください!理事長、本題を忘れてますよ!」

「本題…ですか?ドバイワールドカップのことじゃなかったのですか?」

「いや、もう1つある!コホン、君の担当ウマ娘は現在アグネスタキオン1人であったな?」

「ええ、そうですが…」

 

ーーー

 

数分後、ソウジは研究室へと戻ってきた。

 

「タキオン!聞いて欲しいこと…が?」

 

「いやー、あの時のソウジの反応といったら…」ブンブン

『おろろろろ…』コポポポ

 

「いや、どういう状況!?」

 

ハイテンションに尻尾を振るアグネスタキオンと砂糖を吐くマンハッタンカフェとアグネスフライトがいた。

 

「いや、これは…その…実験だよ!前のファン感謝祭のファンから得た情報をカフェ達に言っていて…」

「さっき俺の名前を言ってなかったか?まぁいい…タキオン、俺はチームを持つことが決まった。」

「ーー!?チーム…だって?」

「あぁ、俺に指導して欲しいという生徒がかなり出てきたらしくて…」

「ダメだ!私のご飯や片付けなどの面倒をみてくれるは君じゃなきゃ嫌だ!それに…私は…まだまだ走れるんだ!どうして今なんだ!」

「落ち着け、今すぐにではない。…今年一杯はお前の専属だ。来年になっていきなり言われるよりいいだろ?それに…トレーナーとはそういう仕事だ。」

「…」

「何、お前との時間はちゃんと確保するさ。」

「トレーナー君…」

「本当に妬けちゃうな…」

「しかし…しかしだ!トレーナー君と私と一緒にいる時間が短くなるのは…いーーやーーだーー!」

「だぁー!!最近のお前、スイープトウショウ並にワガママだなぁ!おい!」

 

結局、駄々をこね始めたアグネスタキオンが落ち着くのに30分以上かかった。

 

ーーー

 

同時刻、練習場にてシンボリクリスエスはとあるウマ娘を抱えていた。

 

「待たせたシャカール。」

「別に待ってねェよ…誰だソイツ?」

「1人端っこで自主練してたようだから並走を誘ってみた。それで断らなかったから連れてきた。…そういえば名前をまだ聞いてないな。」

「すみません…まずは下ろしていただけますか?」

「おいおい…」

「あ、あの…私はゼンノロブロイと言います。シンボリクリスエスさんとエアシャカールさんですよね?」

「…あァ!?」

「ひぃぃ!すみません!」

「何びびってンだよ。…で、それがどうした?」

「お2人は…その…仲がいいのですか?すみません、ちょっと珍しい組み合わせかなーと思いまして…」

「…別に仲がいいって…」

「私は仲がいいと思っている。」

「ボリクリ!?」

「まぁ、ファインモーション程ではないだろうが…」

「あれはアイツが私に付きまとってくるだけだ!だから仲良く何かねェよ!」

「フフフ…」

 

緊張していたゼンノロブロイから笑みが溢れる。

 

「ゼンノロブロイ、私とシャカールは有マ前に走りあっては互いを高めてきた。」

「それでもタキオンには勝てなかッたがな。ンでオレは今はケガでボリクリの走りを見ることしか出来ねェ。もう引退したから好きに過ごさせてもらってる訳だ。」

「主にファインモーションの練習を見ているようだがな。」

「だから違ェよ!それにアイツも暫くレースに出ねェから好き勝手にしていただけだ!」

「話を戻そう。ゼンノロブロイ、私と一緒に走って欲しい。…少し君に運命を感じている。」

「…運命ですか?」

「君の次の出走レースは『青葉賞』だろ?」

「ー!何故それを!?ダービーを目指してるなんて、まだ誰にも言ってないのに…」

「去年の私と同じ『山吹賞』を勝ち取った君が気になっていた。それで運命を感じている。」

「えぇ!?」

「ンなロジカルじゃねェことで感じるなよ!ッたく、おいお前!」

「は、はい!」

「乗りかかった船だ。ボリクリと一緒に見てやるから走ってみろ。」

「はい!エアシャカールさん、ありがとうございます!シンボリクリスエスさん、行きましょう!」

「私はクリスエスでいい…シャカールもシャカールでいいだろ?」

「ンなもン好きに呼べ!」

「はい!ではシャカールさん、クリスエスさん…改めて、よろしくお願いします。」

 

エアシャカールとシンボリクリスエスのコンビにゼンノロブロイが加わった。

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