因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ!   作:アマノジャック

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どうも、昨日にキタスイの象徴であるピエドラデルーナちゃんの登録抹消を知り、ちょっと落ち込んでいる作者です。とりあえず…買っていた馬券をしばらく財布に入れておきましょう。

さて…ようやく宝塚記念です。数ヶ月前にディープボンドを応援してたのが懐かしいな…凱旋門賞で勝ってくれないかな…。バーイードの参戦が気になりますね。とりあえず、今回は前編ですので…どうぞ!


第33話 貴公子は宝塚記念へと出走する

宝塚記念…阪神レース場で行われる春のグランプリと呼ばれるG1レース。そこでアグネスタキオンはファン投票で1位を取り、1番人気での出走となった。

 

ーーー

 

「…」

「ゴールドアリュールの件、まだ気になるのか?」

「レースへと走る以上、ケガは常に付いてくるのは分かっていたことだ。しかし…」

「念のため、控え室でも足を見てやる。ただ、2度とお前にケガをして欲しくないからな…無理だけはするなよ?」

「分かっているとも。」

 

………

 

出走直前、最後の打ち合わせが終わり、ソウジはアグネスフライトに連れられ自分の席へと向かい、控え室で1人になったアグネスタキオンにジャングルポケットが訪ねてきた。

 

「やぁ、タキオン!調子はどうだ?」

「ジャンポケ君…問題無いとも。今回も私が圧倒的に勝つだけさ。」

「で、その靴で走るつもりか?」

「ー!」

 

アグネスタキオンが履いていたのはジャングルポケットからもらったウイニングライブ用の白いハイヒール…無意識だったようだ。

 

「…もう勝った気でいるとは…ここまで慢心しているつもりは無かったよ。」

「違うなタキオン、それは緊張だよ。」

「緊…張…?私がかい?」

「ハハハ…直前に気づけただけ良かったじゃないか?シンボリクリスエスにヒシミラクル、アグネスデジタルと君をライバル視している強力なウマ娘も多い…緊張しないのが不思議な話さ。ほら、深呼吸して!」

「すぅー…はぁー…」

「少しは落ち着いたかな。君は君の走りをすればいい…応援してるよ!これあげる!」

「これは…飛行機のプラモデル?」

「いや、折り紙で作ってるから…紙飛行機?」

「手先…器用過ぎないかい?」

 

ハイヒールに続き、ジャングルポケットは折り紙での作品をタキオンへと渡す。

 

「フクキタルから聞いた今日の君のラッキーアイテムだよ。」

「飛行機…お姉ちゃん…」

 

そして、アグネスタキオンはターフへと向かった。

 

ーーー

 

『さぁ、今年もやってきました春のグランプリ『宝塚記念』!

今年は誰が掴むか夢の舞台。

私の夢は…メジロマックイーンです。』

『あなた、天皇賞(春)でも同じことを言ってませんでしたか?

コホン、今年は参加するウマ娘は全部で18人…初のフルゲートでのレースとなりました。

ここで人気上位のウマ娘たちを紹介していきましょう。』

 

『まずは前回の『安田記念』にてレコード勝ち…アグネスデジタル!』

『G1レースを6勝している強者です。

今回のレースであのシンボリルドルフとテイエムオペラオーに並ぶかどうか…期待しています。』

 

『続いて最近絶好調のタップダンスシチー!』

『今年はツルマルボーイから猛追をかわし、金鯱賞を勝ち取っています…初のG1勝利になるか注目したいですね。』

『ゲート番号は17番…外の方ですね。』

『いかに自分のペースで走れるかが彼女にとっての課題だそうです。』

 

『3人目は今年の『皐月賞』と『東京優駿』を勝利しているネオユニヴァース!』

『クラシック級で勝利したウマ娘はまだいませんからね…期待は大きいですね。』

 

『続いて『大阪杯』『天皇賞(春)』、『金鯱賞』と好走を見せたツルマルボーイ!』

『上り最速のウマ娘ですね。

いかに気持ちよく仕掛けれるかが勝利への鍵になるでしょう。』

 

『そしてG1レースでの勝利はまだ無いものの『天皇賞(秋)』2着、『有マ記念』2着と共に好走を見せた、シンボリクリスエス!』

『ファン投票は7位と伸びなかったもののネオユニヴァースやアグネスデジタルを抑え、今回は2番人気です。』

『確かな実力はあるのですが…3年前のメイショウドトウを思い出しますね…』

『はい、ですが注目すべきウマ娘です。』

 

『6人目は私の一押し!

ファン投票2位を獲得しましたヒシミラクルです!』

『『菊花賞』、『天皇賞(春)』とG1レースを2勝したウマ娘ですね。

しかし人気は7番…春を締めくくる猛者たちが集まる今回のレースで強さを見せて欲しいです。』

『1度は偶然、2度は奇跡、3度目は…さぁ、運命の女神よ!

彼女にミラクルな勝利を!』

『ちゃんと実況してくださいね?』

 

『コホン、失礼しました。

最後に紹介しますのは『天皇賞(秋)』から復帰し1着を取るも、『ジャパンC』では2着。

そこからの『有マ記念』、『平安S』、『フェブラリーS』と重賞3連勝しておりますアグネスタキオンです!』

『芝、ダート共にG1レースを勝利しています。

現状、日本で最強のウマ娘と言っても過言ではないでしょう。』

『ファン投票、人気共に1番…さてこの期待に答え、春秋の『グランプリウマ娘』になることは出来るのか?

ゲート番号は7番です!』

 

ーーー

 

「…」

「人事は尽くした!今日は我輩が最強となる日…さぁ、アグネスタキオン!勝負である!」

「はぅ~!ミラクルさんのライバル宣言いただきました~!ですが今回の私は1人のウマ娘…タキオンさん!私があなたに勝ち、G1レース7勝のウマ娘になります!」

「…」

「タキオン殿?」

「タキオンさん?」

「…あぁ、全力で来たまえ…相手が誰であれ勝つのは最速の私だよ。」

『えぇ(はい)!』

 

そして、全員ゲートへ入り…ファンファーレが鳴る。ついに『宝塚記念』のゲートが開かれた。しかし…

 

「ー!」

「え?」

「おいおい…」

 

ザワザワザワザワザワ

 

『な、な、何と!

アグネスタキオン!

アグネスタキオンが大きく出遅れた!』

 

波乱の幕開けとなった!

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