因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ! 作:アマノジャック
そして、今日はパクパクデスワが中京3Rで、アゲマセンが中京4Rで走りますが…メインはスプリンターズステークス!私が応援するのはメイケイエールとナランフレグです!いや~、久々のG1レースですね~、心臓が止まりませんわ…って止まったら死にますね。
勝ったのはジャンダルム…親子制覇。メイケイエール、ナランフレグ…お疲れ様です。
そして夜には凱旋門賞…日本から4頭出てますが…私が応援するのはディープボンド!でもタイトルホルダーにもドウデュースにもステイフーリッシュにも勝って欲しい!海外馬で気になるのがフランスの連対100%のヴァデニとイギリスの1着が5連続のアルピニスタ…勝つためには、この2頭に勝ってくれ!
とりあえず、フライト暴走編の続きをどうぞ。
研究室へ大勢のウマ娘を抱えたアグネスフライトが現れた。
「タキオンちゃん♪遊びましょう♪」
その目に光は無く…普段のアグネスタキオンと同じものだ。誰が見ても正気でないことが分かる。
「ダイワスカーレット!タキオンを守ってくれ!」
「えぇ!」
ソウジたちの行動は早かった。ソウジがアグネスフライトの前に立ち塞がり、ダイワスカーレットがアグネスタキオンを起こさないように抱き上げる。
「…タキオンちゃんじゃないのがいるな。アハハハ…消さないと。」
アグネスフライトは抱えていたウマ娘たちをそっと下ろし…ソウジに向けてスタンガンを構えた。
「おいおい…フライト、本気モードじゃねぇか?」
「…やはりこうなりましたか。何とか止め…っ!ダメですね、体が痺れて動けません。」
ダイワスカーレットとアグネスフライトが連れきてきたウマ娘たちが見守る中…ソウジはアグネスフライトを目掛けまっすぐ突っ込む。
「へぇ…バカ正直に前からくるなん…て!」
バチッ
「ー!…ふんっ!」バシッ
「おっ!1発もらってからフライトさんのスタンガンを叩き落としたぞ!肉を切らせ骨を断つ、だな!」
「…アイツ、今は人じゃないのは分かっているけど…色々と超越してるよな。」
「でもこれでフライトさんは…えぇ!?」
バチッ、バチッ、バチバチバチバチ…
「それは予想外…」ガクッ
スタンガンを叩き落としたソウジだったが再び倒れる。アグネスフライトの左手にもう1つスタンガンがあったからだ。
「ソウジトレーナー!?」
「ダイワ、スカーレット…タキオンを、連れて…逃げろ。」
「あー、うるさいな~」ガシッ
「ー!」
「大人しくしてくれない?」
ガチャ
アグネスフライトは痺れたソウジを運び…椅子へと座らせた。そして、そのまま椅子の装置を起動させ…ソウジを拘束する。
「ー!何故使い方が分かる?」
「この部屋にあるものなら全部分かりますよ~…てか、喋るな。」
「ー!」カポッ
ソウジの口を塞ぐ。次にアグネスフライトは眠っているアグネスタキオンとそれを抱えているダイワスカーレットへと顔を向けた。
「さーて、タキオンちゃん♪お姉ちゃんと遊ぼうか!」
「あ、ああぁぁ…」
「Zzz…」
アグネスフライトの異常な行動を見ていたダイワスカーレットは完全に腰を抜かしていた。しかし、アグネスフライトはそんなダイワスカーレットお構いなしにゆっくりと近づいてくる。
「あ、あ…助けてメジャー姉…」
ダイワスカーレットは小さく声を溢す。それと同時に、誰かがアグネスフライトへと迫る。
「うちの妹に何さらしとんじゃ!!」
ダイワメジャー…ダイワスカーレットの姉。デビューはまだなものの、その高い潜在能力からすでに多くの注目を集めているウマ娘だ。
そんなダイワメジャーがアグネスフライトに渾身の蹴りを出すがアグネスフライトはあっけなくかわした。
「あら?タキオンちゃん?動かないようにしっかりと締めておいたのだけど…でもいいや。どんなタキオンちゃんも可愛いから!」
「メジャー姉…これ、無理じゃ…」
「知ってるスカーレット?妹のことを考える姉って最強になれるの。だから…逃げるんだよ!」
「さっきの最強の話は!?」
「条件が同じなら私でも無理!」
「でもタキオンさんが…」
「そんなことよりスカーレットが大事…行くよ!」
ダイワメジャーはダイワスカーレットを背負い…そのまま研究室を後にした。
「そういえばアイツも捕まってた中にいたよな?どうやって動いたんだ?」
「さあ?姉の為せる技じゃないだろうか?」
「姉ってすげぇな…」
それはそうとポツンと置かれたアグネスタキオンにアグネスフライトが近づく。それと同時にアグネスタキオンの目が開き、起き上がった。
「あれ?お姉ちゃんだ!どうしたの?」
「タキオンちゃん一緒に遊ぼうか♪」
「本当!?遊ぼう!遊ぼう!」
先ほどまでの異常な空気はなくなり、姉妹のほんわかした空気と変わる。
「お姉ちゃん何して遊ぶの?」
「そうだね…おままごとなんてどう?タキオンちゃんのためにタキオンちゃんいっぱい持ってきたの!」
「本当だ!お姉ちゃんがいっぱいだ!」
「なんで会話成立しているんだよ、あの2人!?」
「え?ちょっと待って?こっちに来てない?」
「お姉ちゃんのオススメはね、このおっぱいの大きいタキオンちゃんだよ!」
「離せフライト!」
エアグルーヴだ。
「タキオンちゃんはどれがいい?」
「私は…この小さなお姉ちゃんがいいな!」チュゥ、チュゥ
「ちょっとタキオン!止めなさい! 私にチュゥしていいのはキタサンだけよ!もしくは使い魔…!!」
「…んー!ん!んーー!」
「いや何言ってるか分かんないけど、私は一歩的にやられてるだけでしょ!」
スイープトウショウだ。2人とも完全に姉妹のオモチャとなってしまった。
「じゃあタキオンちゃん!おままごとしよっか!」
「うん!やろうやろう!」
アグネスフライトはエアグルーヴを、アグネスタキオンはスイープトウショウを抱えたまま人形劇のように遊び始めた。
「ただいまお姉ちゃん。」
「おかえりなさいタキオンちゃん。ご飯できてるよ!」
「今日のご飯は何?」
「タキオンちゃんの大好きなコロッケよ!」
「わーい、コロッケ♪コロッケ♪」
「ふが…、ふがふが。」
「フライト…やめろ…」
「使い魔…助けて…」
「会話は可愛いのに…」
「エアグルーヴさんとスイープトウショウさんの目…完全に死んでいるっス…」
「えぇ。2人に同情します。」
そんな様子を倒れたウマ娘たちはドン引きした様子で見ている。そんな目も気にせず姉妹はおままごとを続けた。
………
「なんか飽きてきたねタキオンちゃん…」
「そう?私はこの小さなお姉ちゃん大好きだけど…」
「長かったが…」
「ようやく…終わりそうね…」
オモチャにされていた2人の目に光が戻るも…
「ずっと同じ服だからかな?」
「じゃあお着替えしましょうか!」
救いはない。
「おいフライト?マジでする気か?やめろ!今ならまだ軽いバツで許してやるから…」
エアグルーヴに焦りが見える。しかし、アグネスフライトは目の前のアグネスタキオンしか見えていない。
「お着替えって…お姉ちゃん、服なんてあるの?」
「そうだ!他の服なんて無いはずだろ!」
「だから、早く離しなさいよ!」
「フフフ…実はそこのロッカーにタキオンちゃん用の衣装をいっぱい入れているの!ちょっと取ってくるね!」
『なっ!』
エアグルーヴとスイープトウショウは慌て始めたが、無慈悲にもアグネスフライトは服を取りに行く。それにアグネスタキオンもトコトコと付いていく。
「わぁ!いっぱいあるね!どの服着せる?」
「タキオンちゃんにはどの服も似合うからね~。まずは私の勝負服なんてどう?」
「可愛い~!絶対お姉ちゃんに似合うよ!」
「そう?じゃあ私はまずこれにするよ。」
「やめろ!そんなヒラヒラしたの私は着ないぞ!」
「タキオンちゃんはどれにする?」
「私は…今の服でいいや。」
「ほっ…」
「そう?じゃあ、早速…お着替えタイム♪」
「フライト?まさか本当にするつもりか?やめろ!こっちに来るな!制服を掴むな!やめろ!やめろーー!!」
ソウジは慌てて目を逸らした。
………
「…」
「お着替え完了!やっぱりタキオンちゃんはすごく可愛いよね~!」
「ねぇお姉ちゃん!写真撮ろうよ!私も一緒に写りたい!」
「そうだね♪写真を撮ろっか♪」
「…早く撮れ。」
「何で私まで写る必要が…」
カシャ
「じゃあ写真も撮ったし♪次の服は…」
「おい!まだするつもりか!?」
エアグルーヴの地獄の時間は続く。
ーーー
数十分が経過して…
「いっぱい遊んだねタキオンちゃん!」
「うん!私はウサギさんが1番可愛かったと思うよ!」
「へー、こういうのが好きなんだ。じゃあ、次は逆バージョンも用意しておくね♪」
「逆?」
「腕とか肩とか隠れてなかった所を隠して、お腹とか足とか隠れてた所を隠さないの!でも…私的には地雷系が一番好きかな~」
「地雷!?お姉ちゃん爆発しちゃうの!?おっぱい大きいからおっぱいが爆発するの!?」
「おっぱいは爆発しないよ。えーと、爆発するくらい可愛いって意味だよ。それよりタキオンちゃん、次は何がしたい?」
アグネスタキオンがしばらく考え…
「そうだね…レースがしたいかな?」
「ー!」
アグネスフライトが固まった。
「じゃあ、タキオンちゃんたちと走って…」
「ううん!お姉ちゃんとレースがしたい!」
「私とレース?」
「うん!私、お姉ちゃんみたいにすっごく速いウマ娘になりたいの!だから速いお姉ちゃんと走れば、私はもっと速くなれるって事でしょ?」
「ー!」
アグネスフライトは言葉に詰まった。
「…そう…かもね。」
「ダメ?お姉ちゃん?」
「ううん、ダメじゃないよ。走ろっか。」
「わーい!お姉ちゃんとレース♪お姉ちゃんとレース♪」
「でもちょっと待ってタキオンちゃん。最後におっぱいの大きいタキオンちゃんにこの服を…」
「お姉ちゃん、その水着…サイズがちっちゃくない?全然おっぱいが隠れてないよ?」
「小さいからいいんだよ♪じゃあ…今着ているのは全部…」
「…嫌だ!それだけは!それだけは…!!」
「時間かかりそう…お姉ちゃん、早く行こうよ!走る時間が無くなっちゃうよ!」ガシッ
「あ~れ~」ズルズル
アグネスフライトがエアグルーヴに触れる前にアグネスタキオンが腕を掴み引き擦られていった。
「お前ら大丈夫か?」
「ソウジトレーナー!…ん?あの椅子から抜け出したの?」
「あぁ、思い付く限りのことをしたら…何とかなった!」
「もうあなたってウマ娘をも超越してませんか?」
「とりあえず、痺れに効くツボを押すから…いくぞ。」
スブッ
「痛っ…あ!動けるようになりましたね!」
「身体可動確認。ありがとうございます。」
「本当だ!動けるようになったぞ !すげーな!」
「なんでソウジトレーナーはそんなツボを知っているのですか?」
「『因子』を取り出す時に色んなツボを覚えた。結果そういうのも分かるようになった。」
「だから色々と超越してますって…」
「そういえばゴールドシップさんとシンボリルドルフさんがいません…どこでしょうか?」
「あぁ、アイツらなら自力で起き上がってタキオンたちについて行ったよ。」
「あの2人も私たちを超越していましたか。」
「とりあえず動けるようにはしたからな。だからお前らはもう部屋に帰って休んで…」
「そんなこと出来ないっス!」
「その通り!学級委員長としてあの2人を最後まで見守るべきです!」
「…フライトさんの確保がまだ終わっていません。私がスタンガンを取り返されてなければこんなことには…」
それぞれの想いを言い、帰ると答えるウマ娘はいなかった。
「お前らの気持ちは理解した…じゃあ、2つの班に分けよう!」
「2つ?」
「1つはタキオンたちを追う班だ。」
「それは分かっていますが…もう1つは?」
「…あの姉妹に好き放題されたアイツらを何とかしてくれ。」
「トレーナー…」
「使い魔…」
そこにいたのはぐったりとしたスイープトウショウとエアグルーヴ(メイド服)。
「じゃあ、私があの2人トレーナーを探してくるな!」
「あたしはここで2人の側にいるっス。」
「私はタキオンさん達を追いましょう!!」
「私もバクシンオーさんに続き、あの2人を追おうと思います。」
「よし、決まりだ!いくぞ!」
『はい!』
ソウジ、ミホノブルボン、サクラバクシンオーは研究室を後にした。
明日も投稿します。