因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ!   作:アマノジャック

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フライト暴走編の最終回です。とりあえずの連日投稿はここまでです…どうぞ!


第42話 暴走収束、飛行機の幸せとは?

ーーー場所は戻って、そこにいるのは項垂れ泣くアグネスフライト。そんなアグネスフライトをマヤノトップガンが抱きしめる。

 

「ううぅ…えぐっ…」

「よしよし…あ、ブルボンさんとフラワーちゃんだ!」

「フライトさん。フラワーさんがあなたに用があるようです。」

「ちょ、っと、待って!………私に用?」ゴシゴシ

「はい!さっき、渡しそびれたジャスミン茶です!実はこれ、エアグルーヴさんから頂いた物ですよ!」

「グルーヴちゃんの…いただくね。いい香り…美味しい。」ゴクゴク

「落ち着きましたか?」

「…うん、ありがとう。マヤノちゃんもありがとう。ごめんね、ジャージが涙で濡れて…」

「ううん、マヤもおぶってもらった時にフライトさんの制服を涎で何回も濡らしちゃったから…おあいこだよ!ユー・コピー?」

「…アイ・コピー。今からだけど…理事長室に行ってくる。もしかしたらもう会えないかもだけど…」

「それはねェだろ。」

「シャカール?」

「スタンガンの件は確かに擁護出来ねェが…それを含めても理事長がお前を追い出すとは思えねェよ。」

「何で?」

「お前が重賞…それもG1レースを勝ってるからだ。そんなウマ娘を退学にさせると来れば…後々面倒だからな。」

「…」

「まァ、何かしらの罰はあるだろがな。」

「そう、だね。シャカール…今さらだけど首を絞めてごめんね。」

「…忘れるまでは許さねェよ。ンなこといいから、さっさと行け!」

「…うん。」

 

アグネスフライトはみんなに見守られながら理事長室へと向かう。そして2週間…夏休み直前までの停学を受けることで話はまとまった。こうして、アグネスフライトによる暴走事件は収束した。

 

ーーー

 

後日談、夏休みに入り、ほとんどのウマ娘がトレセンの合宿所へ行っていた。夏合宿が始まったのだ。ソウジとアグネスタキオンも当然参加している。そんな中、忙しく動いているウマ娘がいた。ある時は合宿所の中で…

 

「5人追加?部屋の準備をするから30分待って、って言ってくれる?」

「いや、宿に確認を取るべきだろ。」

「ん?あぁ、後30人くらいまでなら私が勝手に決めて大丈夫って話になってるから。とりあえず、必要なものの回収ついでに女将さんに報告してくるね。グルーヴちゃんは…5人だから…3階の奥から3番目にしようかな。そこの部屋の掃除の準備しててくれない?私も終わったらシーツを持って直ぐに向かうから。」

「分かった。それでその…」もじもじ

「あぁ、担当トレーナーとの…」

「たわけ!あまり大きな声で言うな!」

「ごめんごめん。例の話だね?とりあえず掃除しながら聞くから現状を教えてくれる?」

「…分かった。」

 

またある時は砂浜の屋台で…

 

「フライトさん!並走しましょうよ!」

「うーん、今は焼きそば焼いてるし、この後は風紀委員の見回りだから…18時以降でもいい?時間とコースはスペちゃんが決めていいから。」

「はい!ありがとうございます、では19時に合宿所の入口でスズカさんと待ってますのでよろしくお願いします!」

「それはそうと…ほらよ、ゴルシちゃん特製の塩焼きそばお待ち!塩分ちゃんと取れよ!」

「あ、ついに出来ましたね!いただきます…美味しいです!」パクパク

「ゴルシちゃん、私はソースの方が好きなのだけど…」

「あん?今の時代は塩だ塩!おら!じゃんじゃん焼いていくぞ!」

 

またある時は砂浜で…

 

「トレーナーさん、どうこれ?」

「ぶっ!…お前そんな格好で練習する気か?」

「コラッ!合宿で紐ビキニはダメよ!ポロリしたらどうするの!」

「そうっスよ!遊びの場じゃないので指定の水着を着るっス!風紀が乱れるっス!」

「ほら、風紀委員もこう言ってるぞ?」

「うぅ…」

「後でトレーナー室の合鍵渡してあげるから…夜にこっそりね?」ボソッ

「ー!はい!」

 

………

 

合宿初日、アグネスフライトはその日の仕事が終わり、アグネスタキオンへと抱きついていた。

 

「タキオンちゃん~♪今日は何の実験するの?」ダキッ

「お姉ちゃん!実験は無いよ。それに今日はかなり疲れたんじゃ…」

「これくらい何てことないよ~♪ほらほら♪『アナザー』でも新薬の治験でもタキオンちゃんと一緒ならお姉ちゃんは嬉しいからね♪」

「…」

「そろそろアメリカに行くのでしょ?だからちょっとでも一緒にいたいの!私は…タキオンちゃんが大好きだから!」

「…私も大好きだよお姉ちゃん。」

「ソウジトレーナーよりも?」

「1番はトレーナー君だ。これだけは譲れない。」

「…うん、それでいい。でも、私の1番も同じだから…これは私も譲れないこと。」

「…ん?」

「フフフ…大好きだよ、タキオンちゃん♪」

「ところでお姉ちゃん…最近、私の下着がよく無くなるのだけど何か知らない?」

「え?知らないけど?」

「はぁ…困ったねえ。このままだとトレーナー君のパンツを履くことになりそうだ。」

「なっ!ダメよ!ちゃんと楽しんだ後に返すからタキオンちゃんには履か…あ。」

「…やっぱりお姉ちゃんが犯人だったんだ。知ってたけど。」

「いや…その…これは違くて…メインはタキオンちゃんのパンツじゃなくて、アイツのパンツというか…」もじもじ

「…アイツのパンツ?さっきの1番も含めて、それはどういうことかな、お姉ちゃん?」ゴゴゴ

「げっ!やぶ蛇!」

「そういえばトレーナー君も最近下着を無くすからよく買ってるとも耳にしたね。私が犯人か、と疑われた時…どんな気持ちだったと思う?」ゴゴゴ

「えーと…あ!そろそろ見回りの時間だから…」

「今日の仕事はもう全部終わってるだろ?ちょっと、ズボンを下ろしてくれるかな?」ゴゴゴ

「タ、タキオンちゃん?今じゃないとダメかな?」ブルブル

「脱がないんだ?じゃあ、私が脱がしてあげようとも♪この前のコーヒー風呂の時みたいに今度は私がしてあげようじゃないか♪」ゴゴゴ

「ひいぃぃぃ!!」

 

合宿初日の夜、誰かの悲鳴が空へと響く。翌日、げっそりとした顔で学園指定の水着を着た飛行機と怪しい笑顔の貴公子がいた。そしてその日、ソウジ宛で謎の紙袋が届いた。中身はソウジが無くしたパンツたちだったが…後ろに謎の穴があったため全て捨てられた。




次の投稿は秋華賞に予定しています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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