因子継承!?あの娘とあの娘をレッツ・ラ・まぜまぜ!   作:アマノジャック

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どうも、大阪から離れたついでに競馬も止めた作者です。

今日はエリザベス女王杯です!…馬券は買わずとも応援はしたいですね!私が応援するのは『ローザノワール』です!他にも唯一現役でウマ娘になった『デアリングタクト』や去年の勝者『アカイイト』、オールカマーを制した『ジェラルディーナ』…応援したい馬が多すぎる!

勝ったのは…ジェラルディーナ!ジェンティルドンナの血健在…デアリングタクト、復活ならず。
とはいえ、お疲れ様でした。いいレースでした!

とりあえず、本編どうぞ。


第47話 雪美神に迫る2つの影、やはり姉は強し!

ホイットニーHが終わり、アグネスタキオンとソウジは、2(+2)人のウマ娘を連れて帰国した。タイキブリザードはそのまま就活へ、ウォーエンブレムは転入にあたっての手続きを学園で行うことが決まったはずだが…

 

「塩焼きそば~!塩焼きそばはいらんかね~!」

「焼きそばと言えばソースよね?ソースもいかが?」

「ハーイ!ベイクドコーンね!焦がしバターでベリーデリシャス!ポップコーンもあるね!焼きそばと一緒にどうね?」

 

そこにいたのは塩焼きそばを売るゴールドシップ、ソース焼きそばを売るアグネスフライト、そして…焼きトウモロコシを売るタイキブリザードだ。

 

「『あぁ…太もも…脚…そしてキュートなお尻…何て素晴らしい体だ。そこの栗毛のお嬢様、どうすればそんな美しくなれるのだい?』」

「あなた…は?」

「『今から一緒に砂浜で散歩なんてどうだい?そこで詳しく…』」クイッ

「何故顎を触るのでしょうか?すみません、練習の邪魔ですので後にしてください。」

「『流石はサイボーグことミホノブルボンだ!私を振り払うとは…これは今すぐにでも2人になりたい。』」ハァハァ

「理解不能…マスター、不審者を発見しました。対処法の指示をお願いします。」

「不審者じゃなくてアメリカのウォーエンブレムっていうウマ娘な。お前と同じクラシック2冠取ってる凄い奴で…あー、俺は英語ダメなんだよな。とりあえず砂浜あるし…併走でも頼んでみてくれ。英語でな。」

「承知しました。マスターの指示により、あなたとの併走メニューを開始します。『ウォーエンブレムさん、準備をお願いします。』」

「『お?ここで待つからデートの準備をしてこいですか?オーケーですとも!楽しい砂浜デートにしましょうとも!では少し席を外しましょう。』」

「対象の移動を確認しました。どうやら言葉が通じたようです。」

 

さらに離れたところにミホノブルボンをナンパしているウォーエンブレム。その後、派手な水着で戻ってきたウォーエンブレムを見てミホノブルボンの頭はショートした。

 

ーーー

 

ソウジは2人を呼び出し、イージーゴアもやってきた。

 

「『ウォーエンさぁ…早速何してくれてんの?』」

「『あんな素晴らしいお尻の栗毛ちゃんを私が見逃すと思うのかい?いや、無理だ!』」

「『ウォーエン…だからと言って練習の邪魔したらダメね。あ!ソウジ、私の就職先はここね。』」

「『ここ?』」

「『私、調理師の資格持ってるからトレセン学園の食堂で働くね!理事長も人手が足りないから助かる、と大喜びね!』」

「『大丈夫か?かなり食うやつは食うぞ?オグリキャップとかオグリキャップとか…』」

「『ノープログレムね!』」

「『そのオグリキャップってウマ娘は栗毛かね?ぜひ1度見てみたい…』」

「『芦毛だな。』」

「『じゃあいいや。』」

「『お前、栗毛なら誰でもいいんだな?』」

 

栗毛大好きウォーエンブレム。

 

「『ウォーエンブレム、君への併走のお誘いはあるだろうから…その時は一緒に走ってくれ。日本語が分からなければ俺かイージーゴアを呼ぶか、もしくは『ゴメン』とだけ言って黙って見学してくれ。』」

「『分かった、栗毛ちゃんが来ることを期待するよ。その間に少しでもこの国の言葉を…!!』」ダッ

「『ウォーエンブレム!?』」

「『全く、世話が焼けるわね!』」

 

ウォーエンブレムが急に走り出す。走った先にいたのは…ユキノビジンだ。

 

………

 

体をゲーミングカラーに光らせ回転しながらユキノビジンに迫るウォーエンブレム(クリゲスキー)…そのまま、彼女の顎に手をあてナンパをする。

 

「『そこのベリーアルティメットキュートな栗毛のお嬢様♪良ければ私とお茶しませんか?』」クイッ

「じゃじゃじゃっ!?また!?今度は英語?あなたは誰でがんすか?うぅ…あたし、英語は喋れないンです。」

「『あぁ、なんて可愛いウマ娘だ♪トレセン学園に入ったら是非あなたと同室に…あばばば!』」ビリビリ

「ユキちゃん、大丈夫?」

「フライトさん、ありがとうごぜぇいます。」

「…」チーン

「災難だね。まさか2度もナンパされるなんて…とりあえず、私が連れていくから。」

「2人も運べるンですか?」

「前の事件で10人くらい抱えてたから余裕余裕♪」

 

ユキノビジンをナンパしていたウォーエンブレムをアグネスフライトがスタンガンで締め、担ぎ上げる。それと同時に誰かが走ってくる。

 

「ユキノ!!」

 

「シチーさん!大丈夫でがんす、フライトさんが助けくれンした。」

「そうなんだ、フライトさんありがとうございます。」

「ごめんね、まさか2度目があるとは思わなくて。さっさと連れてブタ箱にでもぶちこんでおくから…」

「2度目もあったのですか!?とはいえ、お願いし…!!」

 

ゴールドシチーの顔が真っ青になる。

 

「あの…フライトさん。この人って…」

「あぁ、合宿所に侵入してきた学園外のウマ娘でしょ?大丈夫、私がいる限り生徒たちには指一本触れさせないから。」

「ウォーエンブレムさんと『ピルサドスキー』さんですよね?」

「あぁ、1人は転入生の子だったんだ…で、ピルサドスキーって誰?」

「…ファインモーションさんのお姉さんですよ。レースは海外が中心でしたが、日本でエアグルーヴさんとジャパンCで競って勝ってます。」

「へぇ、ファインちゃんの…あ!」

「…王族です。」

「あちゃ~」

 

アグネスフライトが頭を抱える。それと同時にウォーエンブレムを追いかけてきたイージーゴアとソウジが合流する。

 

「フライト!ウォーエンブレムがここ…ってもう捕らえてる!?」

「ソウジトレーナー…王族に正当防衛って効果ありますかね?」

「急に何の話…あ!」

 

ソウジの目に写るは焦げて気絶しているピルサドスキー。

 

「エンコのマエストロ…覚悟はできました。ソウジトレーナー、小指が無い私でもお嫁にしてくれますか?」

「いや、話が飛躍し過ぎだわ!」

「とりあえず、ウォーエンは私に渡してくれないか?」ゴゴゴ

 

その後、ファインモーションに連絡をしたところピルサドスキーが監視の目を盗み、いなくなっていたことが発覚。アグネスフライトは逆に見つけて捕まえてくれたことに感謝された。また、ウォーエンブレムはイージーゴアからの説教を1時間以上受けた。

 

ーーー

 

「ってことがあったんだわ。」

「ウォーエンブレム君を捕らえるとは流石はお姉ちゃんだね…ところで何時まで私の足に抱きつもりだ?」

「報復の恐怖が無くなるまで…」すりすり

「嘘つけ!お前、普通にピルサドスキーを投げて渡してたし…ただタキオンの足に触れたいだけだろ!俺のだぞ!」

「あー、タキオンちゃんー。ソウジトレーナーが怖いよー。」すりすり

「トレーナー君、ちょっと黙っててくれるかい?」

「ぐぐぐ…」

「タキオンちゃん♪」すりすり

「えい!」

 

ファサッ

 

アグネスタキオンがアグネスフライトのスカートを捲った。見えてきたのは…前後逆に履かれたトランクス。

 

「きゃっ!タキオンちゃん!?…ソウジトレーナー、見ましたか?」

「悪い、見えたわ。うん、予想外なやつだな。」

「ち、違うんですよ!これは…前にみたいにパンツを盗んだ訳でなく、その前に自分で買ったので試して…」

「…前に盗んだ?」

「じゃなくて、えーと…えーと…忘れてください!」

 

バチッ

 

「…。お返しだ。」バチッ

「あばばば!!」ビリビリ

 

アグネスフライトはソウジへスタンガンを当てて気絶を狙うが効果は無く、逆に自身がその電撃を浴びる。

 

「で、盗んだって何?前に無くなった犯人ってお前?」

「うっ、ぐっ…何で効いてないのですか…」

「質問に答えろ。俺のパンツを盗んで、後ろに穴開けて返したのはお前か?」

「…」

「タキオン、ずっと前に耳の再生薬作ったから飲ます前に俺をゴッホするって言ってたよな?俺でする前にフライトで…」

「私が犯人です!耳が無くなるのは嫌です!」

「やれやれ、せっかく黙っていたというのに。」

「逆に聞きますけど、ソウジトレーナーはタキオンちゃんのパンツを盗まないんですか?」

「バカ野郎!俺とてモラルくらいはあるわ。」

「でも、ソウジトレーナーの部屋ってタキオンちゃんが履いていたタイツがありますよね?」

「…何のことだ?」

「トレーナー君、まさかとは思うけど前に練習中に伝線してボロボロになった私のタイツ…捨てておくと言って受け取っていたね。実は持って帰っていたのか?」

「…」ダラー

「それで毎晩、ソロ…」

「ぶっ!お前、俺の部屋にまで隠しカメラ仕掛けていたのかよ!」

「いえ、釜をかけただけですよ。まぁ、私とソウジトレーナーはタキオンちゃん好き好き同士ですので分かっていましたけど。」

「この…卑怯者!」

「これで引っかかるトレーナー君もどうかと思うよ。…とりあえず、今から2人ともゴッホにしてあげようじゃないか。」ゴゴゴ

「今からって…タキオン?ここは研究室じゃないだろ?」

「そうよ!ここだと、血が飛び散るから、後始末とかが…」

「安心したまえ。必要なものは揃っている…これで凍らせて取れば血は飛び散る心配は無い。」

「はぁ…さっさとしてくれ。」

「ソウジトレーナー!?タ、タキオンちゃん!冗談だよね?本当に私の耳取ったりしないよね?私、痛いのは嫌よ!内臓取る、とかの実験は無いって言っていたよね?」

「ん?耳を取る実験が無い、とは言って無いだろ?大丈夫、理論上は再生するし痛みなんて無いさ。」

「嫌、逃げないと…ぐっ!痺れて動けない。あぅ…」

 

涙目になるアグネスフライトへアグネスタキオンがゆっくりと近づく。そして、スプレーを右耳に当て…中身を放出した。

 

プシュー

 

「あっ…!!」

 

耳が冷える感触を得たと同時にアグネスフライトの意識が無くなる。

 

「おや、ただの打ち身用の冷却スプレーなのに気絶したようだ。」

「まぁ、既に実験済みだけどな。…今さらだが、ちゃんとあるよな俺の耳?」

「当然じゃないか。それにしてもお姉ちゃん…いい顔だったよ。是非ともカメラに収めたかったよ。」

「お前も結構歪んだシスコンだよな。」

「否定はしないさ。そんな姉妹から愛を向けられる気分はどうだいソウジ?」

「タキオン、誰に何と言われようと俺はお前一筋だよ。」

「フフフ…嬉しいことを言ってくれるじゃないか。それでこそ私のトレーナー君だ…ところでカフェの様子はどうだい?」

「ユキノビジンに聞いてみたが、特に変化は無いらしい。」

「終わったら会ってやると言っていたからね…何時でも対応出来るようにしておこう。」

 

「あん?別に今からでもいいぞ?」

『ーー!?』

 

どこからか聞こえた謎の声。突然の出来事にアグネスタキオンとソウジは驚き振り向いた。そこには気絶していたはずのアグネスフライトが立っていた。

 

「いや~、勝つことは分かっていたよ。しかし、テレビでみてる感じ余裕の無さそうな走りだったじゃねぇか。それだとBCクラシックはキツいぞ?」

「…何故、お姉ちゃんの体に入っている?」

「お前の体にも入ることも出来るぞ。」

「オカルトに常識は通じないようだね。」

「とりあえず、今はこのままでいい。お前は一体何者だ?」

「俺か?そうだな…『デサイレン』とでも呼んでもらおうかな。…よし、レースでもするか。俺が全部用意しておくから、呼ばれたら来てくれよ。じゃあな!」

 

『デサイレン』と名乗ったナニカは一方的にそう言うと同時にアグネスフライトの体が倒れる。

 

「…デサイレン、か。タキオン、調べたいことが出来た。今日はもう休んでくれ。フライトは俺が部屋に連れていくよ。」

「了解した…ソウジ。このままお姉ちゃんとうまぴょいとかしないでくれよ?」

「誰がするか!…お休み、タキオン。」

「あぁ、お休み。」

 

こうして、アグネスタキオンらの合宿は続いていく…デサイレンに予告されたレースを心に留めて。




ピルサドスキー…アイルランド出身で鹿毛の牡馬。ファインモーションの半兄。ヨーロッパ、アメリカ、日本と様々な場所で走り、G1レースを6勝した。引退レースであるジャパンCのパドックにてアレをうまだっちしたことで有名。その後、日本で種牡馬になるも産駒の成績が振るわずアイルランドへと返された。障害レース用の種牡馬として現在も現役らしい。本家アプリにもそれっぽいキャラはいる…ダメだ。彼女のことを考えると某キャラソンが頭に流れれれ…◯◯たま!◯◯たま!私の息子よ~♪
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